茶臼岳・光岳・上河内岳
- GPS
- 54:40
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 3,603m
- 下り
- 3,404m
コースタイム
5:50南アルプス登山指導センター-6:30茶臼岳登山口-7:10ヤレヤレ峠-8:10ウソッコ沢小屋-9:10中の段-10:00横窪峠-11:55樺段-12:50茶臼小屋
<8/20>
4:30茶臼小屋-4:50分岐-5:20茶臼岳-5:50仁田池-6:00希望峰-6:15仁田岳-6:30希望峰-7:30易老岳-10:00イザルヶ岳-10:25光岳小屋-10:50光岳-11:05光石-11:30光岳小屋-13:15易老岳-14:45希望峰-15:25仁田池-15:55茶臼岳-16:15分岐-16:20茶臼小屋
<8/21>
4:30茶臼小屋-4:50分岐-6:10上河内岳-7:05南岳-8:10聖平小屋-9:20岩頭滝見台-10:40造林小屋跡-11:20聖沢吊橋-12:15出会所小屋跡-12:40聖沢登山口
天候 | <8/19>晴れ <8/20>晴れ <8/21>霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ウソッコ沢小屋から樺段あたりまではかなりの急登。 下山後、白樺荘の日帰り温泉500円。午後3時まで食事も可。 |
写真
感想
北アルプスに行く予定だったが、
天気予報が思わしくなく、急遽南アルプスに変更。
南アルプス南部はちょうど一年ぶりだが、
昨年同様、真夜中、東名新静岡から畑薙第一ダムまで、長〜い道のり。
畑薙第一ダムのゲート前の駐車場は、
月曜日ということもあってか、まだ数台分のスペースが残っていた。
夏季臨時駐車場もそう混んではいなかった。
天気はもったいないくらいの快晴。
林道を歩き、大吊橋を渡っていよいよ登山道に入る。
ヤレヤレ峠までは急登だが、そこからは下ったり登ったり。
きつかったのは、ウソッコ沢小屋からで、
ずり落ちそうな急坂をひたすら登る。
樺段から先には、茶臼小屋の従業員が付けた札が励ましてくれる。
森が開けると茶臼小屋が見え、トリカブトを始めとする花たちが迎えてくれる。
まだまだ時間的に余裕はあったが、
夜中に運転してきたこともあって流石に寝不足で横になる。
2日目の朝は、全くのガス状態で始まる。
これで、ご来光が見られるのだろうか。
4時半に小屋を出て、茶臼山頂に向かうが、
山頂に到達する前にご来光の時刻に。
それまで全くのガスの中だったのが、
日の出と同時に霧が風に吹き飛ばされ、景色が開けてくる。
そして、水平線から太陽が昇り始める。富士山もくっきりと。
何か奇跡的というか、神々しい朝を迎えた、という感じ。
霧は完全になくなったわけではなく、
下から風にあおられて稜線に向かって吹き上がってくる。
そして、次々と稜線を乗り越えていく。
これはこれで見ごたえのある光景。
さて、2日目は、ここから光岳まで往復という、
ちょっときつめの行程。
茶臼岳で展望を楽しんだ後は、希望峰。
ここで、行程に自信のない連れは直進、自身は仁田岳までピストン。
仁田岳までは、濡れたハイマツの間をすり抜けていくが、
山頂は、360度の素晴らしい展望で、
北側は聖岳を始めとする南アルプス南部の山々。
西側はこれから向かう光岳だが、そこに至る尾根には雲が張り付いている。
展望のない易老岳を経て、光岳手前のイザルヶ岳を登るが、
仁田岳から見えたとおり、ここはガスの中で展望がきかず、残念。
光岳も、さして展望のある山ではなく、西に光石が見える程度。
雲の量も、予想通り、だんだん多くなってきた。
来た道をどんどん戻るが、希望峰手前の登り返しがかなりきつい。
茶臼岳山頂に着いた時は、天候は晴れではあったが、
聖岳方向を眺めても、その山頂はすっかり霧の中。
茶臼岳の先で、雷鳥親子に出会い、何とか4時半に茶臼小屋に戻ってくる。
初日は食事を付けなかったが、茶臼小屋の食事は美味しいとの話なので、
この日は夕食を付ける。
なんと山小屋で刺身が出てきた。
食事時間は25分しか与えられなかったが、しっかりおかわりも頂いた。
3日目の朝も、ガスの中。
二匹目のドジョウを狙うが、この日の霧は日の出時刻を迎えてもビクともせず、
上河内岳山頂に至るも、全くの「白」の世界。
風も強いし、ダブルパンチである。
当初は、上河内岳ピストンで、茶臼岳登山口に下りるつもりだっだが、
坂が急で、下りでもきついということで、
聖平小屋を経由して、聖沢登山口に降りることに。
こうなるとどうしてもバス利用が必要で、
13時10分のバスを目指す。若干、急ぐ必要がある。
上河内岳の先、南岳の手前の花畑は、ちょっと見ごたえあり。
南岳に登っていくと、霧が少し晴れてきて、
おっ、富士山が顔を覗かせる。
昨日のようにここから晴れるというわけにはいかず、
その後も天気は一進一退。
聖平小屋に着いたときも、全くの曇りの状態であった。
その先は、一年前にも下った道。
茶臼小屋への道と比べると、急ではないが、
乗越までは、結構登り返しもあって、楽ではない。
ちょっと悔しいことに、このころから天気がどんどん回復してきて、
きっと上河内岳からの展望も素晴らしい状態に。
バスの時間があるし、これは如何ともしがたい。
聖沢登山口には、バス出発時刻の30分前に到着。
すっかり晴れて、暑さも厳しい。
ゲートでバスから車に乗り換え、
白樺荘で食事と日帰り入浴をして帰る。
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