天狗岳・ニュウ(360度の大展望と苔ビッシリの岩の路)#160
- GPS
- 10:40
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 840m
コースタイム
みどり池入口8:40〜10:25ミドリ池(しらびそ小屋)10:40〜中山峠との分岐10:48
〜松原湖方面との分岐(林道)11:47〜12:00本沢温泉(泊・野天風呂)
26日
本沢温泉6:02〜(白砂新道)〜7:42稜線鞍部7:52〜8:20東天狗岳8:30
〜8:45西天狗岳8:52〜9:07東天狗岳9:15〜10:20中山峠10:25
〜見晴台10:40〜ニュウ方面分岐10:49〜11:43ニュウ(頭)11:45
〜稲子湯方面分岐12:05〜稲子湯方面分岐(白樺尾根方面)12:28
〜白駒湿原12:46〜白駒池南岸12:58〜白駒池入口(国道299号)13:20
天候 | 25日(雨) 26日(晴れのち曇り) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
26日 白駒池入口 13:30発 あさしな温泉 15:00〜16:10 市役所着 19:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本沢温泉 日本で最高所の通年営業温泉宿(内湯の入浴は24H可能) 日本最高所(2,150m)の野天風呂(脱衣所なし、夜間は足元危険です。) ちなみに二位以下は、「山と渓谷社」資料によれば 第二位(2,100m)白馬槍温泉 第三位(1,900m)高天原温泉 第四位(1,700m)手白沢温泉 第五位(1,480m)三斗小屋温泉 下山後の日帰温泉「穂乃香の湯」佐久市あさしな温泉 @400 |
写真
感想
25日
当初、麦草峠方面からの逆コースを予定したが、雨模様のためミドリ池コースで本沢温泉を目指すこととした。
雨模様の中、北八ツらしい苔むした林を進み、ミドリ池に着く。
ミドリ池の周囲は、目にも鮮やかなミドリの苔で覆われていた。霧の合間から見える天狗岳上部を水面に映していた。
湖畔に建つ「シラビソ小屋」の軒下では、数羽の「ウソ」が餌台に集まっていた。
ミドリ池からは、軌道跡と思われる平坦な路を辿り、クリンソウ跡の湿原を経て1時間半弱で本沢温泉に着いた。
冷えた体を日本最高所の温泉で温め、雨で外に出られないこともあり、今回山行の目的の一つでもあった会員語らいの場に移る。ビールで乾杯し、これまでの山行の思い出話などに花が咲いた。
雨も上がった夕刻に小屋から6〜7分の日本最高所の野天風呂に出かけた。4〜5人が限度の野天風呂は、谷間にありイオウで白濁していた。
26日
昨日とうって変わって早朝から晴天。
苔ビッシリの林を抜け、雪崩の跡らしきダケカンバの斜面をトラバースすると、北から東側の展望が一気に開けた。
縦走路の鞍部に飛び出すと、アルペン的な東天狗岳と西側の展望が開けた。大展望に皆、歓声を上げる。
北ア、中央ア、南アをはじめ、浅間山、上州の山々、遠く日光連山も指呼できた。先日の金峰山の五丈石もくっきり。
記念写真を撮影後、天狗の登りにかかる。赤岳、中岳、阿弥陀岳がズンズン背伸びする。ブリッジやクサリ場を経て岩だらけの東天狗山頂に到達。
展望を楽しんだ後、西天狗岳まで空身でピストン。
両山頂とも360°の大展望は変わらないが、東天狗は岩だらけで狭く、西天狗は、丸みを帯び、岩も少なくハイマツに囲まれた露地があった。
東天狗岳に戻り、中山峠を経てニュウを目指したが、右側は絶壁、足元はゴロゴロした岩だらけで神経を使った。
ニュウ付近から雲が多めになってきたが、ニュウでは富士山が雲の上に顔を出した。
ニュウの頭で、超展望に別れを告げ、苔まみれの滑りやすい石ころだらけの歩きにくい路を急降下した。
体がヘトヘトになる寸前で、観光客のいる白駒池に出た。
山姿でない若者達のボート遊びを目で追ううちに白駒荘前を通過し、やっと国道299号沿いの駐車場に着いた。
帰途、あさしな温泉「穂乃香の湯」で汗を流し、軽い食事で腹を満たしてから家路についた。
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