西穂高岳(夜行日帰り）

2013年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.3km
• 登り: 816m
• 下り: 824m

コースタイム

8:00西穂高口−9:00西穂高山荘−9:30丸山−10:20独標−10:55ピラミッドピーク
−11:45西穂高岳−13:05独標−14:10西穂高山荘(ラーメン）−15:45西穂高口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き「毎日あるぺん号」竹橋(毎日新聞社）22:20発新穂高温泉行終点鍋平高原5:45着　
新穂高ロープウェイ往復
帰り　新穂高温泉から高山行バス16:55（福地温泉泊）

コース状況／危険箇所等

〇第2ロープウェイは120人乗り　通常8:15始発だが混雑のため7:30運転開始
　帰り便も混雑のため15分間隔で運転
　第2から第1ロープ(45人乗り）への乗換えがきつかった。
〇丸山を過ぎて30分くらい行くと岩登り状態になりストックをしまう。
〇独標から先は3点支持が必要だが〇や×や→のペイント通りに行けば大丈夫。
〇西穂高直下の一枚岩の登りだけは急だし足がかりも少なくたいへんだった。

写真

8/10 21:31

初めて登山バスを利用してみました。

8/10 21:33

毎日新聞社受付カウンターへは集合の1時間以上も前に着いてしまいました。
非常に暑い夜だったので建物内で待てて助かった。

8/10 22:30

混雑した山小屋に一泊するより、どうせ眠れないならプレミアムシートバスで行ってみようかと思いまして…27人乗りでスタンダードより1500円高い8800円でした。

今回の相棒は息子です。
よく眠れたーと言っておりました。
新穂高温泉で全員降りてしまい…

8/11 5:49

終点鍋平高原まで乗ったのは2人だけでした。
でもここで降ろされ

8/11 6:12

ロープウエイ乗場までは10分以上歩きました。

8/11 6:06

6:45頃乗場の隣にあるビジターセンターが開いてやっとトイレ利用できました。

8/11 7:41

ロープウエイも7:00に建物に入れてもらえて、7:30の臨時便に乗れました。

8/11 7:43

2階建て120人乗り

8/11 7:46

あっという間に2156mへ

8/11 7:54

水を補給して出発です

8/11 8:03

最初は木道をいく

8/11 8:57

最初ゆっくり歩いてた（つもりの）息子は途中から「ポンポン行っちゃっていい？」と…

8/11 8:58

西穂高山荘で待ち合わせ

目前の山は六百山と霞沢岳
でしょうか？

合流して丸山へ向かって歩き始めると絶景が広がりました。焼岳と奥に乗鞍岳。

西穂高岳も見えてます。
遠いです。あそこまで行けるかなー

左手が丸山。

ロープウェイ山頂駅よりはるかに絶景です。
ここまででも登ってくる価値あり。

でも今日の目的地は、はるか彼方

こんなに晴れて良い景色
暑いの辛いの文句言っちゃいけません

振り返っては写真撮り

見上げては写真撮り

お花見つけては写真撮り

8/11 10:12

そしていつの間にかというかやはりというか息子の姿は見えなくなり

8/11 10:16

見上げるとこんな斜面

8/11 10:19

手で岩をつかんで登るような道となり

8/12 20:09

独標に到着。
休憩している人々の中に息子の後姿を確認し

切れ落ちている足元を撮ったり
楽しんでる若者撮ったり

8/11 10:25

ガスがきれるのを待って明神岳撮ったり
撮影に夢中になっていたら、また息子の姿が見えなくなっていた。

8/11 10:25

あせっていたら西穂高から降りて来た知人と会い（先週一緒に雲ノ平に行ったTさん）
息子らしき人物とすれ違ったかもと言われ

8/11 10:32

あわてて追いかける。
これは振り返ってみた独標

8/11 10:32

とにかく凄い道で

やせ尾根と
とんがりピークを乗り越えていく感じ

8/11 10:33

どれが西穂か全然わからない

いつのまにか雲の上

8/11 10:38

息子の姿はどこ？あのピークの向こう？

8/11 10:53

西穂が1峰で独標が11峰だそうで
まだまだ越えていく峰がたくさんあるのね

8/11 10:55

岳沢小屋が見えた。

8/11 11:02

ガスが晴れて目をこらしても息子の姿が見えない。

雲の合間に笠ヶ岳のピークが覗いてる

8/11 11:11

振り返ってみるととんがりの連続
越えて来たのか巻いてきたのか…

8/11 11:11

そりゃあお母さん途中で待ってるからあなた一人で西穂登ってきてもいいわよとは言ったけどさあ

8/11 11:18

黙っていくなよ待っていてくれよ
と腹立てながら必死で追いかける。

8/11 11:21

おおもう少しではないか!!

8/11 11:24

ガスが切れると絶景

8/11 11:27

3のピークも2のピークも巻きですね。

8/11 11:31

振り返ったあれが2のピークかな？

最後の登り　垂直の壁のよう

8/11 11:44

やったー追いついたーと思ったのに
頂上の人の中に息子の姿がない…？？

8/11 11:44

動揺!!!!(＠_＠;)

8/11 11:46

まっまさかこの先へいってしまったのでは？!

思わずおーいと叫んでみた。

8/11 11:47

携帯呼び出しても電源入っていない
バカヤロー!!!!

わー吊尾根が見えるーなんて喜んでる場合じゃない。

え？私どこかで追い越した？
と慌てており始めると
ヘリが上がってきて

山頂付近でホバリング

救助隊員が降りてきた!!
えええ〜!!？
…と見る間にガスで隠れてしまい

8/11 12:43

も、もしかして息子では？
と不安になり、早く確認したくて急ぐ。
足元おぼつかず危ない危ない

…と前方に雷鳥親子の砂浴び光景が

8/11 12:51

ぐりぐりぱたぱたごろんごろん
可愛いので動画も撮ってしまった。

でもきりがないのでお隣を通過させていただく

8/11 13:07

独標に着いてため息交じりに下を見たら息子が登ってくるではないか!!!思わず大声で名前を呼んでしまった。
靴底がいきなりはがれてしまったので山荘まで戻ってテープを買い補修してきたのだと!!!

8/11 13:49

西穂山荘←→独標　2往復したうえにもう少し登りたいという息子にもうやめてくれとお願いし

8/11 13:25

独標までは団体ツアーも来るんですね
降りるのに時間かかりそうなのでゆっくり待つことにして

8/11 13:49

上高地も見たし満足して帰ろうよとゼリーなど食べてまったり休憩（お昼ご飯は息子が全部食べてしまっていた。）

8/11 14:25

西穂高山荘のラーメン食べました。
醤油と味噌あり900円

8/11 14:49

りんごの果肉入りヨーグルトソフト
美味うございました。

8/11 16:11

帰りのロープウェイから見る西穂
外国人観光客も多く驚きの大混雑。
15分間隔で運転するとのことで助かった。

8/12 7:15

珍道中でした。
でもいいんだ今日はお父さんも合流しての温泉泊だから何でも許せちゃう。
でもまさか逆方向に行っていたとはねー。
思わず馬鹿力出て西穂登れてしまいましたよ。

撮影機器：

DMC-ZX3 Panasonic

感想

まっちゃ

コメント

zawada

母の心境、息子の独歩心
mattyanさん、こんにちは！
いやぁ、「息子さんは果たしてどこにきえたのか！」と思いドキドキしちゃいました。mattyanさんの焦りが伝わってきましたよ！
でもチャッカリ雷鳥を 撮ってるところは笑かしてもらいましたが。しかも動画まで！

でも何事もなく良かったです。独評まで2往復した上にさらに先まで行きたいという息子さん、頼もしいですね！
mattyanさんとしては「頼むからやめてくれ」という感じでしょうが。

天気にも恵まれ、絶景の親子山行。お疲れ様でした！
mattyanさんは絶景を堪能するどころじゃなかったでしょうが。

まっちゃ

無我夢中で道なぞ覚えてないんです。
こんばんはzawadaさん
コメントありがとうございます。
今回は夜行で行くし、途中までで引き返しても景色的には満足できるだろうと思っていたんです。
それが幻の息子の姿を追いかけて頂上まで行ってしまいました。
西穂直下なんてヘルメットの人達にあおられお先にどうぞとも言えず一気登りで心臓バクバクでしたよ。
登り切って目の前に見えたのはジャンダルムだったんでしょうか？凄い光景でした。
景色楽しむどころじゃないくせに写真枚数だけはいつもと同じくらい撮ってます

しかし前兆もなく靴底がはがれるって本当にあるんですね。息子の靴は8年前槍ヶ岳に登るために買ったものの数回しか履いてなかったんですよ。
テープは標準装備に入れておくべきですね。

zawada

ダクトテープオススメですよ
mattyanさん、たびたび失礼します。

登山ショップの店員さんによると、登山靴のソールって履いてない方が剥がれやすいみたいです。履いている方が加水分解の進行を遅らせる事ができるみたいですが、何れにせよ4年くらいでアウトみたいですよ。

テープ、ひとつ持っておくと便利ですよね。僕はホームセンターとかに売ってるダクトテープをいつも持ち歩いてます。
ダクトテープは粘着力も強力で防水性もあるので、レインウェアが破れた時とかの補修とかにも使えてスゴく便利ですよ。

ホームセンターで売ってるのはガムテープ並みに大きいので、登山ショップに売ってる小巻にしたものが便利でイイかもですよ

まっちゃ

いつもありがとうございます。
ダクトテープというのですね。
早速用意しようと思います。
息子の靴、よーく見るまで気が付かなかったのですが
私のおニュー靴とおそろいでした。
セールで半額で買ったのでもしかしたら新古品？
製造年月日が古いかもしれず、
テープのお世話になる日は遠くないかも

ありがたいことに履くほどに足になじんでまいりまして
今のところとっても快適です

まあ

手に取るようにわかる母心
ハラハラするのがわかります
でもユーモアあって楽しい記録ですね

親は子供がいくつになっても親であり心配をし追いかける
子供が迷子になってしまわないか？と気にかけていて 射程距離に捉えたい

当然のことながら
子供は多くの意味で親を優に超えているのでしょう

良き記録ですね

まっちゃ

mermaidさん こんばんは
今、車山レコでmerさまワールド堪能してきたところです。
自分のドタバタレコとは大違いの涼やかな風が吹いていましたね
息子とは昨年の八ヶ岳以来２度目で、体力違い過ぎるのはわかっていたけれど、少しは母を気遣ってくれいと(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
でも西穂というエサでもぶらさげないと一日母と付き合ってなんてくれませんからね。
本音言うととってもとっても楽しかったです

konontan

ドラマですねぇ。。。
mattyanさん、こんばんは。

あら〜♪息子さんとの西穂 ステキ〜と読んでいくうちに・・・ハラハラドキドキ・・
43.44番の心情は、私も息子がいるので手に取るように
解かります。

息子さんがいなくて不安な時に、まさかの救助ヘリ それに対比しての砂浴びホンワカ雷鳥親子
無事、息子さんと再開して西穂山荘名物ラーメン めでたしめでたし

1時間ドラマになりそう〜

しかし幻の息子さんを追いかけて見事登頂
素晴らしいです〜

うちの息子も一緒に行ってくれないかな〜
楽しいレコでした

まっちゃ

お恥ずかしいレコですよねー
こんばんは
konontanさんもお母さんだったんですね。
無事だったからよかったものの一時は動揺しましたよ。
いい大人なんだから間違いはなかろうと思いつつ
ついつい心配してしまう母心をmermaidさんにも見透かされてました。
独標までは人が多いですが、その先は岩好きにはたまらない楽しい道ですよ（きっと）。
ちょうど息子のような人達と、登りも下りも雷鳥に道通せんぼされたときも一緒でちょっぴり楽しかったかな
息子にも同じ景色見せてあげたかったな。

miou

うらやましいです！
こんにちは！
息子さんとの山行、良いですね！！！
「ばかやろー」わかります
男子って、こちらの焦りなどどこ吹く風で、のほほんとマイペース・・・。
読んでいて、あたたかい気持ち になりました。

わたしも、そのうちに息子とふたりで槍ヶ岳あたりへ行きたいな・・なんて思ってるんですが・・。
息子は口ではいいよー！と言ってますがホントかどうか怪しいです

まっちゃ

男の子のお母さん
同感いただいてるのが嬉しい限りです。

ひいこらやっと登って来たお母さんをポイント毎に確認しつつ
常に先に行ってしまう
背中を追いかけ続ける
そんな山行を想定していたんですけどね。

見事にドタバタでした。
あっドタバタしたのは私だけでしたっけ

遊んでもらって楽しかったです。

sion

逞しいこと！
mattyan さん
はじめまして。
奥穂のレポートに拍手頂きまして
ありがとうございます。(^^)/

息子さんとのほのぼの登山かと思ったら、
途中から出てくる心の声が大変面白くて。
あんなタイミングでヘリが飛んで来たら
誰でも勘違いしちゃいますよね？(^-^;

でも、吊尾根を見て喜んだり
しっかり雷鳥さんの動画を撮ったりと
腹の据わり具合が何となく似てるような気がして
笑いながらも共感してしまいました。f(^^;)

お母さんを頼らず一人で山荘まで下り
靴の補修をしてまた登って来るなんて、
何と逞しい息子さんなんでしょう！！

残雪期の独標までしか知らず
西穂山頂はまだなので
雪が降る前にぜひ登頂したいです。

まっちゃ

まあ! ようこそ おいでくださいました。
sionさん　はじめまして
コメントまでいただきありがとうございます。

息子といってもいい歳なんです。
なんで携帯で連絡しないのよとガーガー怒ったんですが
「ごめん」とひとこと言われて・・・
はいおしまい

私も今年は奥穂リベンジそれも重太郎新道からと密かに狙っていたんですがやっぱり体力的に無理だわ〜
ということで西穂に簡単にチェンジしてしまいました。

sionさん凄いです。
山始めてまもないのに前穂に一人で登ってしまうなんて
若さでしょうか
９月の連休こそと思っていたのですが、友人と都合があってしまい別の山に行くことになりました
来年こそsionさんんのレコ励みに岳沢から前穂目指しますよ