ピーカンに恵まれ剱岳へ

2013年08月02日(金) ~ 2013年08月04日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,571m
• 下り: 1,568m

コースタイム

2日　室堂14：20-雷鳥沢キャンプ場15：05-16：55別山乗越17：05-剣沢キャンプ場17：40
3日　剣沢5：50-前剱7：25-カニノタテバイ8：40（登り始めまで15分待ち）-9：30剱岳10：05-カニノヨコバイ10：25（下りはじめまで25分待ち）-前剱12：00-剣山荘13：20（宴会開始）
4日　剣沢6：40-7：40別山乗越8：00-雷鳥沢キャンプ場9：05-雷鳥荘休憩20分-室堂10：20

天候

2日：くもり
3日：快晴
4日：雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢からの黒部立山アルペンルート往復
行き：長野新幹線が停電でストップ。7：24分のあさま505号をあきらめ、7：30にでた前の新幹線の自由席に乗るが、長野駅9：00時の扇沢行きのバスに間に合わず、1本遅れのバスで扇沢へ。計画では室堂13：30発の予定が、50分遅れに

帰り：信濃大町発15：05分のあずさ26号で八王子へ

コース状況／危険箇所等

核心部はカニノタテバイとヨコバイですが、
平蔵の頭〜コルの間も急な鎖場があります。
クサリ場は、どこもしっかりしたものですが、高度感はあります。
別山尾根はストックは不要と思います。ヘルメット着用率はかなり高かったです。

信濃大町では手打ち蕎麦処　こばやし　で打ち上げ。

写真

8/2 12:53

関電トンネルトロリーバス
黒部ダムが50周年だそうです

8/2 13:04

次にケーブルカー
この後、黒部ダムを徒歩で越え、
ロープウエィで大観峰へ。ガスガスで何も見えず

8/2 14:00

もう一度、立山トンネルトロリーバスで
室堂着14：00
東京駅から約7時間

8/2 14:18

予定より50分遅れで出発

8/2 14:22

少し、雲が切れて青空が見えた

8/6 23:26

雷鳥沢キャンプ場へかなりの下り

8/2 14:52

8/2 15:06

こんな状態でした

8/2 15:12

8/2 15:45

8/2 15:46

イワカガミ

8/2 15:47

雷鳥坂は歩きやすいルートです

8/2 16:04

コバイケイソウが当たり年でいっぱいあります。

8/2 17:06

別山乗越。剣御前小屋の裏から、いよいよ剣沢へ

8/2 17:17

剣沢のキャンプ場まで、ガスっています

8/2 17:20

ハクサンイチゲ

8/2 17:20

8/2 17:21

8/2 17:31

小屋は満員でもキャンプ場には余裕がありました。
写真の右隅辺りにテントを設営

8/2 18:02

マイテント（借り物ですが）

8/2 18:33

ガスが晴れてきました

8/2 18:40

色とりどりのテントで賑やかです

8/2 18:45

8/2 18:45

マイテント

8/2 19:14

晩御飯は北海道から取り寄せた松尾ジンギスカン
甘いタレが疲れた体に最高でした！

8/3 4:26

明け方の剱岳

8/3 4:41

8/3 4:45

朝の八ツ峰

8/3 5:03

朝日で雪渓が染まっています

8/3 5:14

剣沢キャンプ場は、
迫力のあるテント場です

8/3 5:16

アップ

8/3 5:18

8/3 5:35

屋根は剣沢小屋
キャンプ場からビールを買いに行くのが大変です

8/3 5:43

剣沢小屋前からの剱岳

8/3 5:46

メンバーと

8/3 5:54

剱沢雪渓と源次郎尾根

8/3 5:59

ほんとうに気持ちの良い朝です

8/3 6:00

8/3 6:01

8/6 23:26

チングルマとイワカガミのコラボ

8/3 6:02

8/3 6:19

朝のコバイケイソウ

8/3 6:23

雲海の向こうは鹿島槍と爺ヶ岳

8/3 6:25

コバイケイソウが本当に当たり年です

8/3 6:25

鹿島槍の双耳峰と爺ヶ岳の三つのピーク
最高です

8/3 6:28

別山

8/6 23:26

ハクサンイチゲ

8/6 23:26

一服剣からの前剱

8/3 6:43

前剱へ

8/3 6:52

クルマユリ

8/3 6:53

ミヤマキンポウゲ

8/3 7:02

この程度は序の口

8/6 23:26

8/3 7:24

8/3 7:25

大日岳

8/3 7:32

剱本峰

8/6 23:26

雲に虹が

8/3 7:40

源次郎尾根の向こうに後立山連邦

8/6 23:26

前剱からの下り口

8/3 7:51

そのすぐ下のブリッジと鎖場

8/3 7:58

8/3 8:19

8/6 23:26

平蔵の頭へ

8/6 23:26

平蔵の頭からコルへの下り

8/6 23:26

カニノタテバイ遠望

8/3 8:30

平蔵の頭からコルへの下り

8/3 8:35

迫力のある岩場です

8/6 23:27

カニノタテバイは取り付まで
15分待ちでした

8/3 8:39

カニノタテバイを見上げています

8/6 23:27

こんな渋滞

8/3 8:42

真ん中が平蔵の頭

8/6 23:40

カニノタテバイ

8/6 23:27

タテバイに入ります

8/3 9:00

タテバイの核心部を過ぎて振り返り

8/6 23:27

更に垂直な登りが続きます

8/6 23:27

8/3 9:18

薬師岳も良く見えてきました

8/3 9:19

立山

8/3 9:30

剱山頂

8/6 23:27

山頂手前

8/3 9:42

北アルプスの行動食で定番にしています。

8/3 9:43

槍ヶ岳も見えました。

8/3 9:47

8/3 9:55

立山の先に槍の穂先が

8/3 9:59

八つ峰と後立山連邦

8/3 10:00

人がいます

8/3 10:06

雲海に向け下山開始

8/3 10:20

8/3 10:21

夏山を満喫しています^^

8/6 23:27

カニノヨコバイの渋滞
核心部まで25分待ち

8/3 10:46

左下がタテバイ取付

8/6 23:27

赤い矢印の下に
有名な右足のステップがあります（隠れています）

8/3 10:52

カニのヨコバイ

8/6 23:43

その後の梯子

8/6 23:27

平蔵谷

8/6 23:27

平蔵谷を下るパーティ

8/3 11:29

雲海が最高です

8/3 11:39

源次郎尾根�曲�と�喫�

8/3 11:45

ウサギギク

8/3 11:45

8/6 23:44

トウヤクリンドウ

8/3 11:59

前剱まで下ったきたらガスに

8/3 12:35

ハクサンフウロ

8/3 12:36

クルマユリ

8/3 12:36

コラボ

8/3 12:53

チングルマ

8/3 12:54

ミヤマキンポウゲ

8/3 13:02

剣山荘へお花畑を下ってあと少し

8/3 13:04

シャクナゲ

8/3 13:05

花がいっぱい

8/3 13:16

コバイケイソウ

8/3 13:18

もうひとつ

8/3 13:28

剣山荘で登頂の成功を祝ってカンパイ！

8/3 14:07

再び天気が回復

8/6 23:27

剣山荘下の池塘

8/3 14:39

剣山荘と剣沢小屋の間には2か所ほどの雪渓歩きがありました

8/3 14:41

8/3 14:45

剱沢

8/3 14:56

チングルマ

8/3 16:22

少し昼寝を

8/3 16:45

8/3 16:49

さすがに土曜日。
テントが増えました

8/3 18:34

8/3 19:21

剱岳の夕暮れ

8/3 19:25

8/3 19:28

8/3 19:39

8/4 6:41

4日朝
夜半から風が吹き出し、
一時的かと思った雨が本降りに

8/4 7:16

ガスの中、
テント場からの出口。
別山乗越の途中。
の二か所も道を間違って時間ロス

8/4 7:42

別山乗越到着

8/4 8:07

雷鳥坂では雨脚も強く

8/4 8:23

8/4 8:27

8/4 8:50

8/4 9:05

雷鳥沢のテント場は水浸しでした

8/4 9:42

雷鳥荘に剱岳　点の記のサインがありました

8/6 23:27

13度ですが、
雨のせいか、かなり寒く感じました

8/4 10:20

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

感想

yamanone

剱岳のアタック当日のみがピーカンという幸運に恵まれ、最高の山行となりました。
剱岳はまさに岩と雪の殿堂でした。
不安のあったカニのタテバイ・ヨコバイもメンバー全員が慎重に通過し、良い思い出になりました。
28年ぶりの剱岳では、別山尾根でのヘルメットとハーネスの装着率が高く、登山スタイルの変化を感じさせられました。高齢者が増えている要因も多いのでしょう。皆さん、落石も起こさず慎重に登っていたので、ヘルメットはなくても危険は感じませんでしたが、一週間前にカメラマンの方が落石で亡くなっており、万全を期せばヘルメットは着用が望ましかったかも。

岩場以上に、雪渓、お花畑、星空と夏山の良さを満喫できました。
初日の就寝前に見た星空は、月明かりもなく、これまでで一番の星空だったと感動しました。

反省点は、ガスの中のルートファインディング。
帰りのテント場からの出口でいきなり、ルートを外し、他のパーティンの方に声をかけていただき道に戻れました。
また、別山乗越への途中で、明確な踏み跡に迷いこみ、ルートを外してしまったのは、大反省です。