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Yamareco

記録ID: 3467947
全員に公開
ハイキング
甲信越

ホウオウシャジンを見に鳳凰三山へ

2021年08月26日(木) ~ 2021年08月27日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.5km
登り
2,135m
下り
2,133m

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
0:17
合計
5:10
8:05
196
御座石温泉
11:21
11:38
97
燕頭山
13:15
鳳凰小屋
2日目
山行
7:21
休憩
1:20
合計
8:41
4:55
45
鳳凰小屋
5:40
5:55
8
賽の河原
6:03
6:08
87
赤抜けの頭
7:35
7:45
25
観音岳
8:10
8:20
33
薬師岳
8:53
24
観音岳
9:17
43
分岐
10:00
10:20
85
鳳凰小屋
11:45
12:05
91
燕頭山
13:36
御座石温泉
天候 晴れときどき雲の中
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御座石温泉駐車場は市営無料駐車場ですが先日御座石温泉のおばさんから注意されてる人を目撃したので、登山口より離れた場所に止めました。
甘利山公園線か清哲から御庵沢小武川線で鳥居峠を越えてくると御座石温泉入口までダートなしで来れます。
コース状況/
危険箇所等
御在石温泉〜燕頭山
急な登りがところどころあって結構体力使います。道は荒れてはいないし、脇道もないので迷うことはあまり考えられません。下りはがんがん降りたので翌日筋肉痛になりました。
燕頭山〜鳳凰小屋
登りが緩やかになりますが、距離が長い感じでした。崩れている道が何ヶ所かあり通行の際は注意が必要と感じました。雨だとやですね。
鳳凰小屋〜賽の河原
小屋でて森に入るところがわかりにくいかも。特にヘッドライト使用の方には。
後半の蟻地獄のような登りは地味に体力奪われます。朝一番でよかったです。
山頂がわかりにくいですがオベリスク付近ではなく賽の河原に標柱があります。
賽の河原〜赤抜の頭〜観音岳
展望が素晴らしく花もいっぱいの今回一番楽しいルートでした。ルート上にところどころ大きな岩があり多少通り抜けるのに注意が必要です。ルートはわかりやすいです。
観音岳〜薬師岳
なだらかでもっとも歩きやすい尾根道でした。こちらも花がありました。ただ薬師岳の山頂周辺は平坦で広いので明確な道はありません。晴天時はいいけど、雨天時や雲に包まれるとルートが確保しにくい印象を持ちました。
観音岳下分岐〜鳳凰小屋
虫がいっぱい飛び回っていて苦手な人は大変だなと感じました。高低差が大きいところが多く、今回は下りに使いましたが登りはさけたいルートです、個人的に。
その他周辺情報 鳳凰小屋について
◯コロナ対応
布団間隔を開け仕切りなし、特に距離の目安ないようでした。寝具あり、シーツカバー必要だが使ってない人もいたので自己防衛必要。食事は従来通り、仕切りや間隔を開けるなどの対策なし、入口で手を殺菌するくらい。気になる人は自炊を。
◯基本事項
電話予約。夕食17:30甘口カレー、おかわり自由。朝食 5:30お弁当に到着時変更可。朝早いほうがガスが少なく素晴らしい風景に出会えるので弁当はオーナーおススメ。
消灯19時頃。室内の電気は17時頃〜消灯まで。昼間でもうす暗く、ヘッドライト必須です。トイレは外で今回は一ヶ所のみに使用限定、朝はちょっと大変でした。更衣室なし。
ビールあまり冷えてませんでした。買って水場で冷やすのがおススメ。
◯おススメ事項
小屋周辺の柵内外の花がすごい。注意深く見ればいろいろ咲いていて本当に楽しめます。お水が美味しく無料。水割り用に持ち帰りました。
◯季節事項8/26、27時点
夏シュラフと毛布1枚と掛け布団では明け方寒かったです。毛布は2枚使いましょう。もちろん夕方からはダウン必須でした。
よく晴れていたので4時すぎより明るくなり始め、5時前にはヘッドライトなしで歩けるようになりました。3時すぎ〜4時から起きだし、ヘッドライトで準備や外で朝食してでかけられた方が数名いらっしゃいました。半数は5時頃までに出発。

旭獄山頂。ほこらがあり、お米と塩が備えてありました。旅の無事を祈って合掌!
旭獄山頂。ほこらがあり、お米と塩が備えてありました。旅の無事を祈って合掌!
燕頭山に到着。つばくろやまと読むそうです。ベンチもあって、ちょうどいい休憩ポイント。帰りはここで登ってこられた方と情報交換しました。
燕頭山に到着。つばくろやまと読むそうです。ベンチもあって、ちょうどいい休憩ポイント。帰りはここで登ってこられた方と情報交換しました。
二日目の朝、登っている途中で空が色づいてきました。もう少し早く登りはじめればよかった。でもヘッドライトが1つ故障したのでしょうがなし。
二日目の朝、登っている途中で空が色づいてきました。もう少し早く登りはじめればよかった。でもヘッドライトが1つ故障したのでしょうがなし。
朝日を浴びて色づく木々。なんともいえないいい風景でした。
朝日を浴びて色づく木々。なんともいえないいい風景でした。
蟻地獄を抜けてやっと賽の河原到着。圧巻のオベリスクです。
何回見てもいいなぁ。
蟻地獄を抜けてやっと賽の河原到着。圧巻のオベリスクです。
何回見てもいいなぁ。
賽の河原のお地蔵さんたちの向こうには甲斐駒ケ岳が見えました。
賽の河原のお地蔵さんたちの向こうには甲斐駒ケ岳が見えました。
白根三山もよく見えます。あそこが肩の小屋で下が白根御池小屋、あの緑のところが草すべり。よくわかります。
白根三山もよく見えます。あそこが肩の小屋で下が白根御池小屋、あの緑のところが草すべり。よくわかります。
少し観音岳にいったあたりからみえるオベリスクと蟻地獄。やっぱり遠くから見ても急な登りでした。
少し観音岳にいったあたりからみえるオベリスクと蟻地獄。やっぱり遠くから見ても急な登りでした。
オベリスクと八ヶ岳、逆バージョン。これもいいなぁ。
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オベリスクと八ヶ岳、逆バージョン。これもいいなぁ。
赤抜け頭で一番好きな風景。オベリスクと八ヶ岳。
赤抜け頭で一番好きな風景。オベリスクと八ヶ岳。
観音岳に近づくと雲海の上に富士山が頭をだしていました。手前の山は薬師岳。
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観音岳に近づくと雲海の上に富士山が頭をだしていました。手前の山は薬師岳。
こんな感じ。歌のようです。
こんな感じ。歌のようです。
もうすぐ薬師岳、広い河原のような場所が山頂でした。はじめての登頂!
もうすぐ薬師岳、広い河原のような場所が山頂でした。はじめての登頂!
振り返って観音岳、なんか貫禄ありますね。意外に歩くと近いです。
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振り返って観音岳、なんか貫禄ありますね。意外に歩くと近いです。
薬師小屋は緑に囲まれていました。
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薬師小屋は緑に囲まれていました。
オトギリソウ。あまり見かけませんでした。
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オトギリソウ。あまり見かけませんでした。
トウヤクリンドウもいっぱいありましたがあまり開いていませんでした。
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トウヤクリンドウもいっぱいありましたがあまり開いていませんでした。
いっぱいホウオウシャジン
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いっぱいホウオウシャジン
ミヤマアカバナかなぁ。
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ミヤマアカバナかなぁ。
キンレイカ、コキンレイカ。これも悩みますね。もう終盤でした。
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キンレイカ、コキンレイカ。これも悩みますね。もう終盤でした。
ダイモンジソウ。ミヤマがつきそうだけどミヤマダイモンジソウは正式名称じゃないようです。よく高山型とか書いて違いをごまかしてる本もあるけど、、、
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ダイモンジソウ。ミヤマがつきそうだけどミヤマダイモンジソウは正式名称じゃないようです。よく高山型とか書いて違いをごまかしてる本もあるけど、、、
シラヒゲソウ 可愛いです。小屋に咲いてました。自然に咲いているのもみたいなぁ。
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シラヒゲソウ 可愛いです。小屋に咲いてました。自然に咲いているのもみたいなぁ。
鳳凰三山といえばこの花。ホウオウシャジン、いっぱい写真撮りました。
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鳳凰三山といえばこの花。ホウオウシャジン、いっぱい写真撮りました。
ノコンギクかなぁ? キクはこれ以外に白いのが咲いてたけど難しいですね。
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ノコンギクかなぁ? キクはこれ以外に白いのが咲いてたけど難しいですね。
コフタバランも登山道にいっぱい。下のほうはタネになってました。
コフタバランも登山道にいっぱい。下のほうはタネになってました。
こんな岩の間にもホウオウシャジンが、、、見つけるのが楽しいです。
こんな岩の間にもホウオウシャジンが、、、見つけるのが楽しいです。
タカネビランジ いいな〜。ほんとうに岩のまわりのあちこちで咲いてました。
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タカネビランジ いいな〜。ほんとうに岩のまわりのあちこちで咲いてました。
ヒメミヤマウズラは登山道あちこちに咲いてました。終わりかけ。小さくて控えめにしか花が開かないのがヒメらしくていいですね。
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ヒメミヤマウズラは登山道あちこちに咲いてました。終わりかけ。小さくて控えめにしか花が開かないのがヒメらしくていいですね。
ヒメコゴメグサ。ヒメというほどほかのコゴメグサに比べて小さい訳じゃないです。登山道にもいっぱい咲いてました。尾根道にも。
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ヒメコゴメグサ。ヒメというほどほかのコゴメグサに比べて小さい訳じゃないです。登山道にもいっぱい咲いてました。尾根道にも。
イワインチン 初見。可愛い〜!
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イワインチン 初見。可愛い〜!
ヤマハハコ。
セリバシオガマは登山道にもいっぱい。ほかにもシオガマギクやヨツバシオガマもありました。
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セリバシオガマは登山道にもいっぱい。ほかにもシオガマギクやヨツバシオガマもありました。
アキノキリンソウ? ミヤマアキノキリンソウ?
これもネット見ても違いがよくわかりませんでした。教えてくださ〜い!
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アキノキリンソウ? ミヤマアキノキリンソウ?
これもネット見ても違いがよくわかりませんでした。教えてくださ〜い!
右はミヤマウイキョウ、ヒメコゴメグサ、ウラシマツツジの葉っぱ。
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右はミヤマウイキョウ、ヒメコゴメグサ、ウラシマツツジの葉っぱ。

装備

個人装備
服装や食料は除く 雨具 iPhone 携帯マップ(2種) ハンカチ ウエットティッシュ 熊鈴 筆記具 コンパス JRO会員証 タオル 水ペットボトル レジャーシート ヘッドランプ ストック シュラフ
共同装備
ファーストエイドキット ホイッスル ライター ココヘリGPS 携帯予備電池 殺菌シート ジップ袋 予備マスク 殺菌ジェル
備考 初日時間を持て余したので本持っていっておけばよかった。

感想

はじめて鳳凰三山すべてまわりました。念願のホウオウシャジンやタカネビランジ がいっぱい咲いていてとっても可愛く、楽しい山歩きになりました。登山道ではほかにもレイジンソウ、コウモリソウ、オクモミジハグマ、モミジハグマなどの地味な花やヨツバシオガマ、シオガマギク、ヒメミヤマウズラなどが咲いていて楽しめました。ひとも少なくのんびりと歩けたので家から近いので来年もまたこの時期に訪れたいです。次は夜叉神峠から観音岳くらいまでを花探しして見たいです。

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