斜里岳

2021年08月06日(金) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,004m
• 下り: 998m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:35

6:10 清岳荘 登山口
6:34 6:34 旧清岳荘 登山口
7:24 7:33 下二股
9:22 9:42 上二股
10:43 10:59 斜里岳
11:40 11:56 上二股
12:52 12:53 熊見峠
14:01 14:02 下二股
14:41 14:41 旧清岳荘 登山口
14:57 清岳荘 登山口

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清岳台登山口に駐車場があります。無料。

コース状況／危険箇所等

一ノ沢川に沿って登山道が付けられている感じです。
渡渉を繰り返し下二股まで進み、上二股かまで滝の横に付けられた道を水飛沫を浴びながら進みます。
渡渉の回数は20回まで数えてその上は分からなくなりました。
川の中の石はわりと安定していて、靴に防水機能があれば中まで濡れることはありません。
夏にはおすすめのコースかも。

馬の背から山頂は岩がゴロゴロの急坂を進みます。

帰りは上二股から熊見峠経由で新道コースを歩きました。昭文社の山と高原地図には「熊見峠から下二俣まで洗掘されていて歩きにくいが補修が進んでいる」とありましたが、ほんとうに土嚢や石の配置で歩きやすくなっていました。それでも滑りやすい箇所はありますが。

トイレは上二股にトイレブースがあります。携帯トイレを持って行きましょう。

その他周辺情報

清岳荘。夏季だけの営業小屋。素泊まりのみ。
きれいな水洗トイレあります。協力金100円。
おもしろいのは駐車場は無料なのに、車中泊をすると520円請求されます。

写真

8/6 6:10

清岳荘に着きました。トイレをお借りし今日はここから斜里岳に登ります。

8/6 6:09

かわいい花が咲いてましたが、園芸種ですね。

8/6 6:09

ヤマハハコ

8/6 6:15

地平線のように見えますが、あの先はオホーツク海。ずいぶん遠くへ来たなぁとひしひし。

8/6 6:34

始めは平な林道を歩きます。

8/6 6:34

イタドリ

8/6 7:04

カニコウモリ

8/6 7:04

ミヤマアキノキリンソウ

8/6 7:04

沢音のする方へ登山道は向かいます。

8/6 7:05

水辺にでました。
今日はここからこの沢を遡るように登っていきます。

8/6 7:07

渡渉まつりの始まり〜

8/6 7:08

水辺にダイモンジソウ

8/6 7:09

ミソガワソウ

8/6 7:21

この沢を登ります。

8/6 7:21

ノラニンジン？

8/6 7:24

今日もいい天気です。

8/6 7:25

下二俣に着きました。
かつてはここに清岳荘が建っていたそうです。

8/6 7:49

　水量は多いし流れは早いし‥

8/6 7:51

滝が見えて来ました。

8/6 8:01

羽衣の滝

8/6 8:01

タカネトウチソウ

8/6 8:28

万丈の滝

8/6 8:31

見晴らしの滝

8/6 8:56

こんな感じで登っていきます。

8/6 9:14

ミミコウモリ

8/6 9:19

ウメバチソウ

8/6 9:22

上二股に掛けられた紙垂

8/6 11:34

胸突八丁に来ました。急登の始まり？　いや、すでに急登でしたけど？

8/6 9:23

クロウズコ

8/6 9:24

オオバタケシマラン

8/6 9:25

ウラジロナナカマド

8/6 9:40

オトギリソウ

8/6 9:44

チシマキンバイ

8/6 9:45

サンカヨウの実

8/6 10:07

ナガバキタアザミ

8/6 11:18

馬の背わまでは岩のゴロゴロした急登が続きます。

8/6 10:17

そろそろ馬の背です。何げなく右を見ると今にも転がり落ちそうな岩がありました。

8/6 10:21

馬の背に着きました。風が吹き抜けます。

8/6 10:17

あの奥が斜里岳山頂ですね！

8/6 11:08

さらに岩場が続きます。ルートは青に黄色の矢印でとてもわかりやすい。

8/6 10:43

斜里岳山頂だ〜！
ちょうどガスってきました。

8/6 10:48

こちらは20mほど離れた場所にある三角点です。

8/6 11:09

帰りも岩の道を注意深く！

8/6 11:04

ハイマツは大きな実をつけていました。カラスやリスたちのごはんになりますす。

8/6 11:15

斜里の町が見えます。

8/6 11:23

タカネトウチソウ

8/6 12:19

ガスは薄れつつあります。

8/6 12:22

上二股から新道コースを進みます。熊見峠へ続くなだらかな稜線。疲れてなければ大好物なのですが‥

8/6 12:30

コケモモ

8/6 12:33

ミヤマハンノキ

8/6 12:47

熊見峠に着きました。あまり眺望はありません。
少し手前の尾根は見晴らしもよく、風も通っていたのに‥

8/6 13:55

ノラニンジンかな？たくさんの虫がお食事中でした。

8/6 14:02

ミソガワソウ

8/6 14:08

沢の岩壁にダイモンジソウの葉が密集しています。花は終わったみたい。

8/6 14:09

行くときにはスルーした仙人洞。

8/6 14:35

ミヤママタタビ

8/6 14:37

オオカメノキにも実がついていました。

8/6 14:38

ヨツバヒヨドリ

8/6 14:42

オオブキ又はアキタブキというそうです。

8/6 14:42

雨具を忘れて雨に降られたら、こんな使い方ができますよ！
モデルは北海道山岳ガイド協会副会長の塩谷秀和さんです。ありがとうございます。

8/6 14:51

キンミズヒキ
ここで林道が終わり、登山口の清岳荘へ戻りました。お疲れさまでした。

8/6 16:43

おまけ
明日登る羅臼岳の登山口、知床に向かっています。オシンコシンの滝の向かい側の海。

8/6 17:12

今夜の宿泊地、地の涯ホテル。
名前の由来はアイヌ語のシリエトク。知床の語源で地の涯という意味なのだそうです。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

みーやん🐕‍🦺🐕

道東百名山弾丸登山2日目。今日は斜里岳に登りました。先日裏那須で（私なりに）嫌と言うほど渡渉をしたので、もう沢のそばには近寄りたくないと言うのが本音ですが、今日の旧道コースは沢を遡るルートです。
沢を横切った回数、数知れず、滝の横を飛沫を浴びながら登る箇所もあり‥ひとことで言うとアスレチックなルートでした。
また、下山路にした新道コースは途中の熊見峠から滑りやすい土と安定しない石だらけの道。
昨日の雌阿寒岳が噴火口が印象的なダイナミックな山なら、斜里岳は登山技術をフル動員させられるような、変化に富んだ山でした。
まあ、楽しかったのかな？

明日はラスボス羅臼岳です。早く寝なきゃ。