大朝日岳小屋泊・ピ〜ンチ!絶景からは伝わらない暑さと重さ(東北の百名山チャレンジ14/15)
- GPS
- 15:18
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,856m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:28
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏休みの宿題その×ヶ岳、その朝日連峰、そのH嗚連峰のうち、天気が悪くて二週間後送りした朝日連峰へ。この暑さの中、東北の奥の奥の院、朝日連峰の日帰りピストンは難しいだろうと、シュラフを担いで古寺鉱泉から山頂小屋泊。
古寺の駐車場は100台規模の大型で、出遅れても全然平気。一回1000円、名前と車番を一緒に建物のポストに入れる。建物内には宿泊者しか入れず。駐車場には工事現場にある仮設トイレが4基。ただし、ペーパーはないので要持参。ご注意を。
昨日の土曜日は蒸し暑く気温26度以上、湿度90%前後、風もなく、ウェアリングを大失敗したせいもあって、一服清水で休憩する頃には軽い熱中症状態。全く足が上がらず、凍らせたゼリー飲料しか口にできずフラフラ。奥さんにザックの荷物を少し持ってもらったが三沢清水までがまた長い(のに加えてYAMAP地図のこの水場のポイントがだいぶ手前についている)。逆にドンちゃんは自分ががんばらないととガシガシ登り絶好調!(二人で調子がいい時はないのか!)
古寺山からは小朝日岳の急登がドドーンと目の前に。大朝日岳は雲の中。ここでな・なんと結構な雨が降り始めた。スコールみたいなものでしばらく雨宿りしたら止むだろうと思っていたが、30分経ち土砂降りになってきたのでレインウェアを装着。しばらく雨の中を登り始めるが、コントのように雨が上がる。天は我ら夫婦にレインウェアを着せないと気が済まないのか!!
その後、小朝日岳を巻こうか迷ったが、その分岐でこちらからの登りのほうが帰りの登りより楽だとアドバイスを受けて急登チャレンジ。いやぁ、参ったこりぁ、マジキツイ。小朝日岳山頂からも大朝日岳は霞んで見えないが、この先は標高が上がったせいか、少しずつ涼しくなってきて風も出てきて身体も楽になってきた。
銀玉水は豊富な水量、手を付けていられないほどの冷たさ。マジ、イキカエッタ、、、そこから最後の急坂を赤トンボの大群に囲まれながら登り切ると大朝日小屋。着くのが遅くドンちゃんと離れ離れの寝床。
前夜金曜夜は50人泊でパンパン、この日土曜も結果的に40人でかなりの混雑。管理人さんに@1500円を支払うと、忘れ物をしない、トラブルを起こさない、バーナーは金属のプレートの上でと指示を受ける。
とりあえず、寝床にマットやシュラフを用意したらと大朝日岳に15分ほどで。ガスガスなので山頂にいたのは若い男性2人だけ。ちょろっと景色が見え隠れ。ドンちゃんと2人で大朝日岳に登れた!
小屋では室内で夕食を作る人、外のベンチで食べる人などなど、早い人は19時くらいから就寝開始。ライト、話し声、いびきなどなど、深夜まで静かになることはなく耳栓してもなかなか寝付けず。トイレも4基あるうち2基が故障中。簡易水洗の汲み取り和式で女性にはハードル高し(そこら辺はドンちゃんのをご参照ください。)
また、日付が変わると三時頃からご来光を山頂で見る人が動き出し室内でバーナーも炊き始める。我々は日の出を小屋前で。ドンちゃん久しく見られていない絶景が広がる。絶景の中を朝ご飯を食べに中岳に。西朝日岳などの深い深緑の山並みを見て小屋まで戻り、そこから下山開始。
今日日曜日は晴天絶景、月山がくっきり。昨日に比べて気温はさらに高く湿度は低い。でも下から登ってくる人たちは一様に苦しそう。古寺山頂には暑さにバテている人がいたが、無事に下りられただろうか。
しかし、さすが朝日連峰。この山より標高が高い山は数多あるが、こんなに登りにくく下りにくい山は経験したことがない。距離は長くないが標高差も大きい。この季節は冷たい気持ち良い水が出ている水場が多いのでので1?も持っていれば次で給水可能。小朝日岳の急坂はホントにきつい。小屋は混んでいるときに泊まると大変。
夏は本当にしんどい山だけど、その山頂部から見る東北の山々の姿は登ってよかった、と思えるドM御用達の山でした。ドンちゃんに助けられながらの朝日連峰でした。(-人-)アリガタヤ
コース定数はヤマケイのヤマタイムで1日目は31。2日目は22程度。
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