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Yamareco

記録ID: 345786
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

岩稜三昧−北穂高 東稜〜奥穂高〜ジャンダルム〜天狗のコル〜岳沢

2013年09月18日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:19
距離
29.1km
登り
2,623m
下り
2,617m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:14上高地BT-6:37横尾6:47-8:10涸沢8:40-9:49東稜上-10:52北穂高岳11:39-12:53穂高岳山荘13:02-13:30奥穂高岳-14:12ジャンダルム14:21-15:10天狗のコル-16:16岳沢ヒュッテ-17:33上高地BT
天候 快晴のち晴れ、時々ガス
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡駐車場、時間が惜しいのでタクシーで上高地入り(\4000/台)。
タクシーは、4人以上の相乗りができれば、バス(\1200)より安くなります。
コース状況/
危険箇所等
北穂高東稜(ゴジラの背):
一般ルートではありませんが、技術的に困難な感じはしません。(とは言っても、一般登山者には危険です)
高度感に抵抗がなければ、ザイルを必要としません。
II 級程度で、岩場は安定しています。ただし、風の強い日は、危険度が上がります。
ゴジラ最後の懸垂ポイントですが、クライムダウンでも問題ありません。最初の一歩だけちょっと気になる程度です。
アプローチのルンゼ登りも割と安定していました。

北穂高〜天狗のコル:
ずっと岩稜帯が続きますので、レベルにより、かかる時間が大幅に変化するでしょう。奥穂から西穂に入ると、1レベル、ランクアップする感じがします。

天狗のコル〜岳沢ヒュッテ:
重なった岩が非常に崩れやすく、下りには不向きです。
一般ルートとは言えないほど、不安定なガレ場です。
朝は、寒く、5℃ぐらい。きりっとした空気のなか、明神岳が朝日で浮かび上がります。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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朝は、寒く、5℃ぐらい。きりっとした空気のなか、明神岳が朝日で浮かび上がります。
こちらは、蝶ヶ岳の稜線。すぐに徳沢です。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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こちらは、蝶ヶ岳の稜線。すぐに徳沢です。
先日登った北尾根。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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先日登った北尾根。
いつか行ってみたい明神岳東稜
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9/19 12:49
いつか行ってみたい明神岳東稜
横尾に到着。少しだけ休んで先を急ぎます。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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横尾に到着。少しだけ休んで先を急ぎます。
遙か彼方に北穂が〜〜!。ありゃ〜って感じです。
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遙か彼方に北穂が〜〜!。ありゃ〜って感じです。
絶壁の屏風岩
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絶壁の屏風岩
予定の 3H を少しだけ早く涸沢ヒュッテに到着。まずは、目指すコジラをじっくりと見物。
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予定の 3H を少しだけ早く涸沢ヒュッテに到着。まずは、目指すコジラをじっくりと見物。
おきまりの絶景(南アには、こういうところ、無いよな〜)。紅葉はまだまだですが、気配が漂っています。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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おきまりの絶景(南アには、こういうところ、無いよな〜)。紅葉はまだまだですが、気配が漂っています。
この谷を登ってきました
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この谷を登ってきました
前穂高と吊り尾根
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前穂高と吊り尾根
北穂南稜ルートの途中から前穂北尾根。どこから見ても綺麗な形
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北穂南稜ルートの途中から前穂北尾根。どこから見ても綺麗な形
北穂南稜ルートの途中から奥穂
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北穂南稜ルートの途中から奥穂
南稜ルート分岐点からこれから向かう東稜取り付き方面。右Y字形の右側に向かって進みます。
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南稜ルート分岐点からこれから向かう東稜取り付き方面。右Y字形の右側に向かって進みます。
ギザギザの東稜核心部
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ギザギザの東稜核心部
こちら南稜の鎖場
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こちら南稜の鎖場
Y字の付け根あたり。右のルンゼに入ります。ガラガラに見えますが、割としっかりしています。
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Y字の付け根あたり。右のルンゼに入ります。ガラガラに見えますが、割としっかりしています。
もうすぐ稜線ですが、こんな感じのクライミングっぽい部分もあります。
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もうすぐ稜線ですが、こんな感じのクライミングっぽい部分もあります。
稜線到着。まずは、周りを見回して・・・。
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稜線到着。まずは、周りを見回して・・・。
鹿島槍、針ノ木等、遠くまで見渡せます。
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鹿島槍、針ノ木等、遠くまで見渡せます。
常念岳も目前
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常念岳も目前
富士山、甲斐駒も見えています。良い天気だ〜!!
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富士山、甲斐駒も見えています。良い天気だ〜!!
先日登った前穂北尾根。
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先日登った前穂北尾根。
こんな感じから登りだします。右の楽な方に行くと、巻いてしまうので注意。
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こんな感じから登りだします。右の楽な方に行くと、巻いてしまうので注意。
槍が見えてきました。
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槍が見えてきました。
下に見えるは、涸沢ヒュッテ。高度感たっぷりの素敵なトラバース。この岩、落っこちないかと何となく心配。
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下に見えるは、涸沢ヒュッテ。高度感たっぷりの素敵なトラバース。この岩、落っこちないかと何となく心配。
トラバースを終えると平凡な岩道となり、登りきると核心部になります。
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トラバースを終えると平凡な岩道となり、登りきると核心部になります。
最初の核心部。通れるところは、決まっているので、何も考えずに行き易い方に進めばOK。今日は、風がないから気が楽。
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最初の核心部。通れるところは、決まっているので、何も考えずに行き易い方に進めばOK。今日は、風がないから気が楽。
核心部出だし位置から槍ヶ岳。
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核心部出だし位置から槍ヶ岳。
最初の核心を越えて振り返る。向かって左側を通っています。
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最初の核心を越えて振り返る。向かって左側を通っています。
頂上の小屋が見えています。コルからの登り、結構つらいのです。空気の薄さを実感。
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頂上の小屋が見えています。コルからの登り、結構つらいのです。空気の薄さを実感。
蟻の戸渡りより戸渡り状態。向こうから手前に通過しています。左側をへつるように進みました。キレ具合が最高!。ここまで来ればあとは、降りるだけ。コジラとも、もうすぐお別れ。あっけなく終わってしまいました。
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蟻の戸渡りより戸渡り状態。向こうから手前に通過しています。左側をへつるように進みました。キレ具合が最高!。ここまで来ればあとは、降りるだけ。コジラとも、もうすぐお別れ。あっけなく終わってしまいました。
ここがゴジラ降り口。シュリンゲのあたりから1歩降りられれば、あとは階段状で簡単。右側は、ツルッとしていて手がかりがないです。ゴジラは、この一歩だけが気になるところです。懸垂する必要はありません。シュリンゲに両手かけてぶら下がれば、足が着きます。
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ここがゴジラ降り口。シュリンゲのあたりから1歩降りられれば、あとは階段状で簡単。右側は、ツルッとしていて手がかりがないです。ゴジラは、この一歩だけが気になるところです。懸垂する必要はありません。シュリンゲに両手かけてぶら下がれば、足が着きます。
あそこを降りて来ました。正面からみると、大変そうに見えますね。核心部は、たった 12分で終わり。もうちょっとあると良いな〜。
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あそこを降りて来ました。正面からみると、大変そうに見えますね。核心部は、たった 12分で終わり。もうちょっとあると良いな〜。
東稜の大コルから北尾根。どの高さからも見ても美しい稜線です。
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東稜の大コルから北尾根。どの高さからも見ても美しい稜線です。
北穂から槍。いつ見ても何回見ても絶景です。
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北穂から槍。いつ見ても何回見ても絶景です。
北穂から立山方面。
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北穂から立山方面。
北穂から笠ヶ岳
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北穂から笠ヶ岳
これから向かう奥穂と松浪岩。
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これから向かう奥穂と松浪岩。
涸沢岳に向かう稜線からみたコジラ君
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涸沢岳に向かう稜線からみたコジラ君
滝谷ドーム。登ってみたい気も少しある。
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滝谷ドーム。登ってみたい気も少しある。
涸沢槍かな・・・。稜線からだと槍の形に見えないのです。北穂からの稜線は、細かい Up/Down があり、岩場も多いので、時間がかかります。
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涸沢槍かな・・・。稜線からだと槍の形に見えないのです。北穂からの稜線は、細かい Up/Down があり、岩場も多いので、時間がかかります。
涸沢岳の登り。鎖場が結構あります。そのため混雑時は相当の渋滞が予想されます。登り切ると平らになって、すぐに頂上です。
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涸沢岳の登り。鎖場が結構あります。そのため混雑時は相当の渋滞が予想されます。登り切ると平らになって、すぐに頂上です。
涸沢岳、最後の登りの途中から槍。
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涸沢岳、最後の登りの途中から槍。
北穂と槍
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北穂と槍
槍平小屋が見えています。
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槍平小屋が見えています。
奥穂高に到着。前穂と明神岳。明神の稜線も行ってみたいところです。
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奥穂高に到着。前穂と明神岳。明神の稜線も行ってみたいところです。
奥穂頂上に着いた頃には、ガス発生。ジャンが見えません。
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奥穂頂上に着いた頃には、ガス発生。ジャンが見えません。
焼岳は見えています。
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焼岳は見えています。
ここ上高地へ、18:00 までに下山しなければなりません。4.5H 以内に下山する必要があります。奥穂からは、ほとんど下りっぱなしです。
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ここ上高地へ、18:00 までに下山しなければなりません。4.5H 以内に下山する必要があります。奥穂からは、ほとんど下りっぱなしです。
馬の背の登り。ここを降りてきました。ホールドは十分なので簡単ですが、風が強いとおっかないところです。この後、一度下って、また登り返してロバの耳を巻きます。40年ぐらい前、ここを通過するのにハーネス付ける人なんていなかったのに、なんだかなぁ。
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馬の背の登り。ここを降りてきました。ホールドは十分なので簡単ですが、風が強いとおっかないところです。この後、一度下って、また登り返してロバの耳を巻きます。40年ぐらい前、ここを通過するのにハーネス付ける人なんていなかったのに、なんだかなぁ。
近くにくるとニョッキリとした感じのジャン。直登ルートには、×印がついていますが、すでに2回登っているので、今回も迷わず直登します。
ここの頂上は、割と静かで、気分の良いところです。
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近くにくるとニョッキリとした感じのジャン。直登ルートには、×印がついていますが、すでに2回登っているので、今回も迷わず直登します。
ここの頂上は、割と静かで、気分の良いところです。
こちらは、ジャンの反対側。手前、コブ尾根の頭は、ゆったりとした感じのところです。ここからは、いよいよ上高地までひたすら下りっぱなしとなります。
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こちらは、ジャンの反対側。手前、コブ尾根の頭は、ゆったりとした感じのところです。ここからは、いよいよ上高地までひたすら下りっぱなしとなります。
コブ尾根の頭から前穂高岳と明神岳
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コブ尾根の頭から前穂高岳と明神岳
天狗の頭が段々せり上がってくると、天狗のコルは、間近です。せり上がるのを楽しみながら下ります。
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天狗の頭が段々せり上がってくると、天狗のコルは、間近です。せり上がるのを楽しみながら下ります。
天狗のコルから西穂への登り口。今回は、時間がなくなったのでパス。岳沢に向かいます。
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天狗のコルから西穂への登り口。今回は、時間がなくなったのでパス。岳沢に向かいます。
ひどいガラガラ道。あまり人が通ってないせいか、岩に乗る度に崩れます。やたらと崩れるのでポールも使えません。
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ひどいガラガラ道。あまり人が通ってないせいか、岩に乗る度に崩れます。やたらと崩れるのでポールも使えません。
天狗のコルを見上げるとこんな感じ。見るからにガラガラの岩屑道。ここまでガラガラの道を、今まで通った記憶がありません。下手すると、大きな岩を崩して、足元に落ちてくる可能性もあります。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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天狗のコルを見上げるとこんな感じ。見るからにガラガラの岩屑道。ここまでガラガラの道を、今まで通った記憶がありません。下手すると、大きな岩を崩して、足元に落ちてくる可能性もあります。
左の尾根を左に巻くと岳沢ヒュッテですが、そう簡単には着きません。花の時期なら、お花畑が綺麗かも・・でも、通らない方が良いです。
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左の尾根を左に巻くと岳沢ヒュッテですが、そう簡単には着きません。花の時期なら、お花畑が綺麗かも・・でも、通らない方が良いです。
明神岳と前穂。景色は結構いいのですが・・・。
2013年09月19日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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明神岳と前穂。景色は結構いいのですが・・・。
岳沢コース入り口に到着。長い下りも終了です。1700M も降りっぱなしなので、さすがに脚がイタ〜ッ!!!
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岳沢コース入り口に到着。長い下りも終了です。1700M も降りっぱなしなので、さすがに脚がイタ〜ッ!!!
夕暮れ時の六百山
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夕暮れ時の六百山
真ん中の奥穂から 4H かけて降りてきました。
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真ん中の奥穂から 4H かけて降りてきました。
やっと上高地に到着です。最終バスにも間に合いました。
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やっと上高地に到着です。最終バスにも間に合いました。

感想

GPS 累積標高: +2560M/-2560M(実際は、もっとあるかもしれません)
GPS 沿面距離: 30.9km(横尾〜涸沢 一部Logがとんでいたので修正しています)
標準コースタイム: 20:10

先日行けなかった北穂東稜に行ってきました。
展望は、私的には北尾根下半部の方が良いと思いますが、こちらは、高度感抜群で気分が良いです。いかにも岩稜という感じで、快適&楽しいコースです。その後も天狗のコルまで岩稜続きなので、一日中、岩と戯れることができ、充実の山行でした。


上高地BT〜涸沢:
上高地の帰りリミットが 18:30 のため、時間を稼ぐべく、なるべくダッシュします。予定 3H とみていましたが、少しだけ早く行けました。が、お腹の調子が悪くなって、涸沢で 30 分も停車

涸沢〜東稜上:
まずは、南稜の取り付き点まで行き、左に曲がるところを右の北穂沢に行きます。
2本のルンゼの下側を目指して、適当にガレを横切ります。ガレは、意外に安定していて登りやすいです。ルンゼに入ったあたりでポールをしまって、手も使いながらガシガシ稜線目指して登ります。上部、少しだけクライミング的なところがありました。

東稜上〜東稜大コル:
だいぶ涼しくなったとはいえ、日が当たっているとまだまだ暑いですが、稜線にあがると、気持ちいい風が吹いていました。ここからは、楽な方に登っていると、巻いてしまうので、そうならないようになるべく稜線沿いに登ります。ゴジラのハイライト部分まで、階段状で簡単です。
核心部は、稜線を左右に適当に移りながら進みます。高度感が素晴らしく、とても楽しいところですが、あっという間に終わってしまい、少し残念でした。

ザイルを使用した場合、横方向に移動しているため、転落のダメージは大きくなることが予想されますので、余計なものを持たず、軽量化した方が良いとも思いますが、ここは意見が分かれるところです。クライミング経験者なら、ザイルは不要です。(私的には、必要を感じた部分はありません)

最後の懸垂部分ですが、ここも問題なくクライミングダウンできます。懸垂ポイントのシュリンゲの下に一歩降りることができれば、あとは簡単でした。ロープがいるとしたらこの一歩ぐらいですが、横尾谷側を降りれば普通に降りられるようです。

東稜大コル〜北穂高:
ひたすら急坂を登ります。上部は、右寄りに行けば(何となく踏跡有り)、縦走路にでます。この登り、結構堪えます。ここまでくれば予定終了なので、のんびりしてしまいました。でも、このまま降りてしまっては早すぎるので、奥穂高に向かうことにしました。その先は???穂高岳山荘についたら考えヨ。

北穂高〜奥穂高:
途中の涸沢岳の登りに鎖/梯子があり、人が多い時期だと通過するのに、思わぬ時間を取られそうです。アップ/ダウンが多く、近いのに時間がかかります。
39 年ぶりの涸沢岳通過ですが、さすがにかつての記憶は、全く残っていませんでした。穂高岳山荘で少し休憩の後、例によってバスの時間が気になるので、早々に出発です。

奥穂高〜天狗のコル:
頂上に着いた頃は、まだまだ多くの人で賑わっていました。ここで、とりあえず西穂目指して、休まずジャンに向かいます。久々に来たコースですが、以前の印象では、簡単なところだと思っていましたが、意外に岩場の多い稜線でした。ジャンは、当然のごとく直登ですが、白い岩の左に×がついています。その上に登り少し右に行き(ロープが垂れています)、ここから登る上げるところが、ちょっと怖いかなぐらいです。逆方向の下りは、止めておいた方が無難です。奥穂の頂上もいいですが、ここは人も少なく狭いため、周りが開けていて、とても雰囲気のいいところです。ジャンから先は、一度、上高地側の斜面を下り、次に飛騨側に移り、下っていきます。飛騨側には、岩場がポチポチあります。天狗岳がせり上がってくると、もうすぐ天狗のコルです。

天狗のコル〜岳沢ヒュッテ:
西穂までと思っていましたが、北穂でのんびりお話して休み過ぎてしまい、時間がなくなったので、まだ通ったことのないこのコースで下山しました。が、このコース、最低です!!。ゴジラの方がよっぽど「まし」。二度と下りたくないところです。バリエーションコースでも、ここまで不安定な所は、滅多にお目にかかれない程の不安定なガレでした。下に登山者がいたら、落石を起こさないようにするだけで、疲れてきます。不安定過ぎてポールも使えません。登りならまぁ許すとしても、下らない方が無難です。ここでエスケープするような状況にならないようにすることです。下部で、やっとポールが使えるようになりました。

岳沢ヒュッテ〜上高地:
その昔、登りで 1H だったので、下りなら、そのくらいで行けるかなと思っていたら、登りよりも時間がかかってしまい、バスの時間に少し焦りを感じながらの頑張りでした。やっぱり歳には勝てないことを実感。


本コースは、涸沢の登りが始まるあたりから、下山するまで土の部分がほとんどなく、ずっと岩の上を歩くことになり、更に手を使う部分も多いので、標高差/距離の割に脚の負担/体力ともに消耗しました。特に、天狗のコルからの下り道は、あまりに状況が悪く、ここの下りで脚にきました。足だけで普通に歩けないコースの場合、単に距離/標高差だけでは、負荷はわからないものです。実際、前回の北尾根の時より、疲労感が多い感じです。標高が高いせいもあります。

9月の平日ですと、割とすいているのですが、稜線では、多くの登山者に逢いました。また、以前に来た時と比べ、本来なら来てはいけないと思われる人が、非常に多く見受けられました。最近のブームのせいでしょうが、遭難が多発するのもうなずけます。

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コメント

すごすぎです!(^。^)
misuzuさん こんばんは(^O^)/

3000m越えの距離30Kmって

misuzuさんのあの驚異的!な速さがあってこそ成立する日帰り山行ですね

しかもなにやら岩だらけで危険な香りがプンプンするワイルドそうなコースですね

遠征且つハードなコースから無事帰還お疲れ様でした
2013/9/19 23:52
RossiRossi さん、こんばんは!
3000m の稜線は、空気が薄くてかなりパワーダウン。まるで 2st エンジン状態です〜歳ですね。

このコースも面白いですよ〜 。一度行ってみてください。きっと、はまりますから・・・とは言っても、いきなり行ったら、ちょっと危ないか

お天気も最高で、暑くなく寒くなく混んでなく、言うこと無しでした。
2013/9/20 0:08
やはりすごい方だったのですね。
misuzuさん、こんにちは。

超越してますね!
詳しくはわかりませんが、とんでもないことだってことは
わかります
ジャンの直登も知ってはいます。

うわ〜、いったいぜんたい何者なんだあ〜
さりげないコメントが大好きです。
mmgが騒いでも、「どした?」って感じでしょうか

コンディションも抜群でしたね。
青空と岩の間をするすると進むお姿を想像してこちらも爽快
な気分です。

misuzuさんのレコ、これからはビックリしないで拝見します。
misuzuさんには、ふつうのことなんだと。

いつかRossiRossi さんを連れて行ってあげて下さい
2013/9/21 13:08
mmg さん、こんにちは
岩場は、割と慣れていますが、岳沢ヒュッテからの下りで歳を実感してしまいました 。約20年前、上高地BT から Just 1H で行けたのに、下りで多少頑張ったにもかかわらず、それ以上の時間がかかり、「あ〜あ」とため息でした。年々行動範囲が狭まってくるので、どうしたものかと・・。行けるうちに行くしかないですね。

RossiRossi さんを危険な目に遭わせる訳にはいかないですが、埼玉群馬には、ピリ辛のお山が多いので、ぼちぼちお連れしようかと思っています
2013/9/21 16:37
ゲスト
ぎょえっ!
3000m級の山を日帰りでキメまくってますね。
(あ、コメ お初です。)
misuzu さんの過去レコは、ゆっくり時間あるときに、読み物として楽しみたいと思います。

それだけの技術&体力があれば、絶対トライしたいルートです。

misuzu さんのレコは、ルートに、○級とか、レベルが、的確に書かれているので、手を出しちゃいかんルートや、また、エスケープルートの情報なども載っていて、参考になります。

<<追記>>
アドバイスありがとうございます。
いつか、行けるように、技術力向上に精進します。
2013/9/25 0:36
tengu-さん、こんにちは。
前穂北尾根下半部は、静かな大展望コース、北穂東稜は、高度感たっぷりの手軽な岩稜コースです。レコを拝見させて頂くと、いろいろな沢を登られているようなので、問題なく行けると思います。是非行ってみてください。一般稜線とはひと味違う風景が「みもの」ですよ
ちなみに、東稜だけの日帰りの場合、上高地〜涸沢を 4H ぐらいで行けないと、上高地の最終に間に合わなくなります。上高地の時間規制、どうにかしてもらいたいものです。
2013/9/25 10:11
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前穂高北尾根
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