北岳
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- GPS
- 07:32
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,634m
コースタイム
8:10 白根御池小屋 8:18
9:37 草すべりコース・右俣コース合流点
9:52 小太郎尾根
10:25 北岳肩の小屋
11:01 北岳山頂 11:18
11:40 小太郎尾根
12:09 草すべりコース分岐
12:51 二俣 12:55
14:04 広河原IC(インフォメーションセンター)
天候 | 曇り 霧 一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
(片道1,100円:規制協力金を含む、バスと同額) 夜叉神峠にも駐車場がありますが、ここから乗り合いタクシーにはたぶん乗れないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 稜線は風が強く、ウインドブレーカは必携。 海の日は1700名ほど広河原に入山したが、お盆過ぎからは人出は少ないそうです。 トイレは広河原IC、白根御池小屋、肩の小屋、二俣にありました。 |
写真
感想
台風による大雨を予想していたものの、
土曜の夕方には翌日の予報が「曇りか霧 時々晴れ」。
登っても展望には恵まれませんが、とりあえず登ってみようと急遽参戦することにしました。狙いはヤマレコでも過去レポありの「北岳・間ノ岳」2座日帰り。
ペース配分がさっぱりわからないので、北岳に上ってから間ノ岳に挑戦するかどうかを考える作戦で望みました。
ところが、都内でてこずり現地到着が遅れたうえに、紙地図を車に忘れるという大失態。さらに、9/1本日から広河原の終バスが16:50→16:10になっており、これを逃すと20kmの林道歩きになってしまいます。
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登りは最初緩やかな大樺沢コースを選択。インフォメーションセンターには、熊2頭の目撃情報と写真。確かに2頭映っていましたが、8月中旬のお話でした。
ところが登っていくと意外と急坂。あれ?iphoneのDIYで確認すると、カシミールの地図では登山道でないところを登っているではありませんか?どうも2つのコースの分岐点にもう1本右側に上がる踏み跡があり、そこを白根御池コースと間違えた模様。帰りに確認しましたが、川ぞいを進まなければならなかったようです。
この急坂がけっこう難所で、最初の1時間ちょっとで500mも標高を稼いでいました。
白根御池小屋の手前から、そこそこの雨。奇麗な白根御池小屋でしたが、降りてくる人もみな雨具着用なので、ここで雨具に着替えです。
小さな白根御池をバックに「草すべりコース」を登ります。しかし、これがまた急坂。ここでも500mほど登らせられて、ほうほうの体で二俣からの登山道に合流しました。途中で雨も止み、雨具では暑苦しいので、Tシャツ1枚で登ってきました。
分岐点で休憩されているグループから
「稜線は風が強く、防寒着を着て言った方がいいですよ。」
とご親切に教えていただきました。
確かに小太郎尾根に出ると、強い北西よりの風が吹いています。風速7〜8mくらいでしょうか、ときおり突風も。タクシーの運転手さんの話では、昨日は風が強かったが暑かったという話でしたので、風向きが変わったためと思われます。急いで雨合羽と、シャツを1枚重ね着し、稜線を行きます。すでに、あたり一面ガスに覆われており、メガネの風上側のレンズはすぐ曇ってしまいます。
2回の急坂で脚を使わされたのか、ペースが上がりません。すぐにハー、ハーという苦しい呼吸と、心臓のバクバク。悪天候のなか、一歩、一歩、もがきながらも北岳肩の小屋に到着。小屋をスルーし、一気に山頂を目指しますが、足取りが重たい。こんなんじゃ、間ノ岳なんて無理という感じでした。
山頂に着いたのが11:01。コース分岐のところに書いてあった所要時間とほぼ同じ。足の重さも気になりましたが、やっぱり3,000mを越えているて、空気が薄いことが効いているみたい。
山頂では間ノ岳への所要時間を知りたくて、道標を探しましたが見つかりません出でした。おまけに、晴れていれば見えるはずの間ノ岳も全く見えません。終バスの時刻から逆算すると、11:45まで進めるだけ進んで、到着しなければ撤退とも思っていたのですが、すでに11時を回っており、このまま下山することにしました。
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下りは急いでも仕方がないので、時々花の写真や鳳凰山の写真を撮りながら降りました。なかでもトリカブトはたくさん咲いていました。「奇麗な花には毒がある」とよく言われますが、とても根っこに猛毒を持っているようには見えませんがね。
下山中に何度も見える鳳凰三山。向うは晴れています。花崗岩の岩はだがきらきら光り輝いて見え、とっても奇麗でした。
大樺沢コースですが、何度か渡渉を繰り返すだけでなく、登山道に水が流れている箇所もたくさんありました。シーズンの前半は雪解け水や雪渓が残っていたり、大雨のあとは通りにくいコースとなるかもしれません。
広河原の手前で大降りのにわか雨に逢い、本日3度目の雨具装着。稜線を過ぎてからは、夏らしくむしむしとした不快な中をずっと歩かされてきましたが、最後に大雨とは.....。14時過ぎにはバスの待つターミナルに到着。値段が同じなので、乗り合いタクシーで駐車場へ。いつもより早い下山でした。
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登山の記念に「山バッジ」を集めているのですが、広河原ICや芦安のお土産やさんでは手に入りませんでした。もしかすると、途中の小屋だと売っているかもしれません。今度、仙丈ケ岳に行くときに、乗り換え時間に広河原山荘を除いてみようと思っています。
北岳・間ノ岳の2座日帰りは、今の僕の脚では無理でしょう。特に、3,000mの稜線では標準時間でしか歩くことができなさそうですので、一泊の日程で再挑戦したいと思います。
こんにちは、miraipapaさん
そしてご無沙汰してます。雲取でご一緒したshigetoshiです
槍や、北穂、そしてこの北岳と、天気が余り良くないにもかかわらず、精力的に登っていますね。
詳細な記録、感想、たくさんの写真と、楽しませていただきました
こんにちは
またカメレスですみません。
終バスの時間が早くなるこの時期に、間ノ岳まで日帰りでねらうなんて、スゴ過ぎますよ〜〜
北岳って結構登るのしんどいですよね。
あはは、日本で二番目に高い山だから当然か〜〜〜
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