安達太良山(涼を求めて湯川渓谷）

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 09:26
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,299m
• 下り: 1,290m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 2:28
• 合計: 9:21

6:04 塩沢登山口
7:06 7:28 八幡滝
7:33 7:49 中の滝
7:57 8:30 霧降の滝
10:02 10:03 笹平
10:25 10:34 箕輪山
11:15 11:44 鉄山避難小屋
11:53 11:59 鉄山
12:20 12:22 峰ノ辻分岐
12:31 12:38 安達太良山
13:02 13:06 峰の辻
13:29 13:42 くろがね小屋
14:23 14:25 天狗岩
14:38 14:40 屏風岩
15:21 15:23 塩沢登山口
15:25 ゴール地点

安達太良山は自宅より一時間ちょっとで行ける、身近な山です。
この為四季を通じて愛用しています。

様々なルートが有りますが、夏の暑い時期には谷間の沢沿いを歩くのでとても良いとコース思います。
ただ、落石と増水時には注意が必要です。
下山後に車は5〜6台程度でしたのであまり登る人はいない様に思います。
今回も、このコースでは4名しか会いませんでした。

9/4・5に安達太良山トレイルレースが開催されるので多くのトレランの方々が強風の中練習していました。
今回の登山道もコースに入っていたので、標識の設置や整備が成されていていました。
コロナで関係者の努力が無駄にならない様に祈ります。

天候

晴れ一時ガス、稜線強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

湯川渓谷は沢沿いを歩くので、増水時と落石に注意です。
八幡滝からは廃道なので、沢沿いは滑り高巻きの道は不明瞭で藪漕ぎです。
あまりお勧め出来ません。

写真

8/28 5:58

湯川渓谷は塩沢登山口より登ります。
登山届は右側にあります。
何故かこの中に山開きのペナントが沢山有りました。
余ったのでしょうか。
一枚頂いてきました。

8/28 7:12

八幡滝に着きました。
湯川渓谷はここからくろがね小屋迄沢沿いを歩くようになります。
私は別ルートなので渡渉に難儀。

8/28 7:40

中の滝
ここの高巻きルートは、不明瞭で藪漕ぎになります。
3度目でやっと迷子にならず登れました。

8/28 7:58

沢沿いに咲くアキノキリンソウ。
山道にも沢山咲いていました。

8/28 8:00

やっと霧降の滝が見えてきました。
山道は無いので、脇の笹を掴みながら登ります。

8/28 8:20

水しぶきでマイナスイオンを浴びながらしばし休息。
下には虹も見えます。
苦労して登って来た甲斐が有りました。

8/28 8:53

僧悟台分岐に到着。
リンドウのお出迎え。
しかし、藪漕ぎでヘロヘロです。

8/28 9:18

ゴゼンタチバナの実が赤く輝いています。

8/28 9:22

蝉も花の蜜を吸うのでしょうか。

8/28 10:25

箕輪山に到着。
ガスと強風で早々に立ち去ります。

8/28 11:01

箕輪山から鉄山の山道はリンドウが最盛期です。
ハチさんも一生懸命に蜜を集めています。

8/28 11:02

なにか、もこもこお尻が可愛いです.
でも刺されたら大変です。

8/28 11:13

鉄山に着く頃振り返ると箕輪山と吾妻の山々が綺麗に見えます。
あと一時間早ければと思いましたが、天気が回復傾向なので期待して先に進みます。

8/28 11:43

鉄山避難小屋の近くにフウロとヤマハハコが咲いています。

8/28 11:51

鉄山からの安達太良山
その奥に和尚山が見えます。

8/28 11:52

鉄山山頂に設置してある火山観測と磐梯山。
改めて、ここ・磐梯山・一切経山は火山噴火のある山と思いました。

8/28 11:53

強風の為ゆっくり昼食を食べた鉄山避難小屋と吾妻の連山が綺麗に見えます。

8/28 12:00

安達太良山へ向かう馬の背。
写真では穏やかに見えますが、凄まじい強風です。

8/28 12:04

振り返ると、青空と岩肌が荒々しい鉄山が有ります。

8/28 12:05

下にくろがね小屋が見えました。
ここ迄は風が強いので、早く行きたいと思っていました。

8/28 12:06

沼の平と障子ヶ岩・船明神山。

8/28 12:26

強風の中、牛の背を小走りに向かいます。

8/28 12:33

安達太良山頂より、歩いて来た箕輪山・鉄山とその稜線を見ることが出来ます。

8/28 12:37

安達太良山頂。

8/28 13:00

峰の辻からの安達太良山。
稜線は風が強いのでこの谷間を下ってきました。

8/28 13:14

鉄山と馬の背が見えます

8/28 13:28

くろがね小屋で下りに備えて休息。
風が強い性か登山者も少なめでした。

8/28 14:13

湯川渓谷は沢沿いを歩くので吹く風が涼しいです。
丸太の上を何度も渡渉しますが、大雨で流されることがあるので注意が必要です。

8/28 14:40

屛風岩からの相恋の滝。
名前が素敵ですね。
この滝が一番大きいのではないかと思います。

8/28 15:15

無事に塩沢登山口に到着しました。
9/4・5に安達太良山トレイルレースが開催され、ここもチェックポイントになっていました。
この為か山道は綺麗に下刈りされていました。

撮影機器：

EOS M2 CANON

FinePix XP140 富士フイルム

感想

one928

残暑厳しい中、涼を求めて湯川渓谷から箕輪山・鉄山・安達太良山に登りました。
登山口では涼しい風の吹く青空の中を登り始めました。
しかし、谷沿いを歩くので良く解りませんでしたが、途中から風の音が凄まじかったです。
テンクラⅭでしたが周辺の天気は晴れなので問題無いと思っていましたが強風が原因と感じました。

箕輪山では強風とガスで早々に立ち去りましたが、一時間もするとガスは上がり青空の見える好天になりました。
しかし、強風は止みませんでした。

ポールをかざすと90°位傾く強風なので安達太良山頂は諦め、峰ノ辻分岐よりくろがね小屋へ下ろうしました。
しかし、今までほとんど居なかった登山者が牛の背から山頂を目指していたので私も行くことにしました。
小石で顔が痛いのでフードのウエアー着て身を屈めながら小走りに登りました。
相変わらずこの稜線の風は侮れません。

くろがね小屋からは沢沿いを歩くので、涼しく快適に下れました。

とにかく一日、強大な扇風機と天然クーラーの中で涼しく過ごすことが出来ました。