富士山・富士山資料館─須山口登山歩道─富士宮新六合─剣ヶ峰─吉田五合
- GPS
- 14:27
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 3,101m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:31
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:57
天候 | 2日間とも、晴れ後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山1938(かがやき516号)2156東京2212(こだま813号)2302三島740=843十里木高原別荘地管理事務所 <かえり> 富士スバルライン五合目1300?(臨時便)1355?富士山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
須山登山歩道は、歩くひとは少ないけど、意外にマトモ。 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
コッヘル
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
カメラ
スパッツ
アームウォーマー
エルボーウォーマー
ニーサポーター
ジョギングシューズ
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感想
須山口から富士山に登ってきた。7月11日に八ヶ岳の権現岳に訓練に行ってるけど(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3335642.html)、あれは須山コースで富士山に登るための訓練。最初から新六合に泊まるつもりで居たので、富士山資料館からの標高差は1,600 mあり、それを克服するための「道の駅こぶちさわ」からの権現岳である。
前夜のうちに三島に移動して、駅前のホテルに宿泊。翌7月22日は、三島駅前から7:40発の水ケ塚公園行きのバスに乗る。乗客は私しか居ないだろう…と思ってたら、季節運行で富士宮五合行きになってたため、満員だ(苦笑)。
8:45に十里木高原別荘地管理事務所バス停でバスを降り、若干道を戻る形で富士山資料館の前に出る。資料館の横の車道を行く。天気は快晴で、これから向かう富士山がよくみえる。須山口登山歩道の分岐があるハズなのにそのまま車道を直進してしまった…。炎天下の車道歩きは辛い…。分岐まで引き返すことはせず、両者が再度接近する箇所(十里木キャンプ場入口バス停付近)で須山口登山歩道にムリヤリ復帰。28年前に一泊したことがある十里木キャンプ場の現状をみに、ちょっと寄り道。
バス停からクルマが通れない歩行者用の近道があるんだけど、それでも500 mは歩かなきゃいけない。バスから降りてキャンプ用品を持って500 m歩くか?(苦笑) 十里木キャンプはすでに閉鎖され、後継に地元のNPOが名乗りを挙げてるようだけど、テーブルとベンチが苔むしてるのをみると、再建は前途多難…。
9:43に十里木キャンプ場を出発。バス停までの歩行者専用ルートを使って南富士エバーグリーンラインに出た。バス停の向かい側に須山口登山歩道の案内標識があるので、そちらに入る。10分も経たないうちに弁当場に到着。ここの湧水は飲用不適となってるけど、クルマを横付けにしてポリタンクをいくつも持ち込んで採水してるオジサンたちが居たぐらいだから、飲んでも大丈夫だろう、きっと。須山口登山歩道は、ピンクリボンや案内標識が適切に配置されてるけど、これを見逃すと途端に道が分からなくなる。道が無い!…と思ったら、確かな場所まで戻ってよく探すと正しいルートが分かる…そんなことが2回はあった。水ケ塚の水源地に出ると、水ケ塚公園は近い。今日泊まる新六合に5時まで着こうと思うと12時台には水ケ塚公園に着いてないと厳しいと考えていたけど、11:51に到着。水ケ塚公園はマイカー組の富士宮五合行きシャトルバスの乗り場になってるようで、にぎやか。12:01から須山口登山歩道に入る。水ケ塚公園まてのルートとは違い、下山に使うひとが多くて頻繁にすれ違う。森林限界を越えたら陽射しがモロ当たりで暑くなることを覚悟していたけど、ガスが上がってきたこともあり、思いのほか涼しかった。
予定より早く、15時過ぎに新六合の雲海荘に到着。今日はここで宿泊。
翌7月23日は朝3時台に他の宿泊者が出す音で目が覚め、4:33に出発。雲海が広がり、御来光は無理そうと小屋の方が言う。朝食は弁当にしてるんだけど、七合目・御来光山荘前でさっそく食べた。昨日の水ケ塚から新六合まで好調だったので、正味4時間で頂上と踏んでたけど、9:20に剣ヶ峰のたもとに着くとこまでは計算通り。計算外だったのは、頂上での撮影の順番待ちの列が長かったこと。30分待っても自分の番が来なかったので、頂上での証拠写真は諦めた。その代わり、白山岳東側鞍部で、剣ヶ峰をバックに記念写真撮った。
吉田側の富士山浅間大社奥宮から吉田道を下山。あまり調子に乗りすぎて須走に下らないように注意した。八合目を過ぎると上りの登山者とめっきりすれ違うことが無くなり、山小屋も出て来なくなった…と、不思議に感じてたんだけど、この区間は上り・下り別ルート。荷物を小屋にデポして頂上行く場合はどうするんだろう…。
七合目公衆トイレからなおも下ると、先日お笑い芸人のかたが富士山登頂(途中で断念)をライヴ中継していたのを観たけど、その時にみた落石避けシェルターを自分も通過することになり、少し感激した。六合目からは多勢が富士スバルライン五合目に直接向かうのに、私はそのまま吉田口ルートを下り、佐藤小屋を目指す。やたらと倒壊した小屋が出てきた(苦笑)。あと、宗教施設も…。11:56に佐藤小屋に到着。
佐藤小屋には27年ぶりの訪問。ヤマレコアプリを動かすのに必要なiPhoneのバッテリーが残り10%を切り、このままではスバルライン5合目まで持たないと判断。充電用の単三乾電池を4本購入(1本あたり\300の山小屋価格)。
佐藤小屋からスバルライン5合目まで歩くのは2度目だけど、緩やかな上りになっている。途中から六合から直接下ってきた登山者たちが合流。道の真ん中に馬糞が落ちてたけど、馬糞なんか見たこともなさそうな若い兄ちゃんが不思議そうに馬糞をみてた(苦笑)。スバルライン五合目に着くと、待ってたものはバス待ちの長蛇の列…。臨時便が出たお蔭で、意外に早く富士山駅まで降りて来れた。さもなくば、スコール並みの夕立の餌食になってた?(汗)
富士山駅近くのホテルにチェックインしてコインランドリーで洗濯し、翌日からの山行(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3387140.html)に備えた。
最後に、富士登山の記録に「記録ID: 3373737」を割り振ってくれたヤマレコにありがとう!
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