鳳凰三山 ※反省レコ
- GPS
- 34:55
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,734m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:21
天候 | 23日:日中曇り、夜間雨のち晴れ、24日:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
22日に青木鉱泉に前日入りしてテント泊しました(800円) なお駐車場の混雑具合ですが、22日夕方の時点で数台、夜間に徐々に来場者が増え、23日朝5時の時点で平らな方の駐車場の片方が満車、もう片方は3割といった具合。林道沿いの方はほぼ満車でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
全域を通して顕著な異常は見受けられませんでした |
その他周辺情報 | 御座石鉱泉は現在休業中のようです |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
アームカバー
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
食料日数分
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
熊スプレー
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感想
まずは山行決定までの経緯を。
今年の夏は仕事の都合で長めの休みが取れず、遅れた夏休み的に21~24日を確保。
最初は4日間をフルに使って北アのつもりが、予報が芳しくない。
21日から22日に掛けてどんどん悪くなる模様。
他の山域どころかほぼ日本全域で悪天候。
残りの2日間で行けて、できれば北か南のアルプスでまだ行ったことない山で…
ほんとは鳳凰小屋の建て替えが終わったらと思っていたけど、南御室小屋も連休最終日ならテン場も取れそう。
ってことで土壇場での計画決定。(この準備不足が後に響いてくるのですが…)
22日に青木鉱泉に前日入りし、キャンプ場でテン泊。
何気に車でキャンプサイトまで乗り入れ出来て、サイト面積も広い。
なんなら普通のキャンプ場の区画サイトより全然広くて、それでいて一泊800円という破格。(混雑時期は詰め詰めで張るのかもしれませんが。)
快適に過ごさせてもらいましたが、一点だけご注意を。
水場の蛇口から水を汲んで行きましたが、山中でプラティパスをよく見たら植物の細かい沈殿物が…
朝一で蛇口にゴミが付着していたのか…
濾過した方がいいかもしれません。
23日は晴れ予報のはずが朝からどんより模様。
中道コースは他の登山者がおらず(後半すれ違いは10人くらいありました)静かな山歩きを楽しめました。
念のため熊スプレーも携行していましたが、熊の痕跡もなく。(事前のリサーチで壊れた小屋の辺りで目撃情報があった為警戒していましたが、今回は取り越し苦労で済みました。)
24日は夜明け前から星が見えていて、森林限界を超えると辺り一面の雲海。
ありったけの夢をかき集めて捜し物を探しに行きたくなる景色。
おまけに砂払岳の辺りでオコジョに遭遇。
登山を始めてかれこれ10年以上立ちましたが、初めて目にすることが出来ました。
さすがにすばしっこくて写真に収めることは出来ませんでしたが、足元まで寄って来てくれてとてもキュートな姿に癒されまして…
今日はなんだかいい日だな、なんて思っていたら地蔵岳でガスってきて、燕頭山を過ぎて急坂の下りに差し掛かるとつま先が痛くなっていき、どんどんペースが下がって…
やっとの思いで御座石鉱泉まで辿りついたのですが、青木鉱泉までのショートカットルートが発見できず…(後で鳳凰小屋のブログを拝見すると今年も整備をして下さっていたようです。発見できなかったのは私の問題。)
結局林道で青木鉱泉まで戻ることに…
なんとかかんとか暗くなる前に青木鉱泉に戻れましたが…
てことで反省点。
【反省1:装備のミスチョイス】
今回ザックを軽量な物にして総重量が下がったので、油断してトレランシューズを選択してしまったこと。
ただでさえ足首まで保持できなくて靴の中で足が動きやすいのに加え、履いているトレランシューズがクイックレースのタイプなので余計に緩みやすかったと思われる。
その結果急坂の下りでつま先に痛みが発生し…
さらにストックも持って行かなかったため急坂で重心が崩れて余計に足に負担が掛かっていた。
自然物に掴まってバランスを取るスタイルだったけど、掴める場所も限られているし、しゃがむ回数も多くなって足への負荷がどんどんと…
【反省2:ルートのミスチョイス】
前日からの雨でドンドコ沢コースの渡渉点の増水を警戒してしまい、最初から選択肢として完全に除外してしまったこと。
せめて鳳凰小屋に着いた時点で小屋番さんか周りの登山者にヒアリングしてもよかったかもしれない。
或いは青木鉱泉からではなく夜叉神峠から入って広河原に降りるルートでもよかったかもしれない。
結果的に無事に帰って来れたものの、一歩間違えれば遭難していたかも…
完全にヒヤリハット案件です。
本当はレコを公開するかも迷いましたが、敢えて戒めとして。
ちなみに鳳凰小屋はとてもきれいな建物を建設中でした。(大工さんにご迷惑が掛かるので写真は公開できませんが。)
完成が待ち遠しいですね。
きちんと反省を挙げているだなんて、スバラシイ!! 足の痛みはつらかったでしょうが、そう思うと登山靴って足を守ってくれていますよね! ルートはいろいろな組み立て方があるから、他の人のレコも参考にしながらあれこれ悩むのもアリだと思います! 総じて、無事に下山できたから、めでたしめでたし
そういえば、kuromitsuさんはグルメ志向かと思っていたので、フリーズドライを食べているのが意外でした。貯めこんだ山食品の消費かな。ホシガラスを撮れたのもイイなぁ!
こんにちは。
今回は靴の重要さを思い知りましたね。
岩場では見合った靴を履くというのは意識していましたが、急坂の下りでも選択を誤るとあれほど差が出るとは。
お恥ずかしい話ですが、まだまだ勉強不足です。
食事については何か誤解を招いておりますが、私はズボラ人間でして……😅
山ではフリーズドライ多いですね。
簡単に美味しい物を作るという引き出しが少なくて……
こちらも勉強不足ですね😅
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