日本三大急登のブナ立尾根から裏銀座の名峰 烏帽子岳・野口五郎岳へ

2013年08月02日(金) ~ 2013年08月04日(日)

• GPS: 52:00
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,706m
• 下り: 2,702m

コースタイム

��8月2日（金）高瀬ダム〜烏帽子小屋テント設営〜烏帽子岳：往復
　◆所要時間　9時間50分　　●歩行距離　8.5Km　　▲総上昇量　1421m
　　06:30　高瀬ダムサイト　入山
　　10:15　「�掘ε戚勝Ь�屋ノ沢△2208.54m」
　　12:00　烏帽子小屋〜テント設営
　　14:00　烏帽子テン場発
　　15:15　烏帽子岳△2628m
　　16:20　烏帽子テン場着

��8月3日（土）烏帽子小屋テン場〜野口五郎岳：往復
　◆所要時間　6時間50分　　●歩行距離　12.5Km　　▲総上昇量　826m
　　07:00　烏帽子テン場発
　　10:25　野口五郎岳「�供ε戚�:五郎岳△2924.32m」
　　13:50　烏帽子テン場着

��8月4日（日）烏帽子小屋テン場〜高瀬ダム：下山
　◆所要時間　4時間　　●歩行距離　5.7Km　　▲総上昇量　82m
　　06:30　烏帽子テント撤収発
　　10:30　高瀬ダムサイト　下山

天候

��8月2日（金）曇りのち晴れ　
��8月3日（土）晴れ　（烏帽子テン場07:00　11℃）（野口五郎岳10:25　17℃）
��8月4日（日）晴れのち小雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

●乗用車
　・県道槍ケ岳線の七倉山荘手前に車を置き、乗合タクシー（4人＠￥500-）で
　　高瀬ダムへ向かう。
★駐車場　
　・七倉山荘周辺の無料駐車場は、70％程の駐車率で、下山時も同様だった。
　　公衆トイレも有り、山荘での入浴も可（￥650-）。

コース状況／危険箇所等

◆山行概要≪核心部≫

・入山時に登山案内所へ登山届を出しに行くと、「先日の豪雨で濁沢の吊橋が流失し、
　沢を渡るのが危険で入山できない。」と言われたが、現地に行くと飛び石伝いに何とか徒渉が出来た。
　しかし、その時の衝撃で左膝に痛みと違和感を覚え、急遽サポーターをしてセーブしながら歩くことに・・。

・河川敷脇の「北アルプス裏銀座登山口」標識から日本三大急登のブナ立尾根に取り付くと
　カウントダウンの番号標識が現れ、単調な登りの良い目安になる。

・裏銀座の稜線に乗れば出会う登山者も稀で、天候も良く大展望をお供に北アルプスを
　静かに満喫することが出来た。

写真

ルート詳細図(クリック➡詳細ページ➡クリック拡大)

8/2 5:17

県道槍ケ岳線の七倉山荘駐車場から乗合タクシーで高瀬ダムへ向かう

8/2 6:26

高瀬川水系展望図

8/2 6:27

高瀬ダムの堰堤からトンネルを抜けます

8/2 6:37

不動澤の吊り橋

8/2 6:41

不動沢・濁沢キャンプ指定地を通過

8/2 6:52

沢を強引に渡る

8/2 7:25

日本三大急登のブナ原生林「ブナ立尾根」に取り付く

8/2 7:32

高瀬入国有林のブナ林を進む

8/2 10:17

ブナ立尾根の三等三角点「�掘ε戚勝Ь�屋ノ沢△2208.54m」

8/2 10:39

タヌキ岩

8/2 10:45

稜線が見えてきました

8/2 10:55

急峻な地形が広がります

8/2 11:51

まだイワカガミが咲いていました

8/2 11:55

烏帽子小屋に到着

8/2 14:03

テントを張ってから烏帽子岳へ向かいます

8/2 14:10

コマクサ

8/2 14:22

烏帽子岳の全貌

8/2 14:24

右下に高瀬ダムと中央の谷合に黒部ダムが見えました

8/2 14:37

右に登路が見えます

8/2 14:42

烏帽子岳の直下

8/2 15:00

鎖場もあります

8/2 15:04

山名標柱

8/2 15:05

烏帽子岳の山頂

8/2 15:10

高瀬ダムを俯瞰

8/2 15:10

不動岳方面

8/2 15:10

南の野口五郎岳へ続く稜線

8/2 15:10

西の水晶はガスの中

8/20 8:49

早く降りてきなさいよ

8/2 15:28

小屋のテン場へ戻ります

8/2 15:42

コマクサの群落が沢山ありました

8/2 17:32

奥の黄色いテントが我が家です。

8/3 6:59

8月3日の朝です

8/3 7:02

烏帽子ひょうたん池

8/3 7:10

西の赤牛方面

8/3 7:10

八ヶ岳のシルエット

8/3 8:03

石楠花の花も終わりのようです

8/3 8:18

正面に槍が姿を現しました

8/3 8:27

立山連峰

8/3 8:50

正面に水晶岳

8/3 9:00

赤牛の赤い山容

8/3 9:00

立山の山塊

8/3 9:51

野口五郎小屋

8/3 10:25

野口五郎岳の山頂

8/3 10:25

二等三角点「�供ε戚勝Ц渭些戡�2924.31m」

8/3 10:27

鋭い槍の山容

8/3 10:34

野口五郎小屋

8/3 12:20

ルートを少し変えて往路を引き返す

8/3 12:55

紅色が鮮やかなコマクサ

8/4 6:05

下山の朝です

8/4 7:09

崩壊の進む下山道

8/4 9:42

河川敷の「北アルプス裏銀座登山口」標識

8/4 9:45

ダムへ降りてきましたが、まだまだ元気です

8/4 9:48

仮設置の丸太橋を渡りかけましたが。。ツルツル滑るので断念

8/4 9:50

少し下流の新設登山道で沢を渡りました

8/4 12:24

七倉山荘に戻ってきました。お疲れさまでした。

撮影機器：

COOLPIX S30 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
・悪天候予報で、入山を順延していましたが、当日朝は曇天ながら昼には天候が回復し烏帽子岳に登って
　北アルプスや立山連峰の大パノラマを堪能。
・稜線には、「コマクサ」の花が咲き乱れ、飽きるほどのお花畑を見ながら、静かな縦走が楽しめました。
・二日目は、膝の具合が悪ければ下山するつもりでしたが、体調も良く快晴の青空に誘われて、
　槍と対峙しながら野口五郎岳をピストンしました。
・三日目に下山した濁沢には、丸太の仮橋とヒューム管を埋めた仮設通路で登山道が仮復旧していました。

【●日本三大急登】
　下記の尾根を言うらしい
　・北アルプス　烏帽子岳へのブナ立尾根
　・南アルプス　甲斐駒ヶ岳への黒戸尾根
　・上越　谷川岳への西黒尾根