プレゼントの雨具で誰もいない稜線を空木岳から百越山まで

2013年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:50
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,702m
• 下り: 2,683m

コースタイム

標高グラフ参照
息子のお古の防水スマホのGPS機能がお粗末で、谷や林の中は計測できず。
Bagへの収納の仕方によっても計測できなくなる。
ちなみに私のSO-01Bは優秀です。ただ、防水でないので扱いが面倒です。

天候

曇り　2500m越えは霧雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊名川ダムから1kmの駐車場にて車中泊

コース状況／危険箇所等

尾根は狭いので迷うことはありませんが、
道が狭く、ハイマツが覆ってしまってルートがわかりづらくなってます。
ガスがかかると尾根方向がわからないのでちょっぴり不安になります。

写真

9/7 7:25

木曽ヒノキがお出迎え

9/7 8:06

シラビソの白が美しい

9/7 12:51

稜線のダケカンバ

9/7 13:52

下山にかかると、最初にダケカンバが迎えてくれる

9/8 14:39

焦げてないけどカミナリ？
森で一番高い大木でも災難は降りかかってきます。
このまま、生き延びれるか？

9/7 15:19

木曽ヒノキがお出迎え

撮影機器：

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

10toiro

基本日帰りなので、雨予報の日は登りません。
今回の空木岳、たまにも雨でもいいかなと登りました。

高度2500mからガスの中に突入、たまに霧雨が降ってきます。
我慢できず、還暦に子供たちからプレゼントしてもらった赤い雨具を着込みます。
空木岳から百越山まで3時間の尾根歩き、誰にも会いません。
ハエマツ、ナナカマド、ハンノキも3時間も見続ければ飽きてきます。
狭い登山道は、ところどころハエマツに隠されて見づらくなっています。
霧雨が降って、気持がだんだん沈んでいきます。

でも、この雨具、袖の赤を眺めると元気が出ます。
お祝いしてもらった渋辰野館での明るい笑顔が浮かびます。
孫のはじける笑顔も浮かび、思わず微笑んでしまいます。
気持が沈んだ時に、こんなに元気をくれる赤い雨具は
人生の中で最高のプレゼンとかもしれない。

下山して、ハエマツやナナカマドに引っ掻かれて、
破れてないかチェックしました。