巻機山 ニセ巻機山にニセ頂上 ナンデだろう?? 百名山85座目
- GPS
- 04:54
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
05:32 クヌビ沢コース分岐
05:48 三号五勺
05:56 四合目
06:06 四号五勺
06:14 五合目
06:41 六合目
06:58 六号七勺
07:06 七合目 07:14
07:29 七号五勺
07:36 八合目
07:48 ニセ巻機山 九合目
07:56 巻機山避難小屋 九合五勺
08:11 巻機山ニセ頂上 8:22
08:26 巻機山頂上 8:33
08:39 巻機山ニセ頂上
08:51 巻機山避難小屋 九合五勺
08:58 ニセ巻機山 九合目
09:05 八合目
09:10 七号五勺
09:19 七合目
09:25 六号七勺
09:36 六合目
09:52 五合目
09:58 四号五勺
10:04 四合目
10:09 三号五勺
10:18 井戸尾根コース登り口
10:20 桜坂駐車場
登山 2時間55分
下山 1時間47分
往復 4時間49分
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
早朝に登山する場合、駐車代金は下山後に徴収されます |
コース状況/ 危険箇所等 |
巻機山頂上は「巻機山頂」の標識やベンチがあるニセ頂上広場から約5分です ホントウの頂上は登山道の途中の小さな広場に小さなケルンが積んであるのみで、三角点・標識等は一切ありません |
写真
感想
<まえがき>
14時には都内居なければならない、都内から比較的近く半日で登れる巻機山へやってきました
昨日のダブル駒ヶ岳下山後、六日町のインターネットカフェで前泊
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-343706.html
せっかく登るのなら、井戸尾根ピストンではなくクヌビ沢を登りたい
しかしクヌビ沢を調べてみると、クヌビ沢は沢登りのメッカであるらしい
登山道もあるが、一部崩落しているとも・・・
どちらを登ろうか迷いつつ、巻機山登山口の 桜坂駐車場へ
<桜坂駐車場〜七合目>
まだ薄暗い5時すぎ桜坂駐車場に到着
身支度を整え、登山口へ
登山口には注意書きの看板が「これでもか 」というくらいに立ち並んでいる
ヌクビ沢も単独で立ち入るなとの看板も・・・
看板の気迫に負けて井戸尾根往復と入山届けに提出
登山開始しても、まだヌクビ沢へ行ってみたいというキモチがあったが、腹を決めて井戸尾根コースへ
約2分間の林道歩きを経て尾根コース登り口へ
足元の赤土が湿っており、ツルツルととても滑り易い
17分歩いていきなり三号五勺
桜坂駐車場は三合目かな??
この付近はブナ林の樹林帯歩き
見通しは良くない
本格的に尾根に取り付くと、時おり黒岩峰とその足元に割引沢が見える
尾根から俯瞰したところ、険しそうな沢に見える
六合目付近になるとクヌビ沢が綺麗に見える
足元は相変わらず赤土で滑り易い
中途半端な六号七勺は6時58分に通過
なぜここだけ七勺なのだろう??
この付近で偽高山帯の森林限界を越える
登り始めてから徐々に猛烈な睡魔が襲ってきた
眠くて眠くてフラフラである・・・
昨夜21時ごろ睡眠薬を飲んだのだが、それが今ごろ効いてきたのだろうか??
幅の広いガレ場に出てすこし歩くと七合目に到着
<七合目〜ニセ巻機山山頂>
ガレ場で岩がゴロゴロしている七合目
座るのに程よい岩もゴロゴロとある。ここ七合目でエネルギー補給のゼリーを飲みながら目を閉じて少し休憩
このような時ホンの数分の睡眠により一気に回復する
森林限界を越えから見通しが良くなった
見上げるとニセ巻機山、そして南側へ続く朝日岳方面への稜線が美しい
振り返ると今まで登ってきた井戸尾根と湯沢(街は見えない)方面の山々が見える
細い急登の熊笹の中を進むが八合目付近になり再度ガレ場
ガレ場崩壊を食い止めるためだろう、多くの丸太を使い、段々畑状に幅30m以上の整地がなされている
雪崩で流されてきたのだろうか、岩がゴロゴロと転がっているが、もしこの岩が無ければ、かなり大きなテント場になりそうな雰囲気
(水場が無いが・・・)
ガレ場をすぎると一旦少し勾配がキツクなるがココを過ぎると穏やかな高原歩きとなりほど無くニセ巻機山へ到着
ニセ巻機山だが、「ニセ」という言葉が可哀想に思えるくらい景色も美しい立派な山
<ニセ巻機山山頂〜巻機山ニセ山頂〜巻機山山頂>
ここ先多くの区間が木道となる
ニセ巻機山山頂から一旦60mほど高原を下る
最初は一気に下るがその後、トラバースするように穏やかな下りになり斜面を左へ左へすすみ程なくするとニセ巻機山と巻機山の鞍部に巻機山避難小屋が見えてくる
巻機山避難小屋の前にあるベンチでは60歳台の男性がくつろいでいた
避難小屋の方かと思ったら、一般の登山者らしい
しかしこの方、避難小屋の主のように水場のコト等を親切に教えてくださった
女性的な巻機山がハッキリと綺麗に見える
登山道もなだらかでサクッと登れるそう
避難小屋を出発し暫くすると一気にガスに包まれた
頂上からの展望を期待していたのに残念
避難小屋から15分で巻機山山頂に到着!!
とこの時点では思っていた
記念撮影をし、行動食を食べてさぁ下山しようかという時に、先ほど避難小屋にいたハイカーの方がご夫婦で現れた
話によると過去に数回巻機山避難小屋に泊まっており、今回も避難小屋に二泊しているそうだ
で・・・この方曰く、ここはニセ山頂でホントウの山頂は別にあると
えっ
そういえば、他の方のヤマレコにもそんなコト書いてあったなぁ
(今ごろ思い出すなよ・・・という感じですナ)
で気を取り直して再度、巻機山頂上へ
約4分歩いてホントの巻機山山頂へ
<巻機山山頂〜桜坂駐車場>
本物の巻機山山頂は、登山道の小さな広場に小さなケルンが積んであるだけで他に頂上らしいものは何もない
GPSが有ったので「頂上」と確認できたが、もしGPSが無かったら自信を持って「頂上」とは思わなかっただろう
暫しすると件のご夫婦も登ってこられた
牛ヶ岳まで散歩されるそうだ
頂上で少しまどろんだのち下山開始
湿原のある穏やかな稜線でとても山頂付近とは思えないような光景
ナンと稜線上に沼もある
巻機山ニセ山頂を通過して一気に巻機山避難小屋へ
ちょっとだけ避難小屋内部を見学
管理人の居ない避難小屋とは思えないほどとても清潔な小屋
管理人の常駐していない避難小屋内にトイレがあるのも珍しい
件のご夫婦がここで二泊するもの納得
ニセ巻機山へ登り返し、ニセ巻機山を通過
このまま一気に桜坂駐車場を目指す
下るにつれ粘土のような滑り易い湿った赤土が増える
滑らないように注意しながら下山する
走ったわけでもないのに登りより一時間以上早く桜坂駐車所へ下山することが出来た
桜坂駐車場にて下山届けを提出
クルマに戻ると軽自動車の中から駐車場係員のオジサンが現れます
この方に半日分駐車場代金300円を支払いました
クルマに乗り込み、少し下ったところにあるトイレ前の靴洗い場へ移動し、登山靴を洗いました
桜坂駐車場から塩沢石内ICへここから関越道を走り13時過ぎ無事世田谷に到着しました
<感想>
急遽登った巻機山
天気予報が「晴れのち(昼から)雨」だったので眺望を少々心配しながら登ったのですが、幸いにして登山時はそこそこ眺望良く登ることができました
ニセ巻機山
「ニセ巻機山」は「ニセ」という愛情を感じない名前がついたのが不思議なくらいとても良い山です
巻機山ニセ頂上と巻機山頂上
反対に「巻機山ニセ山頂」は(よくよく考えてみたら「頂上」という表記はどこにもありませんでしたが)誰が見ても巻機山頂上として思えるように出来ていてます
逆に頂上は何も無く寂しいモンです
ある意味、巻機山ニセ頂上を仕立てるために徹底されています
巻機山頂上で一体ナニがあったのか??とても不思議です??
そんな巻機山でした
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