笠ヶ岳●新穂高から日帰りピストン●笠新道●
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,252m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
4:30笠新道登山口
7:30杓子平
9:50山頂
10:10笠ヶ岳山荘で食事
10:50山荘出発
11:50抜戸岳
12:40杓子平
14:50笠新道登山口
15:40新穂高駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ2基ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高駐車場〜笠新道登山口 普通の林道を地道に歩くだけ。 コースタイムは、1時間位なのですが頑張っても一時間を切ることが出来ませんでした。ヘッドライトを使用して歩いたのですが、獣の目が光っていたりして、なかなか怖いです。林道区間は、平日だったので工事関係者や除草作業の方が仕事をされていたので車に注意して下さい。 登山口の横に湧水が出ていますので、ここで水を確保すれば良いでしょう。 水は、笠ヶ岳山荘までありませんので、注意して下さい。 ■笠新道登山口〜杓子平 この区間2kmで標高1000mを稼ぐので、非常にキツイです。 しかしながら標高1800m位からは、後ろに槍穂高のパノラマが見えてくるのでモチベーションは、非常に高くなるはずです。更に標高2000m位からは、焼岳〜乗鞍〜御岳まで表れてきたので感動もんでした。 急登と言われる「笠新道」でしたが、非常に整備されていて登りやすかったです。 全体的に岩ベースなので自然な?階段形成をしていて、また滑り難い岩なので下山時も快適に降りれました。 個人的には、木の根っ子や泥ベースの剱岳早月尾根の方がキツイと感じます。 ■杓子平〜抜戸岳分岐 杓子平まで来ると正面にターゲット(笠ヶ岳)が表れる。 その感動は、キツイ笠新道を上がってきた御褒美の様だ。 抜戸岳分岐までは、岩場・ザレ場の道を歩き標高を上げていきます。 花も咲いている場所も多いので、ハイキング的な要素も感じる。 景観的には、笠ヶ岳をアングルを変えながら歩き、途中から槍穂高も見えてくる感じです。 ルート的に不明瞭な場所も無いのですが、岩場エリアではマーカー通りに進む必要があります。 ■抜戸岳分岐〜笠ヶ岳山頂 ここまでくると後は、稜線散歩を行い山頂を目指すだけ。 多少のアップダウンは、ありますがまったく苦にならないはず。 理由は、右手に北アルプスの奥黒部エリア近くに見て、遠くに立山周辺も見える。左手には、穂高連山が見える最高のロケーションがそこにはある。 稜線歩きで言えば、常念岳〜蝶ヶ岳の稜線に匹敵するくらいの場所でした。 ■登山届は、林道ゲートにあります。 下山時には、下山届も提出しましょう。 ■水は、1.5L持参するが、下山途中に無くなりました。 水の確保は、登山口の水場か笠ヶ岳山荘だけなので余裕をもってください。 ■帰りの温泉も新穂高温泉なので方々にあります。 少し降りると、栃尾温泉や平湯・福地と多数あり。 僕は、栃尾温泉の荒神の湯で汗を流しました。 |
写真
感想
今回は、夏季休暇を利用しての平日独り登山。
前日、10時に自宅を出発して神宝村の道の駅で仮眠を取る。
ビール飲んで12時に就寝するも2:30に目が醒めました。
トイレを済ませて新穂高に向かう。3時過ぎに無料駐車場に到着するが、準備をしている間にも続々車が入ってくる。土日に来ると駐車出来ないのも納得です。
少し早いが、最初の一時間は、林道歩きなのでヘッデン点灯にて3:30出発する。
暗闇の林道歩きは、恐いですね。沢の音が一層恐怖感を増長させる気がして、熊鈴をガンガン鳴らすが、沢の音に掻き消される。
幻覚かもしれないが、ヘッデンの光で獣の目が光り、ますます恐怖感が膨れ上がった瞬間でした。
アクシデントとして「靴擦れ」が発生しました。いままで一回も無かったのですが、アキレス腱したに違和感を感じたのですが、しばらく歩くと痛みを感じ始める。靴を脱いでみると水膨れが発生。標高1800mの場所だったので帰ろうかとも思ったが、こんな良い天気は2度無いと思いザックをひっくり返すと、干からびた絆創膏が4枚出てくる。厚めにしっかり貼ると嘘のように違和感が無くなる。今回は、結果として良かったのですが、今後の山行で靴擦れの発生も考えて対策しなくてはいけないです。
今回、初めて笠ヶ岳に行きましたが、標高の低い段階から景観が開けてくる笠新道は、非常に良いルートだと思います。杓子平までの区間で、槍・穂高〜乗鞍〜御岳が容易に見えるとは、思いませんでした。
富山からだと新穂高までのアクセスも容易なので、時間の無い時にトレーニングも兼ねて杓子平まで行くのもありかなと思うくらいでした。
周辺に名山がたくさんあるからか、槍・穂高と比較すると地味な印象がある。
笠ヶ岳山頂までは、最短ルートの笠新道を利用してもコースタイム8:30位は掛かる。
登山口〜笠ヶ岳山荘まで山小屋・山荘が無いので非常にタイトな行程にとなってしまい、それなりに体力が無いと厳しい山行になります。
個人的に杓子平あたりに山小屋や避難小屋がある事によって、もっとたくさんの人が楽しめる山だと思います。
今年の3大目標は、槍ヶ岳・笠ヶ岳・奥穂岳なので残すは奥穂のみとなりました。
今回は、天気を見て選んだわけでは無かったのですが、結果として最高の晴天に恵まれました。休み中のフォローを行ってくれたyamachanに感謝します。
こんにちは〜
我が郷土の山笠ヶ岳にいらっしゃいませ!!
剱岳、お邪魔しました〜
奥穂高も頑張ってください。
またraichouさんの郷土の山となりますが、穂高の大ボスでもある奥穂は、頑張ってきます。
ありがとうございました。
笠を日帰りとは・・・・・
健脚ですね〜。自分には(ヾノ・∀・`)ムリムリ
日記のコメありがとうございます。
富山県人の特徴は合ってましたか〜
岐阜も大方合ってました。
自分も仕事とかでキリがつかない時、よく"ま、いっか〜"と口走り切り上げます。
外食とかでも気に入ったものが有れば、そればかりであまり冒険しない保守派です。
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