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Yamareco

記録ID: 3359593
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山(雄山)Home to Summit

2021年07月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
17:37
距離
114km
登り
3,669m
下り
3,663m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

23:11 スタート
1:03 芦峅寺
2:10〜2:22 称名滝駐車場
2:45 八郎坂入口
4:16 弘法
5:20 弥陀ヶ原
6:38 天狗平
7:19 室堂
8:14 一の越
8:53 雄山
9:22 下山
9:52 一の越
10:30〜10:51 室堂
11:20 天狗平
12:18 弥陀ヶ原
13:13 弘法
14:25 八郎坂入口
14:40〜15:05 称名滝駐車場
15:30 芦峅寺
16:50 ゴール
天候 晴れ後時々くもり
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自宅〜称名滝駐車場:自転車(ロード)
コース状況/
危険箇所等
・桂台〜称名滝
この区間はロードレーサーを利用。
序盤は普通の勾配だが案内所を過ぎた辺りから急になる。
特に登るにつれて勾配が厳しくなる。
ペダルに力を加えると前輪が浮く感覚があり、
最後の洞門内の坂でMAXとなる。
しばらく上がるとゴール(今回は登山スタート点)。
途中の案内所の山側にトイレ・水場あり。
称名駐車場にもトイレ有。水場は山側に一カ所(水流)
昼はレストハウス営業(ジュース、アイスクリーム販売)。
下山時のダウンヒルは快適。
ただし、出だしは急坂を下るのでブレーキを握る手が痛い。
藤橋まで快適なダウンヒルを味わえる。

・称名滝〜弘法
先日まで落石で通行止めだったので荒天時通行注意。
竜飛橋手前に沢の水が出ている(水場)。
八郎坂は上りは快適だったが、下りはコケや急勾配で滑りやすい。
梅雨明け時期は樹木による日影があるが、
谷間は風が無く意外に暑く汗を掻きやすい。
標高1400m以上の下り始めが特に厄介に感じた
標高が低いところは緩めなので、下るにつれて安心できる。

・弘法〜弥陀ヶ原
前半の遊歩道は笹が延びておりプチ藪漕ぎ。
夜半は露が凄くてびしょ濡れになる。
追分手前の木道がワタスゲの群生がありきれいだった。
追分から弥陀ヶ原の区間の木道は整備されている。
弥陀ヶ原のバス待合所はトイレやストーブがあり、風雨を避けられる。

・弥陀ヶ原〜室堂
美松坂の入口に冷水が出ていて水分補給や手洗い可能(足場は良くない)。
小さな沢の水があるが飲用には適さないようだ。
登りは概ね歩きやすいが天狗平手前に雪渓がある。
また、下山時はコケが付いた岩は滑るので注意。
熊にも注意との看板。山荘手前はお花がきれいで雷鳥にも合いやすい。
笹が刈られていて歩きやすい。

・室堂〜雄山
天狗平から室堂の間も雷鳥を見つけやすい。
雪渓があるが機械で除雪されている。
室堂周辺は花が目を楽しませてくれる。
室堂は人通りが多く、食事、水場、トイレなど整備されている。
室堂山荘を過ぎるといくつも雪渓を横切るがステップがあり問題なし。
ただし、団体と会うと渋滞しやすい。
一の越は風の通り道、冷えやすいので早めの対応を。
雄山の登りは登り(赤)と下り(黄)が分かれており登山に集中できる。
これは混雑解消に貢献している。
先日の上部崩落によって登りと下りが共通路となっているが、
道は広いので問題はない。


予約できる山小屋
天狗平山荘
23:30過ぎ、常願寺川を渡り一服。
久しぶりのナイトラン。
蒸し暑いので早く標高を上げよう。
23:30過ぎ、常願寺川を渡り一服。
久しぶりのナイトラン。
蒸し暑いので早く標高を上げよう。
道の途中には地蔵が多い。昔の参拝道沿いか?
道の途中には地蔵が多い。昔の参拝道沿いか?
1:00 芦峅寺の雄山神社に安全登山を祈願。修行タイム。
たまに県外ナンバーの車が立山方面に通過する。
1:00 芦峅寺の雄山神社に安全登山を祈願。修行タイム。
たまに県外ナンバーの車が立山方面に通過する。
1:20 藤橋通過。ここからがチャリの核心。
1:20 藤橋通過。ここからがチャリの核心。
1:40 桂台。ここからは自己責任。
夜空は満天の星である。
登坂でも足が動いてくれるので助かった。
1:40 桂台。ここからは自己責任。
夜空は満天の星である。
登坂でも足が動いてくれるので助かった。
2:19 称名滝の駐車場に到着。
自転車をデポ。シューズを履き替える。
エネルギーも補給。
2:19 称名滝の駐車場に到着。
自転車をデポ。シューズを履き替える。
エネルギーも補給。
ここで水を本格的に汲んでいく。弥陀ヶ原で追加するので1リットル強。
第二ロケット。
ここで水を本格的に汲んでいく。弥陀ヶ原で追加するので1リットル強。
第二ロケット。
2:45 飛竜橋通過。滝から細かな霧(水しぶき)が飛んでくる。
2:45 飛竜橋通過。滝から細かな霧(水しぶき)が飛んでくる。
八郎坂登山開始。
八郎坂登山開始。
暗いが登りやすくて快適。まだまだ先は長い。
暗いが登りやすくて快適。まだまだ先は長い。
3:18 称名滝展望台。滝は見えず激しい音のみ。標高1270m。
3:18 称名滝展望台。滝は見えず激しい音のみ。標高1270m。
3:38 さらに上にある展望台を通過。
3:38 さらに上にある展望台を通過。
4:00 ようやく八郎坂を抜ける。
4:00 ようやく八郎坂を抜ける。
美女平からの道と合流。
美女平からの道と合流。
4:05 アルペンルートへ乗り上げ。天国への階段。
4:05 アルペンルートへ乗り上げ。天国への階段。
何番だろうか? 調べようと思いながらまだ宿題。
何番だろうか? 調べようと思いながらまだ宿題。
夜が明けてきた。大辻山と市街地。
夜が明けてきた。大辻山と市街地。
4:15 弘法の休憩所通過。
4:15 弘法の休憩所通過。
夜明け前のアルペンルートを突き進む。
ラジオでを流して暇つぶし。
夜明け前のアルペンルートを突き進む。
ラジオでを流して暇つぶし。
懇ろにご挨拶。
4:28 七曲りの標識通過。自分で歩くとカーブが良くわかる。
今日は誰にも会わない。
4:28 七曲りの標識通過。自分で歩くとカーブが良くわかる。
今日は誰にも会わない。
ちょっと遊歩道を歩くと笹に付いた水でびしょ濡れ。
途中でカッパを付けるがすでに遅し。
ちょっと遊歩道を歩くと笹に付いた水でびしょ濡れ。
途中でカッパを付けるがすでに遅し。
朝焼けの鍬崎山。
1
朝焼けの鍬崎山。
同じく薬師岳。
ニッコウキスゲ。
ニッコウキスゲ。
再びアルペンルートを歩く。
再びアルペンルートを歩く。
夜が明けて立山の前衛峰をキャッチ。弥陀ヶ原も近い。
夜が明けて立山の前衛峰をキャッチ。弥陀ヶ原も近い。
大辻山と立山の影?。
大辻山と立山の影?。
追分通過。
鍬崎山とカーブ。
パトロールカーが通過。
挨拶したら驚かれたようだ。
鍬崎山とカーブ。
パトロールカーが通過。
挨拶したら驚かれたようだ。
弥陀ヶ原まで遊歩道を歩く(木道)。
弥陀ヶ原まで遊歩道を歩く(木道)。
コバイケイソウ。
コバイケイソウ。
初の残雪。
水芭蕉。
5:20 弥陀ヶ原。
6時まで美松坂に入れそうで良かった。
いよいよ高原地帯。
5:20 弥陀ヶ原。
6時まで美松坂に入れそうで良かった。
いよいよ高原地帯。
美松坂手前の地蔵。
美松坂手前の地蔵。
5:36 美松坂入口。左手で冷たい水が補給できる。
5:36 美松坂入口。左手で冷たい水が補給できる。
大日岳にも日差しがあたる。
大日岳にも日差しがあたる。
富山平野と大辻山。
富山平野と大辻山。
池塘と大辻山への稜線。雲なし(ピーカン)。
池塘と大辻山への稜線。雲なし(ピーカン)。
ようやく標高2000m。鍬崎山と同じ。
ここからまだ1000m上げる。
ようやく標高2000m。鍬崎山と同じ。
ここからまだ1000m上げる。
大日岳。
奥大日岳。
美松阪は笹が手入れされ快適。
下りはコケで滑りやすい。
美松阪は笹が手入れされ快適。
下りはコケで滑りやすい。
天狗平手前の雪渓。雪はすでに柔らかい。
1
天狗平手前の雪渓。雪はすでに柔らかい。
登ってきた道を振り返る。
バスはまだ走っていない。
登ってきた道を振り返る。
バスはまだ走っていない。
6:38 天狗平。
バスが来る前に室堂を通過しよう。
ここから山岳ハイク。
観光客がいないので独り占め。
6:38 天狗平。
バスが来る前に室堂を通過しよう。
ここから山岳ハイク。
観光客がいないので独り占め。
剱もキャッチ。見えるのはこの辺だけ。
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剱もキャッチ。見えるのはこの辺だけ。
天狗平の地蔵さん。
天狗平の地蔵さん。
重鎮をキャッチ。今日は帰りもあるので雄山だけです。
重鎮をキャッチ。今日は帰りもあるので雄山だけです。
天狗平で会えなかったがバッタリ。
必死にエサを啄んでいた。
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天狗平で会えなかったがバッタリ。
必死にエサを啄んでいた。
風景で飽きないのは久しぶり。
後から雲が出るので早めが勝負。
距離が長いので時間がかかる。
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風景で飽きないのは久しぶり。
後から雲が出るので早めが勝負。
距離が長いので時間がかかる。
まだ逆光気味。帰りか?
まだ逆光気味。帰りか?
雪渓はカットしてあり安全に通過(感謝)。
雪渓はカットしてあり安全に通過(感謝)。
青空が広がる。
浄土山。時間があれば寄りたいが今日は止めておこう。
浄土山。時間があれば寄りたいが今日は止めておこう。
毛勝三山。
7:25 室堂通過。
室堂山荘前の地蔵さん。今日は参拝者の気分。
7:25 室堂通過。
室堂山荘前の地蔵さん。今日は参拝者の気分。
剱御前、別山。
いよいよ第三弾ロケット。
登山者が少なくマイペース。
先行者が少々。
いよいよ第三弾ロケット。
登山者が少なくマイペース。
先行者が少々。
ここは写真だけで先に進む。
ここは写真だけで先に進む。
一の越までもう少し。天狗平からノンストップ。
雪渓は予想よりも多かったが雪は柔らかい。
一の越までもう少し。天狗平からノンストップ。
雪渓は予想よりも多かったが雪は柔らかい。
8:00過ぎ、一の越到着、南方の山々が迎えてくれた。
1
8:00過ぎ、一の越到着、南方の山々が迎えてくれた。
槍、穂高、赤牛、笠。
1
槍、穂高、赤牛、笠。
一の越山荘。まだ人が少ない。
風が冷たいのでソフトシェルを羽織る。
さすがに足が重い。
一の越山荘。まだ人が少ない。
風が冷たいのでソフトシェルを羽織る。
さすがに足が重い。
短めの休憩を取り雄山へ。後は惰性で登る。
浄土山と後方の山々。
2
短めの休憩を取り雄山へ。後は惰性で登る。
浄土山と後方の山々。
浄土、龍王、薬師など。
浄土、龍王、薬師など。
何合目? 見晴らしが良い。
何合目? 見晴らしが良い。
ようやく社務所が見えてきた。
結局ノンストップか。
ようやく社務所が見えてきた。
結局ノンストップか。
登山道崩落による対応で登りのルート変更。
登山道崩落による対応で登りのルート変更。
登りは赤印(下りは黄)。
登りは赤印(下りは黄)。
山頂手前から東を望む。白山が見えた。
山頂手前から東を望む。白山が見えた。
8:54 雄山到着。
富士山。雲が見えだした。
1
8:54 雄山到着。
富士山。雲が見えだした。
黒部五郎。
奥は妙高方面?
富士山が良く見える。
富士山が良く見える。
後立の面々。
雄山到着。
社務所は営業していました。
ここで本日の目的を果たして帰ります。
雄山到着。
社務所は営業していました。
ここで本日の目的を果たして帰ります。
去年、お参りしたので今年はパス。
(コロナ対応で開放)
意外に時間がかかってしまった。
帰りは登りの登山者と交錯するだろう。
去年、お参りしたので今年はパス。
(コロナ対応で開放)
意外に時間がかかってしまった。
帰りは登りの登山者と交錯するだろう。
それにしてもいい眺め。
それにしてもいい眺め。
いい一日を満喫。
2
いい一日を満喫。
薬師と黒部五郎、いいコンビ。
1
薬師と黒部五郎、いいコンビ。
読売新道も長そう。
1
読売新道も長そう。
赤牛ですか、たどり着けるだろうか?
1
赤牛ですか、たどり着けるだろうか?
下山は黄マーク。上は登りと共通。
ガレ場もあるが全般的に下りやすい。
下山は黄マーク。上は登りと共通。
ガレ場もあるが全般的に下りやすい。
奥大日〜大日岳。
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奥大日〜大日岳。
やっぱり下から登山者がたくさん。
やっぱり下から登山者がたくさん。
雄山アップ。
こちらは真砂岳。
こちらは真砂岳。
室堂まで駆け足、雪渓は足スキーで快適でした。
すでに周囲は暑い。
皆さん、汗を流して登っていかれた。
室堂まで駆け足、雪渓は足スキーで快適でした。
すでに周囲は暑い。
皆さん、汗を流して登っていかれた。
浄土山でスキーですか。
浄土山でスキーですか。
10:30 室堂。
ゆっくりもしていられない。
ここで下りに備えて水を補給。
雨が降り出す前に称名まで頑張ろう。
10:30 室堂。
ゆっくりもしていられない。
ここで下りに備えて水を補給。
雨が降り出す前に称名まで頑張ろう。
無補給を考えていたが、灼熱対策で立山そばを頂きました。
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無補給を考えていたが、灼熱対策で立山そばを頂きました。
室堂から天狗平はお花がいっぱい。
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室堂から天狗平はお花がいっぱい。
雪の大谷の名残。
雪の大谷の名残。
奥大日岳。
別アングルの剱。
別アングルの剱。
美松坂を下る。
樹木で木陰があるが、コケの石は滑りやすく慎重に歩く。
いよいよ暑さとの闘いスタート。
美松坂を下る。
樹木で木陰があるが、コケの石は滑りやすく慎重に歩く。
いよいよ暑さとの闘いスタート。
アルペンルートに出て弥陀ヶ原へ。
12:20 弥陀ヶ原。
アルペンルートは暑すぎ。
アルペンルートに出て弥陀ヶ原へ。
12:20 弥陀ヶ原。
アルペンルートは暑すぎ。
弥陀ヶ原から遊歩道を下る。
ワタスゲの群生が出迎え。
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弥陀ヶ原から遊歩道を下る。
ワタスゲの群生が出迎え。
大日岳とワタスゲ。
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大日岳とワタスゲ。
雲が湧きだした。
雲が湧きだした。
後方の山々を振り返る。
後方の山々を振り返る。
遊歩道は笹が覆ってきて試練となったのでアルペンルートを歩く。
バスが少なくそのまま八郎坂に向かう。
遊歩道は笹が覆ってきて試練となったのでアルペンルートを歩く。
バスが少なくそのまま八郎坂に向かう。
日差しが強すぎ。
日差しが強すぎ。
称名滝、真ん中位の滝つぼ。
称名滝、真ん中位の滝つぼ。
下の滝つぼは見えない。
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下の滝つぼは見えない。
霧の中から水流が現れる。
滝見台よりもその前後の方が景色が良い。
霧の中から水流が現れる。
滝見台よりもその前後の方が景色が良い。
ようやく八郎坂を抜ける。
すぐに沢水で体を冷やすと気持ちよかった。
この後、チャリに乗り換え。まだまだ先があります。
芦峅寺の雄山神社に寄ってダウンヒル。
自宅までのロード走行が核心だったかもしれない。
ようやく八郎坂を抜ける。
すぐに沢水で体を冷やすと気持ちよかった。
この後、チャリに乗り換え。まだまだ先があります。
芦峅寺の雄山神社に寄ってダウンヒル。
自宅までのロード走行が核心だったかもしれない。
ゲームセット。

感想

梅雨が明け、どこへ行こうか。
日曜日は用事があり、土曜日の有効活用狙い。
天候がバッチリなのでどっぷりの山行とチャリも楽しもうということで、
数年温めていた海からの立山往復をやってみよう。
自宅は海抜10mもないので海岸まで自転車で行ってもほぼ一緒なので自宅発とする。
午後からどうせ雷雨がでると予想して出発時間は午後11時、称名滝経由とする。
睡眠時間は約1時間、寝れただけでもありがたい。
予定通り前日からロードレーサーでスタート、さすがに暑くて湿度が高い。
芦峅寺まで無難にナイトランをこなして雄山神社に参拝。
さら上部を目指し桂台からの激坂をこなす。空は晴れ星々が瞬く。
駐車場手前の最後の激坂はやはり難関でした。すっかり心拍を上げさせられた。
やはり3時間ほど要して次のパートへ。
駐車場で自転車をデポ、シューズをトレランシューズに履き替える。
また、水をたっぷりと補給して八郎坂を登る。
急登であるが足場をしっかり取れたので登りやすかった。
標高を上げようやく涼しくなってきた。
アルペンルートに入り弘法から七曲りへ。
ようやく夜が明けてきた。富山平野の夜景も目にすることができた。
冷たい風が降りてきて寒いほどある。
追分手前で遊歩道に入るが失敗した。笹の露でタイツもシューズもびしょ濡れである。
すぐにアルペンルートに戻る。
弥陀ヶ原手前で再び遊歩道へ。こちらは整備され快適。
弥陀ヶ原の待合所で小休憩。栄養と水分補給してリラックス。
やはりロングコース、もう6時過ぎだ。ここでバス時間をチェック。
8時までに室堂を通過すれば下界からの登山者に先行できる。
慣れた美松坂を登り天狗平から室堂へ。途中でライチョウのつがいに出合えた。
空は真っ青で剱や立山連峰が素晴らしかった。
室堂から一の越に入るとようやく先行者を捕らえる。
雪渓を幾つも横切り一の越へ。ここで風が冷たくヤッケを羽織りゼリーを飲んで雄山まで休まず登り上げる。久しぶりですが長いアプローチでした。
社務所は営業していたので、目的のお守りを家族分購入、写真を取り下山。
山の天気は午前中なので早めに動く。
一の越まではガレがあり慎重に下りる。一の越を過ぎると下から多数の皆さんが上がってくる。雪渓ではルート脇を足スキーで快適に下れて気持ちよかった。
あっという間に室堂、美味しい水を補給、ついでに立山そばで塩分も摂取。
今日は来た道を正直に戻る作戦。脚は後半も良く動く。疲れてはいるが集中できる。
美松坂から弥陀ヶ原を過ぎると暑さがぶり返す。途中の遊歩道のワタスゲが見事であったがアルペンルートは灼熱地獄でした。八郎坂に入ると日陰だが無風で湿度が高く汗ばかり。ガスの中から落ちてくる称名滝は見事であった。
その後、コケの激坂下りは消耗戦となった。八郎坂を終えて飛竜橋で滝の水しぶきを受けたときは気持ちがよかった。
駐車場で仕度を整えロードレーサーで快適ダウンヒルだ。
平野部に入るとボトルの水が無くなる。また、山風が向かい風でまたもや体力勝負になってきた。暑さと湿度が襲い掛かりオーバーヒート気味になった。
たまらず常願寺公園に寄って水を頭からかぶりボトルに補給。
これで蘇り、17時前になんとか自宅まで戻ることができた。

久しぶりの完全燃焼の山行で思ったよりも時間と体力を要したものの、なんとか集中力を切らすことなく家族にもお守りを渡して長い一日を終えることができた。
やはり人間アルペンルートは楽ではない。



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