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Yamareco

記録ID: 347660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

長者原〜坊がつる〜平治岳(テン泊)

2013年09月21日(土) ~ 2013年09月22日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:28
距離
5.7km
登り
427m
下り
410m
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回はタープを持ってきたので食糧・水抜きで15kgです。いつものようにタデ原湿原を抜けて雨ヶ池へ向かいます。快晴で三俣山が光っています(が、実はココで最初のお間抜けが…)。
2013年09月22日 16:01撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 16:01
今回はタープを持ってきたので食糧・水抜きで15kgです。いつものようにタデ原湿原を抜けて雨ヶ池へ向かいます。快晴で三俣山が光っています(が、実はココで最初のお間抜けが…)。
大船山林道まで2時間。前夜は午前3時まで飲んでいたので、相当へばっています(笑)。
2013年09月21日 15:30撮影 by  N01E, DoCoMo
9/21 15:30
大船山林道まで2時間。前夜は午前3時まで飲んでいたので、相当へばっています(笑)。
坊がつるにテントを設営したら、まずは法華院山荘で風呂&ビール。
2013年09月21日 17:14撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/21 17:14
坊がつるにテントを設営したら、まずは法華院山荘で風呂&ビール。
3連休のためか、テン場は凄い数の幕営です。お隣さんと張り綱が触れ合う程です。
3連休のためか、テン場は凄い数の幕営です。お隣さんと張り綱が触れ合う程です。
今日の夕飯はチゲ鍋。先日スーパーで見つけた乾燥野菜を大量にぶち込みました…が、これは多すぎた。
2013年09月21日 18:11撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/21 18:11
今日の夕飯はチゲ鍋。先日スーパーで見つけた乾燥野菜を大量にぶち込みました…が、これは多すぎた。
満腹かつビールの飲みすぎで
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満腹かつビールの飲みすぎで
9/22朝は快晴。
2013年09月22日 06:14撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 6:14
9/22朝は快晴。
三俣山には沈みかけの居待月とモルゲンロート。この後ガスが出始めました。
2013年09月22日 06:15撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 6:15
三俣山には沈みかけの居待月とモルゲンロート。この後ガスが出始めました。
大船山はガスに包まれているので今回は平治岳(ひいじだけ)を目指します。が、大戸越(ウトンゴシ、と読みます)でガスと小雨。レインウェアを着込むことに。
2013年09月22日 09:26撮影 by  N01E, DoCoMo
9/22 9:26
大船山はガスに包まれているので今回は平治岳(ひいじだけ)を目指します。が、大戸越(ウトンゴシ、と読みます)でガスと小雨。レインウェアを着込むことに。
平治岳には初めて登りますが、ここは上り道と下り道がそれぞれ分かれています。でも何で「九州電力」なんだろう。
2013年09月22日 09:31撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 9:31
平治岳には初めて登りますが、ここは上り道と下り道がそれぞれ分かれています。でも何で「九州電力」なんだろう。
なるほど登山道が「上り専用」になっているはずです。狭くて急です。固いミヤマキリシマに引っ掛けられます。短パンだったら足が傷だらけになるかも。ガスの中を登りきると眺望の良さそうな大岩がありました。頂上だ〜!なんて叫んでいます(笑)。
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なるほど登山道が「上り専用」になっているはずです。狭くて急です。固いミヤマキリシマに引っ掛けられます。短パンだったら足が傷だらけになるかも。ガスの中を登りきると眺望の良さそうな大岩がありました。頂上だ〜!なんて叫んでいます(笑)。
でもココでもやらかしてしまいました(笑)。今回、二度目のお間抜けです。幻の登頂でした(笑)。
2013年09月22日 09:55撮影 by  N01E, DoCoMo
9/22 9:55
でもココでもやらかしてしまいました(笑)。今回、二度目のお間抜けです。幻の登頂でした(笑)。
秋の紅葉にはまだ早く、ちょっと中途半端な季節。それでもわずかに花が咲いています。これはフウロソウですね。他にはアザミ、マツムシソウ、ヒゴダイ、キキョウ、フクオウソウなんかも見かけました。
2013年09月22日 10:13撮影 by  N01E, DoCoMo
9/22 10:13
秋の紅葉にはまだ早く、ちょっと中途半端な季節。それでもわずかに花が咲いています。これはフウロソウですね。他にはアザミ、マツムシソウ、ヒゴダイ、キキョウ、フクオウソウなんかも見かけました。
えー、こちらは幻の山頂ではなく、真の山頂・平治岳山頂(1643M)です(笑)。
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えー、こちらは幻の山頂ではなく、真の山頂・平治岳山頂(1643M)です(笑)。
2013年09月22日 10:47撮影 by  N01E, DoCoMo
9/22 10:47
ガスが切れて硫黄山までがチラリと見えました。
2013年09月22日 11:07撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 11:07
ガスが切れて硫黄山までがチラリと見えました。
山頂でガスが切れるのを長い時間待っていましたが、お腹も空いたので下山。「下山専用路」で大戸越まで降りてきたら山頂は晴れ。はい、いつものパターンです。でもやっぱり今回も楽しかった!
2013年09月22日 11:32撮影 by  N01E, DoCoMo
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9/22 11:32
山頂でガスが切れるのを長い時間待っていましたが、お腹も空いたので下山。「下山専用路」で大戸越まで降りてきたら山頂は晴れ。はい、いつものパターンです。でもやっぱり今回も楽しかった!

感想

まだまだ残暑も厳しい9月の3連休。うち2日間の休みで、くじゅうテン泊です。

長者原に13時着。当然ながら駐車場は満車。前夜は午前3時まで飲んでいたので、食欲がありません。それでも無理やり「ウコッケイ卵かけご飯」をかき込んで出発します。いつもより18kgのザックが重く感じます。

長者原からは、タデ原湿原遊歩道をのんびり歩きながら登山道に入るのが好きです。出発時間の記録のためにも、ここで山をバックに写真を取ります。そして木道を歩いてゆくと…あれ?通行止めですね。どうやら木道の補修工事のようです。迂回路と書かれている方向へ足を進めていると、あらあら?ぐるりと回って駐車場まで戻ってきちゃいましたね(笑)。

ええ、こんなところで道迷いしている僕です(笑)。思わずこのまま車に乗って帰ろうかと考えました(笑)。自分のお間抜けさに、ザックの重みが増します…。

さすが3連休、登山道はいつもより人が多いようです。途中のベンチで小休憩していると、下りの学生さんと少しお話をしました。

 下りですか?今日はどこを登ってきました?
「えーと、どこだっけ。大船山?に登りました」
 そう、眺めが良かったろうね。
「いやーもーガスで何にも見えなくて(笑)」
 あらら、それは残念でしたね。
「やっぱり今が一番いい季節なんですか?」
 うーん、あと一ヶ月もすると紅葉が見ごろになるんだけどね。
「へー、そーなんだー」
 そう。だから来月もまたおいでよ。
「はい!また来ます!」

…って、どうして僕はベテランっぽく話してしまうのだろう(笑)。学生さん、ごめんね。なんか知ったかぶりして話してしまいました(笑)。

さて、坊がつるに到着。タデ原の無駄な1周(笑)も含めてちょうど2時間です。テン場は足の踏み場が…。設営場所を探せないらしくザックを背負ったままウロウロしている人もいます。僕はズンズン奥へ行き端っこで設営しました。水場やトイレの位置はいつもあんまり気にしないのです。

それよりお風呂とビール!そそくさと設営したテントにザックを放り込み法華院山荘まで。今日はお風呂も芋洗い状態です。いつもより早めに上がって缶ビールを開けます。くぅ〜…、んま〜い!これのためにココまで来る価値があるよなぁ〜。

夕食用のビールと日本酒を買い込んで戻ります。坊がつるテン泊は酒を持参しなくて良いところがお気に入りの一つですね。今夜のメニューはフリーズドライのチゲスープに豚肉と乾燥野菜を入れてチゲ鍋です。締めの雑炊とラーメンまで作ってしまいました。夜半から少し雲が出てきましたが、概ね素敵な月夜です。

食後は、夜露よけにテントをタープの下にもぐりこませ、酒を飲みつつ本を読みつつ、いつの間にか落ちてました。

翌朝(9/22)の夜明けは晴れ。美しいモルゲンロート(朝焼け)を眺めつつコーヒーを淹れます。朝食を食べつつ、今日はどこを登ろうかなと思案するうちに曇ってきました。風は南からのようです。天狗ケ城から中岳も雲の中。三俣山も、大船山もガス。うーむ…今日は平治岳に登りましょう。こっちはまだしばらく晴れていそうです。初めて登りますが、いつも雨ヶ池から見えてて気になっている山でした。ミヤマキリシマの名所として有名で花季には混雑するようですが、この時期は登山者も少ないようです。

坊がつるの東奥から始まる登山道はよく整備されていて登りやすいものでした。1時間で鞍部の大戸越(ウトンゴシ)まで来ると視界が開けます…が、ここにきてガスです。東から濃いガスが上がってきて、しかも雨混じり。すれ違った下山者は「頂上も雨で何も見えんから下りて来た」と。うーん、ここから南東に向かい北大船と大船山へ縦走する手もありますが、こっちはもっとガスが濃そうです。平治岳まではあと30分程の登りですから、行きましょう。

ここは上りと下りがそれぞれ専用道で分かれています。道は狭く、ミヤマキリシマが腕や足を引っ掻きます。レインウェアを着込んで正解でしたね。最後の急な上りを終えると岩場に出ました。おおー!頂上だ。でもガスで良く見えないなぁ。あれ?頂上碑が見当たりません。一番高いところは大岩の上のようです。よじ登ってみましたが、ここにもありません。まあ、こんな岩の上に碑は立てられんよな…と思いつつ、ガスが晴れるのを待ちました。

その間、数組の登山者が来ましたが、みなさん「うーんガスですねぇ」と言っては早々に立ち去ってゆきます。大岩の上は一人しか立てないので、登山者が来たらすぐに岩から下りて譲るのですが、誰も上りません。やっぱりガスだとそんなもんかな…と思っていると…少し晴れ間が出てきました!

そしたら見えてきました。奥に本当の山頂が(笑)。そう、ここは小ピークで山頂ではありませんでした…(-_-;)。はしゃいで写真を撮りまくっていた自分って…お間抜けさんです。

いそいそと山頂まで行くと、ちゃんとありましたよ、頂上碑。わずかな晴れ間の眺望を楽しんでいると又もやガスに。もういいやと下山しましたが、大戸越まできて振り返ると山頂は快晴…。いや、本当にもういいや…。なんでしょう、この敗北感は(笑)。

下山後に法華院山荘で昼食カレーを頼みましたが、ついでに生ビールも飲んじゃいました。おかげでスローペースな下山で2時間後に長者原。お間抜けですが楽しい山行でした。

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