三郎ヶ岳・城山(八木城跡)
- GPS
- 03:59
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 824m
- 下り
- 813m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水鳥公園駐車場に駐車。無料です。 ●城山 登山スタート地点が駐車スペースになってます。駐車場の表記はありませんが、作業中の地元の方にお聞きして確認しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●三郎ヶ岳 若干の倒木があり、跨いだり潜ったりする箇所がありますが、通行困難な箇所はありません。案内表示は最低限のものはありますし、テープによる誘導も所々あります。パラグライダー離陸場への案内表示はありません。 ●城山(八木城址) 案内表示が丁寧で、「合目」の表示もあります。登りで利用した「東回りコース」は登山道に入ってすぐに、工事箇所がありますが、迂回路があります。下りで利用した「西回りコース」は急傾斜な箇所がありますが、ロープが張られています。また、6合目を過ぎた辺りから急斜面のコースと緩やかなコースに分岐しており、4合目の手前で合流します。 |
その他周辺情報 | ●水鳥公園駐車場にはトイレはありますが、自動販売機はありません。今回のコース上には、自動販売機とトイレはありませんでした。 ●平の沢池駐車場から北に200mの所に、産直の販売所「なごみの里あさひ」があります。米粉のパンも販売しているようです。 ●城山駐車場には自動販売機、トイレはありません。 ●八木駅前の食堂「まるや」で食事をしたところ、八木城の御城印を無料でいただきました。和菓子店「米儀福壽堂」で和菓子「如安」を購入したところ、同じく御城印をいただきました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
せっかくの週末も天候が不順。
午前中は雨が降らないだろうと、近場の三郎ヶ岳に車で行くことに。
相変わらず、虫がぶんぶんとまとわりつくので、立ち止まらずにひたすら登り続けると、小一時間で山頂に到着。展望もないので、さっさとパラグライダー基地に向かう。基地からの、最近訪れた行者山・半国山・御嶽・小金ヶ嶽などを含めた展望に気をよくしていると、早くも雨が降り始める。幸い大雨にもならず、下山時には止んでいた。
時間もあるので、水鳥公園付近を散策していると、美しい鳥が。コウノトリに似ているなと思っていたら、本当にコウノトリが来ることもあるらしい。本当のコウノトリが来たら、大勢写真などを取りに来るらしいので、別の鳥だったようだが。
なんだか物足りなさを感じたので、以前から気になっていた八木城址(城山)にも行くことに。八木城址からは、三郎ヶ岳や牛松山、愛宕山などの展望でテンションがアップ。八木城址は明智光秀ゆかりの城だと認識していたが、どうやら内藤ジョアンなる武将のゆかりでもあるらしい。というより、八木町ではジョアン推しのようだ。下山後に、「ジョアンオムライス」を食べ、「如安」を和菓子屋で購入。帰宅後まで、楽しめた一日となりました。
今年の雨期は特に週末を狙っているらしい。ぼやいても仕方がない
ので、降られる覚悟で向かった丹波方面。
三郎ヶ岳の麓には大きな池があり、橋などでいくつかに分割されて
いるが、その一区画、といってもかなりの面積を花の盛りを終えた
蓮が覆っていた。自生の蓮である。花の頃にはさぞかし迫力があっ
たのだろう。
それはそうと、本日のミッションは三郎ヶ岳。雨雲がもたもたして
いるうちにと、さっそく上り始める。跨ぐ木、くぐる木、踏み越え
る木。それぞれの倒木が、単調になりがちな夏の山道を飽きさせな
い。蜘蛛たちは今年は少し成長が遅いのか、倒木をくぐって持ち上
げた顔面を、蜘蛛の糸が直撃することしばしば。睫毛に絡むとなか
なかやっかいだが、蜘蛛の方でもたいそう迷惑に違いない。
途中、頂上が近いことを思わせる眺望もあったが、いざ山頂に着い
てみると、開かれた景色ではなかった。木々に囲まれたスペースに、
山の名を記した木製の看板と、三等三角点と、ねじれた倒木。
三郎ヶ岳は公称616mの高さだが、看板にはメモ書きのように「61
3」とある。その横には「大切にしましょう三角点」と書かれた基
本測量の標杭。逆に三角点を大切にしないとは、どういう行為なの
だろう?
眺望は、むしろ少し下りたところのパラグライダー基地が請け負っ
ていた。先ほど車窓から見た大きな池が、真下にはっきり見える。
蓮が覆っていた辺りは深緑色で、知らなければ池には見えない。
やがて、ポツポツと雨粒が落ちてきた。大した雨ではなく、山道で
は木々の枝葉が雨粒を引き受けてくれる。それでも水分を含んだ地
面でときどき滑りそうになりながら、40分ほどで下りてきた。い
つの間にか雨も止んでいる。この時点でまだ10時過ぎ。
そこで、八木城跡(城山)へも行くことになった。いわゆる山城で、
山頂の本丸跡に到着するまでにも「○○の跡」の類いが登場する。
疎いので「そういえばそうなのかも」と思いながら眺めるしかな
い。懸命に発掘や調査が進められるお城とはべつに、後で見た倒壊
放置の妙見宮の方が、実は印象に残っている。
役目を終えたら静かに朽ち、深く草木に埋もれてゆく。理想的な最
期のあり方ではないか。
コメント
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#21もPHさんのものですよ。
この、三角矢印バージョンの方がレアものです。
それにしても、何時まで悪天候は続くのでしょうね。
ここ2週間ほど雨の降らない日がないんじゃないかと・・・。
やはり、PHさんのものでしたか。
大きさ、字体、材質などそうではないかと思ったのですが、
設置されていた場所が意外だったので、確信が持てませんでした。
おかげですっきりしました。ありがとうございます。
この日も、天気予報に反して雨に降られましたし、
昨日の朝も、西芳寺川林道で小雨に降られました。
今週末は、すっきりした青空の下で、山歩きをしたいものですね。
今年は5月の大型連休にしてもお盆にしても、まったく当てが外れてしまいましたね。
行きたいところのリストがどんどん膨れ上がるばかりです。でも、少しぐらいの雨予報
なら、思い切って出てみた方が、かえって希有な光景に出会えそうですね。
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