初秋の浅間山(前掛山)登山。大展望でした。
- GPS
- 07:59
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり。 森林限界を超えたあたりからガレ、ザレとなり歩きづらい。落石にも注意が必要。 前掛山の火口側はザレた急斜面となっているので近寄りすぎないよう注意が必要。 そのほかの道はほとんど整備されている。 トイレは途中の火山館のみ。協力金として寸志を。 駐車場利用者は浅間山荘の天狗温泉入浴が割引(500円→400円)になる。 |
写真
感想
連休初日。天気予報もOK。浅間山に出かけた。
混みあうと思い早めに出発。登山口の浅間山荘には6時半に着いた。
支度をしながら佐久方面を見ると雲海が広がり、そこに蓼科山や霧が峰が浮かんでいる。
登山前からもう感動(^O^)。
気持良く登山開始。はじめは林道を行く。
カラマツやミズナラの森の中を緩やかに登ると、間もなく一の鳥居に着いた。
ここで不動の滝コースと巻き道コースに分かれ、滝好きなので迷わず不動の滝コースを進む。
沢の水は白濁して温泉水のようだ。
間もなく不動の滝に着いたが、思ったよりも小規模だった。でも清涼感あふれ気持が良い。
そこから5分ほど登ると巻き道と合流し、二の鳥居に着いた。
ここの先から道は急になり、カラマツと笹の中の道がジグザグになって一気に高度を稼ぐ。
息を切らしながらしばらく登ると、突然視界が開け、牙山が面前に現れた。
反対側には、黒斑山から続く外輪山の岩壁が迫っている。迫力ある風景だ。
左右を眺めながら登って行き、硫黄臭いガス発生地を過ぎると火山館に着いた。
ここで大休止。トイレタイムとする。
休んでから、火山館の少し上にある浅間神社で安全登山を祈願し、さらに進む。
少し登ると、平坦になってきた。湯の平と呼ばれている火口原だ。
湯の平に外輪山のトーミの頭から降りてくる道と合流し、さらにJバンドからの道と合流して樹林帯を抜けて少し登ると、急にカラマツの背が低くなってきて浅間本体が目の前に現れた。
森林限界だ。
ここから風景は一変し、ガレやザレの登山道をひたすら登る。
日陰は全くないので、たぶん真夏だったらつらい登りとなるだろう。
あえぎあえぎ登ること1時間弱でやっと山頂部に着いた。
火口のある釜山は登山禁止となっていて、それを告げる大きな看板も立っている。
でも、そこのロープをまたいで登っている人たちもいた。
ルールはきちんと守って下さい。あとはホントに自己責任でお願いします。(と言っても何かあると必ず管理がどうのこうのと言われるんだよね)
ここに設置されている避難シェルターの脇を通り、前掛山へと向かう。
ひと登りで着いた前掛山の山頂は、大展望が広がっていた。
富士山から八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、妙高山群まで、やや霞んではいるものの、素晴らしい眺めだ。遠くには立山、剱岳まで見えた。
眼下には、黄金色に色づいた田んぼのある佐久平が広がっている。
いつもは下から見上げている山頂に立って、大感動。
しかし、人は次々と登ってくる。
山頂はあまり広くないので、シェルターまで戻って昼飯にすることにした。
あとは下山するだけ。来た道を戻る。
湯の平までは足場が悪いので気をつけて下る。
火山館でまた小休止し、あとは休まず浅間山荘まで戻ってきた。
とても気持ちいい登山だった。
下山後、浅間山荘にある天狗温泉に入ったが、鉄分が多い赤茶色の湯で、こちらも気持がよかった。
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