両神山《八丁沢 横手径》
- GPS
- 07:04
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁沢(金山沢左股) 見どころ:100mの大滑、10m滝、7m滝、二段12m滝、詰めの大岩。 横手径(横手みち) 原全教『奥秩父続編』昭和十年(1935)に記載されている、八丁尾根のトラバース道を探索しました。結論からいうと、古道の痕跡は殆ど無く、崖のへつりや大崩落など危険な鬼トラバースでした。 |
その他周辺情報 | 道の駅 大滝温泉 遊湯館 日帰り入浴800円 |
写真
感想
montblancさんの両神山クエストにお誘いいただき、今回は八丁沢(金山沢左俣)から東岳へ詰め、そこから古道の痕跡調査というルートでした。
流石は岩峰、両神山の沢。ナメの続く沢はとてもきれいでした。登れる滝も多く、練習もできたし楽しめました。
下りの横手径ですが、mさんに見せてもらった文献によると、当時から今でいう所の「波線ルート」な紹介の仕方をされてましたので、なかなか痕跡が残るのも難しいようで一部しか残ってませんでした。激トラバースと相成ったのですが悪い所が多く、神経を使いました。持っててよかった沢バイル…
つかんだ岩がA3サイズ大にポロリして落下、向こう脛に激突したときは心が折れそうでした・・・
でも一部なりとも痕跡と推定される個所も見つかりましたし、恐らく「(所謂)作業道」自体が横手径の一部であろう仮説もできたことですし、良かったのでは。
今回もお誘いいただきありがとうございました。mさんに感謝です。
ライフワークにしている両神山の探検へ。今回の目標は八丁沢の遡行と滝登攀、原全教『奥秩父続編』「横手径」の探索でした。
八丁沢は両神山の岩であるチャート滑の連続が多く見られ、両神の一面を象徴する沢だと思います。登れる滝も程よく掛かり、岩と水のアドベンチャーコースを満喫することができました。
横手径の探索では、作業道以降についてはほぼ消滅してしまったようですが、僅かにその痕跡を残しており、原全教が歩いた約百年前の古道を感じ、思いを馳せることができました。
前半、後半ともにかなり際どい箇所もありましたが、無事に予定通り歩き通すことができました。同行していただいたhさんに感謝です。またよろしくお願いします。
コメント
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hirosioさん montblancさん こんばんは
ここは、そのうち歩きたい…と話していた沢ですね。特に、10mの滝が凄過ぎです。自分には、とてもあんな滝は登れませんから、レコで楽しませていただきます。お疲れさまでした。ところで、今年、何回目の両神山ですか?
埼玉のchii
10m滝、遡行図では右巻きが基本のようですが、よく観察するとコレはイケる!となり、突撃しちゃいました。落ち口付近の数手が際どかったですが、右巻きと大差なさそうです。
過去レコを調べたら、今年、両神山剣ヶ峰を踏んだのは七回でした。cさん、hさんをはじめ皆さんのおかげで毎度楽しく取り組ませていただいてます。
メジャールートは概ね歩いてしまったのですが、また面白そうなルートを見つけたら相談させて下さい。ありがとうございました。
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