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Yamareco

記録ID: 333374
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山 日帰り縦走

2013年08月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:35
距離
19.2km
登り
2,339m
下り
2,341m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:50 猿倉荘
5:35 白馬尻小屋
5:53 大雪渓
9:00 白馬山荘
9:15 白馬岳頂上
9:30 白馬山荘 10:00
10:20 丸山
11:17 杓子岳山頂
12:20 白馬鑓ヶ岳頂上
12:50 鑓温泉分岐
13:10 大出原
14:15 鑓温泉
14:55 崩沢・落石沢
15:20 サンジロ
15:50 小日向のコル
17:10 猿倉荘
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
◇猿倉荘〜白馬尻小屋:一般的な登山道、危険箇所なし

◇大雪渓:アイゼン要。涼しく傾斜一定で登りやすいが、落石に注意。クレバスには必ず回避道あり

◇葱平〜お花畑:傾斜急でガレ道。滑りやすく、落石にも気をつけなければならず体力を使う所

◇白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳:稜線上を縦走。危険箇所はないが、杓子岳はガレており登りづらい

◇分岐〜鑓温泉:鑓温泉近くに鎖場あるがさほど危険でもない

◇鑓温泉〜猿倉荘:沢違いの猿倉へ戻るため、尾根を越えねばならず長くアップダウンきつい。他にも雪渓、落石注意、ヤセ尾根など厳しい下山路
猿倉荘でトイレを済ませ出発。写真よりもっと暗い
猿倉荘でトイレを済ませ出発。写真よりもっと暗い
帰りはここへ降りてくる
帰りはここへ降りてくる
モルゲンロートの白馬岳
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モルゲンロートの白馬岳
小蓮華山
雲が取れた
水量多い
おなじみの「ようこそ〜」の白馬尻小屋。テントをたたんでいた人が数名、私はスルー
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おなじみの「ようこそ〜」の白馬尻小屋。テントをたたんでいた人が数名、私はスルー
雪解け水の激流とゴォという音を間近に眺めながら大雪渓へ
雪解け水の激流とゴォという音を間近に眺めながら大雪渓へ
6本爪アイゼン装着しいざスタート
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6本爪アイゼン装着しいざスタート
雪渓上の石にはこのような表示
雪渓上の石にはこのような表示
クレバス。視界良いので巻道もわかりやすい。ルートは足跡、ロープ、赤テープで認識できる
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クレバス。視界良いので巻道もわかりやすい。ルートは足跡、ロープ、赤テープで認識できる
中間くらいで振り返る。
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中間くらいで振り返る。
アイゼンの爪がささって気持ちよく歩ける。あれの奥が白馬岳だろう
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アイゼンの爪がささって気持ちよく歩ける。あれの奥が白馬岳だろう
スプーンカットを選んで足を置き、氷を避ければ(色が変わっている所が凍っている)、傾斜角も一定で登りやすい
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スプーンカットを選んで足を置き、氷を避ければ(色が変わっている所が凍っている)、傾斜角も一定で登りやすい
雪渓左側の山から落石の音!
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雪渓左側の山から落石の音!
しょっちゅう落ちてきており、ルートから離れているとはいうものの恐ろしい
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しょっちゅう落ちてきており、ルートから離れているとはいうものの恐ろしい
雪渓が終わって登山道から。さらに上の方はこんな風になっていた
雪渓が終わって登山道から。さらに上の方はこんな風になっていた
上から雪渓全体を見た
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上から雪渓全体を見た
ここからはお花畑♪
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ここからはお花畑♪
葱平。平らでなく傾斜は急、おまけにがれており滑りやすい。雪渓と違ってとても疲れる
葱平。平らでなく傾斜は急、おまけにがれており滑りやすい。雪渓と違ってとても疲れる
避難小屋
避難小屋からやや登った所に待望の水場、ここで補充。錆びた鉄製の樋から「ふくりゅう水が出ている」と書いてあった。意味がわからなかったが冷えててうまい
避難小屋からやや登った所に待望の水場、ここで補充。錆びた鉄製の樋から「ふくりゅう水が出ている」と書いてあった。意味がわからなかったが冷えててうまい
クルマユリ(オニユリ?)
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クルマユリ(オニユリ?)
お気に入りの1枚
標高2553m地点
ついに三山が出現
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ついに三山が出現
頂上宿舎はスルーして
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頂上宿舎はスルーして
白馬山荘に到着
撮影スポット。後ろに剣・立山が
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撮影スポット。後ろに剣・立山が
荷物を山荘にデポし白馬岳頂上へ向かう。ちなみにこれはピークではない
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荷物を山荘にデポし白馬岳頂上へ向かう。ちなみにこれはピークではない
頂上へ到着♪これから縦走する杓子、白馬鑓ヶ岳の向こうに鹿島槍、さらにもっと奥に槍・穂も
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頂上へ到着♪これから縦走する杓子、白馬鑓ヶ岳の向こうに鹿島槍、さらにもっと奥に槍・穂も
剣岳、立山連峰
天気に恵まれた、風も微風。愛知の方に撮ってもらった、この方はヒルをものともしない強者。鈴鹿でまたお目にかかれば
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天気に恵まれた、風も微風。愛知の方に撮ってもらった、この方はヒルをものともしない強者。鈴鹿でまたお目にかかれば
三国境、小蓮華山
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三国境、小蓮華山
雪倉、朝日岳方面
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雪倉、朝日岳方面
立山より剣の方が高く見えるが
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立山より剣の方が高く見えるが
手前から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、槍・穂
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手前から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、槍・穂
白馬山荘やこれからの縦走路がはっきりと見える
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白馬山荘やこれからの縦走路がはっきりと見える
松沢貞逸翁。白馬山荘(の前身)を創設
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松沢貞逸翁。白馬山荘(の前身)を創設
予定より早かったので山荘でカロリー補給、トイレなど30分まったり。そして山荘から縦走開始、分岐を通過
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予定より早かったので山荘でカロリー補給、トイレなど30分まったり。そして山荘から縦走開始、分岐を通過
旭岳。雄大な風貌をしているが検索しても出てこない
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旭岳。雄大な風貌をしているが検索しても出てこない
丸山。これもマイナー
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丸山。これもマイナー
丸山から白馬岳を振り返る
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丸山から白馬岳を振り返る
これから向かう杓子岳。山頂は横長
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これから向かう杓子岳。山頂は横長
三山の最後は白馬鑓ヶ岳。これは「はくば」と読む。「しろうま」なのか「はくば」なのかはっきりしてほしい
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三山の最後は白馬鑓ヶ岳。これは「はくば」と読む。「しろうま」なのか「はくば」なのかはっきりしてほしい
杓子岳取り付き地点。巻くか登るか、もちろん登る
杓子岳取り付き地点。巻くか登るか、もちろん登る
頂上はここから真っ直ぐ上、つまり白馬岳寄り。しかしぞっとする、傾斜は急だ。写真では全然急に見えないが。荷物をここにデポして登る方もいた
頂上はここから真っ直ぐ上、つまり白馬岳寄り。しかしぞっとする、傾斜は急だ。写真では全然急に見えないが。荷物をここにデポして登る方もいた
おまけにガレの山。足置く位置にも気を使う、落石させないよう
おまけにガレの山。足置く位置にも気を使う、落石させないよう
奮闘20分、頂上へ♪ご夫婦で登頂されていた奥様に撮ってもらった
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奮闘20分、頂上へ♪ご夫婦で登頂されていた奥様に撮ってもらった
白馬岳の山頂裏も切れ落ちていたがここもそう。怖怖と撮った
白馬岳の山頂裏も切れ落ちていたがここもそう。怖怖と撮った
平ら(長野側は切れ落ちている)な山頂を歩く。富山側はご覧のようなガレ山
平ら(長野側は切れ落ちている)な山頂を歩く。富山側はご覧のようなガレ山
鞍部より三山最後の白馬鑓ヶ岳、だいぶへばってきておりまた登らなければならないのが辛い。ここは巻道はなし
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鞍部より三山最後の白馬鑓ヶ岳、だいぶへばってきておりまた登らなければならないのが辛い。ここは巻道はなし
杓子岳を振り返る。ガスが出てきて切れ落ちた怖い山のよう
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杓子岳を振り返る。ガスが出てきて切れ落ちた怖い山のよう
3つめ制覇♪時刻が午後にはいり、雲が多くなった
1
3つめ制覇♪時刻が午後にはいり、雲が多くなった
楽しみにしていた五竜や鹿島槍は見えない。剣方面も雲の中;
楽しみにしていた五竜や鹿島槍は見えない。剣方面も雲の中;
白馬鑓ヶ岳振り返る
白馬鑓ヶ岳振り返る
鑓温泉への分岐、ここから下る
鑓温泉への分岐、ここから下る
下山途中に槍のような山姿
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下山途中に槍のような山姿
ここにも雪渓、おーこわ
ここにも雪渓、おーこわ
鑓温泉着。鎖場がこの上部にあったこともあり渋滞し予定より30分遅れ、待望の水補給
鑓温泉着。鎖場がこの上部にあったこともあり渋滞し予定より30分遅れ、待望の水補給
テン場から撮った鑓温泉。テン泊や宿泊客で賑わっていた
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テン場から撮った鑓温泉。テン泊や宿泊客で賑わっていた
流れてくるのはやっぱりお湯
流れてくるのはやっぱりお湯
また雪渓(・o・)、知らなかった。アイゼン面倒なのでつけずに下ったらやっぱり尻餅。この雪渓は途中で左へそれるがそこから登りに
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また雪渓(・o・)、知らなかった。アイゼン面倒なのでつけずに下ったらやっぱり尻餅。この雪渓は途中で左へそれるがそこから登りに
何これ、石がポロポロ落ちてくるって。勘弁してよ
何これ、石がポロポロ落ちてくるって。勘弁してよ
上部や音に注意を払いながらしばらく進むと雪渓を横断。これは通過後だが、大きな石がゴロゴロしている
上部や音に注意を払いながらしばらく進むと雪渓を横断。これは通過後だが、大きな石がゴロゴロしている
サンジロ
小日向コル、この辺りの登りもきつかった
小日向コル、この辺りの登りもきつかった
黒い茎に黒っぽい花
黒い茎に黒っぽい花
小さいスズラン
帰路の白馬大橋より白馬三山
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帰路の白馬大橋より白馬三山

感想

長野の友人宅拠点の登山初日は、白馬三山の縦走。GWに白馬村を訪れ存在を知り白馬大橋から早朝に眺めた白馬三山は雲に隠れ不満が残っていた。その後TVで大雪渓を知り、百名山でもあったので夏休み登山に選定。
本当は友人も同行の予定だったが日帰りと聞いて遠慮されてしまった。なぜならこのルートは距離が長く1泊か2泊が標準。しかし山小屋はダメ(寝れない)、テントもない私はその日に帰ってくるのが日課。日帰りレポも数は少ないがあるし、距離は20km強、いざとなったら白馬岳ピストンに変更する。友人の奥様には「白馬なめてんじゃない」と曰われたが、長野県民の白馬岳への感覚か素人の私にはとても無理と思ったのだろう。

前日に友人宅入り、朝3時半出発し猿倉荘4時半過ぎ着。彼には16時に迎えをお願いしまだ暗い4時50分山行スタート。
1時間ほどで大雪渓へ。アイゼンは6本爪を持参、こんな時期に履くのはもちろん初めて。天気が良く先が良く見通せ人も少ない、今思うとここが一番歩きやすかった。休憩せず1時間程で雪渓終了、あっけない感じ。しかしここからザレた登山道、葱平は滑るし落石させないよう気をつけなければならないし、傾斜もきつく体力的にかなり堪えた。

白馬岳到着は9時15分、10時がリミットだったのでだいぶん早い^^。山頂は360度パノラマ絶景、この夏は雨にたたられ、そうでなくても展望に恵まれなかったが今日は違う。山頂で写真を撮ったら山荘へ戻りベンチでまったり。体力が回復した所で杓子岳、鑓ヶ岳への縦走路へ向かう、もちろんピストンはしない。

丸山を越え杓子岳の取り付きまで来たが、この登りは急だ。巻きたい感覚になるのがよくわかるが、時間的に問題ないので登る。上から人が降りてくるが落石が怖い、逆に自分を過ぎると下に落とさないよう注意しなければならない。それくらいガレた山だ。登りきった後は頂上が平らになっているので、そこを鑓方面へ歩く。平らな部分は長いため下界からわかりやすい。友人は富士山みたい(に平らがある)と言っていた

さて最後は白馬鑓ヶ岳、白馬岳頂上からは撮れなかった五竜岳を鑓からは撮れると聞いていたので写真に収めたかった。鞍部にきたらまたあんなに登るのかと思うとゾッとしたが、剣ももっと大きく取れるので最後の力を振り絞る。しかし、昼頃からガスが発生しほとんど展望が効かなくなった。残念

鑓温泉への分岐からはいよいよ下山だ。13時前に通過できたので予定どうり。大出原の花畑を通過し鑓温泉へ、しばらく進むと鎖場で少々渋滞発生。ところが、鑓温泉への所要は分岐から1時間の予定が、実際は1時間25分!渋滞以上の遅れの感。これ予定時刻に使ったログの所有者が下り早い人だった。これで16時は難しくなったので鑓温泉から友人に携帯やメールするがつながらない。こんなロスもあったので水を補給し先を急ぐ。すると雪渓が出現、聞いてない(勉強してきたのは大雪渓の登りのみ、下りは軽視していた)。アイゼン面倒なのでそのまま下ったが案の定スッテン尻餅、ストック出すがここでも時間ロス。雪渓終わると今度は登り、工エエェェ(´д`)ェェエエ工、おまけに「石がポロポロ落ちてきます」だと、上を見ながら慎重に進む、そのうちに携帯が通じたので30分遅れを連絡する。疲れた体に鞭打って遅れまいと下山(誰にも抜かれず、多数抜いてきた)したが、結局ついたのは17時10分、1時間強遅れ。

友人にこのことを話すと、沢違いの猿倉に帰ってくるので尾根を越えるのは当たり前、登りは当然ある。さすが長野県民、小学校から登山に勤しんでるだけあり冷静な分析。まぁ無事帰ってきたので許してもらおう

温泉に立ち寄り、酒を買い出しして友人宅へ戻る。そこには奥様の手料理が待っており、ビールとともにおいしくいただいた。

明日は友人も参加するが、自分が大丈夫か

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コメント

やりましたね〜〜
ま〜知らん(@_@)

いつの間にか遠征しすぎだろ@@ 怒っています(笑い
確か、行動範囲は中央アルプス(木曽駒ケ岳)くらいだっと豪語してたのにな

標高差1700mそしてアップダウン、雪渓
変わりゆく絶景・・・圧巻です。

山小屋(恐怖症)早く克服できること期待・・・

もう次回から誘わないで・・・ってか
その前に拒否するけどね・・・
・・・もう絶交だ(笑い

大変お疲れさんでした。
2013/8/16 0:25
おはっす
電車を使うことを覚えました。特急しなの!木曽福島で降りたら御嶽山、松本で乗り換えれば穂高・白馬方面、荷物大変だけど行動範囲が広がります。

車嫌いでも何とかなりますね

秋には鈴鹿に戻りますのでまたいっしょに行きましょう
2013/8/16 7:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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