鳳凰三山の地蔵ヶ岳、御座石鉱泉コースで
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 1,733m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御座石鉱泉〜西ノ平: 基本的に歩きやすい道、ただし細い部分がある。 西ノ平〜燕頭山: 急坂が多く、特に燕頭山と旭嶽の間は道が荒れていて、下りは歩きにくい(滑りやすい)。最近の激しい雨でコンディションが悪いのもあると思う。 燕頭山〜鳳凰小屋: 傾斜が緩いか平坦の部分が多いが、崩れかけている痩せ尾根だったり、すべすべの桟橋みたいなところがあったり、道が崩れかけている(細い)トラバースがあったりして、要注意なところもある。 鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳: 基本超急坂。樹林帯の部分が割と荒れている感じだった。 |
写真
感想
鳳凰三山は、夜叉神峠入口から、青木鉱泉から、白鳳峠から、甘利山から、全部複数回歩いているのに、このルートだけは、何度か計画を立てたものの、結局は未踏のまま。やっと今になって歩きました。
以前から、鳳凰小屋では、下山にはドンドコ沢コースより御座石鉱泉へのコースを勧めているので、「歩きやすい」というイメージを持っていたのですが、そのせいなのか、逆にとても厳しく感じました。
最初の登りで、蒸し暑さでバテバテになって、そろそろ旭嶽かなと、スマホを出して現在地を確認した時、まだだいぶ先、しかも標高が1800メートルしかない。ショックで帰りたくなりました・・・。
その後、涼しい風とコアジサイ、きれいな森、コケや豊かな植生に救われて回復、燕頭山には割と順調に到着。休憩して、その先へ向かうと、今度はお花が増えて、森がさらにきれいになりました。久しぶりだったのもあるかな、痩せ尾根やちょっとした難所では緊張しましたが、鳳凰小屋まですごく楽しかったです。
鳳凰小屋では少し食べて、日焼け対策して、稜線へ。
砂地獄は本当にしんどくて、何度も立ち止まり、以前の体力とのギャップを痛感。山頂付近では冷たい風が吹いて、北岳方面から雲が流れてきていた。下りが気になっていたのであまり長居せず(もったいない!)、少し歩き回ってから降りました。
また鳳凰小屋で休憩、でもやはり下りで時間の余裕が欲しいので早めに出発。
燕頭山までは、美しい森とお花を楽しんで、痩せ尾根なども普通に通過。大変だったのがその先。雲の中に入って、森はとにかく暗い。それに、辻山から大なじか峠への下りを思い出す、滑りやすくて下りにくい超急坂。登りの時はここまでの急坂だと感じなかったので、やはり登りは得意かな?それとも、下りが下手になった?いずれにしても、自分の力の無さで心細かったです。
旭嶽を過ぎると、少しマシになったのは良かったですが、足も疲れていて、急坂の下りがとにかく大変でした。
西ノ平に到着した時は一段落、でもその後も細い部分があるので、気を抜けない。無事に駐車場に戻った時に心の底からホッとしました。
不思議なのは、燕頭山と旭嶽の間の、下りで一番苦労した部分、永遠に長く(体感では1時間くらい)感じたのに、タイムを見ると、たったの20分だったということです。やはり「気持ち」という要素が大きいのでしょうね。
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