美ヶ原〜八島湿原(中央分水嶺)

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,546m
• 下り: 1,277m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:28

距離 20.6km 登り 1,546m 下り 1,282m

4:28 石切場
4:36 4:43 八丁ダルミ・木舟コース分岐点
5:48 5:55 王ケ鼻(展望台)
6:12 美ヶ原
6:16 6:17 王ヶ頭ホテル
6:37 6:38 塩くれ場
7:26 7:33 茶臼山
8:12 扉峠駐車場
8:16 8:21 扉峠三峰山登山口
9:19 9:20 三峰山
9:45 和田山北峰
10:01 10:02 中山道古峠
10:12 10:24 和田峠
10:51 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
11:24 鷲ヶ峰
11:56 八島湿原

天候

晴れ(時おり3〜5m/sの風)

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

往路：タクシー　松本駅前〜石切場登山口、約25分、7,000円(迎車200円、深夜20%割増)。
復路：バス　八島湿原13:08〜13:50上諏訪駅 960円
　　　あずさ　上諏訪14:10〜16:24新宿

コース状況／危険箇所等

全般に新旧織り混ぜ道標が設置されています。
なだらかな高原ハイキングのイメージで臨みましたが、茶臼山手前〜扉峠〜三峰山手前、和田山〜鷲ヶ峰は樹林帯の登山道です。特に茶臼山の下り、鷲ヶ峰の上りは結構な斜度でした。平坦で放牧地の広がる美ヶ原、草原の三峰山〜和田山、鷲ヶ峰下りは心地よく走れました。

その他周辺情報

八島湿原BSにある「ビジターセンターあざみ館」には湿原の成立ちや霧ヶ峰の開拓史などの展示が動画があります。ルート上にあった旧い道標の重みなども追体験しつつ、涼しくゆっくりバス待ちできました。

※上諏訪駅�“崟�の足湯にあずさ乗車3分前まで浸り「神」でした！

写真

8/28 3:47

松本駅前のホテルで前泊。
3:47で約24℃、窓開けてエアコン切って寝られました。

8/28 4:28

石切場登山口、1406m。
八丁ダルミコースから王ケ鼻へ。始めはオートキャンプ場脇を進みます。

8/28 4:34

しばらくはヘデンが必要。
(樹林帯の径は下草が刈られ夜露は大丈夫でした)

8/28 4:35

4:35で約18℃。
ランパン&Tシャツ(アンダー+アームカバー)で丁度いい。

8/28 4:36

木舟コースとの分岐。

8/28 4:48

日の出は5:16。
東の空が明るくなってきましたが、

8/28 4:49

足元はまだ真っ暗。

8/28 4:50

ケルン。

8/28 5:03

5:03、ヘデン格納。

8/28 5:12

途中から九十九折に。

8/28 5:27

西側が開け、穂高、

8/28 5:30

乗鞍に、

8/28 5:30

御嶽。

8/28 5:36

「二人の小径分岐」地点。

8/28 5:38

樹林帯が終わり南アルプスに、

8/28 5:41

中央アルプス。

8/28 5:44

核心部のガレ場は直登できそうでしたが、一部薄い踏み跡を巻いて上ります。
(見下ろしたところ)

8/28 5:45

8/28 5:48

雲海の下に松本平。

8/28 5:50

王ケ鼻(展望台)、2008m。
時おり風強くレイン着用。

8/28 5:50

八ツと南アの間に富士山、

8/28 5:51

ぐるっと南ア〜中ア、

8/28 5:51

御嶽〜乗鞍〜北ア。

8/28 5:56

8/28 5:57

8/28 5:58

8/28 5:59

王ケ鼻の電波塔。

8/28 6:00

6:00で約17℃、陽射しは結構あります。

8/28 6:00

王ケ頭を目指します。
眩しくグラサン着用。

8/28 6:06

8/28 6:09

8/28 6:10

王ケ頭の電波塔群。
360℃の大眺望は、信州の電波の要衝でもあり。

8/28 6:12

王ケ頭、2034m。

8/28 6:13

王ケ頭ホテル。

8/28 6:14

美ヶ原全景。

放牧地の間を進みます。

ホルスタインや黒毛和種。
夏の暑さを避け、里の牛舎の牛を育成します。

8/28 6:37

塩クレ場。

8/28 6:37

美しの塔を遠望。

8/28 6:38

陽射し強まりダサいけど裾まくり。
(脱いだら風がキツい)

8/28 6:39

腕も。

8/28 6:39

6:39で約20℃に上昇、まだまだ涼しい。

8/28 6:45

茶臼山への分岐。

8/28 6:48

8/28 6:54

しばらく放牧地の脇を進み、稜線の樹林帯に入ります。
(日も上り乾いているはずが、下草の朝露でランシューがすっかり濡れました)

8/28 7:17

茶臼山、2006m。

8/28 7:32

7:32で約20℃、変わらず。

8/28 7:33

この先辿る尾根。

8/28 7:37

8/28 7:49

苔道もあります。

8/28 8:04

扉峠への下降点。

8/28 8:05

赤い屋根は旧レストラン。
いまは自販機も撤去とのことなので要注意。

8/28 8:14

扉温泉からの旧道を跨ぐ扉橋、1635m。
ビーナスラインを600mほど歩きます。

8/28 8:17

三峰山への取付点。
レイン脱いでザック背中へバンジーコードで固定。

8/28 8:26

歴史を感じる廃道標。

8/28 8:37

苔道も。

8/28 8:45

三峰山主稜線への急登。

8/28 8:54

草原の向こうに三峰山。

8/28 9:02

9:02、さらに約25℃まで上がってました。

8/28 9:06

正面に槍。

8/28 9:07

樹林帯を抜け気持ちよい草原の径。

8/28 9:08

中ア。宝剣岳が分かります。

8/28 9:18

三峰山、1887m。

8/28 9:19

三峰山〜和田山は今日一番の爽やか草原ラン。

8/28 9:19

車山のレーダー？と八ツ。

8/28 9:29

くだりは僅か10分、名残惜しく振り返ります。

8/28 9:37

和田山北峰(右)から和田峠に下り、鷲ヶ峰(左奥)を越えればゴール。

8/28 9:59

高原にも秋の気配。

8/28 10:01

旧中山道和田峠。

8/28 10:01

案内板など。

8/28 10:09

九十九折のビーナスラインを旧街道で二度横切ります。

8/28 10:11

和田峠茶屋(旧農の駅)。

かき氷300円。
(ごめん、みぞれ状でサク感なく今イチ)

8/28 10:24

10:24で約28℃。
(舗装路で照り返しキツい場所でもあり高めか？)

8/28 10:27

鷲ヶ峰への取付点。

8/28 10:36

佐久幹線No37。

8/28 10:39

中部電力和田無線中継所。

8/28 10:40

ラスボス感ある鷲ヶ峰。

8/28 10:49

安曇幹線1号No73と2号No84。

8/28 10:58

振り返れば、遥か美ヶ原の電波塔。

8/28 10:58

「鷲の翼の上」の長い稜線、頂上直下はヤブ気味の急登。

8/28 11:23

諏訪湖の向こうに中ア。
このアングルは初めてで、珍しく？中アの存在感があります。

8/28 11:24

鷲ヶ峰、1798m。

8/28 11:24

ここからは気持ちよい草原の下り。

8/28 11:26

八ツ裾野に富士山。

8/28 11:27

8/28 11:30

8/28 11:36

八島湿原の向こうに霧ヶ峰、そして八ヶ岳。

8/28 11:42

八島湿原BS、ビジターセンターが見えました。

8/28 11:50

鹿避け柵を潜ります。

8/28 11:51

8/28 11:51

8/28 11:56

八島湿原到着、おつかれさまでした。
(案内板の左に下りて来ましたが藪気味でした)

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

備考

給水：サプリ500ml・麦茶500ml・水500ml, 予備500ml。
軽量化でTNFストライクトレイルフーディを持ちましたが、やはりFTレグンの方が嵩張るものの風通しよく着っ放し適だと思いました。

感想

Shindai1987

歩行：6:44、距離：20.6km、最高点の標高：2029m、累積標高：上り1500m/下り1253m。

7/22に霧ヶ峰を周回したので、美ヶ原までの赤線つなぎとしてdai_tさんレコを参考に計画しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3357201.html

問題はワンウェイなので車が使えず、公共交通機関では早立ちできないこと。思案して松本前泊＋タクシーでのアプローチにしました。
逆ルートでは美ヶ原自然保護センターBSからのバスが2便(11:15/16:30、季節運行)しかないため本ルートにしました。
八島湿原BS発　11:43/13:08〜12:35/13:50上諏訪駅 960円
　　　　　　　　14:30/15:50〜16:00/17:15茅野駅 1800円
　　　　　　　　(14:30発は車山14:53着で15:00発茅野行に乗換)

コース状況の通り草原あり、樹林帯・急登ありの凹凸で相応ハードでしたが、湿度のない20℃前半の気温と時おり吹く強い風でクールダウンでき、バテずにクリアできました。

コメント

yasio

Shindai1987さん　こんばんは。
この日はロングコースをやっている登山者に多く会いました、
Shindai1987さんはトレラン風のいで立ちでスライドした方かな、
青空がまぶしいくらい良い天気になって良かったですね、俺達は弱者コースで和田峠ピストンでした。
すごいね暗い内から歩きとおして２０�勹曚─△�疲れさまでした。
農の駅でサクサク感なかったと感想に書かれた、かき氷食べなくてよかった。看板は見に入っていましたがね。

Shindai1987

yasioさま
コメントありがとうございました。三峰山にデポして西のピークをピストンされていたご夫婦ですね。
林道通行止で早朝から難儀されたとのこと、タクシーのドライバー氏も8/15は犀川や薄川沿いの一部に避難指示が出たほどと仰ってました。
このルートは初めてでしたが三峰山の草原は爽快で展望もバッチリでしたね。これからもお気をつけて山行を愉しんでください。

Yosukerun

もしかしたら、レイドライトのザックを背負われていた方ですか？
それなら、美ヶ原でスライドしました！
違ったらすいません。　
丁寧なレポとても参考になります。

Shindai1987

Yosukerunさま
左様です。水2Lプラス荷物パンパンで、ランというよりスピードハイクでした。
貴レコもなかなかユニーク！　諏訪湖まではフツーは行きませんよね。美ヶ原〜三峰山〜鉢伏山なら私ものんびり周回出来るかも。来夏のお楽しみにとっときます。

dai_t

Shindai1987さん、こんにちは。
この日は絶好のコンディションでしたね。
朝一で北アルプスの展望を楽しむことができる、美ヶ原から霧ヶ峰に向かうコースもいいですね。
このコース、見た目はなだらかですが、実際に歩いたときの印象は違いますね。
無事の踏破と赤線つなぎ、お疲れさまでした。

>諏訪駅�“崟�の足湯にあずさ乗車3分前まで浸り「神」でした！
私も同じことを感じました！
疲れた足に、本当にありがたかったです。

Shindai1987

dai_tさま
クルマの回収の手間と時間を考えたら、大枚叩いて前泊＆タクシーに落ち着きました。
歩いて分かったのは、分水嶺ルートというより「美ヶ原〜茶臼山〜三峰山〜鷲ヶ峰縦走」ですね。その方がUp&Downも距離も覚悟ができますので。またよろしくです。

Yosukerun

Shindai1987さま
早速のコメントありがとうございます。
ウルトラレジェンド30の青を所有していますので、あー同じかなと記憶に残っていました。黄色もいいですね。
未だかって最高のザックです。
リピ買いしたいのにもう入手出来ないのが残念です。ちなみに、バンジーコード追加カスタムしてます！
次回のレポも楽しみにしています！

Shindai1987

なんとマニアックな！
でもハズレです。背負っていたのはUltravest OLMO 30L 黒x黄で、ほかに旧いUltravest 20L 白x橙と、最終型のUltra Legend 20Lと5L(ともに白x青)を使ってます。
何れも本体やや重めですがサイドの伸縮調整(5Lはなし)と、豊富なポケット&ループでアレンジ楽しめますね。

Yosukerun

こんなとこでマニアックな話しができるとは！
OLMOとLegendの違いはOLMO氏のライセンス契約が切れて名前が使えないのとロゴが小さくなった位なのかなと思っていましたが使い勝手も違うのでしょうか。
今度是非、日記にでも上げて下さい！
いずれにせよ、トレラン、アドベンチャーレースの歴史的名品と思っています。これからも長く使っていきたい。そんなザックですよね。

cyberdoc

中央分水嶺トレイル
僕も以前から行ってみたいな 〜と思っていたので
公共交通機関派としては参考になりました
四季を通していいとこのようなので
参考にさせていただいて、自分も計画してみます

Shindai1987

cyberdocさま
ありがとうございます。
美ヶ原〜霧ヶ峰の開放感を味わうには夏空の時期が一番ですので、ぜひトライしてみてください。
そちらは天候不順と自粛圧の隙間をついて南ア〜北ア〜東北遠征と精力的ですね。私も名前の美しさに惹かれ、鳥海山と早池峰山はぜひ訪れたいところです。