夏木山

2021年08月07日(土) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,285m
• 下り: 1,302m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:58
• 合計: 4:57

距離 8.5km 登り 1,300m 下り 1,302m

7:55 新道登山口
8:03 8:06 犬流れ登山口
9:11 9:16 犬流れ分岐
9:44 10:10 小鋸
10:25 10:47 大鋸
11:34 11:36 夏木山
12:52 新道登山口

写真

8/7 8:03

夏木新道に車をおいて林道を１０分ほど歩いて下ると犬流登山口です。車も数台おけますね。

8/7 8:07

植林地を登り左手の渓流を徒渉してさらに登ります。雨が強くなってきました。(泣)

8/7 8:29

百メートル毎に標示板があります。いいんだか、どうだか…。

8/7 9:10

尾根筋にひときわ目立つ主が。声をかけてタッチ。

8/7 9:10

雨に濡れたヤブこぎ。恥ずかしながらレインウェアもザックカバーも忘れていて、頭から靴の中までビショビショ状態。

8/7 9:17

犬流れ越。いよいよノコギリ尾根へと向かいましょうか。雨はやや小降りに。

8/7 9:22

この稜線。前半を小鋸、後半を大鋸というらしい。しばらくはなだらかな傾斜で稜線歩きが楽しめますね。

8/7 10:01

小鋸の核心部分で、よもやの滑落…。雨で足場もロープもツルツル。上の赤テープから１０メートル近く滑った。やっちまった。両手指の裂傷と右足脛の打撲。って何で写真撮ってるのか俺。痛みで転げながらも、どこかでネタにしようというサガなのか。

8/7 10:08

手をかばい、足を引きずりつつ、慎重にハシゴを下ります。

8/7 10:40

雨足が弱くなり、雲の切れ目から光が。大鋸へと取りつきます。

8/7 10:53

いやになるほど繰り返すアップダウン。ケガもあり、もう折れる寸前の心。でも歩かないと帰れないわけでして。

8/7 10:59

マジか。そういえばネットで見たなあ。忘れてた。ラスボスだ。なんだかちょっと、いけそうな気がするう。

8/7 11:01

ここは怖かった。雨に濡れた岩とフィックスロープ。大崩像岩トラバースよりはるかにこわい。夢に出るかも。

8/7 11:10

また雨が強くなってきました。最後の難所か、二連ハシゴの下り。慎重に。

8/7 11:21

雲の切れ目から夏木山らしき山頂が。おお、元気百倍だ。

8/7 11:22

杉ヶ越分岐に到着。ホッとしました。

8/7 11:34

山頂はそこなのに傾斜がきつくて、なかなかつかない。うーん。あと少し。

8/7 11:34

ようやく山頂。雨で視界まったくなし。今回はがまんの登山です。
さあ、とっとと下りましょう。

撮影機器：

F-01K FUJITSU

感想

yamafool

夏だから、夏木山。
夏木山を調べると、ノコギリ尾根というキーワードが出てくる。それが見たくて、いつか登ろうとタイミングを狙ってました。
山の日連休。あいにく台風の接近で天気は不安定。天気予報は雨のち晴れ。
とりあえず行ってみましょうかね。
朝五時、ジムニーで出発。大分との県境から国道を折れて、クネクネ林道をひたすら上がっていく。８時前に、夏木新道登山口へ到着。
もうぐったり。フロントガラスにアブが団体様でたかってくる。ザックをつかみサッとクルマを降りて駆け出す。アブはついてこない。ホッとする。この後ずーっと下山までアブに悩まされて数カ所やられたのですが。
犬流れ登山口から夏木山に入り、夏木新道へ下山とします。初めての山は、期待と不安が心の中でせめぎ合います。
無事に下れて初めてその山の感想やイメージが湧き、気に入れば、何度も通うことになります。
さて、この夏木山、
アクセスが厳しすぎですねえ。アケボノやシャクナゲの時期なら素晴らしい山でしょう。
気になっていたノコギリ尾根。核心部分の岩峰はスリル満点。間違っても雨の日に行くところではないですね。
今回、運よく軽いケガで、最後まで歩けましたが、鹿の背で落ちたらどうなっていたか。
結論は、とっても楽しい山でした。色々気づかせてもらいましたよ。
気軽に行けない山として存在してもらいたいようにも思います。なんか複雑ですね。