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記録ID: 3344424
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ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰三山の地蔵ヶ岳、御座石鉱泉コースで

2021年07月16日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.7km
登り
1,734m
下り
1,733m

コースタイム

御座石鉱泉P 5:20 → 西ノ平 5:59 → 旭嶽 7:21 → 7:55 燕頭山 8:10 → 9:38 鳳凰小屋 9:51 → 10:43 地蔵ヶ岳 10:52 → 11:20 鳳凰小屋 11:37 → 12:46 燕頭山 12:55 → 旭嶽 13:15 → 西ノ平 14:07 → 14:37 御座石鉱泉P 
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甘利山公園線から回って行った(林道の一部はGoogle Mapに掲載されていない)。未舗装の部分が最後の数百メートルだけ、少し車高が高い軽自動車で全く問題なかった。
コース状況/
危険箇所等
御座石鉱泉〜西ノ平:
基本的に歩きやすい道、ただし細い部分がある。

西ノ平〜燕頭山:
急坂が多く、特に燕頭山と旭嶽の間は道が荒れていて、下りは歩きにくい(滑りやすい)。最近の激しい雨でコンディションが悪いのもあると思う。

燕頭山〜鳳凰小屋:
傾斜が緩いか平坦の部分が多いが、崩れかけている痩せ尾根だったり、すべすべの桟橋みたいなところがあったり、道が崩れかけている(細い)トラバースがあったりして、要注意なところもある。

鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳:
基本超急坂。樹林帯の部分が割と荒れている感じだった。
さて出発。どんな道が待っているのか、ドキドキわくわく。
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さて出発。どんな道が待っているのか、ドキドキわくわく。
途中、御所山(左奥)、そして大好きな大なじか峠への尾根(中央奥)が見えるところも。いつかまた歩きたいなあ。
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途中、御所山(左奥)、そして大好きな大なじか峠への尾根(中央奥)が見えるところも。いつかまた歩きたいなあ。
森に日が差し込んできて、いい雰囲気。この辺り、蒸し暑さでバテバテ、帰ろうと思った
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森に日が差し込んできて、いい雰囲気。この辺り、蒸し暑さでバテバテ、帰ろうと思った
旭嶽への登りの中間くらいかな、コアジサイがたくさん咲いているゾーンがきれいだった。
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旭嶽への登りの中間くらいかな、コアジサイがたくさん咲いているゾーンがきれいだった。
イチヤクソウ
旭嶽のほこら。ここから最初はなだらかだが、そのうちまた急坂になる。
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旭嶽のほこら。ここから最初はなだらかだが、そのうちまた急坂になる。
こんな感じの森が大好き。この辺は風が涼しくて、体調がだいぶ良くなる。
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こんな感じの森が大好き。この辺は風が涼しくて、体調がだいぶ良くなる。
燕頭山でベンチに座って休憩。微妙にバテ感が残っていて、パンがなかなか喉を通らないが、スポーツドリンクで流し込む。
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燕頭山でベンチに座って休憩。微妙にバテ感が残っていて、パンがなかなか喉を通らないが、スポーツドリンクで流し込む。
山頂を過ぎると、シオガマがたくさん。
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山頂を過ぎると、シオガマがたくさん。
いつか分からないが、道が崩れて作り直されているところ。同じような所が数カ所あった。
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いつか分からないが、道が崩れて作り直されているところ。同じような所が数カ所あった。
ここも、崩れかけている痩せ尾根。それほど「危険!」ではないが、自分にとってこんな感じの所が久しぶりだったので、ドキドキして通った。
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ここも、崩れかけている痩せ尾根。それほど「危険!」ではないが、自分にとってこんな感じの所が久しぶりだったので、ドキドキして通った。
ゴゼンタチバナがたくさん。いいね〜
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ゴゼンタチバナがたくさん。いいね〜
オサバグサ!私にとって、テンションがあがるお花だが、写真には成功したことがない(笑)
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オサバグサ!私にとって、テンションがあがるお花だが、写真には成功したことがない(笑)
コフタバラン
イチヨウラン。会えて嬉しい!!!
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イチヨウラン。会えて嬉しい!!!
ギンリョウソウ
植物ばかりなので、道の写真でも・・・
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植物ばかりなので、道の写真でも・・・
キソチドリかな
地蔵方面、まだ遠いなあ
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地蔵方面、まだ遠いなあ
鳳凰小屋で少し休んで、稜線へ。砂地獄の始まり・・・
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鳳凰小屋で少し休んで、稜線へ。砂地獄の始まり・・・
何度も足止めてヒーヒーと登る。
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何度も足止めてヒーヒーと登る。
足元に植物が現れると、後一息。
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足元に植物が現れると、後一息。
やっと到着、地蔵ヶ岳。眺めは残念。
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やっと到着、地蔵ヶ岳。眺めは残念。
人の想いを感じる場所だ
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人の想いを感じる場所だ
青空が似合うね
観音方面も、緑+青空が鮮やか。
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観音方面も、緑+青空が鮮やか。
下りの途中、またオサバグサの写真に挑戦。
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下りの途中、またオサバグサの写真に挑戦。
本当にきれいな森を通る道だ
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本当にきれいな森を通る道だ
燕頭山のベンチでまた休憩。この後の下りが大変そうなので。
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燕頭山のベンチでまた休憩。この後の下りが大変そうなので。
西ノ平に向かう途中にあった、小さなラン。
ホザキイチヨウラン?
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西ノ平に向かう途中にあった、小さなラン。
ホザキイチヨウラン?

感想

鳳凰三山は、夜叉神峠入口から、青木鉱泉から、白鳳峠から、甘利山から、全部複数回歩いているのに、このルートだけは、何度か計画を立てたものの、結局は未踏のまま。やっと今になって歩きました。

以前から、鳳凰小屋では、下山にはドンドコ沢コースより御座石鉱泉へのコースを勧めているので、「歩きやすい」というイメージを持っていたのですが、そのせいなのか、逆にとても厳しく感じました。

最初の登りで、蒸し暑さでバテバテになって、そろそろ旭嶽かなと、スマホを出して現在地を確認した時、まだだいぶ先、しかも標高が1800メートルしかない。ショックで帰りたくなりました・・・。
その後、涼しい風とコアジサイ、きれいな森、コケや豊かな植生に救われて回復、燕頭山には割と順調に到着。休憩して、その先へ向かうと、今度はお花が増えて、森がさらにきれいになりました。久しぶりだったのもあるかな、痩せ尾根やちょっとした難所では緊張しましたが、鳳凰小屋まですごく楽しかったです。

鳳凰小屋では少し食べて、日焼け対策して、稜線へ。
砂地獄は本当にしんどくて、何度も立ち止まり、以前の体力とのギャップを痛感。山頂付近では冷たい風が吹いて、北岳方面から雲が流れてきていた。下りが気になっていたのであまり長居せず(もったいない!)、少し歩き回ってから降りました。
また鳳凰小屋で休憩、でもやはり下りで時間の余裕が欲しいので早めに出発。

燕頭山までは、美しい森とお花を楽しんで、痩せ尾根なども普通に通過。大変だったのがその先。雲の中に入って、森はとにかく暗い。それに、辻山から大なじか峠への下りを思い出す、滑りやすくて下りにくい超急坂。登りの時はここまでの急坂だと感じなかったので、やはり登りは得意かな?それとも、下りが下手になった?いずれにしても、自分の力の無さで心細かったです。
旭嶽を過ぎると、少しマシになったのは良かったですが、足も疲れていて、急坂の下りがとにかく大変でした。
西ノ平に到着した時は一段落、でもその後も細い部分があるので、気を抜けない。無事に駐車場に戻った時に心の底からホッとしました。

不思議なのは、燕頭山と旭嶽の間の、下りで一番苦労した部分、永遠に長く(体感では1時間くらい)感じたのに、タイムを見ると、たったの20分だったということです。やはり「気持ち」という要素が大きいのでしょうね。

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