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Yamareco

記録ID: 3439113
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳

2021年08月11日(水) ~ 2021年08月12日(木)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:59
距離
16.6km
登り
2,252m
下り
2,224m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:44
休憩
3:20
合計
7:04
6:30
6:35
15
6:50
6:54
18
7:12
7:17
13
7:30
7:44
31
8:15
8:27
71
9:38
9:48
7
9:55
10:07
23
10:30
11:17
12
11:29
11:29
14
11:43
13:13
9
13:22
13:22
5
2日目
山行
4:56
休憩
1:54
合計
6:50
4:45
7
4:52
5:01
28
5:29
5:30
10
5:40
5:59
13
6:34
7:29
28
8:38
8:47
66
9:53
10:05
71
11:16
11:16
11
11:27
11:27
3
11:30
11:30
5
11:35
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田からは2台の始発バスで来たが、ほぼ同時に芦安から5, 6台のバスが到着し、降りる登山者であふれた。僕には見慣れない衝撃の光景。
2021年08月11日 06:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/11 6:15
奈良田からは2台の始発バスで来たが、ほぼ同時に芦安から5, 6台のバスが到着し、降りる登山者であふれた。僕には見慣れない衝撃の光景。
早速北岳が見上げられて期待大。
2021年08月11日 06:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/11 6:25
早速北岳が見上げられて期待大。
釣り橋を渡り
2021年08月11日 06:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 6:27
釣り橋を渡り
広河原山荘で登山届提出。
2021年08月11日 06:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 6:32
広河原山荘で登山届提出。
広葉樹の大木が多い、カツラとかサワグルミとか。北アルプスの麓とはかなり違う雰囲気。
2021年08月11日 06:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/11 6:38
広葉樹の大木が多い、カツラとかサワグルミとか。北アルプスの麓とはかなり違う雰囲気。
御池小屋分岐では右へ。
2021年08月11日 06:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 6:50
御池小屋分岐では右へ。
標高2000mを越え、鳳凰方面の眺め。
2021年08月11日 07:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 7:37
標高2000mを越え、鳳凰方面の眺め。
白根御池小屋。
2021年08月11日 08:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 8:15
白根御池小屋。
北岳上空には刷毛で刷いたような雲。
2021年08月11日 08:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 8:16
北岳上空には刷毛で刷いたような雲。
マルバダケブキの急登を行く。
2021年08月11日 08:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 8:52
マルバダケブキの急登を行く。
タカネナデシコ
2021年08月11日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 9:07
タカネナデシコ
大樺沢二俣からの道が合流。
2021年08月11日 09:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 9:43
大樺沢二俣からの道が合流。
鳳凰の眺めも変わって来た。
2021年08月11日 09:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 9:53
鳳凰の眺めも変わって来た。
小太郎尾根分岐に上がった。
2021年08月11日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 10:01
小太郎尾根分岐に上がった。
分岐から仙丈ケ岳。
2021年08月11日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 10:01
分岐から仙丈ケ岳。
チシマギキョウ
2021年08月11日 10:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 10:14
チシマギキョウ
肩の小屋のテン場に張るところ。
2021年08月11日 10:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 10:40
肩の小屋のテン場に張るところ。
テン場からの富士。
2021年08月11日 10:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 10:40
テン場からの富士。
いざ山頂へ、肩の小屋を振り返る。
2021年08月11日 11:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 11:23
いざ山頂へ、肩の小屋を振り返る。
約40年ぶりの北岳山頂。
2021年08月11日 11:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 11:45
約40年ぶりの北岳山頂。
半月ぶりの仙丈ケ岳。
2021年08月11日 11:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/11 11:48
半月ぶりの仙丈ケ岳。
間ノ岳と奥に塩見岳。
2021年08月11日 11:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
8/11 11:54
間ノ岳と奥に塩見岳。
山頂に咲いてたタカネビランジ、南アの固有種だ。
2021年08月11日 12:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
8/11 12:11
山頂に咲いてたタカネビランジ、南アの固有種だ。
キアゲハ。飛んでは止まりを繰り返し、大きく写すチャンスがあった。
2021年08月11日 13:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/11 13:00
キアゲハ。飛んでは止まりを繰り返し、大きく写すチャンスがあった。
稜線に雲沸き、そろそろ下りるか。
2021年08月11日 13:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 13:22
稜線に雲沸き、そろそろ下りるか。
肩の小屋から見えた槍穂。
2021年08月11日 16:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/11 16:39
肩の小屋から見えた槍穂。
小屋前の賑わい。
2021年08月11日 16:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 16:45
小屋前の賑わい。
翌朝、寒い霧中を出発し、北岳山荘に着くまで写真撮る気もなかった。
2021年08月12日 06:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 6:33
翌朝、寒い霧中を出発し、北岳山荘に着くまで写真撮る気もなかった。
近道下山を決めて、山荘で1時間近く休んだら八本歯への道へ。
2021年08月12日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 7:23
近道下山を決めて、山荘で1時間近く休んだら八本歯への道へ。
天候は回復へ。
2021年08月12日 07:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 7:28
天候は回復へ。
稜線下道の花畑。
2021年08月12日 08:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 8:05
稜線下道の花畑。
八本歯のコルへ。
2021年08月12日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 8:29
八本歯のコルへ。
ここにもタカネビランジ。
2021年08月12日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
8/12 8:37
ここにもタカネビランジ。
八本歯から下りる道筋。
2021年08月12日 08:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 8:39
八本歯から下りる道筋。
大樺沢の残雪。
2021年08月12日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 9:32
大樺沢の残雪。
二俣から下には仮設橋とか
2021年08月12日 10:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 10:29
二俣から下には仮設橋とか
簡易木橋を何度も渡る。
2021年08月12日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 10:59
簡易木橋を何度も渡る。
広河原に戻った。
2021年08月12日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 11:29
広河原に戻った。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シュラフ

感想

白根三山計画崩れの北岳単独登頂だった。

1日目はすこぶる好調だった。広河原に到着する1番バスを降りた大勢の登山者に混じって歩き出す。三山を1日で抜けるような高速トレランの人達はとっくに出発していて、慌てず出かけた僕の周りは上で宿泊する一般登山者ばかり。その中にあっては殆ど抜かれることがない。登りのログ解析すると、休憩除けば1時間で標高差400m稼いでいるので、テント泊装備としてはなかなかのペースだ。肩の小屋までほぼ4時間で到着。

北岳山荘はテント場も小屋泊まりも満杯で予約できなかったので、予約不要の肩の小屋テント場泊りにしたのだが、この時点で2, 3割しか埋まっていない。テント設営後北岳に登頂。軽装なので30分で到着、天気は良いし、時間も有り余っているし、気温も快適、さらには途中相前後して登って来たおじさんが話し相手もになり、1時間半ほどのんびり過ごした。

肩の小屋に戻ってテントで昼寝したり余裕綽々。明日の成功は疑ってなかったのだが...

2日目、未明にザーッと雨が降り、以後やや濃い霧と時々の雨が続いた。朝のうちは雨で昼間は概ね曇りと言う予報であったのでそれとは外れてなく、覚悟の内だったが、それよりも体調の方が問題だった。胃腸がすっきりしなく、食欲がない。無理やり一口二口食べてもういいや、という感じ。食べられないことは、パワーが出ないこと。

4時前にはテントを畳んで小屋の軒先で雲行きを伺っていた。暗い間は霧の稜線を歩く気がしない。4時半、少しずつ空が白んできた。小屋内から、テント場から、ぼちぼち出て来た人達は皆下山方向に行く。4時45分、意を決して山頂に向けて出発。

霧雨の中、荷物を背負っての北岳山頂までは50分かかった。体調はまだ良くなった感じがしない。八本歯コル分岐に下りて思案、ここで広河原へ下山か、先へ進むか。もう少しがんばろう、北岳山荘まで行って決めることにした。霧は続いてはいるが行動できない悪い視界ではない、雨も収まった。でも北岳山荘までは結構長く感じた。山荘に着いて時間を確認すると、北岳から1時間かかっていた。つまり今日は登りも下りもほぼコースタイム通りである。荷物背負っても昨日の様に80%のタイムで行けないと明るい内には奈良田に下りられない。100%がこの先保証されてもいない。と言うことで撤退を決めて、山荘の自炊場で少し長く休むことにした。

コーヒーを飲んだりして気分も少し落ち着き、下山に向けて先ずは八本歯のコルを目指す。緩い登りを慌てず歩き、ここもほぼコースタイムだった。八本歯からの下りは、食欲が戻って来たこともあり、結構快調でどんどん抜かせてもらいながら下りて来た。

広河原に着いて11時半過ぎ。奈良田行きのバスは14:30である。のんびり過ごそうと歩き回ったりしていたら、奈良田に行くのでタクシーに相乗りしませんかと声かけられた。千葉の人で、車内では登山歴・予定の話が弾んだ。バスより少しお金がかかったが、おかげで早く奈良田に戻れ、温泉と行きたかった白旗史郎記念館などを楽しむことが出来た。

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訪問者数:945人

コメント

相乗りした千葉の人です。笑
この前はありがとうございました😊
いろいろお話しできて、とても楽しかったです。
新しい記事も楽しみにしてます!
2021/8/14 19:46
raichou666さんになりましたか。
広河原でお声かけていただいて、ありがとうございました。
僕はもう10年ほどヤマレコユーザーですが、行きたい山の最新情報を得るのに、自分の記録も参考にしてもらえ、そしてこのように山であった人とコンタクトがとれます。
活用してみてください。
2021/8/15 14:52
Nishidenさん、お久です。引きこもりのレッズです(笑)
10年前に山を登るようになった時、北岳が日本で二番目に高い山だと知りましたが、僕は「白根山」が二番目の山だと記憶していたので(中学だか高校の時に使ったいた地図帳の巻末の資料編)「おかしいなぁ」と当時思いました。
先日、大掃除をした時に当時の地図帳が見つかり速攻資料編をめくってみると、どうでしょう、やっぱり2番目は白根山となっているではありませんか!
ですが、そのあとに括弧書きで(北岳)と併記されてました。う〜ん、括弧の中までは覚えてなかった(笑)
今は新潟市と合併しましたが、近隣に白根(しろね)市があったので「白根」というのを覚えていた次第です。山のほうは「しらね」と読むとは知りませんでしたが。
北岳に関する雑談でした、チャンチャン。
2021/8/16 12:48
レッズさん、ごぶさた!
この話で、小学校の友達に「日本で2番目に高い山は?」とクイズを出され、「しらねさん」と教えてもらったのを思い出しました。当時は山に関心はなく、どこにあるかも全く知らず忘れ去っていました。
成人して山に登るようになり、2番目は北岳と知ったのですが、小学校のときの話は思い出さず、40年は経った今改めて、そうかあの時の「しらねさん」は北岳のことだったのだなと認識しました。

北岳と間ノ岳の間に「中白根山」がありまずが、主要なピークは「白根山」とは言われず、立山に立山と言うピークはないのと似ていますね。
2021/8/17 10:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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体力レベル
4/5
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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北岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
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