ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 336772
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

茶臼岳・光岳・上河内岳

2013年08月19日(月) ~ 2013年08月21日(水)
 - 拍手
mou その他1人
GPS
54:40
距離
39.8km
登り
3,603m
下り
3,404m

コースタイム

<8/19>
5:50南アルプス登山指導センター-6:30茶臼岳登山口-7:10ヤレヤレ峠-8:10ウソッコ沢小屋-9:10中の段-10:00横窪峠-11:55樺段-12:50茶臼小屋
<8/20>
4:30茶臼小屋-4:50分岐-5:20茶臼岳-5:50仁田池-6:00希望峰-6:15仁田岳-6:30希望峰-7:30易老岳-10:00イザルヶ岳-10:25光岳小屋-10:50光岳-11:05光石-11:30光岳小屋-13:15易老岳-14:45希望峰-15:25仁田池-15:55茶臼岳-16:15分岐-16:20茶臼小屋
<8/21>
4:30茶臼小屋-4:50分岐-6:10上河内岳-7:05南岳-8:10聖平小屋-9:20岩頭滝見台-10:40造林小屋跡-11:20聖沢吊橋-12:15出会所小屋跡-12:40聖沢登山口
天候 <8/19>晴れ
<8/20>晴れ
<8/21>霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ウソッコ沢小屋から樺段あたりまではかなりの急登。
下山後、白樺荘の日帰り温泉500円。午後3時まで食事も可。
2日間お世話になる茶臼小屋。その前はトリカブトの群落。
2013年08月19日 13:59撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
4
8/19 13:59
2日間お世話になる茶臼小屋。その前はトリカブトの群落。
茶臼岳からご来光
2013年08月20日 05:14撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
5
8/20 5:14
茶臼岳からご来光
朝日に赤く染まる茶臼岳山頂
2013年08月20日 05:22撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
2
8/20 5:22
朝日に赤く染まる茶臼岳山頂
左奥から兎岳、聖岳、上河内岳
2013年08月20日 05:56撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/20 5:56
左奥から兎岳、聖岳、上河内岳
仁田岳山頂から茶臼岳、富士山を望む。
2013年08月20日 06:14撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
2
8/20 6:14
仁田岳山頂から茶臼岳、富士山を望む。
仁田岳山頂。左から聖岳、上河内岳、茶臼岳が見える。
2013年08月20日 06:18撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/20 6:18
仁田岳山頂。左から聖岳、上河内岳、茶臼岳が見える。
仁田岳山頂から光岳を望む。ガスが稜線に張り付いている。
2013年08月20日 06:23撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/20 6:23
仁田岳山頂から光岳を望む。ガスが稜線に張り付いている。
光岳山頂
2013年08月20日 10:51撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/20 10:51
光岳山頂
光石
2013年08月20日 11:05撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/20 11:05
光石
茶臼岳を見上げる。
2013年08月20日 15:41撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
8/20 15:41
茶臼岳を見上げる。
ライチョウの親子
2013年08月20日 16:06撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
3
8/20 16:06
ライチョウの親子
上河内岳は完全なホワイトアウト。残念。
2013年08月21日 06:13撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
8/21 6:13
上河内岳は完全なホワイトアウト。残念。
タカネナデシコ
2013年08月21日 06:59撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
8/21 6:59
タカネナデシコ
上河内岳の先の南岳山頂から墨絵の富士山が見えた
2013年08月21日 07:04撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
5
8/21 7:04
上河内岳の先の南岳山頂から墨絵の富士山が見えた
撮影機器:

感想

北アルプスに行く予定だったが、
天気予報が思わしくなく、急遽南アルプスに変更。

南アルプス南部はちょうど一年ぶりだが、
昨年同様、真夜中、東名新静岡から畑薙第一ダムまで、長〜い道のり。

畑薙第一ダムのゲート前の駐車場は、
月曜日ということもあってか、まだ数台分のスペースが残っていた。
夏季臨時駐車場もそう混んではいなかった。

天気はもったいないくらいの快晴。
林道を歩き、大吊橋を渡っていよいよ登山道に入る。
ヤレヤレ峠までは急登だが、そこからは下ったり登ったり。
きつかったのは、ウソッコ沢小屋からで、
ずり落ちそうな急坂をひたすら登る。

樺段から先には、茶臼小屋の従業員が付けた札が励ましてくれる。
森が開けると茶臼小屋が見え、トリカブトを始めとする花たちが迎えてくれる。

まだまだ時間的に余裕はあったが、
夜中に運転してきたこともあって流石に寝不足で横になる。

2日目の朝は、全くのガス状態で始まる。
これで、ご来光が見られるのだろうか。
4時半に小屋を出て、茶臼山頂に向かうが、
山頂に到達する前にご来光の時刻に。
それまで全くのガスの中だったのが、
日の出と同時に霧が風に吹き飛ばされ、景色が開けてくる。
そして、水平線から太陽が昇り始める。富士山もくっきりと。
何か奇跡的というか、神々しい朝を迎えた、という感じ。

霧は完全になくなったわけではなく、
下から風にあおられて稜線に向かって吹き上がってくる。
そして、次々と稜線を乗り越えていく。
これはこれで見ごたえのある光景。

さて、2日目は、ここから光岳まで往復という、
ちょっときつめの行程。

茶臼岳で展望を楽しんだ後は、希望峰。
ここで、行程に自信のない連れは直進、自身は仁田岳までピストン。
仁田岳までは、濡れたハイマツの間をすり抜けていくが、
山頂は、360度の素晴らしい展望で、
北側は聖岳を始めとする南アルプス南部の山々。
西側はこれから向かう光岳だが、そこに至る尾根には雲が張り付いている。

展望のない易老岳を経て、光岳手前のイザルヶ岳を登るが、
仁田岳から見えたとおり、ここはガスの中で展望がきかず、残念。

光岳も、さして展望のある山ではなく、西に光石が見える程度。
雲の量も、予想通り、だんだん多くなってきた。
来た道をどんどん戻るが、希望峰手前の登り返しがかなりきつい。
茶臼岳山頂に着いた時は、天候は晴れではあったが、
聖岳方向を眺めても、その山頂はすっかり霧の中。
茶臼岳の先で、雷鳥親子に出会い、何とか4時半に茶臼小屋に戻ってくる。

初日は食事を付けなかったが、茶臼小屋の食事は美味しいとの話なので、
この日は夕食を付ける。
なんと山小屋で刺身が出てきた。
食事時間は25分しか与えられなかったが、しっかりおかわりも頂いた。

3日目の朝も、ガスの中。
二匹目のドジョウを狙うが、この日の霧は日の出時刻を迎えてもビクともせず、
上河内岳山頂に至るも、全くの「白」の世界。
風も強いし、ダブルパンチである。

当初は、上河内岳ピストンで、茶臼岳登山口に下りるつもりだっだが、
坂が急で、下りでもきついということで、
聖平小屋を経由して、聖沢登山口に降りることに。
こうなるとどうしてもバス利用が必要で、
13時10分のバスを目指す。若干、急ぐ必要がある。

上河内岳の先、南岳の手前の花畑は、ちょっと見ごたえあり。
南岳に登っていくと、霧が少し晴れてきて、
おっ、富士山が顔を覗かせる。
昨日のようにここから晴れるというわけにはいかず、
その後も天気は一進一退。
聖平小屋に着いたときも、全くの曇りの状態であった。

その先は、一年前にも下った道。
茶臼小屋への道と比べると、急ではないが、
乗越までは、結構登り返しもあって、楽ではない。

ちょっと悔しいことに、このころから天気がどんどん回復してきて、
きっと上河内岳からの展望も素晴らしい状態に。
バスの時間があるし、これは如何ともしがたい。

聖沢登山口には、バス出発時刻の30分前に到着。
すっかり晴れて、暑さも厳しい。

ゲートでバスから車に乗り換え、
白樺荘で食事と日帰り入浴をして帰る。









お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3853人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら