【鳥海山】湯ノ台口〜鉾立へ 変化に富んだ縦走（東北の百名山めぐり�◆�

2021年07月17日(土) ~ 2021年07月18日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,268m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:17

16:03 湯ノ台口
16:20 滝ノ小屋

2日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:37
• 合計: 10:18

5:28 滝ノ小屋
6:28 6:33 河原宿
8:42 伏拝岳
8:57 8:58 行者岳
9:26 9:42 七高山
10:20 10:25 鳥海山
10:45 11:32 御室
11:32 行者岳
12:19 12:20 伏拝岳
12:40 文珠岳
13:10 13:12 外輪山・千蛇谷分岐
13:16 七五三掛
13:34 御田ヶ原分岐
13:46 13:50 御田ヶ原
14:05 14:19 御浜小屋
14:45 賽の河原
15:38 15:40 鉾立展望台
15:46 鉾立

天候

1日目　晴れ
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

自家用車を吹浦駐車場（無料）に駐車
（往路）
吹浦駐車場〜吹浦駅　徒歩約15分
吹浦駅〜酒田駅　JR羽越本線
酒田駅〜湯ノ台口　乗合タクシー（4,700円）
（復路）
鉾立〜遊楽里　乗合タクシー（2,900円）
※往路、復路とも乗合タクシーと言いながら、乗客は自分一人だけでした

コース状況／危険箇所等

湯ノ台ルート上に長い雪渓あり（軽アイゼン使用）。
新山山頂付近は大きな岩を伝いながら進むので、転落注意。
コースのほぼずーっと日差しを遮るものがないので、暑さ対策、水分は多めに持参。熱中症でバテている人もいました。

その他周辺情報

下山後の日帰り温泉：道の駅象潟ねむの丘（日本海の展望が素晴らしい複合施設）

写真

7/17 16:03

酒田駅から乗合タクシーで約1時間
湯ノ台口からスタート

7/17 16:08

夕方に登っていくのは自分だけ
下山の人と多くすれ違います

7/17 16:16

沢を立派な橋で渡れば小屋は近い

7/17 16:22

約20分で本日の宿泊地　滝の小屋に到着
常連客、小屋番さんと楽しい夜を過ごします

7/17 16:45

鳥海山の外輪山を望む絶好のロケーション

7/18 5:28

2日目
お世話になった滝の小屋を出発

7/18 5:29

いきなり苦手な渡渉
渡渉というより沢を遡って進みます

7/18 5:38

振り返って滝の小屋

7/18 5:51

沢が終わると八丁坂の登り

7/18 6:20

辺りは高山植物でいっぱい

7/18 6:28

八丁坂を登りきると河原宿
建物は傾いていて利用はできそうもありません

7/18 6:40

河原宿からしばらくなだらかなお花畑コース

7/18 6:49

目の前に外輪山を見ながら大雪渓を登っていきます

7/18 7:07

振り返ると昨日登った月山

7/18 7:18

夏道に入っても、横の雪渓からの風が気持ち良い

7/18 7:49

もう一度雪渓を横断

7/18 8:19

あざみ坂周辺はコバイケイソウの大群落
今年は数十年に一度の当たり年らしい

7/18 8:39

あざみ坂の急登を振り返る

7/18 9:00

外輪山に登り上げると、新山（山頂）のドームが目の前に飛び込みます

7/18 9:08

ミヤマキンポウゲやイワギキョウ

7/18 9:28

鳥海山外輪山の山頂の一つ七高山に到着

7/18 9:30

目の前には新山の溶岩ドームと大きな雪渓

7/18 9:38

岩手山もはっきり分かります

7/18 9:36

明日登る予定の遠く早池峰山まで

7/18 9:49

外輪山の内壁をいったん下ります
急でスリップしやすい上、浮石も多いので慎重に

7/18 9:55

急傾斜の雪渓を横切り、大きな岩をよじ登っていきます

7/18 10:17

鳥海山（新山）山頂
なかなか登り応えありました

7/18 10:24

日本海から男鹿半島まで見渡せます

7/18 11:32

御室まで下って新山を振り返る

7/18 11:31

鳥海山大物忌神社に参拝

7/18 11:39

鳥海山の固有種チョウカイフスマをようやく発見

7/18 11:42

長く伸びた蕊が特徴的

7/18 11:47

再び外輪山によじ登ります

7/18 11:50

ヨツバシオガマの群生

7/18 12:09

ちょっとしたハシゴあり

7/18 12:18

どこまででも歩いていけそう

7/18 12:35

だんだんガスが多くなってきました
前方に鳥海湖が見えてきた

7/18 12:57

文珠付近にもチョウカイフスマ

7/18 13:16

七五三掛周辺はなだらかな稜線が続きます

7/18 13:26

チョウカイアザミ

7/18 13:35

扇子森へ最後の登り

7/18 13:38

両側にハクサンイチゲやチングルマが咲き誇ります

7/18 13:52

鳥海湖が見えてきました

7/18 14:05

小浜小屋付近にはニッコウキスゲ

7/18 14:13

山頂付近はガスに覆われてしまった

7/18 14:19

3リットル持ってきた水分が底をつき、ここで500ml×2本を購入

7/18 14:28

小浜小屋からは石畳の整備された道を緩やかに下ります

7/18 14:57

右下にゴールの鉾立の建物と駐車場が見えてきました

7/18 15:20

下るほどに日本海が近くなってくる

7/18 15:48

鉾立に到着

7/18 15:52

最後に山頂が姿を見せてくれました

撮影機器：

iPhone 7 Apple

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

鳥海山への登山ルートとして一番メジャーなのは西側の鉾立からですが、その往復だけではここまで来たのにもったいない。せっかくなら南側の湯ノ台側の大雪渓も歩いてみたいと思いいろいろ検討。酒田駅を中心に湯ノ台口にも鉾立にも乗合タクシーが運行しているので、それを組み合わせて縦走することにしました。
月山を下山後、酒田に移動して夕方に滝の小屋に到着。運よく？昔からの常連客が集まっている日で、夕食時に同じ輪に混ぜてもらいました。かなりの年配の方たちですが皆さんとってもパワフル。今年はコロナの影響でなかなか小屋で親しくお話すらできない状況ですが、やはりこんなひと時が一番楽しいです。
花いっぱいの登山道、雪渓、山頂付近の岩稜帯、外輪山の稜線、海に向かっての下山と変化に富んだルートで、とても楽しかったです。
それにしても、鳥海山はとても大きな山で、久しぶりの行動時間10時間超、暑さもあって最後はかなりバテバテでした。