白馬大雪渓〜不帰ノ嶮〜唐松岳〜八方アダム 強風で金ちゃん走り(*_*)

2013年08月21日(水) ~ 2013年08月22日(木)

• GPS: 34:00
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,328m
• 下り: 2,827m

コースタイム

1日目　　　6：20猿倉荘-7：50白馬尻小屋-10：45葱平-12：35村営白馬岳頂上宿舎-
　　　　　　15：20白馬鑓ヶ岳-15：40鑓温泉分岐-16：15天狗山荘

2日目　　　5：45天狗山荘-6：15天狗の頭-8：10一峰の頭-9：35ニ峰北峰-9：50ニ峰南峰-10：35唐松岳-
　　　　　　11：00唐松岳頂上山荘（昼ごはん）13：00-15：00八方池

天候

1日目　　　小雨・大雨・ガス・強風　いずれかコラボ...

2日目　　　ガスと小雨→ガスと強風→12時から晴れ！

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

猿倉駐車場は駐車スペースが少ない為、ハイシーズンは八方の無料駐車場の利用が確実です。

猿倉まで
タクシー1台（5人まで）￥3000
バス　　1人　　　　　　￥900

コース状況／危険箇所等

白馬大雪渓は登り始めにクレパスがあり左側の秋道に迂回する必要があります。
アイゼン装着のまま歩きました。ザレていてとても怖かったです。

大雪渓は落石に注意しながら進みましょう。
雪渓上部（登山道ではありませんが）丸い石が転がっていくのを見ました。
大雪渓にはアイゼンは必須だと思います。

不帰ノ嶮は危険個所には鎖があるので大丈夫でしたが、雨のあとは滑るので小屋の方に聞くと行かない方がいいと言われます。

お昼ごはんを自炊するのに唐松岳頂上山荘の自炊場を休憩料￥300で利用させてもらいました。

八方のクワッドを降りた所で八方温泉の入泉券が￥500→￥300で購入出来ました。

写真

8/21 5:49

八方無料駐車場
道の向こう側にバス停もあるしタクシーも待機しています。
こんな空だからガラーンとしてますね。

8/21 5:50

山方面もどんより

8/21 6:12

猿倉荘もひっそり

8/21 7:03

野菊にうっとり

8/21 7:05

前日は凄い雨だったそうでー

8/21 7:07

川が増水しています。

8/21 7:30

8月のアジサイ

8/21 7:33

ランの仲間かな？

8/21 7:50

白馬尻小屋に到着

8/21 8:13

ここでアイゼン装着
芽吹いたばかりの植物があるのでアイゼンは雪の上で履きましょう！（注意されました）スミマセン

8/21 8:22

いざ出陣

8/21 8:27

いきなり！クレパス！！
わ〜怖い〜

8/21 8:28

降りられそうな所からクレパスに降りて向こう側に渡ります。

8/21 8:31

落石にこんな注意書き

8/21 8:37

大雪渓って恐ろしいー

8/23 5:33

秋道を迂回しますがザレていて大雪渓でここが一番怖かった。

8/21 8:56

雪の上の方が安心

8/21 9:01

振り返るとこんな感じ

8/21 9:07

青空があれば絵になるのになー

8/21 9:11

大きな落石...

8/21 9:16

落石がゴロゴロ

8/21 9:38

ここで雪渓終わり
アイゼンを外します

8/21 10:18

紫の花
なんていう名前かな？

8/21 10:24

上部の雪渓からの雪解け水

8/21 10:40

これはトリカブト
分かります

8/21 11:24

避難小屋
お世話にはならなかったよ。

8/21 12:34

村営白馬岳頂上宿舎
ここからモノトーンの世界が始まります。

8/21 12:37

お花どアップ

8/21 14:24

コマクサが咲いていました！
高山植物の女王

8/21 14:48

オヤマノリンドウ

8/21 15:02

この花の名前は？
「かわいいピンクの花」です。

8/21 15:19

レインのフードがゴーゴー
ザックカバーがバフバフいいながら
なんとか登頂　パチパチ

8/21 15:42

やっててよかったね♪
天狗山荘

8/21 15:58

トウヤクリンドウ
キレイ♪

8/21 16:10

ウルップソウに似てる子

8/21 16:16

天狗山荘到着

8/21 17:31

夕食＾＾
・レジネッレ・アラビアータ　パスタ
・ピザ
・白カビタイプのチーズ
・ラタトューユっぽいスープ
・ぶどう

8/21 17:31

ピザを焼くのにどうしたらいいか考えたあげく、
まずホイルで全体を暖めて〜

8/21 17:50

チーズがとろけてきたらホイルを開けてバーナーで上火にする予定が...
バーナーが着火せずにカチカチやっていたらカートリッジ全体に火が点いて火の玉発生！！

8/21 17:53

火の玉を自炊場から追い出し成功
天狗山荘を燃やすところだった(>_<)

負傷した親指に小屋の方がオロナインとガーゼをくれました。本当にスミマセン。。。

8/22 5:48

2日目　　am5：45
天狗山荘出発

8/22 6:15

天狗の頭までは30分で到着

8/22 6:15

写真の撮り合いっこ
手袋デカくない？？

8/22 6:53

天狗の大下りが始まるのでポールをしまいます。

8/22 6:55

下ります

8/22 7:12

くだります

8/22 7:14

奈落のそこへ？

8/22 7:37

この日唐松岳までに私たちを抜かして行ったのは
一人。
もうあんな所にいます。

8/22 7:37

ズーッム！
いるでしょ。

8/23 5:34

歩いている時はどこがキレットか分からなかったけど、もしかしてここ？？？

8/22 8:12

一峰からニ峰が怖いみたいだから
気を引き締めます。

8/22 8:28

強風でお花が揺れるのでちょっと
撮影の為に触らせて♪

8/22 8:28

じゃないとピントが合いません

8/22 8:29

ガスってますね〜

8/22 8:31

フタコブラクダー

8/22 8:32

注意滑落
絵がカワイイ

8/22 8:35

どんどん行くCL

8/22 8:35

富山側はこんな感じ

8/22 8:39

怖そうな所でもお花を撮るCL

8/23 5:34

ガンガンいくCL

8/22 8:46

突然現れた空中梯子の向こうで
ニヤっとしているCL
梯子より恐ろしい(>_<)

8/22 8:48

予習で一番怖そうだとビビッていた空中梯子もなんとかクリア

8/22 8:58

こんな場所でもたくましく咲いています

8/22 9:13

滑らないように慎重に

8/22 9:16

お花に癒されます

8/22 9:23

コ槍

8/22 9:25

高度感ないから大丈夫

8/23 5:34

本当はめっちゃ高いのかな？

8/22 9:28

マツムシソウ

8/22 9:33

楽しんでますね

8/22 9:33

ひっかかった石

8/22 9:35

怖いのはここまで？

8/22 9:50

雨に濡れたチングルマ

8/22 9:52

南峰到着

8/22 9:52

やっとホットできる登山道

8/22 9:57

オスのライチョウ発見！！

8/22 10:13

しばらく行くと母ライチョウと2羽のヒナ

8/22 10:13

ヒナは男の子

8/22 10:36

次は3峰かと思っていたら唐松岳だった

8/22 10:38

なんか得した気分

8/22 10:58

小屋でお昼にしましょう♪

8/22 11:23

なんか本格的に調理が始まりました。

8/22 11:30

この上にとろけるチーッズ

8/22 11:43

美味しそうに焼けました♪

8/22 11:50

自炊していたらパーっと晴れた！！

8/22 12:03

劔が！！

8/22 12:36

来月行くからね〜
待ってろ〜

8/22 12:55

あ！
2時間も休憩してしまった。。。

8/22 13:04

さぁ下山開始

8/22 13:11

ここは怖くない

8/22 13:12

さっき居た場所
なんか悔しいー

8/22 13:12

青色とか緑色とかあって

8/22 13:13

あんなところ歩いてきたんだー

8/22 13:19

へー

8/22 13:23

五竜岳　山容がカッコいい
惚れました❤

8/22 13:41

不帰ノ嶮
またリベンジするぞー

8/22 13:52

丸山ケルン

8/22 13:53

五竜岳に惚れるCL
ライバル出現！！

8/22 14:02

風がなくなったのでヘリが飛び始めた

8/22 14:04

ヘリと夏の青空

8/22 14:24

鹿島槍ヶ岳も見えた！

8/22 14:24

シモツケソウ

8/22 14:25

カラフルなお花畑

8/22 14:28

ヘリが何往復も飛び交います
強風登山だった私たちには嫌味なほど(>_<)

8/22 14:30

マツムシソウ

8/23 5:36

アザミだと思っていたらトゲがないのはアザミじゃないそうです。

8/22 14:39

また来るよ

8/22 14:41

もう秋の気配！？

8/22 14:42

かわいい〜

8/22 14:47

またくるぞー

8/22 14:50

ハクサンシャジン
遠くにCL

8/22 14:53

八方池が見えてきた！

8/22 14:59

青空と八方池
これが見たかったんだよね〜

8/22 15:04

初めまして八方池さん

8/22 15:05

ケルン

8/22 15:13

天狗の大下りってあんなに下っていたかな？
って2人共そう思った。

8/22 15:17

ケルン

8/22 15:23

ケッルン

8/22 15:29

ウメバチソソウ

8/22 15:32

第一けるん

8/22 15:33

リフト乗り場が見えてきました。

8/22 15:51

ソフトクリーム食べたーい

8/22 15:53

下山はラクラク

8/22 17:11

下山後の温泉
みみずくの湯
山を見ながらの露天は最高！

8/22 18:11

白馬のお勧めスポットはCLにお任せ！
ここのお店のおそば美味しかった♪
雰囲気もいい！

8/22 18:32

カウンターでザルそばを頂きました。
すぐ前のテレビで山のDVDやってました。

撮影機器：

E-PM2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

niko-n

初めての大雪渓とその名も恐ろしい不帰ノ嶮に行ってきました。

仕事が終わって自宅出発までの時間が75分しかなく、夕食と入浴と最終パッキングに終わってしまい、寝るという行動は諦めます。

しかも、出発直前の友達からのメールに「天気変わるといいね。」との文字があり、慌ててマピオンとかてんきとくらすなんかをチェック！
テンションが下がりました↘
それでも天気予報が外れる事を期待して出発＝

八方の無料駐車場の隅っこで支度をしていると停車中のタクシーがきて
「バスに乗るの〜？バス料金でいいよ〜」と言ってくれました。
なんでも今日初めて見た登山者なんだとか。。。
天気がこんなだから仕方ないけど大雪渓に誰もいなかったらどうしよう。。。と
心配しながら猿倉に到着。
数人の登山者がいました！こんな日でもいるんですね〜♪

初めての大雪渓はクレパスなんかあったりするし、ガスってるから落石も心配でした。
先行者の後ろについて前を見ながら進みます。

村営頂上宿舎から稜線に出ると凄い風。
風が私に金ちゃん走りをさせようとします。
が、私にはウエイトというものがあったのでなんとか風に勝つことができました♪
ピューピューでガスガスで視界ゼロ。
白馬鑓ヶ岳の登りもキツイし睡眠不足で思考能力もゼロです。

夕飯はメインのピザを焼こうとバーナーを持参していったのに、うまく着火せずに何度もカチカチしていたらカートリッジにガスが漏れていたんでしょうね、ファイヤーショウを披露してしまいました。。。(>_<)

2日目はいよいよ不帰ノ嶮です。
名前の通り　帰れなくなるんじゃないかと心配していましたが、思ったより怖くない。
きっとガスで高度感を感じなかったからよかったのかも（笑）

12時から急に晴れて周りの山々をやっと見ることができました。
唐松岳には多くの登山者がいてびっくり。下山中も続々と登ってきました。
改めて「夏山だったんだ。」と認識しました。

今回は強風登山でしたがそれでも楽しかったです。（ほんとです。）

コメント

hrms-k

モノトーンの不帰ノ嶮 お疲れ様でした！
モノトーンの不帰ノ嶮　お疲れ様です！

タフなコースに、タフな天気でのチャレンジでしたね！
まずは、ご無事で何よりです！

ホットサンドメーカーやフライパンを担いで山登りとは恐れ入ります。
それにしても、料理のメニューはさすがですね！
見てるだけでも、よだれが・・・。

ところで、ピザはどーなったのか　ちょっと気になります

niko-n

あれがモノトーンの世界なんですね。
晴れ男hrms-kさんこんにちは。

五竜岳での　晴れっ晴れっ晴れっ　ペルセウス流星群の総攻撃とは程遠いですが、それでも楽しめました

山ごはんは私が夜でCLがお昼と分担したのですが、唐松岳の小屋でザックからホットサンドメーカーが出てきたのには私もビックリしました
彼女は赤ワインも持ってくれていたんですけどね、ガンガン登っていましたょ。

ピザですか？小渕さん状態でしたが荷物軽量化のためにやっつけましたよ。

emiemiemi

モノトーンの世界ってなんかかっこいい
この旅一番印象に残っているのは、天狗山荘のファイヤーショー…と冗談でなくそう思ってるよ。
これだからnikoちゃんと登るのは楽しい(^∇^)♪

本当に最後にあの景色見せられたら余計悔しくなっちゃったから、またリベンジだね♪

niko-n

マジ⁈
ファイヤーショウが1番印象に⁈
大雪渓のクレパスとか空中梯子とか強風とかあったのに⁇

私も観客席で見たかったな IT'S SHOWTIME!!
でも楽しんでもらえたならまたやらなくっちゃ
体をはって

、

atsushi-kun

ファイヤーSHOW お疲れ様でした(笑)
全く同じルートを今度行こうと思ってたので、とても参考になりました！
サクッと登られてて、おふたりはさすがっすね！

それにしても、なんですか！あの華やかで美味しそうなご馳走は！！
山であんな美味しそうなご飯が食べられたら、20時間ぐらい歩き続けられそう(笑)

食材&クッカー等全部俺が担ぐんで、今度山の上のレストランに招待していただけますか？(笑)

niko-n

それでは！！
atsushi-kun

山の上のレストランいいですね！
ソムリエも出勤させますのでワインでもどうですか
重いものを担いでくれるのなら今度は石釜ピザにしましょう

計画しますね