岩手山ピークを踏まず、七滝コースから裏岩手縦走路で行く八幡平
- GPS
- 10:35
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,034m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:56
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:17
天候 | 1日目;晴れ時々曇り 2日目;晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:11:50 八幡平頂上(レストハウス前)ー 12:35八幡平マウンテンホテル ¥600 乗り継ぎ 200円割引 12:32八幡平温泉郷ー14:58盛岡駅前 ¥1040 |
その他周辺情報 | ♨ 八幡平温泉郷 森乃湯 ¥600 バス乗り継ぎ時間を利用 八幡平マウンテンホテルから徒歩5分 バス停は目の前 盛岡駅前;盛楼閣 冷麺¥1000と焼き肉定食 (並)¥1350絶品! |
写真
装備
個人装備 |
●衣: 雨具(バーサライト ゴア)
防寒着(ファイントラックアクティブスキン上下
アームカバー
モンベルダウン)
着替え(シャツ1 靴下1 下着1)
グローブ(テムレス
モンベル指ぬき)</BR>●食:当日と直ぐに食べれる2食分(おにぎり
ホットケーキ
アップルパイ)
2.5食分 フリーズドライ&スープ
行動食(ドライマンゴー
スポーツ羊かん)
飲料(2L)
火器(エスビット
ライター
15gタブ4個)
カトラリー(スプーン
割りばし)
●住:テントマット(UL Pad15)
SOL レスキューシート
ビビSOL
●その他:熊よけスプレー
ヘッドランプ
予備ランプ(eライト)
予備電池(単3 本)
GPS(etrex ルート保存)
日焼け止め
虫よけ(ハッカ油希釈)
スマホ(充電器)カメラ(PENTAX K-3II
GR)
ファーストエイドキット(ポイズンリムーバー
鎮痛剤
胃薬)
身支度セット(コンタクト
歯ブラシ
髭剃り)
●身に着けるもの:ザック
ザックカバー
サロモン3Dトレランシューズ
短パン
ジップTシャツ
サンバイザ―
バフ
時計(コンパス付)
サングラス
タオル
サコッシュ(スマホ
地図
現金
保険証
筆記用具)
|
---|---|
備考 | ・ハッカ油は、虫よけ、におい消し、クール効果と1石3鳥 もっとも持って行ってもよかった。 ・石沼でクマと思われる藪をガサガサ近づいてきたときにクマよけスプレーがあって安心だった ・虫よけネットがあればよかったかも |
感想
4連休の後半、今回の東北の旅の目的はここ裏岩手縦走路
数年前の紅葉の時期にドローンを飛ばして放映されていた番組を見てからいつかは行かなければならない場所と決めていた。
東京都は、自粛期間中ですが早割りチケットを購入していたのでこっそりそのまま決行することにした。 交通の便も悪く岩手山頂上には、数日雲の中にあり展望は望めそうにないこと、ここ数日の天気は午後になると局地的な雷雨となる不安定さもありピークを踏まず早めに山小屋に到着して縦走路をトレースすることに割り切る計画に変更した。
今回の宿泊山行は2年ぶり、日の出前に起き、周囲はガスガスで諦めようかと思った直後、ガスの切れ間から満月が浮かび上がり、雲海からの日の出となった。
何度見ても感動するこの瞬間、裏岩手ありがとう! と大きく胸の中で叫んだ。
初日の森吉山 雷雨での登頂断念に始まってどうなるかと思ったけど、こうしてこんな素晴らしい日の出が見えるのも必然だったのかもしれない。
天気だけはどうにもならないが、素晴らしい縦走路を満喫した。
最後ゴールは、八幡平のピークとしたがバスの時刻によっては踏まずに帰るところだったが、ちょうど1時間弱の間に頂上小屋から往復するには良かったし、バス乗り継ぎ時間を利用して八幡平温泉郷でひと風呂浴びれたのも、盛岡駅の新幹線の待ち時間に盛楼閣で冷麺と焼き肉もたべし、最高によかった!
============ ここからが備忘録 ===============
1日目は、八幡平温泉郷で下車し、そこから約15分で県民の森に。 トイレはきれいだけど県民の森の営業時間しか開いていないので注意が必要 水曜日だったか定休日となる。 また、七滝登山口にあるトイレは、感染予防のためか終日クローズ。
車は10台ほど停まれるがすでに満車。
蒸しっと朝から熱く頂上は相変わらずのガスだけどこの天気でも多くの登山者がいることに人気の山と感じられる。公共交通機関を使う登山では、ここ七滝登山口がもっともアクセスが良いだろう。
七滝までは、林道と並行していることもあり、道も広く穏やかで快適。水量が多く滝の音が大きい。 近くまではいかなくとも立派な滝でこの上流部を登山道が平行してつながっている。 七滝から先が本格的な登山道コースとなりブナリンガ素晴らしいとあるが、どちらかと言うとミズナラの方が多く感じるので雰囲気はそれほどでもない。
ほどなくして橋を渡るが先ほどの水量の多さを目の当たりに感じられる。スプーンカットのえぐれた茶色の地層が光輝いて美しい。 この後ぬかるみをいくつか超えるが、買って付けたばかりのポールキャップがすぐに泥の中に埋没してしまった。
何かいい方法があれば教えてほしい。。。 スペアを持つことが必要のようだ
このぬかるみを越えると硫黄の臭気が強くなる。
湯の華採取の後には、今でも湯の花が豊富に湧き出ていて黄色く白き流れがいくつも流れとなっている。 ここは、大地獄というそうだがザレた急登に足がずるずると流れ、あり地獄を連想させる。 登り切ったところで一息いれた。
周辺の景観は、圧巻でごつごつした切れたった岩肌が左右に谷底も深く大地獄という名前に合点した。 強風時の天候が悪いときは注意が必要なざれたやせ尾根を登り終えると切通し分岐にでる。 ほどなくして姥倉山分岐に来る。 ここまでくると漸く稜線にでて展望も良くなる。大倉山もスルーして三ツ石方面の分岐に出る。
ここからが本コースの一番の難関だった。足元はブッシュで見えにくい上にぬかるんで滑る。下に注意が行くと今度は頭上の枝に頭をぶつけてしまう。 足元、頭上ともに注意だ。展望もなく、風もなく熱く、精神的にもきつい。 嫌気がさすころに再び展望が良くなると大松倉山はもう近い。 午後2時過ぎと最も暑い時間帯での大松倉山は逃げ場がなく衰弱する。 でもここまでくると三ツ石小屋はもうすぐ。最後の力を振り絞り、淡々と降下。ほどなくして開けてくると今日の宿三ツ石小屋に到着。
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