立山(雄山)Home to Summit
- GPS
- 17:37
- 距離
- 114km
- 登り
- 3,669m
- 下り
- 3,663m
コースタイム
1:03 芦峅寺
2:10〜2:22 称名滝駐車場
2:45 八郎坂入口
4:16 弘法
5:20 弥陀ヶ原
6:38 天狗平
7:19 室堂
8:14 一の越
8:53 雄山
9:22 下山
9:52 一の越
10:30〜10:51 室堂
11:20 天狗平
12:18 弥陀ヶ原
13:13 弘法
14:25 八郎坂入口
14:40〜15:05 称名滝駐車場
15:30 芦峅寺
16:50 ゴール
天候 | 晴れ後時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・桂台〜称名滝 この区間はロードレーサーを利用。 序盤は普通の勾配だが案内所を過ぎた辺りから急になる。 特に登るにつれて勾配が厳しくなる。 ペダルに力を加えると前輪が浮く感覚があり、 最後の洞門内の坂でMAXとなる。 しばらく上がるとゴール(今回は登山スタート点)。 途中の案内所の山側にトイレ・水場あり。 称名駐車場にもトイレ有。水場は山側に一カ所(水流) 昼はレストハウス営業(ジュース、アイスクリーム販売)。 下山時のダウンヒルは快適。 ただし、出だしは急坂を下るのでブレーキを握る手が痛い。 藤橋まで快適なダウンヒルを味わえる。 ・称名滝〜弘法 先日まで落石で通行止めだったので荒天時通行注意。 竜飛橋手前に沢の水が出ている(水場)。 八郎坂は上りは快適だったが、下りはコケや急勾配で滑りやすい。 梅雨明け時期は樹木による日影があるが、 谷間は風が無く意外に暑く汗を掻きやすい。 標高1400m以上の下り始めが特に厄介に感じた 標高が低いところは緩めなので、下るにつれて安心できる。 ・弘法〜弥陀ヶ原 前半の遊歩道は笹が延びておりプチ藪漕ぎ。 夜半は露が凄くてびしょ濡れになる。 追分手前の木道がワタスゲの群生がありきれいだった。 追分から弥陀ヶ原の区間の木道は整備されている。 弥陀ヶ原のバス待合所はトイレやストーブがあり、風雨を避けられる。 ・弥陀ヶ原〜室堂 美松坂の入口に冷水が出ていて水分補給や手洗い可能(足場は良くない)。 小さな沢の水があるが飲用には適さないようだ。 登りは概ね歩きやすいが天狗平手前に雪渓がある。 また、下山時はコケが付いた岩は滑るので注意。 熊にも注意との看板。山荘手前はお花がきれいで雷鳥にも合いやすい。 笹が刈られていて歩きやすい。 ・室堂〜雄山 天狗平から室堂の間も雷鳥を見つけやすい。 雪渓があるが機械で除雪されている。 室堂周辺は花が目を楽しませてくれる。 室堂は人通りが多く、食事、水場、トイレなど整備されている。 室堂山荘を過ぎるといくつも雪渓を横切るがステップがあり問題なし。 ただし、団体と会うと渋滞しやすい。 一の越は風の通り道、冷えやすいので早めの対応を。 雄山の登りは登り(赤)と下り(黄)が分かれており登山に集中できる。 これは混雑解消に貢献している。 先日の上部崩落によって登りと下りが共通路となっているが、 道は広いので問題はない。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
梅雨が明け、どこへ行こうか。
日曜日は用事があり、土曜日の有効活用狙い。
天候がバッチリなのでどっぷりの山行とチャリも楽しもうということで、
数年温めていた海からの立山往復をやってみよう。
自宅は海抜10mもないので海岸まで自転車で行ってもほぼ一緒なので自宅発とする。
午後からどうせ雷雨がでると予想して出発時間は午後11時、称名滝経由とする。
睡眠時間は約1時間、寝れただけでもありがたい。
予定通り前日からロードレーサーでスタート、さすがに暑くて湿度が高い。
芦峅寺まで無難にナイトランをこなして雄山神社に参拝。
さら上部を目指し桂台からの激坂をこなす。空は晴れ星々が瞬く。
駐車場手前の最後の激坂はやはり難関でした。すっかり心拍を上げさせられた。
やはり3時間ほど要して次のパートへ。
駐車場で自転車をデポ、シューズをトレランシューズに履き替える。
また、水をたっぷりと補給して八郎坂を登る。
急登であるが足場をしっかり取れたので登りやすかった。
標高を上げようやく涼しくなってきた。
アルペンルートに入り弘法から七曲りへ。
ようやく夜が明けてきた。富山平野の夜景も目にすることができた。
冷たい風が降りてきて寒いほどある。
追分手前で遊歩道に入るが失敗した。笹の露でタイツもシューズもびしょ濡れである。
すぐにアルペンルートに戻る。
弥陀ヶ原手前で再び遊歩道へ。こちらは整備され快適。
弥陀ヶ原の待合所で小休憩。栄養と水分補給してリラックス。
やはりロングコース、もう6時過ぎだ。ここでバス時間をチェック。
8時までに室堂を通過すれば下界からの登山者に先行できる。
慣れた美松坂を登り天狗平から室堂へ。途中でライチョウのつがいに出合えた。
空は真っ青で剱や立山連峰が素晴らしかった。
室堂から一の越に入るとようやく先行者を捕らえる。
雪渓を幾つも横切り一の越へ。ここで風が冷たくヤッケを羽織りゼリーを飲んで雄山まで休まず登り上げる。久しぶりですが長いアプローチでした。
社務所は営業していたので、目的のお守りを家族分購入、写真を取り下山。
山の天気は午前中なので早めに動く。
一の越まではガレがあり慎重に下りる。一の越を過ぎると下から多数の皆さんが上がってくる。雪渓ではルート脇を足スキーで快適に下れて気持ちよかった。
あっという間に室堂、美味しい水を補給、ついでに立山そばで塩分も摂取。
今日は来た道を正直に戻る作戦。脚は後半も良く動く。疲れてはいるが集中できる。
美松坂から弥陀ヶ原を過ぎると暑さがぶり返す。途中の遊歩道のワタスゲが見事であったがアルペンルートは灼熱地獄でした。八郎坂に入ると日陰だが無風で湿度が高く汗ばかり。ガスの中から落ちてくる称名滝は見事であった。
その後、コケの激坂下りは消耗戦となった。八郎坂を終えて飛竜橋で滝の水しぶきを受けたときは気持ちがよかった。
駐車場で仕度を整えロードレーサーで快適ダウンヒルだ。
平野部に入るとボトルの水が無くなる。また、山風が向かい風でまたもや体力勝負になってきた。暑さと湿度が襲い掛かりオーバーヒート気味になった。
たまらず常願寺公園に寄って水を頭からかぶりボトルに補給。
これで蘇り、17時前になんとか自宅まで戻ることができた。
久しぶりの完全燃焼の山行で思ったよりも時間と体力を要したものの、なんとか集中力を切らすことなく家族にもお守りを渡して長い一日を終えることができた。
やはり人間アルペンルートは楽ではない。
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