四阿山〜根子岳 お目当ては牧場のソフトクリーム♪

2021年08月02日(月) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,323m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:13

距離 19.7km 登り 1,329m 下り 1,330m

7:42 菅平牧場登山口
7:47 中四阿道登山口
8:43 8:46 小四阿
9:26 中四阿
9:48 長池分岐
9:58 四阿山・根子岳分岐
10:17 10:19 四阿山
10:35 四阿山・根子岳分岐
11:07 大スキマ
11:32 鬼遊びの庭
11:39 11:52 根子岳
12:03 12:04 小根子岳分岐
12:07 12:08 小根子岳
12:11 12:12 小根子岳分岐
12:46 12:49 根子岳避難小屋
13:36 13:37 料金所
14:55 菅平牧場駐車場

天候

四阿山は曇り、根子岳＆小根子岳は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須坂市街から国道406号線で
日本ダボスを経て、菅平牧場駐車場に駐車
菅平牧場は一人200円の入場料がかかります

コース状況／危険箇所等

・菅平牧場駐車場〜登山口〜中四阿〜四阿山
登山口迄平坦な車道歩き
緩やかな登りを経て尾根に出ると視界が開け
お花畑で様々に秋の花が咲き出していました
中四阿を過ぎるとちょっと急坂があり
鳥居峠からの登山道に合流するとほぼ平坦道
・四阿山〜根子岳
針葉樹林帯の急坂は、連日の雨のせいもあり
岩が滑りやすく、泥濘箇所もあり歩きにくいです
鞍部からの登り返しは笹原の日差しの強さが辛いですが
爽やかな風が吹き上げ、快適な尾根歩きが楽しめます
・根子岳〜小根子岳〜避難小屋
笹原の中の緩やかな下り
小根子岳は登山道から外れて往復10分程度の気軽に行ける山
立ち寄る人も少なく、四阿山の眺めを独占できる大展望の山頂
以後、ガレた緩やかな下りは足を取られやすく歩きにくいです
・避難小屋〜料金所〜日本ダボスゲレンデ〜駐車場
避難小屋を過ぎ、菅平牧場への近道の踏み跡を探しましたが
笹原に埋もれてしまったらしく、ショートカットを諦め
牧場のフェンスに沿って下りました
車道を歩いていると増々駐車場から遠ざかるので
リフト降車駅からゲレンデを下り、車道に合流後
長い直線道の登り返しでようやく駐車場に帰還

その他周辺情報

菅平プリンスホテル
https://www.mtlabs.co.jp/shinshu/onsen/sugakoug.htm
菅平牧場に近く、日帰り入浴可能で、さっぱりしました

写真

8/2 7:40

大松山
菅平牧場駐車場から

8/2 7:42

登山口
直進すれば根子岳。今日は右折後しばらく車道歩きをし、中四阿経由で先に四阿山に登ります。

8/2 7:42

道路正面に見える山のシルエットは烏帽子だと思います

8/2 7:44

左に根子、右に四阿山

8/2 7:46

車道を離れ、登山道へ入ります。まだ山岳会に入っていた随分昔、冬山登山したコース。夏道の様子を知らず、ちょっとわくわく♪

8/2 7:47

牛さんたち、朝食の真っ最中

8/2 7:55

白樺と笹藪の中の緩やかな登り。登山口からしばらく、登山道が川になっており泥濘箇所もありました。

8/2 8:00

渡渉あり
伏せたU字溝が橋替わり

8/2 8:03

標識完備

8/2 8:36

オミナエシ

8/2 8:38

ワレモコウ

8/2 8:40

ツリガネニンジン？ハクサンシャジン？

8/2 8:40

フウロソウ

8/2 8:44

クガイソウ
上品な紫が際立ちます

8/2 8:44

ヤナギラン
自分にとって秋の代名詞

8/2 8:45

ウスユキソウ
エーデルワイスより、この呼び方が好き

8/2 8:45

広大な牧場の背後に角間渓谷方面

8/2 8:46

小四阿
やや痩せ尾根の岩稜帯歩きは、見晴らしが良く、お薦め(^^♪四阿山登山道の中でもあまり歩く人を見かけず、穴場かと思います！

8/2 8:47

ややっ！四阿山頂上付近が雲に覆われて来ました(:_;)

8/2 8:49

シュロソウ
あまり目立たない花色ですが、惹かれます

8/2 8:54

根子岳上空は晴れ(^^♪

8/2 9:09

四阿高原ホテルからの登山道に合流

8/2 9:13

マツムシソウ
なんともう咲き出していました(*_*)

8/2 9:14

濃い青色にうっとり

8/2 9:14

ヒメシャジン？

8/2 9:19

北アルプス方面の眺望がないのは残念

8/2 9:21

荒々しい根子岳中腹

8/2 9:21

マツムシソウと四阿山

8/2 9:22

また歩きに来たくなる大展望の尾根歩き。それにお花畑が見事＼(~o~)／

8/2 9:22

根子岳
幼い頃から山頂を見慣れている根子岳が好きです

8/2 9:29

四阿山登頂後に下る針葉樹に覆われた尾根

8/2 9:48

主尾根に近づくにつれ、視界がなくなりました

8/2 9:57

ここからはほぼ針葉樹林帯の平坦な尾根歩きだったと思うのですが…

8/2 9:58

分岐標識
四阿山登頂後、この標識前を直進する予定。何回来ていても、分岐を間違えないよう確認(^^ゞ

8/2 10:08

記憶とは曖昧なもので、この木道を忘れておりました

8/2 10:13

ひと休みしかけ、山頂はもっと奥と気が付き、慌てて前進(^^ゞ今日は三角点まで行きません！

8/2 10:15

一瞬雲のカーテンが開けられ、青空

8/2 10:19

岩の空洞に祠

8/2 10:20

やれやれ、うっかり頂上を踏み損ねるところでした。今日一日の無事を祈願し、根子岳に向かいます

8/2 10:26

樹間に根子岳

8/2 10:32

背の低い針葉樹林と笹原の景色は見飽きません

8/2 10:33

クルマユリ

8/2 10:35

分岐に帰還
針葉樹林帯の急坂を下り、根子岳へ登り返します。膝に来そうな岩場の連続が嫌ですが、この縦走路が好きなので我慢しましょう(^^ゞ

8/2 10:36

下り始めの岩場からの根子岳も堂々としています

8/2 11:02

言葉は要りません

8/2 11:05

鞍部から

8/2 11:07

登り返し
先刻の四阿山は涼しくて良かったのに、なんて勝手な思いに囚われます(^^ゞ

8/2 11:19

涼を誘うひとひらの雲

8/2 11:21

岩場に背丈短く咲く花は、オミナエシの仲間でしょうか？イワオミナエシとでも呼びたい位！厳しい冬の岩場の風雪に耐えて咲いていると思うと健気！

8/2 11:22

最高の稜線歩き
こうして歩ける幸せに感謝

8/2 11:23

米子滝方面

8/2 11:29

エゾシオガマ

8/2 11:29

垂壁越しに大松山と菅平

8/2 11:30

振り返った四阿山にはまだ雲がかかっていました。今日は一日ご機嫌斜め？

8/2 11:31

尾根上に大岩が乗る、険しい地形

8/2 11:34

根子岳山頂はすぐそこ

8/2 11:35

可愛いヒメシャジン

8/2 11:36

丁度見頃のホタルブクロ

8/2 11:39

根子岳山頂に到着
久しぶりに鐘を一つ鳴らしました♪

8/2 11:52

下山開始
小根子岳にも寄り、思い出を懐かしみ、避難小屋へ下ります

8/2 11:57

可愛くて、つい写真を撮らずにおれません。お花畑の盛りとはいえ、本当に花の多い山ですから、毎年来たくなる山。

8/2 12:03

小根子岳に寄ります

8/2 12:05

ミヤマシオガマ咲き始め

8/2 12:06

根子岳越しに四阿山

8/2 12:07

小根子岳山頂

8/2 12:07

一等三角点だったのですね(*_*)通っていながら記憶にありません。申し訳ないです(:_;)でも一等三角点が根子岳でなく小根子岳にあったとは(*_*)

8/2 12:08

懐かしい米子滝への道が笹原の中に見えます。米子からの周回はもう体力的にリスクが大きすぎるかも…

8/2 12:09

花の上に乗るミツバチも可愛らしく見えます

8/2 12:11

分岐に帰還
小根子岳は登山道から10分足らずで往復出来、絶景の一等三角点の山(^.^)

8/2 12:33

緩々下り坂
強い日差しに体がだるくなり、意識朦朧(:_;)

8/2 12:39

マルバダケブキ

8/2 12:44

石ゴロゴロ道は、結構足がふらつき歩きにくいです

8/2 12:44

古い標識
字が読めません

8/2 12:46

避難小屋が見えました

8/2 12:48

案内板
ここから小根子岳北肩に至る道は未踏。ちょっと遠回りでも、歩けば良かったと後悔！

8/2 12:48

振り返った避難小屋

8/2 13:02

振り返った根子岳方面

8/2 13:15

予定していた踏み跡が見つからず、うろうろしましたが、どうも廃道になっているらしく、笹藪漕ぎもしたくなく、牧場のフェンスに沿って歩こうと決心(T_T)

8/2 13:36

料金所脇の案内板

8/2 13:37

牧場出入口

8/2 13:41

幅の広い未舗装車道に出ました。左脇の見事な芝生の練習場に人の気配はありません。例年なら見とれてしまうようなマッチョマンの集う菅平なのに

8/2 13:41

コロナが終息し、菅平が早く夏の賑わいを取り戻せますように

8/2 13:52

烏帽子岳

8/2 14:02

リフト降車駅の向こうに根子岳。このまま車道を歩いていると、増々駐車場から遠ざかるので、次のリフト降車駅で、思い切ってゲレンデを下ることにしました

8/2 14:12

キキョウ
草茫々のゲレンデ歩きが不安でしたが、踏み跡がしっかりとあり、美しい花も見られ、思わぬ拾い物(^^ゞ

8/2 14:37

牧場駐車場まで延々と登り返し。一直線は先が果て無く見え、猶更辛いものでした(:_;)

8/2 15:01

牧場付近の散策路の案内板。またいつか歩きに来たいと思います。

8/2 15:05

今日のご褒美
辛かった車道の登り返しを瞬時忘れました♪

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

暑い日が続き、出かけるなら涼しい標高の高い山が理想的、
菅平牧場駐車場に駐車して、四阿山と根子岳を周回すれば
下山後に美味しいソフトクリームが待っていると思い出し
身近な山に涼を求めて、即実行することに決めました。

中四阿経由の登山口は車道をほんの少し歩いて入ります。
まだ山岳会に入っていた随分昔、冬山登山したコース。
夏道の様子を知らず、未踏の登山道の気分でちょっとわくわく♪

白樺と笹原の混在する登山道の道脇には既に
オミナエシ 、ワレモコウ 、ヤナギランが咲き始め
自分にとって秋の代名詞と思われる花々を次々に眺めると
山の夏の短さを改めて印象付けられます。

小四阿付近のやや痩せ尾根気味の岩稜帯は、
見晴らしが良く、他の登山道に比べ、あまり歩く人を見かけず、
静かで大展望の尾根歩きはお薦めかと思います！
マツムシソウも咲きだし、これからが見ごろになるでしょう。

四阿山頂上は、根子岳上空とは対照的に雲の中、
いつもの座る場所に困る混雑と程遠く、閑散としているのが意外！
一瞬雲のカーテンが開けられ、青空 が覗いたものの
すぐに閉ざされ、その後ずっと山頂付近は雲がたむろしていました。

根子岳は、長野市街からゆったりした姿が遠く大きく眺められ
幼い頃から見慣れている山故なのか、四阿山より身近に感じます。
四阿山を下り、笹原から眺める美しい堂々とした姿も素晴らしく
膝の痛みが辛い年齢でも、また来たくなる絶景かと思います。

登り返しは日差しが強く、先刻の四阿山は涼しくて良かったのに、
なんて自分勝手な思いに囚われます(^^ゞ
少し登ると吹き上げてくる風が涼しく、最高の稜線歩き！
こうして歩ける幸せにしみじみ感謝しながら歩きます。

根子岳山頂に到着し、久しぶりに鐘を一つ鳴らしました♪
小根子岳にも寄り、思い出を懐かしみ、避難小屋へ下ります。
四阿山は日本百名山、根子岳は花の百名山、と共に百名山♪
咲きだしたマツムシソウを、つい幾枚も写真を撮ってしまいます。
薄紫のフリルが可愛くて、毎年見に来たくなる花。

小根子岳が一等三角点の山だったのをすっかり忘れていました。
でも一等三角点が根子岳でなく小根子岳にあったとは(*_*)
小根子岳も絶景の山、米子滝への道が笹原の中に見えるのも印象的で
登山道から10分足らずで往復出来、絶景の静かな山です(^.^)

避難小屋を過ぎ、ショートカットしようと計画していた踏み跡は
既に笹原に埋もれてしまったのか見つからず、
仕方なく牧場のフェンス沿いに延々と下り、車道に出ました。
そのまま車道を行くと増々駐車場から遠ざかるので
途中でゲレンデを下り、長い直線道を登り返し、疲労困憊！
でも、今日のご褒美と目的でもあったソフトクリームに
辛かった車道の登り返しを瞬時忘れました♪