奥穂高岳●新穂高より日帰りピストン●白出沢ルート
- GPS
- --:--
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,478m
- 下り
- 2,487m
コースタイム
5:10奥穂高登山口(小休止10分)
6:20重太郎橋
6:40鉱石沢
7:15荷継沢
9:30奥穂岳山荘到着(○坪くん待ち)
10:00山頂アタック出発
10:42奥穂高岳山頂(撮影待ちで15分滞在)
11:20山荘到着(昼食・昼寝・他)
12:30山荘出発
15:10奥穂高登山口到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースにテント張っている人もいました。 共有スペースなので譲り合ってもらいたいですね。 鍋平駐車場に駐車しました。 下山後に車の回収が面倒だ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●白出小屋の奥穂高登山口までは、ただの林道歩き。 ●奥穂高登山口〜重太郎橋 良く整備された樹林の中の歩きやすい道が続きました。 しかし、苔むした石や浮石もあるので、スリップに注意が必要です。 ●重太郎橋〜荷継沢 一端、白出沢に降り一本の角材の橋を渡り白出沢の対岸へ(雨での増水時はここが通行不能になる様です) 長い木の梯子を登り切ると、白出沢登山道の名物「重太郎の岩切道」が始まります。トラバースしながらも高度を上げていきました。 左手岩側に鉄棒や鎖が張られそれ程怖い感じはありません。ただし、すれ違い時は苦労しそうです。 鎖場を過ぎると落石注意です。ばかでかい新しい落石が道を塞いでました。(写真参照) それを過ぎると鉱石沢です。水は、ここで補給できます。 ●荷継沢〜穂高岳山荘 山荘までひたすら白い石ばかりのガラガラ道が続きます。 ルートが不明瞭になり、途中から登山道が曖昧になります。 マーカーなどが小さくて見つけにくいですが、足場がしっかりしている場所が登山道と捉えてください。沢の左手を目指すと安定感のある足場が見つけやすいと感じました。不安定な場所だと浮石による落石・転倒のリスクと何より疲れやすいのでルート確保をもって登りましょう。地味にきついですが頑張ってください。 ●奥穂高山荘〜奥穂高岳山頂 山頂までの取り付きは、鎖のある岩登りの様な急登が少しあり、梯子を登ってほんの少し岩場を越えれば後は普通に足で歩く登山道です。 途中、擦れ違いなどで待ちが入ったりしますが、特に危険な場所はありません。基本3点確保であれば問題ありません。景観も良いのでゆっくり楽しめます。 白出沢ルートは、冒険ぽさを残すルートである意味面白いルートです。そして意外に疲れない登山道でした。少なくとも標高差2000m近くあるとは感じませんでした。 ●下山後は、奥飛騨ガーデンホテル焼岳に行きました。 混浴もあります。 綺麗なお風呂で日帰り入浴は、500円です。 http://www.okuhida-gh.com/onsen.htm |
写真
感想
個人的には、今年の3大目標(槍ヶ岳・笠ヶ岳・奥穂高岳)の最後を目指す。
ここ最近の晴天続きが3連休まで続く天気予報。
長距離メンバー三名でのアタックを土曜日に決行する。
集合は、AM1時待ち合わせするも自宅では、なかなか眠れない。
結局不眠の状態で待ち合わせ場所に向かう。
途中、コンビニで食糧調達してAM2:30に新穂高に到着するも既に駐車場は、一杯でした。
想定内だったので、鍋平まで上がり各自折り畳み自転車でダウンヒルを行い、時短する。(新穂高は、場所によっては路駐の列で車の擦れ違いも出来ない位でしたが、駐車禁止とかの措置を考えないとモラルの低下を感じます。緊急車両など通行するときは、どうするんですかね)
相変わらず長い林道を歩いて、奥穂高登山口に着いたのがAM5:10でした。
この時点で既に疲労感と睡魔が襲っているが、まだ始まったばかりで先を目指す。
前回、靴擦が発生したので、その個所を事前にガードする。
靴も岩場が多いので、スポルティバ使用で足回りは、実に快適でした。
登りの白出沢は、朝の段階で日陰になり、稜線近くまで直射日光に当たらずに済む。それが登り区間を容易にしてくれたと推察します。
登山道としての展望は、飛騨沢からの槍ヶ岳同様に山荘に着くまで変化が無いので、まったく持って面白くも無い。(笠新道の方が最高にgoodです!)
しかし、山荘へ上がると常念エリア・八ヶ岳が見える。そして、山頂からは360度大展望が広がる。槍・穂高エリアは、スケールが大きい。これからの夢が広がった瞬間でした。
白出沢の途中から一人で下山したのですが(鍋平から車を回想する為)、3大目標(槍ヶ岳・笠ヶ岳・奥穂高岳)の中で今回が一番楽な下山でした。
ネットでたくさんの人がこのルートで日帰りしていると驚きました。
実際、自分に出来るのか不安もありましたが何とかなりました。
奥穂高に登頂出来て、素晴らしい展望にも恵まれました。
しかし、山頂に立ってみると穂高シリーズを完全制覇したい願望を持ち始めました。
北穂高岳〜前穂高岳・西穂高〜奥穂高・槍〜穂高の縦走路は、近い将来に線で繋げてみたいですね。
初めての奥穂高岳、最初は自分に登り切れるスペックがあるかどうか、かなり危険で落石、滑落等、危険な山である、という2点からかなり不安でした。いざ登ってみると、やはりウワサ通り手ごわい山(+o+) 特に白出沢の急登は浮石だらけで登りにくく、ルートも不明瞭のため、かなり苦戦しました。ただ、景観が最高であり、近隣の百名山はもちろんのこと、富士山も見ることができ、とても満足のいく山行となりました。さすが穂高ですね。来年は上高地から重太郎新道経由にて登頂してみたいなあ。
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