上高地から奥穂高岳往復 1泊2日
- GPS
- 33:30
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,821m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
携帯トイレ
|
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感想
10月最初の山は会社の計画年休を利用しての奥穂高岳を目指しました
週の始めの天気予報では悪くない天気だったのに当日が近づくにつれて悪化する一方で直前まで別の山に行くか悩む状態。
当初涸沢でのテント泊の予定でしたが、悪天候が予想されるため急遽「奥穂高山荘」での小屋泊へ変更。これでもう涸沢を越えた先にある小屋にまで1日で歩かないといけないことが決定されます。
10月6日(日)は天気は晴れですが、7日(月)以降は強風と荒れ模様な予報となっているため2泊予定だったところを1泊で強行する必要がありました。
5日(土)の終業後に急いで沢渡駐車場へ車を走らせます。
現地へは日が変わった6日(日)の0時過ぎに到着しました。第三駐車場の上段は8割程度の埋まり具合でした。これより下の駐車場は満車だったので5日(土)に山へ入った人がかなりいらっしゃったのだと思われます。
4時まで仮眠をして5時始発のバスに乗れるようチケットの列に並びました。幸いなことに4番目でした。
無事に5時発のバスに乗り込みついに初上高地入りすることが出来ました。
上高地からいよいよ長い歩きが始まります。
バスターミナルは色々な場所からたどり着いたバスからの人たちで熱気があふれていました。
僕らもその雰囲気を味わいたかったけれど、歩くのが遅いので少しでも早く歩き始めないといけないと思いすぐに動き始めます。
まだ暗い中、森を抜けると色々な雑誌や山行記録で何度も見たことのある河童橋が。
でも薄暗くてなんだかよくわからなかったけれど・・・・(汗)
横尾まではひたすらほぼ平坦な道を歩くと言う事なので淡々と歩きます。
明神池のあたりまで来ると進行方向左手になにやら大きな山が見えてきます。
山ナビソフトで見てみると「明神岳」となっており、普通に「へぇ〜!」なんて思ってましたが、
どうやら明神岳とは「穂高岳」のことだそうで、この時点から見えてるものだったんですね。恥ずかしながら全く知りませんでした。
徳沢園を通過してやっと横尾に到着しました。ここまでで2時間半ほど。
でも9kmくらい歩いていることになります。ほぼ平坦とは言え結構遠かった!足の裏がジンジンしてます(苦笑)
横尾で簡単に朝食を採り、いよいよ涸沢を目指します。
いきなり登山道なのかと思っていましたが、序盤は横尾までと同じような歩きやすい道が続きます。
左手に大きな屏風岩と呼ばれているわかりやすい1枚岩の山塊が見えてきたあたりから徐々に登りが増えてきます。
本谷橋まで来ると広い河原になっており、自分らも含めてここで一服休憩って感じです。
本谷橋からはジワジワと標高を上げていきます。下山してくる方が沢山いるのですれ違い待ちが増えてきます。
樹林帯から抜けると正面にはいよいよ涸沢がある谷が見えてきます。そして紅葉も徐々に色づき始めてきました。
涸沢ヒュッテやテン場が見えてくると紅葉はどんどん色づき始めます。
ここから涸沢ヒュッテまでが地味に遠い。普通の人はなんてことないのかも知れませんがデブには結構きつかった!
やっとこさ着いた涸沢ヒュッテは・・・・何度もテレビやら雑誌やらで見たことのある素晴らしいところでした!
涸沢はずっとずっと見たかった燃えるような紅葉で迎えてくれて大感動でした。
登ってるときは山頂にガスが掛かってましたが写真を撮っていると運よくガスも取れてきて嬉しかった。天気予報見てちょっと無理だったかな?と思ってただけに本当にありがたかったです。
涸沢ヒュッテを後にし、いよいよ奥穂高山荘を目指します。
滑落事故もあると言うザイテングラートを通過するので緊張しました。
ですが、思ってたものよりは高度感もなくて、確実に一歩一歩刻んでいけば問題がないと思いました。
どちらかと言うと涸沢からの標高差が結構あって疲れた足にはキツいと思います。
やっぱり2泊あったほうが余裕があって良いのでしょうね。
奥穂高山荘へは15時丁度くらいに到着。上高地から休憩入れて9時間半程かかった計算です。
やはり結構遠いと思います。大変でした。
小屋では今回奮発して個室にしたので快適に過ごすことが出来ました。
食事も山の上で考えると充分なもので提供していただきとても有難かったです。
食後に山荘脇から見た日の入がとても綺麗でした。いつか登ることになる笠ヶ岳や、ちょっと前に登った白山が見えていて素晴らしかった。
翌日7日(月)は天気予報どおりに強風の悪天候でした。
風速12mと言うことで山頂を目指すか判断に迷うところでしたが、遅くなればなるほど風が強くなるとのことでしたので万全の準備をして登ることにしました。
山荘からの取り付きが一番緊張しました。
小雨で岩や梯子が濡れているので慎重に一歩一歩上がっていきました。
そこを過ぎるとあとは岩場が続くもののそこまで難しいわけではないので風に気をつけながら登っていけば問題ありませんでした。
30分ほどかけて憧れだった山頂へ到着。
残念ながらガスガスで本来なら見えてるであろうジャンダルムも槍ヶ岳も何も見えませんでした。
またいつか天気が良いときに再訪したいものです。
下山は山荘まではとにかく慎重に。1回のミスも許されない場所なので緊張しました。
そのままの勢いでザイテングラートも通過。嫁さんは確信部の鎖場のトラバースに緊張したそうな。
ザイテングラートを無事通過してやっと緊張が解けました。
あとはのんびりと涸沢ヒュッテまで戻り、祝杯代わりの甘酒と1杯のおでんセットをシェアしあいました。
涸沢に別れを告げ、名残惜しいですが下山開始です。
本谷橋から横尾、徳沢園、明神池、河童橋とひたすら歩きました。
誰もが同じところを歩くわけだから軟弱なこと言いたくないけど遠いです。
この区間が一番きつかった気がします。
当初奥穂高を2泊3日予定していたので1日余りました。
そこで翌日は焼岳登ろうと欲を出しましたが、残念ながら僕らにそんな元気も残ってなく・・・
そして天気も悪いと言う事を理由に翌日は酒屋めぐりをして帰宅することとなりました。
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