ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 339603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(憧れの山を日帰りで)

2013年08月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:43
距離
14.4km
登り
1,766m
下り
1,773m

コースタイム

5:10猿倉荘(標高1230m)-6:10白馬尻小屋-(大雪渓)-8:30岩室跡-10:30白馬山荘11:00-11:20白馬岳-11:30白馬山荘-12:35岩室跡-13:50白馬尻小屋14:00-14:50猿倉荘
天候 猿倉 晴れ 13℃ 無風
白馬岳 晴れ 7℃ 中風
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■猿倉荘〜白馬尻小屋
 危険個所はありません

■白馬尻小屋〜岩室跡
 遭対協の方により、赤いリボンが設置されていますので、それに従ってください。大雪渓は下側の融雪がすすみクラックが多数できています。そこで雪渓を歩くのは危険です。リボンを目印に、左岸を進み、途中から雪渓歩きとなります。
 なお、大雪渓は落石が多く、5分に一度くらいは、砂利が落ちる音がします(ほとんどは大したことはありませんが、最初はビビります)。いつも上方を気にしながら登ってください。
 アイゼンは、登りではストックがあればつけなくても登れます。雪はしまっています。とくに雪渓の最初は、ほとんどが夏道歩きになるので、やめた方がいいでしょう。つけるなら途中から。
 ただし、下りでは、ストックだけでのブレーキングは難しい箇所があるので、つけることをお勧めします。
 また、雪渓が終わったあとも、岩室跡までは落石発生個所が多数です。気を付けて登ってください。

■岩室跡〜白馬岳
 危険個所はありません。
白馬村にスキーに行くたびに、いつも見ていた白馬岳。写真は、今年3月の八方スキー場の最上部から。子どもたちと白馬三山。
2013年03月17日 09:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/17 9:19
白馬村にスキーに行くたびに、いつも見ていた白馬岳。写真は、今年3月の八方スキー場の最上部から。子どもたちと白馬三山。
今日は憧れの右の白馬岳(真ん中が杓子岳、左が白馬鑓ヶ岳)に登ります! 写真は冬ですが、もちろん夏山登山です。
2013年03月17日 09:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/17 9:36
今日は憧れの右の白馬岳(真ん中が杓子岳、左が白馬鑓ヶ岳)に登ります! 写真は冬ですが、もちろん夏山登山です。
猿倉の朝の登山者用駐車場。平日なのにたくさん車があります。
2013年08月29日 05:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 5:01
猿倉の朝の登山者用駐車場。平日なのにたくさん車があります。
朝日に照らされて、オレンジになった白馬岳。
2013年08月29日 05:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 5:32
朝日に照らされて、オレンジになった白馬岳。
だんだん、白馬岳がせまってきました。
2013年08月29日 05:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 5:58
だんだん、白馬岳がせまってきました。
白馬尻小屋までの道は、ウォームアップとしては、ちょうどいい勾配です!
2013年08月29日 05:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 5:59
白馬尻小屋までの道は、ウォームアップとしては、ちょうどいい勾配です!
白馬尻小屋が見えてきました。
2013年08月29日 06:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 6:07
白馬尻小屋が見えてきました。
白馬尻小屋には、このような注意喚起が。みなさん赤旗の通りにいきませう!
2013年08月29日 06:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 6:21
白馬尻小屋には、このような注意喚起が。みなさん赤旗の通りにいきませう!
雪渓の下部は、融雪が進みクラックが随所にあります。遭対協の方の指示通り、左岸の赤旗に沿って歩きます。
2013年08月29日 06:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 6:46
雪渓の下部は、融雪が進みクラックが随所にあります。遭対協の方の指示通り、左岸の赤旗に沿って歩きます。
左岸にあった、看板。
2013年08月29日 06:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:59
左岸にあった、看板。
右岸をみると、ものすごい落石あと。クラックもいたるところに。
2013年08月29日 07:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/29 7:04
右岸をみると、ものすごい落石あと。クラックもいたるところに。
途中から雪渓を登っていきます。左は杓子岳。崩落が進んでいるのがよくわかります。
2013年08月29日 07:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 7:07
途中から雪渓を登っていきます。左は杓子岳。崩落が進んでいるのがよくわかります。
雪渓の真ん中にも、ところどころにこんな大きな落石があります。
2013年08月29日 07:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 7:10
雪渓の真ん中にも、ところどころにこんな大きな落石があります。
でも落石は悪いことばかりではありません。目印の赤いリボンを括り付けることができます。遭対協の方々に感謝です。
2013年08月29日 07:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 7:16
でも落石は悪いことばかりではありません。目印の赤いリボンを括り付けることができます。遭対協の方々に感謝です。
雪渓の終わりに近づいてきました。それにしてもきれいな青空。
2013年08月29日 07:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
8/29 7:32
雪渓の終わりに近づいてきました。それにしてもきれいな青空。
振り返って、大雪渓。雪がすくなくても絵になりますね。
2013年08月29日 08:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
8/29 8:48
振り返って、大雪渓。雪がすくなくても絵になりますね。
下側が小川で融けて、雪渓のアーチができていました。
2013年08月29日 08:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 8:54
下側が小川で融けて、雪渓のアーチができていました。
小雪渓が見えてきました。この辺りは、お花がいっぱいです。さすが、花の100名山だけはあります
2013年08月29日 09:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 9:08
小雪渓が見えてきました。この辺りは、お花がいっぱいです。さすが、花の100名山だけはあります
ミヤマキンポウゲ。黄色い絨毯になっていました。
2013年08月29日 07:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/29 7:51
ミヤマキンポウゲ。黄色い絨毯になっていました。
シロウマタンポポ
2013年08月29日 07:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 7:51
シロウマタンポポ
ハクサンフウロ
2013年08月29日 08:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 8:21
ハクサンフウロ
イワオウギ
2013年08月29日 08:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 8:24
イワオウギ
トリカブト
2013年08月29日 08:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 8:40
トリカブト
ナデシコ
2013年08月29日 08:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 8:46
ナデシコ
鞍部に村営白馬岳頂上宿舎が見えてきました。
2013年08月29日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 9:28
鞍部に村営白馬岳頂上宿舎が見えてきました。
頂上宿舎を過ぎて稜線にでると。正面に剣岳。少し薄いですが・・・
2013年08月29日 10:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/29 10:20
頂上宿舎を過ぎて稜線にでると。正面に剣岳。少し薄いですが・・・
立山。やっぱ薄い。
2013年08月29日 10:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 10:20
立山。やっぱ薄い。
そして、杓子岳(手前)と白馬鑓ヶ岳(奥)。これは迫力があります。
2013年08月29日 10:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/29 10:21
そして、杓子岳(手前)と白馬鑓ヶ岳(奥)。これは迫力があります。
白馬山荘に向かいます。さすが日本一の山小屋。でっかいです。
2013年08月29日 10:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 10:22
白馬山荘に向かいます。さすが日本一の山小屋。でっかいです。
剣も立山も見える最高の白馬山荘レストランで、地味にポカリを飲みました。こんな絶景レストランが地上にあったら、毎日通いたい!
2013年08月29日 10:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/29 10:33
剣も立山も見える最高の白馬山荘レストランで、地味にポカリを飲みました。こんな絶景レストランが地上にあったら、毎日通いたい!
白馬山荘から山頂まではすぐです。
2013年08月29日 11:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 11:17
白馬山荘から山頂まではすぐです。
白馬鑓ヶ岳の奥に鹿島槍ヶ岳を確認!
2013年08月29日 11:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/29 11:19
白馬鑓ヶ岳の奥に鹿島槍ヶ岳を確認!
三角点はこんな危険な場所に!
2013年08月29日 11:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 11:20
三角点はこんな危険な場所に!
栂池方面へと延びる稜線。こっちもいいですね。右端は小蓮華山でしょうか。
2013年08月29日 11:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 11:20
栂池方面へと延びる稜線。こっちもいいですね。右端は小蓮華山でしょうか。
山頂に長居せずにすぐに下山。下っていくと、ガスが迫ってきました。ガスの中の大雪渓はいやだな〜
2013年08月29日 12:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 12:02
山頂に長居せずにすぐに下山。下っていくと、ガスが迫ってきました。ガスの中の大雪渓はいやだな〜
ということで、下りは早めにヘルメットを装着!
2013年08月29日 12:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/29 12:14
ということで、下りは早めにヘルメットを装着!
杓子岳方面から、落石で砂利が流れる音が5分おきにしています。大雪渓近くになってきましたが、まだガスはとれません。
2013年08月29日 12:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 12:48
杓子岳方面から、落石で砂利が流れる音が5分おきにしています。大雪渓近くになってきましたが、まだガスはとれません。
下りの大雪渓はアイゼン装着! 準備万端。霧の中でも、行くしかない!
2013年08月29日 12:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 12:58
下りの大雪渓はアイゼン装着! 準備万端。霧の中でも、行くしかない!
すると、一気にガスが晴れました。ガスの雪渓だと本当にプレッシャーがかかりますが、これならなんとかなります。
2013年08月29日 12:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 12:55
すると、一気にガスが晴れました。ガスの雪渓だと本当にプレッシャーがかかりますが、これならなんとかなります。
白馬尻小屋まで降りてきました。もう安心です。ここには、ノンアルコールビールがあります。ちょっと早めですが、ひとりお疲れ様会。ここから猿倉荘までは1時間です。
2013年08月29日 13:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
8/29 13:55
白馬尻小屋まで降りてきました。もう安心です。ここには、ノンアルコールビールがあります。ちょっと早めですが、ひとりお疲れ様会。ここから猿倉荘までは1時間です。
撮影機器:

装備

個人装備
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライト
PETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク
1
予備
カッパ上
1
mont-bell
カッパ下
1
mont-bell
ガスカートリッジ
1
PRIMUS IP-110
バーナー
1
PRIMUS P-153
イグニッションスチール
1
カートリッジホルダー
1
PRIMUS P-CH
コッヘルセット
1
snow peak
手拭・ハンカチ・ティッシュ
1
地図・コンパス
1
高度計・時計
1
Suunto Core Glacier Gray
GPS
1
GARMIN etrex20
カメラ
1
OLINPUS TOUGH TG-1
無線機
1
STANDARD VX3
非常食
2
カロリーメイト
携帯食
飴など
1.5L

感想

■憧れの白馬岳
 いつも、白馬村には家族でスキーに出かけます。滑りながらも、白馬三山や五竜の美しさに釘づけでした(子どもたちはわかりませんが、少なくとも私は)。
 白馬岳は、いつもいけるタイミングをはかっていました。でも、私の仕事の都合と、北アルプスの天気がいつもかみ合いません。しかも、総じて白馬は天気が悪い!
 台風の影響で週末は、全国的にアウト。来週の予報も芳しくない。いくならこの木曜日。もしかしてとおもい調べてみると、白馬岳に晴れマーク! 「山の天気」ありがとう! 白馬岳が呼んでいます。白馬岳が誘っています。迷わず準備にとりかかりました。

■手ごわかった日帰り登山
 冬場は雪崩の多発地帯。ゴールデンウィークにも事故がありました。また、白馬大雪渓は落石事故もよくニュースになります。事前の知識だと、心配だらけの大雪渓でしたが、それを払しょくするような、丁寧な安全対策がなされていました。
 遭対協の方の入念な赤旗(赤リボン)によって、危険個所は回避されていましたし、たくさんの警告掲示もありました。ほんとうにありがたいです。落石音がするたびに、緊張しましたが、この時期に雪の上を歩けるのは、楽しかったです。
 実は、セカンドプランとして、あわよくば杓子岳や白馬鑓ヶ岳までいって、周回しようとも考えました。登りで1時間の貯金ができるとそれも可能とおもっていましたが、1800m近くのクライムアップは、意外に体にダメージがありました。私の体力では無理だと判断し、さっさと折り返しで下ることにしました。頑張ったつもりでしたが、結局は標準コースタイム通りの山行となりました。
 まあ、日帰りで白馬三山とは、よくばり過ぎですね。今度はテントを担いで白馬の稜線歩きをしてみたいです。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:17128人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら