磐梯山
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- GPS
- 05:16
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 689m
- 下り
- 680m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 4:45
この時が初の山メシでした。といってもカップラーメンですが・・・
何もかも初体験に近く、よく残雪期に登ったもんだと思います。
怖さを知らないというのは怖いことです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
40〜50台程度は軽く止められると思います。 トレイも完備。きれいなトイレでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜中ノ湯 登山口から中ノ湯温泉跡までは林道のような道で緩い登りです。 広い林道歩きで迷うようなところはありませんが、ピンクテープは少な目かな? 中ノ湯〜お花畑 中ノ湯温泉跡からは、少し斜度がキツくなりますが距離的には短い区間です。 登り切ってからはトラバース気味の登山道。北側斜面なので、この時期は雪が残っています。落ち着いて歩けば危険はありませんが、敢えて言えば足を滑らせないように注意すること。雰囲気の暗い道ですが登山道は明瞭です。 お花畑〜弘法清水小屋 お花畑の前から雪が残っており、登山道には木の枝が垂れ込んでまともに歩けません。往路は、この区間まともに歩いていません。登山道を少し外れて枝の薄い木立の中を歩いているうちに登山コースを見失いました。踏み跡が多数あるので多くの人が迷ってしまうようです。山頂に向かって登る足跡をたどって、とにかく上に登りましたが、最終的には藪に遮られ行き止まり。 復路は、登山道に忠実に歩きました。雪があって地面が上がっているせいか、木の枝に頭をぶつけることが多かったです。 お花畑からの登山道は雪解け水が流れる川のようになっていて、靴の中までびっしょりになってしまいました。 弘法清水小屋〜山頂 往路は途中からしか登山道を歩いていません。上記で行き止まりとなってしまってから、そこで出会った方に凡その方向を教えてもらい藪漕ぎしました。かなり枝の密集した藪で抜けるのに苦労しましたが、登山道に近づくと声が聞こてきたので、そちらに向かい30mほど藪漕ぎして登山道に復帰できました。 登山道の上部には雪はなく夏道歩きでした。 復路は登山道に忠実に降りましたが、段差の大きい階段状の登山道で斜度もありました。 |
その他周辺情報 | バッジは弘法清水の小屋にあります。 お風呂には入らず、まっすぐ帰宅しました。 スキーでも何度も出かけたところですが、裏磐梯でお風呂入ったことないなぁ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
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感想
残雪の磐梯山に子供(小学生)と登りました。
登山口には結構な数の車が止まっていましたが登山道に人はほとんど見えません。
残雪とはいえ雪山に素人が入って大丈夫か?という不安を抱えつつ、八方台登山口より入山しました。
序盤は雪の残る緩やかな山道を登ります。道は林道に近い広さではっきりしているので迷うことはありません。
旧温泉場が見えたところで登山道がはっきりしなくなりました。どちらに進めばいいのか悩みつつ、素直に(?)人の足跡を追っていきました。
ここを過ぎるとしばし急登。この急登部には雪はありません。登り切った後は日の当たらない北側斜面をトラバースするように歩きます。途中嫌な感じの雪渓があったりしますので慎重に。
日が当たる斜面に出てくると、雪が解けて登山道は川のようになっています。これを避けて歩いているうちに登山道を見失いました。
幸い林もまばらで視界も良好。目指す山頂は見えていますので山頂をまっすぐに見据えて斜面を登ることにしました。
同じように歩く方々の足跡追い、山頂まで15分程度の距離まで詰めたところで、とうとう藪に行く手を阻まれました。
裏磐梯側の景色も素晴らしく、ここでご飯食べて終了!とも考えましたが、やっぱり山頂へも行きたい。ということで意を決して藪漕ぎしました。
かなり密集している藪でしたが、滑り落ちるような部分もなく、30mほど進んだところで登山道に出ることができました。
山頂に着いて猪苗代湖側の景色を見たときは感動です。眼下に遮るものがなく、目に見えるのはとにかく大きな猪苗代湖。いつも湖畔からしか見たことないので「こんなに大きかったっけ?」と改めて思います。特にこの時期は田植えの季節を迎え、湖の周囲の田んぼに水か張られているため、猪苗代湖が増水してあふれてしまったかのような景色でした。
猪苗代スキー場に通っていた頃も、猪苗代湖を美しいと思ってみていましたが、標高をあげて山頂から見下ろす猪苗代湖は別物。向こう岸まで一望でき、改めて大きな湖だと思いました。
景色を一通り楽しんだ後は、初めての山メシ。お湯を沸かしてカップラーメンだけですが、うまくできるがワクワクドキドキ。風が強くてガスの着火に手間取りましたが、着いてしまえば問題なく湯も沸き、カップラーメンも楽しむことができました。
小学生の息子が音も上げずよく頑張って登ってきたと思います。
いよいよ下山ですが、下りは登山道に忠実に弘法清水小屋を目指して下山。まだ、小屋は開いていませんでした。ここからも登山道に忠実に降りましたが、後でGPS記録を見ると、往路はかなり登山道をはずしていたようです。登山道は雪に覆われていますが、お花畑からしばらくは雪解け水で川のようになっている区間を歩かなければなりませんでした。何度か踏み抜きもあり、靴の中まで浸水してしまいました。
中ノ湯温泉後でしばし水遊び。建物は朽ちてしまっていますが、ぬるめの温泉が沸き出していました。(とても入る気にはなりませんが・・・)昔は湯治場だったようです。磐梯山を正面に見上げながら温泉に浸かれるロケーションは良いと思います。今、温泉宿をやったらはやるんじゃないかなぁ。なんて思いながら一息入れて、ここからは一気に登山口まで戻りました。
天気に恵まれ、けがもなく、最高の登山となりました。
【後日記】
この頃は本格的な山登り装備もなく、半ばハイキング的な気分で登ってました。地図も持たず装備も足りていないのに子供をつれて残雪期の登山など、振り返ってみると、とても危ない山行だったと思います。幸い天気が良かったので視界も問題なく、多くの登山者がいたため目指すものがあったというのが何もなく無事に帰ってこれた要因でしょう。
バッジの収集も始めていなかったため、この時は買って来ませんでした。1年ほどたち、本格的にあちこちの山に登るようになってから、磐梯山に上った友人に買ってきてもらいました。
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