丹沢 表尾根から蛭ケ岳縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
9月22日(日) みやま山荘06:50−不動ノ峰(1614m)㊌−08:05棚沢ノ頭−08:15鬼ケ岩−08:50蛭ケ岳(1673m)09:05−10:00地蔵平−原小屋平㊌−10:40姫次10:50−11:20黍殻避難小屋WC−11:30大平分岐㊌(昼食)12:00−12:10平丸分岐−13:25平丸−13:50いやしの湯15:28…バス…15:43やまなみ温泉15:44…バス…16:00JR藤野駅16:11…高尾…16:45八王子(白木屋にて反省会)
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9/22 いやしの湯〜やまなみ温泉〜藤野駅 バス(神奈中他) JR 藤野〜八王子 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秦野駅バス乗場に登山ポストあり(登山届用紙もあります) ヤビツ峠〜塔ノ岳:塔ノ岳1491m 表尾根ルート上での危険個所は行者ケ岳のクサリ場、また人気の登山道で人が多い。 水場:ヤビツ峠から富士見山荘近くに護摩屋敷の水がある 塔ノ岳〜丹沢山:丹沢山1567.1m(日本百名山)良く整備された木道が多く、危険個所は無い、登山者も少なく気持ちよい山行が出来る 丹沢山〜蛭ケ岳:蛭ケ岳1673m(神奈川県の最高峰) 天気が良ければ富士山を眺めながらの縦走が楽しめる。危険個所は鬼ケ岩ノ頭のクサリ場。ルート上の展望は最高。 水場:不動ノ峰から5分下がった所の沢にあるが、急傾斜面を横断するのでストックを持って行くこと、また薔薇の木があり棘に注意 蛭ケ岳〜姫次〜平丸分岐:蛭ケ岳から地蔵平まで一気に下るが木の階段や木道が良く整備されている。地蔵平から姫次は標高も下がり林道のアップダウンを繰り返すが危険個所はない。姫次から東海自然歩道となり山道も整備されていて歩き易い。黍殻(キビガラ)避難小屋は建替中の様であった。 水場:地蔵平から姫次の中間辺りに原小屋平があり水場の標識が出ているが、かなりの急傾斜を下ると思われる。水に余裕があれば約1時間先の大平分岐の水場を勧める。 大平分岐にはテーブルもあり休息かてら水場に行けるがやはり急傾斜を下るので、ストックを持参すること。 平丸分岐〜平丸:平丸まで下り道、傾斜もきつくあまり登山者が居ないためか道はザレており滑り易い所が多い。ストックの使用を勧める。平丸からの入山は結構厳しいと思う。 温泉:緑の休暇村センターに「源泉かけ流しいやしの湯」がある。 入浴料:600円(3時間) 平丸から徒歩20分程度だが、途中近道標識がありそちらは遊歩道とはなっているが、石が多いザレ道であり沢を横切ったり判りづらい道である。また抜けた所がキャンプ場の敷地でテントの横を通り抜けることになる。 山小屋:みやま山荘(丹沢山山頂) 小屋携帯:090-2624-7229 HPあり 料金 素泊り 5500円 夕食1000円 朝食500円 弁当1000円 小屋からの景色は樹木に遮られ良くないが、少し行った所に丹沢山の山頂標識がありそこから天気良ければ雄大な富士山を正面に見る事が出来る。 部屋はきれいで居心地良い。またおかみさんが元気で明るい。 夕食は肉中心の料理が多いとか、朝食出た赤い梅ごはんは食欲をそそり美味しかった。お弁当は、牛飯(牛丼)でボリュームもあり今まで食べた山小屋弁当では最高の美味しさだった。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1
ザックカバー 1
水筒 2
マイカップ・お箸 1
ヘッドランプ又はペンライト 1
ライター 1
ナイフ 1
日焼け止め 1
新聞紙 5〜6
PE袋(大・中・小) 4〜5
洗面用具 1
ティッシュ・トイレットペーパー 適量
応急薬・持病薬 適量
登山靴又はトレッキングシューズ 1
登山用長袖シャツ 2〜3
ズボン 2〜3
セーター又はヤッケ 1〜2
Tシャツ 2〜3
下着類 3〜4
タオル 2〜3
靴下 3〜4
帽子 1
手袋 2
スパッツ 1
雨具 1
時計 1
ハンカチ 2
ベルト 1
ストック 1
軽アイゼン 1
サングラス 1
一日目の朝食と昼食 1
間食 適量
嗜好品 適量
飲料(現地調達可) 適量
スポーツドリンク又は塩分 適量
携帯電話 1
予備電池 適量
ガイド地図 1
コンパス 1
筆記具 1
計画書 1
保険証 1
山岳保険加入証 1 加入者は必携
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感想
9/21・22の連休を利用して、念願だった丹沢での山小屋泊をしての蛭ケ岳縦走を行った。
今回は、韓国のLimさん夫妻を交えての山行であり、奥様が日本の山初登山に加え初山小屋体験との事で少し緊張した気持であったが、常にSLN吉氏の直ぐ後ろを遅れることなく最後まで完行されてびっくりした。でも日本の山に憧れての初登山で素晴らしい天気と素晴らしい眺望に満足されたことと思う。
今回は、丹沢山〜蛭ケ岳を富士山や丹沢の山々を眺めながらの縦走は北や南アルプスの縦走に匹敵する素晴らしい光景であった。改めて、丹沢の魅力を知った。
三ノ塔から烏尾への下りだったか。ザレた坂で足を滑らせ、そのまま尻餅をついた。
蛭ヶ岳の山頂。臼ヶ岳を写真に収めようと、主稜方向に少し下り、撮影後、戻ろうと踵を返したとき、左足が朝露に濡れた木枠の上にかかっていることにはまったく気づかず。柔道の払い技でも掛けられたみたいに、ものすごい勢いで倒れこんだ。左の手のひらの親指の付け根の膨らんだところで、体重を受け止めたが、受け止めきれず、右の頬を地面に打ち付けた。倒れた直後はしばらく動けなかった。おそらく顔にダメージを受けると、人は弱いのだろう。ボクシングのノックアウトもこんな感じなのかな。右の太ももに大きなあざが出来ているのは家に帰るまで気がつかなかったので、相当強打したようだが、これがノックアウトの原因ではないのだろう。顔はその後、まったくどうってことない。
さて、飄々と山を下りてきて、一人涼しい顔をしていたものの、翌日、翌々日とふくらはぎの筋肉痛はひどいものだった。息が上がるようなペースではなかったが、護摩屋敷の水1L追加して11kgになったザック、知らないうちに脚に来ていたのだろう。
今回は快晴でとても気持ちのよい山行だった。塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳に至る大好きなコースを、初めて歩く仲間たちが、「すばらしい」、「最高の景色でよかった」、と言ってくれ、パーティーで歩く楽しさを再確認した次第です。
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