笠ヶ岳 山が逃げていく！？笠新道

2013年09月09日(月) ~ 2013年09月10日(火)

• GPS: 34:00
• 距離: 26.0km
• 登り: 2,201m
• 下り: 2,182m

コースタイム

9日
07:00駐車場−08:30笠新道登山口−12:50杓子平13:20−14:40稜線−15:30抜戸岩−16:10笠ヶ岳山荘
10日
05:35ご来光−06:30笠ヶ岳山荘発−7:00抜戸岩−11:30弓折岳コル(分岐)−12:10鏡平山荘12:50−15:10小池新道入口−15:30わさび平小屋−17:00駐車場

天候

9日　晴
10日　晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高ロープウェイ乗場の下にある、無料駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

登り
笠新道は、よく整備されており登りやすいです。
息が切れないように、ゆっくりゆっくりマイペースで。
下り
小池新道も、よく整備されています。
岩および沢の横断箇所がありますので、気を抜かず注意しましょう。

写真

9/9 8:32

笠新道登山口。
駐車場から林道歩きで、1時間ちょい。
ウォーミングアップにはちょうどいいかな。

9/9 10:32

ゆっくり　ゆっくり。
急登ルートの随所に標高表示があり、目安になります。

9/9 10:59

2000mを超えると、視界が開け
穂高の山並みが見えてきます。
今日は、好天で眺望抜群です。

9/9 10:59

槍ヶ岳アップ。

9/9 10:48

奥穂高アップ。ジャンも。

9/9 12:52

杓子平（2450m）に到着。

9/9 13:23

稜線が間近に見えます。
ところが・・・

9/11 10:07

登るも登るも、稜線が近づかない〜。
山が逃げていく感じ・・・
笠新道　恐るべし!

9/9 14:42

つ、つきました　稜線に。

9/9 14:36

笠ヶ岳　今いくよー。

9/9 15:29

抜戸岩をぬけて、

9/9 15:55

キャンプ地を通り、

9/9 16:12

山荘に到着です。
きれいで、対応も良く
ゆっくり過ごせました。

9/9 16:56

夕食は、肉・魚・そば等々
いただきます。

9/10 4:56

日の出前に、朝食をいただきます。

9/10 5:16

焼けてきました。

9/10 5:19

いい感じ。

9/10 5:39

ご来光です。

9/10 5:42

友人と頂上にて。
一緒に登ってくれて、ありがとう。

9/10 5:43

御嶽、乗鞍、

9/10 5:46

白山も見えます。
あ、雲海に笠の影が映ってますよ。

9/10 6:01

左から　黒部五郎、薬師、大日、剣、立山・・・

9/10 6:31

今日も、天気がよさそうです。

9/10 5:44

パノラマ
日が差して、見えにくいでしょ。
ごめんなさい。

9/10 6:42

さぁ、下山です。
あっという間に、キャンプ地まで下ってきました。

9/10 7:06

抜戸岩を抜けて。
今朝は、間から笠ヶ岳がきれいに見えます。

9/10 7:35

ありがとう　笠ヶ岳。
またいつか・・・

9/10 10:24

穂高連峰を見ながら、

9/10 10:09

快適な稜線歩きです。

9/10 9:47

パノラマで　どうぞ。

9/10 10:07

双六岳

9/10 10:07

黒部五郎岳

9/10 10:07

遠くに双六小屋

9/10 11:31

弓折岳を過ぎた分岐から
下方に鏡平山荘が見えます。

9/10 12:28

鏡平山荘に到着。

9/10 12:30

ラーメンをいただきます。
名物の「かき氷」は、次回いただきましょう。

9/10 12:44

鏡池から　穂高連峰を見ます。
下山途中では、槍の穂先にガスがついていたけど
池に到着した時は、とれました。

9/10 15:14

長い下りを経て、小池新道入口に到着。
ここから林道歩きです。

9/10 15:37

わさび平小屋で、ラムネを一飲み。
冷水が流れる水槽に、トマト・きゅうり・バナナが浮いてました。

9/10 15:41

小屋に掲示されていた案内板。
次は、双六岳方面に行きたいな。

9/9 12:20

登山途中に出会った花たち。
この実は、何？
ベニバナイチゴかな。

9/9 15:13

ウサギギク
私の好きな花。

9/9 12:20

トリカブト
秋を感じさせられます。

9/10 9:03

コバイケイソウ
今年は、いろいろな山でたくさんお目にかかりました。

撮影機器：

DMC-FT20 Panasonic

感想

kobachann

笠のような特徴的な形で周囲の山からも容易に判別がつく、笠ヶ岳に登りました。
登りルートは、北アルプス三大急登と言われる笠新道（標高差1400m）です。
駐車場から登山口まで、林道を1時間ちょい歩きましたが、よいウォーミングアップとなりました。

さて笠新道ですが、よく整備されており歩きやすく、一歩一歩が確実に標高を稼ぐので、達成感が得られます。
また、随所に標高表示が設置されており、よい目安となります。
とにかく、ゆっくりゆっくり、息を切らさないペースで登りましょう。
2000mを超えてくると視界が広がり穂高連峰が・・・。
「わぁ−槍だぁ」と思わず歓声をあげてしまいました。

そうこうしている間に、杓子平に到着。
ここで昼食、大休止です。
稜線を見ながら、ここまでは順調だね。この後もすいすい登れるよ。
と、高をくくっていたのですが・・・。
登山再開し、程なくして
「えー　登っても登っても近づかない！　や、山が逃げていくぅ〜」
でした。これほんと。
へろへろ状態で稜線につき、笠ヶ岳を間近で見た時は、やれやれと思うも喜びがひしひしとわいてきました。
抜戸岩をぬけ、キャンプ地を通り、山荘に到着。
宿泊客は、約60人で余裕がありました。
東向きの部屋で、窓から穂高連峰が望めます。
夕食は、肉・魚が楽しめ、そばもついており、おいしくいただきました。

翌日は、4時に起床。
まだ暗い中、しばし満天の星空と、槍の穂先付近にちらちらと光るヘッドライトの明かりを眺めていました。
朝食をいただき、さぁご来光です。
雲が赤く染まり、とてもきれいでした。
今朝は、風も弱く、それほど寒くなかったです。
ご来光を見ながら、笠ヶ岳に登頂。
頂上近くの祠に祈願し、下山です。

穂高連峰をはじめとする多くの山々を見ながら、快適に稜線を歩きます。
途中の鏡平山荘にて、鏡池に映る穂高連峰を充分に堪能した後、別れを告げて
順調に帰路につきました。
ありがとうございました。