剱岳



- GPS
- 45:18
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
9/22 剱沢キャンプ場4:40→5:10剱山荘5:20→6:36前剱6:42→7:53剱岳8:30→11:02剱山荘11:23→11:53剱沢キャンプ場12:35→13:24剱御前小屋13:35→14:50雷鳥沢キャンプ場
9/23 雷鳥沢キャンプ場6:13→6:55室堂7:45→9:21扇沢
天候 | 9/21 雨のち曇り 9/22 快晴 9/23 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
よく山に同行するW氏がいよいよ剱岳に行きたいが一人では勇気がいるとのことで同意し、前年9月に計画するも天候不良で北岳に変更してから1年、また同時期にトライすることに。前回も計画に名を連ねた先輩のK氏も加わった。私は学生時以来だが4回目となる。
扇沢無料Pに前泊。9/21(金)朝一のアルペンルートで室堂へ。黒四ダムを放水を見ながら渡ると臨場感が湧いてくる。わざと歩かせてるのかもしれないな。室堂に着くとガスで何も見えない。立山を縦走して剱沢に向かう予定であったが、即直行ルートに変更。みくりが池で降り出し雨具着用でさえない滑り出し。雷鳥沢から別山乗越に向かうと雨が上がり気分も晴れてきた。金曜だからか人は少ない。剱御前小舎についても剱は顔を出さない。剱沢キャンプ場もテントはまばらだ。管理棟・水場の近くにテントを設営し、少し降りて剱沢小屋でビール。キャンプ場に戻って、管理棟脇のテーブルで宴会開始。今日は薩摩鳥の黒焼きほか種々のつまみと、晩飯はカツ煮。ガスが晴れず寒いので焼酎はお湯割り。迂闊にも夏山の感覚で来てしまったので防寒具が不十分だった。考えたらもう山は冬前だ。
9/22(土)暗いうちにヘッ電でスタート。剱山荘で幾分明るくなり、一服剱途上で日の出。快晴だ、一安心。ここから見る前剱は圧巻だ。どこをどう登ればいいのかという存在感で立ちはだかる。一旦下り岩稜帯を登っていくと徐々に鎖場がでてくる。登りは9個の鎖があり番号表示がしてある。5番鎖は前剱。その右を巻いて6番鎖で下る。平蔵の頭を7番鎖で上がってコルへ下る。この時期なので雪は消えていて心配ない。9番鎖はいよいよカニのタテバイ。基点から右に回り込んだあと20〜30M直登する。足場もしっかいしており、上の2人を撮りながら上がる。上がりきると右にトラバースし安全地帯に。しばらく行くと上下共通の道となる。緩やかな稜線を上がると剱頂上だ。二人ともいい顔をしている。この山は周囲の山とは違いまた格別の山なのだ。このとき私は、学生時と比べて岩場が怖くなったと感じていた。30年経て平衡感覚やその他の能力が衰えてきているからだろうか。金曜に入山したおかげで、ここまで混雑はなく、山頂は20人ほどか。立山。薬師。水晶・笠・後立・毛勝のー眺めよし。槍も立山の奥に顔を出した。
下りはヨコバイ前で渋滞している。ヨコバイといってもトラバースは大したことなく、後ろ向きで真下に降りる一歩目が見えないので皆怖いのだ。体を十分離してステップを確認すれば問題ない。丁寧にも一歩目を赤矢印が付いていた。
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