白山・荒島岳〜雨ニモ負ケズ百名山ダブルヘッダー1日で2座
- GPS
- 07:29
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,791m
- 下り
- 2,805m
コースタイム
5:41別当出会-6:01中飯場-6:38甚之助避難小屋6:41-6:51南竜分岐-7:13黒ボコ岩-7:25室堂7:27-7:50白山御前峰7:53-8:11室堂8:41-8:50黒ボコ岩-9:05南竜分岐-9:13甚之助避難小屋9:18-9:44中飯場9:45-10:01別当出会
荒島岳
12:41勝原駐車場-13:08荒島岳登山口標識-13:59しゃくなげ平14:02-14:40荒島岳14:43-15:10しゃくなげ平15:13-15:38荒島岳登山口標識-15:51勝原駐車場
天候 | 雨のち曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荒島岳:旧勝原スキー場跡の駐車場に駐車しましたが、道路案内が全くなく迷いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白山 ・今回往復とも砂防新道を通りましたが、砂防新道を含めよく整備された道でした。 ・水場は中飯場、甚之助避難小屋、延命水、室堂と豊富。500mlのペット1本持参したが口つけずだった。 荒島岳 ・登山口までは急坂のアスファルトと大きな石がゴロゴロした道で、登山口からはブナ林のトレイルで木の根が多い道で雨の日は滑りやすい。しゃくなげ平から山頂までは急坂の難所で特に下りに滑落しないよう要注意。トラロープがあります。 ・水場は全く無し。 白山、荒島岳、2山とも標識豊富で迷うような箇所は無かった。 |
写真
感想
前回の親子富士登山で百名山やっと9座目だったので、急遽、久々の百名山ハンターを復活。遠出するなら2座一度に周っておきたい。今回はわりと近場で白山、それと車で1時間半程で移動できる荒島岳の1日2座に決定。最初土曜日に行くつもりだったが、天候が思わしくなく日曜日に変更。登る順番を迷った。日曜日は午後から別当出合の交通規制が解除されるので、午前中荒島岳に登る方がスムーズだったが、天気予報にらめっこした結果、荒島岳の天気は午前中ずっと雨、白山の天気はもう少し早く回復する様子なので白山→荒島岳の順番にした。
2時自宅出発、高速をぶっ飛ばし5時15分頃市ノ瀬駐車場へ。やっぱり少し降ってる。でもここまで来て引き返すわけにも行かないので、5時23分頃発のシャトルバスに乗り込む。
雨なのに。ボトルホルダーにTシャツ、短パンのトレランスタイルの人は私だけ、浮きまくり。
別当出合でも小降りの雨。用意をして5:41分スタート。事前の調査で水場が豊富にあることは判っていたので少しでも時間短縮する為に荷物はボトルホルダーに500mlのペット1本、食糧ジェル2ヶとアミノバイタル顆粒2袋。雨具としてモンベルULジャケットのみ、Tシャツにユニクロ短パン(下にファイントラック撥水インナー)アームカバー、ゲイターの軽装で挑んだ。シューズはアディゼロXT4。
小雨なのでモンベルULジャケットも暑く、すぐに脱ぐ。
南竜分岐を越えた頃から又雨が強くなってきたのでモンベルULジャケットを着込む。
室堂へは1時間58分程で到着。雨のせいか涼しく良いペース。でも雨脚は強い。さっさと御前峰拝んで帰ろう。
でもここから頂上までが超冷たい暴風雨で死ぬかと思いました。トレランスタイルが裏目に。体感温度は0度位?
頂上へは2時間10分程で到着。体の震えが止まらないので速攻で退散。室堂ビジターセンターで暖かいものを探すが、ここも軽装で荷物を絞ったことが裏目で、1000円しかお金持ってきてないのでバス往復代800円引くと200円しか使えない計算。なけなしの200円で暖かいお茶(100円+容器代20円)を頂き、ストーブをつけてもらい暖をとる。
やっぱり夏山とはいえ、雨天時の2700m級の山を舐めてはいけません。ビジターセンターが無ければヤバかったかも。タオルを貸して頂いたビジターセンターの売店のお姉さん、キャラメルを頂いた登山者の方、本当に有難う御座いました。
ストーブの前で30分程休憩後、体の震えが大分ましになってきたので走れば暖まるだろうと思い8:41頃下山。
途中で雨は小降りになってきた。
雨なのに、泊まりの下山者と朝登る登山者が結構多く、あまり飛ばせない。まあ荒島岳もあるので抑えて行く。
別当出合へは1時間20分程で到着したが、10時のシャトルバスをタッチの差で逃す。
10時30分のバスに乗車、私の他は親子連れ3人組のみ。
市ノ瀬に到着後着替え、勝原に向かう。1時間ちょっとで勝原スキー場跡の駐車場に到着。
ここも雨が降ってる。いかも結構な降り。どうしようか迷う。雨なのに駐車場には5台程停まってた。しかも県外ナンバーばかり。それも阿蘇とか群馬とか。
暫く待ってるとやはり天気予報通り雨は止んだので予定通り2座目荒島岳に12:41頃出発。
いきなりのアスファルトの急坂、しかも晴れてきてスキー場跡地なので日陰が全く無く、暑くて汗が吹き出る。体感温度30度。真冬から真夏に戻ったような感じ。
今回はリュックに500MLペット2本、食糧は、服装は白山と同じ。シューズはアディゼロmana7。今回はリュック持参の為、一応ヘッデン、エマージェンシーシート、固定テーピングテープと一式持参です。
登山口を過ぎるとブナ林のトレイル、所々平坦な所があるので走れるはずが白山の疲労かあまり走れず。それに結構傾斜がきつい階段も多いし、緊張する難所も多い。白山とは全然違う。白山が家族向けの道としたらここは荒々しい男の道といった感じ。順番逆やったら多分白山行かんかったと思います。
出発して1時間58分程で山頂到着。5組ほど登る途中で出合ったのでもう誰も居ない。
しゃくなげ平までの難所を慎重に降りた後、勝原駐車場まで誰も居ない下山道をラストスパート。頂上からの下りは結局1時間7分程で下山した。
アディゼロmana7のグリップが良く、疲労した割りに、下り結構飛ばせた。ナイキスピードライトがヘタって来たので、スピードトレイルの後継者となり得るかも。
とにもかくにも、15時51分百名山ダブルヘッダーミッション完成。
勝原駐車場にはトイレがあり、ホースの水場があったのでドロドロになった靴2足と靴下2足を洗い、ついでに体もアイシングして帰途に着きました。
トレランスタイルなら日帰り2座は可能と思いますが、疲れた脚で荒島岳の難所を降る際は充分気を付けて下さい。水場、避難小屋等有る白山を2座目にする方が安全かも。但し交通規制中はシャトルバス17時までなので要注意。それと防寒には気をつけて下さい。私みたいにならないように。
当日たぶん荒島岳ですれ違ったものです。
わたしもはじめて荒島岳に登ったのですが、下りはヘロヘロで転倒してしまう情けなさでした。
一日2座はすごいですね。
憧れます。
どの辺ですれ違ったのでしょうか?当日は5〜6人の方と登山口からしゃくなげ平までですれ違ったと思います。
晴れてると何でもない岩場でも、雨の日の下りはやはり気をつけないと危険ですね。私も荒島岳初めて登りましたが、鎖場、岩場、木の根っこ、ガレた石道等、結構あなどれない印象でした。
白山は荒島岳に比べると全然楽な道でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する