九重山縦走(3泊4日)
- GPS
- 13:43
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,182m
- 下り
- 2,195m
コースタイム
- 山行
- 1:38
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:45
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:55
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:48
天候 | 8/21 雨時々曇り 8/22 霧雨 のち曇り 8/23 曇り時々晴れ 8/24 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
公共交通機関を利用の際は事前に問い合わせしたほうがよさそうです。 往路 大分空港⇒大分駅(エアライナーバス 通常運行) 大分駅⇒豊後中村駅(JR各駅停車 通常運行) 豊後中村駅⇒くじゅう登山口(コミュニティバス 一部道路崩落により迂回のため時刻表より15分程度長くかかった) 復路 くじゅう登山口⇒豊後中村駅(時刻表に乗っていない8:15臨時便に乗車できたが、途中乗換もあり中村駅到着は9:30) 豊後中村駅⇒湯布院駅(タクシー 30分5000円) ※9:45中村駅出発の特急が先般の大雨の影響で運休とのこと。次の便は13時台までないとのことだったので、急遽湯布院までタクシーを利用。 湯布院駅⇒大分駅(JR各駅停車 通常運行) 大分駅⇒大分空港(エアライナーバス 通常運行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし |
その他周辺情報 | 法華院温泉は非常に充実している。 ・テント泊 1泊500円 ・談話室(たしか11:00〜20:00) ・乾燥室(雨天の日はヒーター炊いてくれます ※談話室と同じ時間に閉まってしまうので取り込み注意) ・脱水機(速乾の下着とか水洗いしても速攻乾きます) ・自販機(アルコールが充実しているし安い) ・売店(お土産やランチ、缶詰などのおつまみも充実していました) ・温泉(たしか11:00〜20:00)1回500円 |
写真
感想
山漫画「山と食欲と私」を読んでくじゅう連山を初めて知り、行ってみたいと思っていた。だいぶん前に航空券を手配していたものの、コロナの状況と天候も連日雨予想だったためギリギリまで悩んだが、行けるところまで行く前提で決行。
1日目
エアポートバスからJRへの乗り継ぎで大分駅を経由した際、大分駅前で県外者を対象とした無料のコロナ検査を受けられる特設会場があり、受診させていただいた。陽性だと検査後30分以内に携帯に連絡があるというもの、連絡もなく安心して山へ向かう。
16:00に登山口へ到着。横浜から一日がかりである。この時間からの入山は非常識と認識しつつ、コースタイム2時間の坊がつるを目指して出発。雨は降りそうで降っていなかったが、入山後ほどなくポツポツ降り始め、どんどん雨脚が強まる。下山ですれちがった2パーティーにくれぐれも気を付けてと声をかけていただき、速足で進む。18:00前のまだ明るいうちに法華院温泉山荘へ到着。テント場を坊がつると山荘とで悩んだが、今回は3泊テントを張りっぱなしにすること、そして山行中ずっと天候が安定しないことから、板の上にテントを張れるのと小屋の施設利用の利便性を考え法華院温泉のテン場を利用することに。テント場1泊500円、温泉500円なので3泊で3,000円。数日間ずっと天気予報は悪いためか先客は1張だけで、好スポットを選び放題。温泉も貸し切り状態。ぬるめのぬるっとした触感のお湯で湯の花が浮いていて窓の外には大船山が見える最高の温泉!ありがたいことに乾燥室にヒーターがついていたので、濡れたもの一式乾燥させてもらう。
2日目
疲れて早々に眠りについたものの、風が強くテントがたわむ。板の上に張っているためペグはさせず、その分重めの石でしっかり固定したつもりだけどやはり心配。雨も強くなってくるし一人だし心細い。。。
明け方には雨風も収まり、霧雨状態に。天気予報は大雨雷注意報。一日停滞するか悩んだものの、朝6時時点では天候も安定していたため、コースを変更して大船山のピストンにする。せっかくだから300名山は踏んでおかないと!
坊がつるを通過すると、テントはわずか5張くらい。大船山までのコースは樹林帯で傾斜も緩いためサクサクと。大船山避難小屋を超えたあたりから樹林帯が低くなってきて強風が吹きつける。最後の岩場を登ると山頂。わかってはいたが眺望ゼロ( ;∀;) 写真をとったらすぐに下山開始。下山時に避難小屋に寄ってみましたが、まだ新しいんですね、とても綺麗でした。3時間程度で下山したらゆっくり温泉、正午前から宴会スタート。アルコールの自動販売機があり種類が大変充実しているので、ビール⇒チューハイ⇒持ってきたウイスキーで水割りと一人大宴会となりましたw
午後は小康状態となり、当初予定の黒岳まで行けたなぁとちょっと後悔。
3日目
待望の晴れ!日の出前に出発、この日は三俣山と久住山エリアの縦走。三俣山頂に到着したときにはガスっていたが、5分ほど待っていると徐々に霧が晴れ、見事なくじゅうの山並みを見せてもらいました。感動!鳥肌!!
感動さめやらぬまま久住山へ。諏蛾守越から久住別れまでの平坦な道のりは、特に右手の硫黄岳の様相が「ロードオブザリング」のモルドールが撮影されたニュージーランドのトンガリロ国立公園を思い出させた。その後特段の難所もなく久住山登頂。前日山小屋でお会いした方から、山頂から見える阿蘇山が美しいと聞いて楽しみにしていたが、残念ながら阿蘇方面は雲に覆われてしまって最後まで拝めなかった。山頂で遅めの朝食カレーメシをお腹にいれたら、稲星山⇒中岳⇒天狗ヶ城を縦走。今回の山行で唯一のハシゴが中岳山頂手前に1箇所ありました。3段w
最初に山行計画を立てたときは鉾立峠経由で下山する予定でしたが、このルートは昨年の大雨で崩落していまも開通していないようす。鉾立峠方面には立ち入り禁止のロープが張ってあった。
登ってきたルートを戻って昼過ぎに山行終了。太陽が暖かく、寝袋をテント上で干したりひなたぼっこ(withビール)でまったりして終了。
4日目
天気は崩れる予報。雨の中の撤収覚悟だったが、起きた時点ではまだ曇りで雲もそこまで厚くなさそう。棒ラーメンをすすったら振り出す前にと予定より早めにテント撤収、下山開始。くじゅう登山口に到着し、バスに乗り込んだタイミングで大粒の雨が降り出し始めた。「アクセス」の所に記載のとおり帰路は想定通りにいかず焦ったものの、なんとか大分駅に到着。駅直結のJRホテルの最上階にある温泉へ。1,600円とかなり高級だが、20階のインフィニティプールならぬインフィニティ露天風呂から望む街と由布岳・海の眺望は1,600円の価値あり!
駅ナカの回転ずしで関さば、関あじ、とり天と地酒を満喫し、帰路についたのでした。
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