約半年ぶりの山行は鳳凰だったのだが・・・【観音・地蔵】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,850m
- 下り
- 1,831m
コースタイム
-11:00鳳凰小屋 - 12:00稜線分岐 - 13:00観音岳山頂 -13:25稜線分岐(昼食)
-14:40地蔵岳山頂 - 15:00下山開始 -15:30鳳凰小屋 - 熊遭遇 -19:00駐車場所
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
悪路注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南精進ヶ滝から暫く下った場所で熊に遭遇しました。数十分の睨み合いの後去っていきましたが恐ろしかったです。サイズは立ち上がったら自分と同じ位の背の高さだと思います。 |
写真
感想
ストレスかどうかは定かではありませんが、胃炎・逆流性食道炎・十二指腸炎を患ってしまいました。妻が気を使って「山でも行ってくれば?」と言ってくれたのでお言葉に甘え早速行ってきました。名目は安産祈願登山なんですがね・・・^^
去年の自分のレコを参考にしてプランを練りましたが、朝から寝過ごしてしまい大誤算。去年の周遊ルートでは5:00〜17:00の12時間掛かっていたので1時間半遅れでは下山中に暗くなってしまう。ということで下記2つを変更し歩き始めた。
・ドンドコ沢コースに合流できるショートカットを使用
※ものすごい悪路で凹凸の大きい未舗装路。
落石も多かったため車の底を擦りまくってしまった。
・薬師岳を諦め2ピーク踏んで下る
しかしこれではダメだった。2山にしたところでコースが短くならないのだ。地蔵を外すのが正解だったが、そこまで頭が回らなかった。中道ルートがあまり好きになれなかったのも原因だ。
自分の体力の衰えも考慮されていない。案の定、半分も歩かないうちに足が上がらなくなってきた。息も切れ、心拍も多い。水分・糖分等こまめに摂っていたにも係わらず…
久々だし天気もよく楽しいのに進めない。しまいには足が攣り始めた。
それでも去年より1時間遅れで済ませ、15時に急ぎ下山を開始した。
16:30くらいまで登りの方とすれ違ったのには驚いた。暗くなる前に小屋に着くことが出来たんだろうか…?
下りは良いペースで進むことが出来、空が夕焼けに染まり始める頃には南精進ヶ滝への分岐点にあるベンチに辿り着いた。だがここから一気に暗くなる。一応ベンチでヘッデンを装着し再出発した。
と、暫く進んだ所で妙な気配が…鹿?…熊!距離数メートル先に自分と同じ位の体長であろう熊がガサガサと何かを漁っていた。すぐにこちらの気配に気づき目があった。
一瞬頭が真っ白になった。「目を見ながら下がる!」もちろん知っている。
だが動こうとすると向こうもピクッっと動く(様な気がしただけかもしれない)
さすがにこの時間になると他の登山者が通る気配もない。
ザックの中のあまった食糧を餌にあたえて逃げる…ダメだ下手に動けない。
とりあえず動かずジっとしていることを選択した。
どの位経ったかはっきりは判らないが、熊がフラっと森の奥に消えていった。30分近く経っていたと思う。空はまだ明るかったが森の中はじき真っ暗になった。
ヘッデン1つで夜の登山道というのは初めてではなかったので案外焦ることは無かったが熊の事で平常心では無かった。暗闇で道迷いは取り返しがつかない。
「落ち着こう」と自分に言い聞かせた結果、ナゼか娘と一緒に歌うアンパンマンの歌を口ずさんでいた。今考えると良く判らない行動だった。
無事下ってきて自分の車が見えたときの安堵感が今まで感じた事の無いものだった。
体力・筋力の衰え、熊との遭遇、ナイトウォーク…
久しぶりの山行はショッキングなものとなってしまったが、
無事帰ってこれて本当に良かったと思う。
熊との遭遇、したくないけど貴重な体験でしたね。
僕は北海道の羅臼岳や幌尻岳でも見れなかったので、熊を見つけるのはツチノコを見つけるのと同じくらい難しいと、悟ったのですが、やっぱり居るんですね〜。
自分も気を付けないと。
こんにちは。
久々の山歩きでまさかの・・・・。
暗い時間は動物の活動時間なので出会う確率は増えちゃいますね。
ボクも鳳凰で熊に遭った事あります。
実際遭うと何もできなくないです?
でも実際はなにもしないが正解だと思います。
とりあえず、刺激しないよう、逃げ出したり、物を与えたりしなければよほどの事が無ければ襲ってくることはありませんのでじっとしてましょう。
あっ、ちなみに同じく鳳凰で猿の群れに襲われたことがあるのですが、猿はじっと見ちゃダメですよ〜
体調は大丈夫でしょうか?
少しずつでも楽しめるようになるといいですね。
お疲れ様でした
コメントありがとうございます。
何とか目標を達成することが出来ました。
熊に遭遇とは大変な目に遭いましたね!しかも暗闇で・・・
私はまだ出会ったことは無いのですが遭遇したことを考えると恐ろしいですね!!
ブログも拝見させていただきました。とてもかっこいいですね!!
またどこかでお会いした際にはよろしくお願いいたします
お体に気をつけて!!!
奥さんの優しさからのリハビリハイク、、
無事のご帰還で何よりです。
私は熊がすぐに逃げてくれたので、それほど
怖い目にはあいませんでした。
でも、“何もできない”ことだけはよく分かりました。。
私も遭遇は稀だろうと鈴も持たず歩いていましたが…意外と遭うんですね。気をつけたいです。
そうですね、思っていた以上に何も出来なかったです。
恐怖で脳が覚醒したのか足の痛みも消えその後はハイペースで下る事が出来ましたが、帰宅してから今日まで全身筋肉痛に襲われています(汗)
中身の方はだいぶ調子良くなってきていますよ
こちらにも返信頂き有難うございます。
わたしもレコ読ませていただきました。最後の林道で車に拾ってもらえたんですね^^運が良い!物凄いダートなので私の他もう2台位しか車入っていなかったと思いますよ。
またどこかで
何も出来ない。本当にその通りでした。
結局は「早くどっか行け〜!」って祈り続けてただけです。
数年前、大人になって初めて山歩きをした時の様な筋肉痛が全身にきています
普段デスクワークで座りっぱなしなので、来年を見据えまたゼロから鍛えなおします。
日帰り鳳凰お疲れ様でした!
日帰りだと、ドンドコの登りも余計に辛く感じますよね。中道登山道を避けたい気持ちは凄くよくわかります
目の前に熊が出たら、私も頭真っ白になるんだろうなぁ。絶対に会いたくないー!!
でも、貴重な体験ですよね!!
起こらないと思っていた事が起こるというのは怖いですね。冷静な判断・対処が出来る様にならないとな〜と思います。
ルートに関しては実際両方歩いてみての感想としては
下りに使う場合どっち歩いても似たり寄ったりな感じがしました。むしろ中道ルートのほうが笹原等歩きやすい部分が多く良いペースで歩けた気がします。
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