展望には恵まれなかったが、涼しくて歩きよい会津駒
- GPS
- 05:23
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 625m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
きわめて良好。ただ中門岳方面の木道が草でおおわれていたり浮いていたりして 注意が必要 |
写真
感想
このところ百名山が続いていたが先週の越後駒ケ岳に続き今回は会津駒ケ岳にやってきた。最近は残雪期ばかりで盛夏に登るのは久しぶりだ。宇都宮では良かった天気が福島に入ると雨模様。あれ?こんな天気予報だったっけ。それでも登山口に着いたら雨は上がっていたので助かる。
百名山で駐車場も一杯だが、うまく路肩に駐車できていざ出発。今日は暑いだろうと思っていつものラーメンをお握りに変えたので、コンロ、コッヘルが不要となり荷がすごく軽い。さらに思いのほか涼しく順調に高度を稼ぐことができる。最初の水場で休憩し凍らせてきたゼリーを食べるが冷たすぎて額が痛い。その後ガスの湧く中をあるきca1990のベンチにでる。晴れていたらここから会津駒が見えるのだが、今日は全く見えず。しばらく休憩するが風が吹くと寒い。この夏では久しぶりに感覚だ。
その後30分余で会津駒に到着する。ここは周りを樹木に囲まれて展望ゼロ。最近は残雪期の遮ることのない眺望が当たり前になっていたので、意外な景色に見える。もっとも今日の天気では何も見えないが。立派な道標は頭を超す高さにあるが、いつもこれを下に見ていたのだ。
時間はまだたっぷりあるので久しぶりに中門岳に足を延ばす。ここから先は、ほぼ水平移動で楽ちんだ。ただ木道が相当傷んでいるし、半分草でおおわれてよく見えないところがある。下手に踏んづけると木道が反転しそうになるのもある。危ないねえ。それでもしばらく歩くと大きな池塘のある中門岳に着いた。先客は2名のみ。ベンチがたくさんあるのでそこでホットコーヒとお握りの昼食。一向にガスは晴れず。この先にも木道が続いていたので行ってみると少し高みに登ったところに同じように池塘とベンチがあったが標識の類はゼロ。先ほどの場所に中門岳の標識があったが、正確に言えばこの盛り上がったところが中門岳のはずでは?なぜ低いところを中門岳としたのだろうか。場所としては落ち着けていいのだけれど。
まあ帰ろう。中門岳に来ると、人が少し増えていたのでそのままスルーして駒の小屋に向かう。途中にはハクサンコザクラが群生していた。ちょっと時期を過ぎてしまったようだが探せばしっかり花を咲かせているものもある。花はこのほかに、イワショウブ、キンコウカ、コバイケイソウ、タテヤマリンドウ、チングルマ、ハクサンフウロウなどを見ることができた。ここも花が多い。
駒の小屋では大きな池の前のベンチが空いていたのでしばし休憩。ちょうどこのころから天気が少し回復し駒ケ岳も少しだけ見ることができた。隣の大戸沢岳も見えている。5月連休には大戸沢岳の東南尾根から何度か登ってきたなあと思いだす。下界のほうもよく見える。雲は1900mから上のほうだけとそばにいる人が教えてくれた。
さて行くか。あとは登り返しのないルートなので気が楽。少し下って見上げると柔らかな草地の上に駒の小屋がかわいく建っている。いい感じだねえ。写真を何枚か撮る。そして1990mのベンチについてまた休憩。下り始めて15分もたっていないが、この先でコーヒータイムにするような場所はあまり浮かばないのだ。熱いコーヒを飲みつつ周りの景色を楽しむ。
さてこの後は帰るだけ。ちょっと天気も回復してきて暑くなってきたのでだらだら歩くと余計に疲れそう。一気に飛ばすと950mの標高差を1時間弱で降りることができた。最近膝に懸念があり多少心配していたが特に違和感は出ず。
最近は暑さが堪える山歩きばかりだったが、涼しい気候と荷の軽さで、こうも快調に歩くことができるのかと
自分でびっくり。この調子ならもう少し頑張れるかな。
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