白峰三山 〜ただし西農鳥岳まで(>_<)〜
- GPS
- 53:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,949m
- 下り
- 2,935m
コースタイム
6:50 広河原
↓
9:40 二俣
↓
12:45 八本歯のコル
↓
14:20 北岳山荘
【8月3日(土)】
4:30 北岳山荘(テントそのまま)
↓
5:05 中白峰 [3055m]
↓
6:35 間ノ岳 [3189m]
↓
8:10 農鳥小屋 [2800m]
↓
9:35 西農鳥岳 [3051m]
↓
10:30 農鳥小屋
↓
12:30 間ノ岳
↓
13:30 中白峰
↓
14:00 北岳山荘
【8月4日(日)】
5:15 北岳山荘
↓
6:55 北岳 [3193m]
↓
7:50 北岳肩ノ小屋
↓
9:25 白根御池小屋
↓
11:50 広河原
天候 | 8/2 晴れ→曇り 8/3 晴れ→曇り 8/4 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
無料。 バス乗り場に近い第二、第三駐車場は満車でした。 トイレは第三駐車場にあります。 【バス】芦安5:30発 広河原6:25着 金曜日でも混雑していて、バスでは座れませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 ・二俣上部の雪渓での滑落、踏み抜き ・八本歯のコル直下の滑落、落石 ・北岳山荘〜北岳間での滑落 【登山ポスト】 広河原山荘 【最寄りのコンビニ】 南アルプス街道のローソン |
写真
感想
去年10月、広河原から奈良田までの縦走を計画したものの、想定外の降雪で北岳登頂のみに終わった白峰三山。今回はそのリベンジ!ではなく、3000mの稜線から富士山を見たいということでのチャレンジ。
◆8月2日(金)
北岳に登頂せず、八本歯のコルから北岳山荘へ。
朝は晴れていたが、11時を過ぎるとガスに覆われる。八本歯のコルからお花畑を歩くころには小雨が降ってくるがレインウェアを着るほどではなかった。
テント場ではなるべくフラットなところを探し、稜線付近の登山道脇に決定。標高差1500mを登ってきた身体にビールが染み渡る。
深夜、小屋泊の登山者集団がテント付近で星空観賞を始めるが、残念ながらガスでよく見えなかったようだ。夜の話し声は結構聞こえるので耳栓で防御。これで安眠が確保された。
◆8月3日(土)
農鳥岳までの往復が目標の日。机上のスケジュールでは問題ないが、実際は天候、気温、風、体調といったものが影響する。結果から言うと、西農鳥岳までで戻ることにした。理由は昼前に雲が多くなったことと、計画よりペースが遅かったこと。
間ノ岳付近から大きな富士山を撮影したかったが、富士山周辺は雲が高い位置にあり、裾野の広がりまで確認することが出来なかった。
tanyaさんは疲れていて、「西農鳥岳の頂上は目指さない」と言うので単独で登頂。戻ると登ってきていたので再登頂。登ってくるなら待っていればよかったと思ったことは言うまでもない。
農鳥岳は往復すると1時間以上掛かるので断念して戻る。間ノ岳に戻るころにはガスにより視界不良となる。悪天候時は道迷いに注意が必要と言われる間ノ岳だが、登山者が多いので迷うことはない。その登山者の皆さんからtanyaさんは「置いて行かれてかわいそう」と言われていたことを私は後で知った。置いて行ったわけではなく、ペースが合わないから各自のペースで歩くスタイルであることを弁明しておく。
間ノ岳の北斜面ではライチョウの親子に出会う。南アルプスでは初めての出会いだった。
北岳山荘に戻るとテントが増えている。山荘の東側と北側の広い場所はテントが密集している。我々の張った場所は登山道脇の袋小路のようなところなので混雑することはなかった。夜中の星空観賞会に備えて耳栓を装着して就寝。明日は下山。
◆8月4日(日)
下山の日。
前日よりも雲海が低く、富士山の裾野の広がりまで確認できる。結露したテントをバサバサと振って水滴を落とす。すべての水分を取り除くことは出来ないので、少々湿ったままコンプレッションバックに詰め込む。
2日間お世話になった北岳山荘を後にし北岳に登る。北岳の頂上は富士山のような混雑状態で、記念撮影の順番待ち。せっかく撮影した写真も、見知らぬ登山者が入ってしまい残念なものになってしまった。仕方ないので、山頂の北側で甲斐駒と共に撮影。
肩ノ小屋から草すべりを経て白根御池小屋へ。カレーライスを食べようと思っていたが、時間が早く空腹感がないのでソフトクリームを注文。暑かったので他の登山者のほとんどが注文している。山のソフトクリームは、ビールと並ぶ贅沢品だと思う。
広河原ではバス待ちの行列が出来ていた。1時間待って乗車、55分乗って芦安駐車場に到着。南アルプス登山では、バスに乗っているときが最も疲れるかも…。
【反省】
2日目の行程。稜線歩きとはいえ農鳥岳までは遠かった。復路の間ノ岳の登りは厳しかった。テントを背負って大門沢小屋まで行く行程にするべきだったかもしれないが、それも結構な距離があり悩む。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する