北岳
- GPS
- 13:59
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,252m
- 下り
- 2,224m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 7:04
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 6:50
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シュラフ
|
---|
感想
白根三山計画崩れの北岳単独登頂だった。
1日目はすこぶる好調だった。広河原に到着する1番バスを降りた大勢の登山者に混じって歩き出す。三山を1日で抜けるような高速トレランの人達はとっくに出発していて、慌てず出かけた僕の周りは上で宿泊する一般登山者ばかり。その中にあっては殆ど抜かれることがない。登りのログ解析すると、休憩除けば1時間で標高差400m稼いでいるので、テント泊装備としてはなかなかのペースだ。肩の小屋までほぼ4時間で到着。
北岳山荘はテント場も小屋泊まりも満杯で予約できなかったので、予約不要の肩の小屋テント場泊りにしたのだが、この時点で2, 3割しか埋まっていない。テント設営後北岳に登頂。軽装なので30分で到着、天気は良いし、時間も有り余っているし、気温も快適、さらには途中相前後して登って来たおじさんが話し相手もになり、1時間半ほどのんびり過ごした。
肩の小屋に戻ってテントで昼寝したり余裕綽々。明日の成功は疑ってなかったのだが...
2日目、未明にザーッと雨が降り、以後やや濃い霧と時々の雨が続いた。朝のうちは雨で昼間は概ね曇りと言う予報であったのでそれとは外れてなく、覚悟の内だったが、それよりも体調の方が問題だった。胃腸がすっきりしなく、食欲がない。無理やり一口二口食べてもういいや、という感じ。食べられないことは、パワーが出ないこと。
4時前にはテントを畳んで小屋の軒先で雲行きを伺っていた。暗い間は霧の稜線を歩く気がしない。4時半、少しずつ空が白んできた。小屋内から、テント場から、ぼちぼち出て来た人達は皆下山方向に行く。4時45分、意を決して山頂に向けて出発。
霧雨の中、荷物を背負っての北岳山頂までは50分かかった。体調はまだ良くなった感じがしない。八本歯コル分岐に下りて思案、ここで広河原へ下山か、先へ進むか。もう少しがんばろう、北岳山荘まで行って決めることにした。霧は続いてはいるが行動できない悪い視界ではない、雨も収まった。でも北岳山荘までは結構長く感じた。山荘に着いて時間を確認すると、北岳から1時間かかっていた。つまり今日は登りも下りもほぼコースタイム通りである。荷物背負っても昨日の様に80%のタイムで行けないと明るい内には奈良田に下りられない。100%がこの先保証されてもいない。と言うことで撤退を決めて、山荘の自炊場で少し長く休むことにした。
コーヒーを飲んだりして気分も少し落ち着き、下山に向けて先ずは八本歯のコルを目指す。緩い登りを慌てず歩き、ここもほぼコースタイムだった。八本歯からの下りは、食欲が戻って来たこともあり、結構快調でどんどん抜かせてもらいながら下りて来た。
広河原に着いて11時半過ぎ。奈良田行きのバスは14:30である。のんびり過ごそうと歩き回ったりしていたら、奈良田に行くのでタクシーに相乗りしませんかと声かけられた。千葉の人で、車内では登山歴・予定の話が弾んだ。バスより少しお金がかかったが、おかげで早く奈良田に戻れ、温泉と行きたかった白旗史郎記念館などを楽しむことが出来た。
この前はありがとうございました😊
いろいろお話しできて、とても楽しかったです。
新しい記事も楽しみにしてます!
広河原でお声かけていただいて、ありがとうございました。
僕はもう10年ほどヤマレコユーザーですが、行きたい山の最新情報を得るのに、自分の記録も参考にしてもらえ、そしてこのように山であった人とコンタクトがとれます。
活用してみてください。
10年前に山を登るようになった時、北岳が日本で二番目に高い山だと知りましたが、僕は「白根山」が二番目の山だと記憶していたので(中学だか高校の時に使ったいた地図帳の巻末の資料編)「おかしいなぁ」と当時思いました。
先日、大掃除をした時に当時の地図帳が見つかり速攻資料編をめくってみると、どうでしょう、やっぱり2番目は白根山となっているではありませんか!
ですが、そのあとに括弧書きで(北岳)と併記されてました。う〜ん、括弧の中までは覚えてなかった(笑)
今は新潟市と合併しましたが、近隣に白根(しろね)市があったので「白根」というのを覚えていた次第です。山のほうは「しらね」と読むとは知りませんでしたが。
北岳に関する雑談でした、チャンチャン。
この話で、小学校の友達に「日本で2番目に高い山は?」とクイズを出され、「しらねさん」と教えてもらったのを思い出しました。当時は山に関心はなく、どこにあるかも全く知らず忘れ去っていました。
成人して山に登るようになり、2番目は北岳と知ったのですが、小学校のときの話は思い出さず、40年は経った今改めて、そうかあの時の「しらねさん」は北岳のことだったのだなと認識しました。
北岳と間ノ岳の間に「中白根山」がありまずが、主要なピークは「白根山」とは言われず、立山に立山と言うピークはないのと似ていますね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する