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Yamareco

記録ID: 3444194
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

中房温泉より合戦尾根ピストンにて燕岳へ

2021年08月10日(火) ~ 2021年08月11日(水)
 - 拍手
usatosi その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:00
距離
12.0km
登り
1,656m
下り
1,637m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:26
休憩
1:35
合計
5:01
5:37
11
スタート地点
5:48
5:50
40
6:30
6:32
22
6:54
7:13
27
7:40
7:48
25
8:13
8:34
23
8:57
9:32
12
9:44
9:48
35
10:23
10:27
11
10:38
2日目
山行
3:01
休憩
0:34
合計
3:35
7:03
6
7:09
7:10
23
7:33
7:34
11
7:45
7:51
26
8:17
8:18
34
8:52
25
9:17
9:40
15
9:55
9:56
32
10:28
10:29
9
10:38
ゴール地点
5:48 中房温泉登山口
10:38 燕山荘
山小屋泊
7:02 燕山荘
10:28 中房温泉登山口
天候 雨のち晴
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・全体を通じて大変良く整備されています。
・道迷いしそうなところはありません。
・雨天後はぬかるみ注意です。
・全体に人は特に多い。
・有明荘の温泉は硫黄好き・熱湯好きにはお勧めです。但し洗い場の水道まで匂います。
しっかり降る中第一ベンチへ
2021年08月10日 06:32撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 6:32
しっかり降る中第一ベンチへ
コアジサイの仲間かな?
2021年08月10日 06:56撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 6:56
コアジサイの仲間かな?
雨粒が輝いて見える。
2021年08月10日 07:06撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 7:06
雨粒が輝いて見える。
艶々と目立つ熊笹。
2021年08月10日 07:06撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 7:06
艶々と目立つ熊笹。
2021年08月10日 07:57撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 7:57
2021年08月10日 08:18撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 8:18
2021年08月10日 08:45撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 8:45
合戦小屋に到着。
2021年08月10日 08:58撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 8:58
合戦小屋に到着。
お約束のスイカ。甘いけど寒い!
2021年08月10日 09:01撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 9:01
お約束のスイカ。甘いけど寒い!
2021年08月10日 10:20撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:20
2021年08月10日 10:24撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:24
ゴゼンタチバナ?
2021年08月10日 10:24撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:24
ゴゼンタチバナ?
2021年08月10日 10:25撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:25
ヤマハハコ?
2021年08月10日 10:36撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:36
ヤマハハコ?
霧の為相当近くになって漸く宿が見えた。
2021年08月10日 10:37撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:37
霧の為相当近くになって漸く宿が見えた。
コオニユリ?
2021年08月10日 10:39撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 10:39
コオニユリ?
昼前からビール!けど寒い。
2021年08月10日 11:48撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 11:48
昼前からビール!けど寒い。
夕食はハンバーグと筑前煮。白ワインも。
2021年08月10日 17:06撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/10 17:06
夕食はハンバーグと筑前煮。白ワインも。
Tさん撮影。飲んだくれの図。
Tさん撮影。飲んだくれの図。
翌朝は晴れてきた。
2021年08月11日 04:30撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 4:30
翌朝は晴れてきた。
松本市街が雲海の下。
2021年08月11日 04:49撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 4:49
松本市街が雲海の下。
Tさん撮影。お見事。
1
Tさん撮影。お見事。
燕岳へ。
2021年08月11日 05:09撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/11 5:09
燕岳へ。
燕岳山頂。
2021年08月11日 05:28撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:28
燕岳山頂。
燕岳から槍ヶ岳を臨む。
2021年08月11日 05:28撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:28
燕岳から槍ヶ岳を臨む。
2021年08月11日 05:28撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:28
見渡す限りの雲海が…撮れてないな。
2021年08月11日 05:29撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:29
見渡す限りの雲海が…撮れてないな。
2021年08月11日 05:33撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:33
北燕岳。
2021年08月11日 05:42撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:42
北燕岳。
指の先に富士山、その左は赤岳からの稜線か。
2021年08月11日 05:55撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 5:55
指の先に富士山、その左は赤岳からの稜線か。
こまくさ。
2021年08月11日 06:06撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 6:06
こまくさ。
言われて分かるイルカ岩をパチリ。
2021年08月11日 06:08撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 6:08
言われて分かるイルカ岩をパチリ。
燕山荘にはヤマテンの天気予報が毎回掲示される。
2021年08月11日 06:35撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 6:35
燕山荘にはヤマテンの天気予報が毎回掲示される。
山荘直下は花畑。
2021年08月11日 07:05撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 7:05
山荘直下は花畑。
槍ヶ岳。
2021年08月11日 07:11撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 7:11
槍ヶ岳。
合戦尾根より南方を臨む。
合戦尾根より南方を臨む。
2021年08月11日 07:40撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/11 7:40

感想

台風が続いた連休明けの朝5時。中房温泉の登山口にある第一駐車場は幸い空いていた。ここまで運転して頂いたTさんと共にのんびり準備し、小雨が降る中合戦尾根を登り始めた。8/10の今日は予報では朝のうちに晴れる事になっていたので、私はザックカバーのみだったが、Tさんはフル装備。間も無く雨足は強まり、私もやっと合羽を着たが、じとっと塗れたシャツは後々まで身体を冷やした。

Tさんの先導でのんびり登る。後ろから来ればどんどん譲る。雨の平日でこれだけ人が多いのなら、休日はどんなものだろうと二人で何度も話した。聞いていた通り良く整備された道だが、連日の雨で小川のように流れているところも多く、何度も足をとられた。

合戦小屋に到着。Tさんは豚汁で暖まり、私はスイカで更に冷えた。雨が止む気配は無い。ただ這松が見えるに従い、可憐な花が目立ち始めた。稜線に出れば目的地の燕山荘が見えると言うが、全く見えない。花の写真を撮ってだらだらと進むうち、数十mの先に漸く見えた。

10時半に山荘到着。出発する人も到着する人も多い。スタッフの丁寧な労いにほっとした。合羽とシャツを乾燥室に入れたが、後の人達にどんどん端に寄せられるので、朝まで何度か真ん中に戻してなんとか乾いた。

真っ白な風景を肴に生ビールと赤ワインで乾杯すると、後はやる事は無い。本棚から山田昇遺稿・追悼集を選んで寝床に潜りこんだ。山荘はコロナ対策で人数を制限していると言うが、結局二段ベッドの全ての部屋が埋まり、あちこちから談笑が響く。怖くなってカーテンを閉め、マスクをして夜を過した。

翌朝は4時半から朝日を狙う。猛烈な風が吹く中、東の松本市街は早々に晴れたが、槍ヶ岳は拝めなかった。一瞬雲が切れた時にTさんを起そうとダッシュすると、一瞬で息が切れた。ここは標高2700mだった事を思い出した。

朝食前に燕岳山頂を二人で目指した。距離は無いが、西からの猛烈な風に飛ばされそうで怖い。山頂では足が竦んだが、高山に慣れたTさんは平気なようだった。

7時に山荘を出発、今日は中房温泉に降りるだけだ。昨日はくすんで見えた花畑も鮮やかだ。雲海の向こうに八ヶ岳の雄大な稜線や富士が見える。大天井や槍ヶ岳も。焦らされた分、感動もひとしおだ。

しかし平日だが登ってくる人が実に多い。何度も道を譲り譲られ、畢竟ゆっくり降りざるを得なかった。百人以上はすれ違ったかもしれない。今日の山荘の様子を想像して身が竦んだ。

下山後は有明荘で日帰り入浴し、硫黄の香りを堪能した。第一駐車場は無論一杯だった。

車も免許も無い身では北アルプスは中々行く機会はない。今回声をかけて頂いた上に往復の運転まで引き受けて頂いたTさんには感謝ばかりだ。山上の荘厳な稜線の重なりや見渡すばかりの雲海は北アルプスならではだろう。

燕山荘のスタッフは皆親切丁寧だった。ただあの人口密度は、コロナ禍では当面遠慮したい。

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