剱岳・別山・剱御前・奥大日岳・大日岳 [馬場島〜立山]

2021年08月20日(金) ~ 2021年08月21日(土)

• GPS: 38:07
• 距離: 48.4km
• 登り: 4,042m
• 下り: 4,322m

コースタイム

1日目

• 山行: 21:03
• 休憩: 2:03
• 合計: 23:06

距離 16.2km 登り 2,962m 下り 1,074m

0:53 馬場島
1:42 松尾平
3:21 3:28 早月尾根標高1600m標識
4:35 4:46 1920.9m三角点
6:26 早月小屋
8:23 標高2600m標識
9:24 9:39 標高2800m標識
10:39 10:40 カニのハサミ
10:48 10:51 剱岳
10:57 11:01 カニのハサミ
11:08 11:28 カニの横バイ
11:42 11:53 平蔵の頭
12:16 12:17 前劔の門
12:29 12:33 前剱
13:15 13:20 一服剱
13:43 14:01 剣山荘
14:36 14:42 剱澤小屋
14:51 剱沢キャンプ場
17:14 17:15 別山南峰
17:23 別山北峰
21:10 21:13 別山南峰
21:49 21:57 剱御前小舎
22:17 剱御前山（最高点）
22:51 剱御前
23:17 23:18 剱御前山（最高点）
23:27 23:31 剱御前小舎
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 12:51
• 休憩: 1:57
• 合計: 14:48

距離 32.2km 登り 1,090m 下り 3,249m

0:10 宿泊地
1:06 新室堂乗越
1:46 1:47 室堂乗越
3:17 ２５１１ｍピーク
3:30 4:01 カガミ谷乗越
4:25 4:26 奥大日岳
4:56 5:15 奥大日岳三角点
6:58 七福園
7:03 7:07 中大日岳
7:15 7:22 大日小屋
7:39 8:06 大日岳
8:17 大日小屋
10:12 10:17 大日平山荘
12:10 12:18 牛ノ首
13:04 13:10 大日岳登山口
13:19 13:24 称名滝駐車場
13:24 13:27 称名滝バス停
14:58 立山駅

天候

初日は雨→晴→雨、夜半晴、翌日は雨→霧→晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行きは富山地鉄上市駅から馬場島までタクシー利用。深夜増と長距離割引で10630円。
帰りは富山地鉄立山駅

コース状況／危険箇所等

初めての剱岳でドキドキしてましたが、絶対安全な鎖があるので子供と遊ぶジャングルジムの感覚。別山は広い稜線で夜半濃霧の中歩くのにGPS使う。剱御前はクロユリコルからの旧ルートは現在バリエーション（指導所の方の言）。剣御前小屋前に設置してある地図（手書き追加）によれば小屋から三角点ピークまでは道があり、その先は崩壊とのこと。

その他周辺情報

深夜の馬場島はトイレだけ利用できた。称名滝駐車場＆バス停はトイレ改修中で簡易トイレのみ。剣山荘は急な降雨後で活気あり。飲料水購入400円/600ml。

写真

8/19 23:55

終電で富山入り。上市駅までのお客は自分含めて2人だけ。この後タクシー乗車。

8/20 0:51

馬場島の駐車場は半分位の入りか。深夜でも皆さん続々と出発。さすが早月尾根。

8/20 5:09

夜明けの猫又山。毛勝三山（毛勝山）は200名山。さすがの立派さ。気になる。（当初赤谷山と間違う）

8/20 6:07

小窓尾根。背後に北方稜線。

8/20 6:08

早月小屋のヘリポート？で勝手に仮眠させて頂く

8/20 7:06

谷向かいに明日行く大日尾根。いい眺めだ。

8/20 7:06

剱御前をアップで。ここから見ると谷が深いので立派。

8/20 7:28

今日は剱山頂はガスで見えなかった。

8/20 9:38

左奥にようやく山頂現る

8/20 10:36

最初山頂かと思ったら立山方向への分岐だった。カニのハサミってどれ？

8/20 10:45

山頂のほこら(ドラクエみたい)。10人程。クライミング勢が続々と上がってきてたので長居せず。

8/20 11:01

ギザギザだ！

8/20 11:14

ヨコバイを前にしてカロリーメイト食べてたら邪魔だったため指導員に怒られた。お恥ずかしい。

8/20 11:33

タテバイとヨコバイを写したけど分かりにくい。ここが一方通行と知らなかった。挑戦を諦めて待ってたオジサンに教えてもらう。

8/20 11:48

ちょっと離れた平蔵の頭から山頂。

8/20 12:30

さっき叱られたお兄さんがいたのでお話を伺ったら登山指導所の方で清掃登山のようだ。ご苦労様。

8/20 13:37

ほんとは右の稜線沿いに剱御前を越えて行く予定だったが、現在は道がないとのことで剣山荘に降りる。

8/20 13:37

剱沢の向こうに別山。ガスが取れない。この後は夜まで時折強く降り気持ちが折れそうになる。

8/20 17:06

遠くで雷鳴あり、雷鳥出た！　つがいで登山道を占拠してたので稜線側にずれてそっと進行

8/20 17:14

別山南峰。風を凌げそうなので、ここでしばらく横になって休憩することにした。

8/20 17:24

その前に北峰往復。こちらは地味な山頂。

8/20 18:50

雨の合間に真砂岳・立山山頂が姿を現す。ほんとはあそこまで行くプランもあったが、雨降りと剱御前のルート変更で中止した。

8/20 18:52

雷鳥沢。雄大な眺めは飽きることがない。

8/20 19:00

ガスが抜けてきた。別山北峰の背後に後立山。

8/20 19:01

夕暮れの奥大日岳と富山の夜景。これを見てしまうと山は止められないのです。

8/20 19:02

今日一日で剱岳の撮影はこれが精一杯。でも撮れてよかった。稜線中腹にヘッドライト1灯。70代のオジサンが遅くに登って行かれたので帰りかと心配。

8/20 19:04

ここからの剱御前は地味。富山湾向こうの能登半島は明りが少ないな。

8/20 19:06

月、松本市街、内蔵助小屋、それぞれの明り。このほかにも真砂岳、前剱、鹿島槍ヶ岳を歩く登山者のヘッドライト。ライトがこんなに遠くまで見えるとは。

8/20 22:06

雨が弱まり活動再開。剱御前は小屋から最高点峰まで容易に到達。

8/20 22:42

剱御前三角点峰までは少し歩く。夜間でも踏み跡を辿れるルートだった。

8/21 4:41

奥大日岳より夜明けの剱岳。コルの向こうに見える峰はカシミール3Dで確認したところ、五竜岳だった。

8/21 4:45

奥大日岳。この時はまだ晴れていた。

8/21 4:54

奥大日岳三角点。背後に大日岳。

8/21 4:55

奥大日岳より改めて中大日岳と大日岳を。間に小屋。

8/21 4:55

薬師岳と鷲岳・鳶山。弥陀ヶ原の向こうに立山カルデラがあり、その谷の向こうの尾根は鳶山から出ると初めて知った。立山薬師間は長くて地味な縦走路。いずれ歩く機会があるだろう。

8/21 4:56

夜明け前でピンぼけだが真砂岳から浄土山龍王岳までの立山主峰が入った画は最初で最後のこれのみ。主峰は残念ながらガスの中、またの機会に。これから先の行程はガスで視界不良。

8/21 6:53

奇岩の林立する中大日岳七福園。

8/21 7:44

大日岳山頂。誰もいないのでしばらく横になって仮眠。この後続々とトレイルランナーや登山者が150人はいたかと。危なかった。。。

8/21 10:17

大日平から大日岳と中大日岳をアップで。まだガスが残ってるが、ここに至るまでずっとガスが晴れなかった。

8/21 10:20

弥陀ヶ原弘法平の向こうに鍬崎山。目立つ気になる存在。これを撮った大日平は木道が続くラムサール条約指定湿地。てっきりもうバスに乗れると勘違いして旅装を解く。

8/21 13:06

大日岳登山口は大日平から標高差500m位急降下した先にあった。登山の恰好でないのにもう汗だく。失敗した〜。

8/21 13:08

急降下のおかげで深い谷と巨大滝。左に切れているが称名滝350m(名瀑百)と右の融雪期のみ出現のネハンノ滝500m。この後、バスが合わず立山駅まで歩く(結局汗だくで新幹線)。

8/21 16:00

田添駅近くを走る車内から、今回辿った峰が一望。剱岳・剱御前・別山・奥大日岳・大日岳。ありがとう富山地鉄！

撮影機器：

SH-RM12 SHARP

SM-N770F samsung

感想

juntamacat

昨夏の裏銀座＆赤牛に続き今夏も北ア。連休ない仕事なので年一度のお楽しみ縦走。年齢的にバランス感覚ある内にと穂高を考えたが豪雨災害で断念。雨に強い北陸から剱を選択。
結構雨降ったので要所要所でツェルト被って雨宿り＆睡眠休憩（通過する人々に色々心配される、反省）。終わってみれば0泊2日のスタイル。深夜帯が使えるので足が遅くてもあちこち行ける。
日没間近に見た別山からの眺めに感動。特に真砂から立山。アルペンルートで立山のこと少々バカにしてたけど後立山がすっかり霞んでしまう大迫力。