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Yamareco

記録ID: 3479293
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南アルプス縦走☆三伏峠と熊ノ平テント泊。塩見岳、蝙蝠岳、北荒川岳、新蛇抜山、安倍荒倉岳、間ノ岳。

2021年08月27日(金) ~ 2021年08月29日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
22:11
距離
47.4km
登り
4,210m
下り
4,455m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
1:34
合計
6:54
9:31
9:33
29
10:02
10:08
21
10:50
11:33
51
12:24
12:30
28
12:58
12:59
25
13:24
13:24
2
13:26
13:50
28
14:18
14:23
25
14:48
14:48
62
2日目
山行
8:40
休憩
0:55
合計
9:35
5:47
9
5:56
5:56
33
6:29
6:29
65
7:34
7:35
51
8:26
8:26
4
8:30
8:31
34
9:05
9:05
11
9:16
9:18
55
10:13
10:29
59
11:28
11:28
10
11:38
11:56
20
12:16
12:16
30
13:14
13:20
41
14:01
14:11
19
14:30
14:30
33
15:03
15:03
19
3日目
山行
5:24
休憩
0:34
合計
5:58
5:52
29
6:21
6:21
46
7:07
7:08
33
7:41
7:52
36
8:28
8:29
18
8:47
9:00
15
9:39
9:40
56
10:36
10:39
56
11:35
11:36
10
11:46
11:47
3
天候 3日間快晴
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●アクセス
・伊那大島駅→鳥倉登山口
 伊那バス
 http://www.ibgr.jp/general-route/
 料金:2,540円(片道。荷物代含む)
 期間運行:2021年は7月22日(木/祝)〜8月29日(日)

・広河原→甲府駅
 山梨交通
 http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
 料金:1,990円(片道。荷物代含む)
 期間運行:2021年6月25日(金)〜2021年11月3日(水・祝)
コース状況/
危険箇所等
■登山道の状況
・鳥倉登山口〜三伏峠小屋
 整備がされた樹林帯の道。
 木の階段は濡れていれば滑るかも。
 水場はたくさん水が出ていた。

・三伏峠小屋→烏帽子岳→小河内岳
 特段危険個所はなかった。

・三伏峠小屋→塩見岳
 塩見岳直下は岩場なので落石注意。
 岩場になれていれば問題ない感じ。

・塩見岳→蝙蝠岳
 北俣岳分岐から北俣岳は岩場が続くので滑落注意。
 北俣岳以降は蝙蝠岳直下の樹林帯以外は開けた稜線歩きなので日差しがもろに来る。
 水場もないので、暑さ対策と水分は多めに持って行った方がいい。

・北俣岳分岐→北荒川岳
 分岐から一気に200mぐらい下る。
 ザレていたり、岩場だったりと注意が必要。
 それ以降は歩きやすい。

・北荒川岳→熊ノ平小屋
 危険個所はなし。
 百高山の新蛇抜山と安倍荒倉岳はルートから少し外れる。
 それぞれ分岐に小さな標識がある。
 
・熊ノ平小屋→三峰岳
 農取への分岐までは樹林帯歩き。
 分岐から先は少し稜線歩きの後は岩場。
 滑落したら終わりの箇所もあるので、岩場歩きになれていないと危ない。

・三峰岳→間ノ岳
 岩場歩きだけれど、特に危険個所はなし。

・間ノ岳→北岳山荘
 今回の他のルートと比べれば歩きやすい道。

・北岳山荘→八本歯のコル→二俣
 北岳山荘から八本歯のコルはいったん登って下る。
 日差しを遮るものもないので暑さには注意。
 八本歯のコルからは木の梯子が連続する。梯子区間より下も沢に沿った岩の多い斜面を下る。
 集中力とバランス感覚と体力がいる感じ。

・二俣→広河原
 渡渉箇所や登山道が川のようになっているところもある。
 滑らないように注意。
 大樺沢コースは修復もされているけれど、6年前に登った時と比べてこの数年の台風や大雨の影響でけっこう荒れている感じがした。

※北岳山荘からの情報
 「9月1日以降、大樺沢ルート二俣より下のすべての仮設橋が撤去されます。」とのことです。
 それ以降は白根御池小屋経由となります。
その他周辺情報 ■小屋
・三伏峠小屋
 営業中。
 テントの場合、土日祝のみ予約必要。宿泊は曜日に関係なく予約必要。
 テント場は一人一張で1600円だった。
 水場は歩いて10分ぐらい。下ったところにあるのでサンダルで行くのはやめておいた方がいい。
 小屋でも水は買える。 

・小河内岳避難小屋
 コロナのため利用不可。テント場なし。水場なし。

・塩見小屋
 営業中。宿泊は予約必要。
 ジュースを買いました。アクエリアス500mlで550円。ペットボトルは持ち帰りです。

・熊ノ平小屋
 コロナのため休業。テント場と避難小屋は解放されている。
 水場は水が豊富に出ている。
 テント場は少し傾斜したところが大半という感じでした。

・北岳山荘
 8月20日〜9月12日まで休業。(山梨県のまん延防止等重点措置のため)
 広河原山荘、白根御池小屋も同様とのことです。
 テント場も利用不可。
 トイレの利用は可能。
 水はあり。山荘入口の蛇口から給水が可能。
 山荘内にスタッフはいる感じだった。
5年ぶりの伊那大島
5年ぶりの伊那大島
バスは1時間ぐらい走って休憩
バスは1時間ぐらい走って休憩
登山口到着
バスは29日まで。
登山口到着
バスは29日まで。
塩見が見えた
あと少し
テント場
平日だけれど、けっこうな数
テント場
平日だけれど、けっこうな数
まずは水場経由で烏帽子岳へ
1
まずは水場経由で烏帽子岳へ
水場はそこそこ下る
水場はそこそこ下る
たくさん出ていた
たくさん出ていた
烏帽子
崩壊地もある
3
烏帽子
崩壊地もある
烏帽子岳山頂
眺めが素晴らしい。
日影はなし。
1
烏帽子岳山頂
眺めが素晴らしい。
日影はなし。
小河内岳
絶景を見ながらのお茶の時間
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絶景を見ながらのお茶の時間
歩いてきた稜線
星空もきれいでした。
1
星空もきれいでした。
樹林帯のいい道
分岐は左
2日目も快晴
三伏峠小屋が見える
三伏峠小屋が見える
塩見小屋。営業中でした
塩見小屋。営業中でした
間ノ岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳などが一望
2
間ノ岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳などが一望
塩見への登り
富士山もよく見える
2
富士山もよく見える
塩見東峰
後で歩く稜線
下ってきた
北俣の分岐
蝙蝠岳への稜線
歩きやすそう
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蝙蝠岳への稜線
歩きやすそう
蝙蝠岳直下は木々がある。
蝙蝠岳直下は木々がある。
富士山も見える
蝙蝠岳でチャイ☆
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蝙蝠岳でチャイ☆
蝙蝠岳と富士山1
蝙蝠岳と富士山2
戻ります。
けっこう遠い。
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戻ります。
けっこう遠い。
分岐に戻ってきた。
一休憩して熊ノ平へ
分岐に戻ってきた。
一休憩して熊ノ平へ
分岐から下ったところにある幕営禁止の標識
分岐から下ったところにある幕営禁止の標識
もとテント場
緑が豊かでよさそう
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もとテント場
緑が豊かでよさそう
北荒川岳でマテ茶休憩
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北荒川岳でマテ茶休憩
新蛇抜山分岐
新蛇抜山山頂
かわいい
安倍荒倉岳への分岐
安倍荒倉岳への分岐
安倍荒倉岳
熊ノ平小屋のテント場
熊ノ平小屋のテント場
導入したばかりのタニ2P
広々として快適だった。
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導入したばかりのタニ2P
広々として快適だった。
熊ノ平小屋
出発後しばらく樹林帯
熊ノ平小屋
出発後しばらく樹林帯
塩見が見えた
農取との分岐
いい天気
分岐から最初だけこんな感じの道がしばらく続き、あとは岩場の連続
分岐から最初だけこんな感じの道がしばらく続き、あとは岩場の連続
農取岳の先に富士山。
農取岳の先に富士山。
三峰岳到着
思ったより近かった
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三峰岳到着
思ったより近かった
間ノ岳へ
富士山はいいね
振り返って間ノ岳
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振り返って間ノ岳
北岳もかっこいい
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北岳もかっこいい
北岳山荘
コロナで営業中止に
トイレは使え、給水もできます。
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北岳山荘
コロナで営業中止に
トイレは使え、給水もできます。
八本歯のコルへの分岐までが遠い。。
八本歯のコルへの分岐までが遠い。。
分岐まで行くのに標高もけっこう上げる
分岐まで行くのに標高もけっこう上げる
分岐後は下る
コルが見えてきた
コルが見えてきた
いい眺め
こんな感じの梯子がたくさん続く
こんな感じの梯子がたくさん続く
梯子の後、沢に出てしばらく下って振り返る
水浴びもできる
梯子の後、沢に出てしばらく下って振り返る
水浴びもできる
あと少し
やっと橋についた。
いい3日間だった。
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やっと橋についた。
いい3日間だった。

装備

個人装備
寝袋:モンベル#3+モンベルのダウンブランケット<br />夜中に寝袋だけだと少し寒いときもあったけれど ダウンブランケットかけてちょうどぐらい。

感想

南アルプス、塩見から間ノ岳の2泊3日縦走。
1日目:鳥倉登山口→三伏峠小屋⇔烏帽子岳⇔小河内岳
5年ぶりの三伏峠。平日なのにバスは最終的に満席に。
駐車場も第一駐車場は満車、第二駐車場もだいぶ埋まっていました。
登山口から三伏峠までは樹林帯の歩きやすい道で、水場もあるので快適に歩けます。

三伏峠小屋でテントを張った後、烏帽子岳と小河内岳へ。
樹林帯を抜けると快適な稜線へ。
烏帽子岳からはアルプスの山々を一望できます。
小河内岳までいくと目の前に悪沢岳や赤石岳がよく見えます。
ここで今回持ってきたマテ茶で一服。
砂糖も入れて、冷たい水で淹れたマテ茶を飲むと疲れも取れます。
グアンパ(マテ茶器)とボンビーリャ(金属製ストロー)を持ってきたかいがあった。

一服した後、山々の景色を見ながらテント場へ。
途中の水場で水を汲んでから帰りました。
テント場は最終的には半分ぐらい埋まった感じ。
夜は星もたくさん見えました。


2日目:三伏峠小屋→塩見岳→蝙蝠岳→北荒川岳→新蛇抜山→安倍荒倉岳→熊ノ平小屋
朝5時50分過ぎに出発。
塩見小屋でジュースを補充してひとまず塩見岳へ。
岩場を登りきると山頂。
山頂にはそれなりの数の人たちがいました。
山頂の写真を撮ってから北俣方面へ。
北俣分岐に荷物をデポして蝙蝠岳へ。
誰にも合わないかもと思っていたけれど、合計で10人以上の人とすれ違った。
稜線歩きが気持ちいいところです。
塩見岳も蝙蝠岳側から見るとほかの角度からよりなだらかに見えます。

北俣分岐に戻って、一休憩後熊ノ平小屋へ。
直下は急な下り。登り返したくない感じの岩とザレた急坂です。
旧テント場跡は緑も多くて雰囲気はよかった。
北荒川岳では、マテ茶を飲んで休憩。
塩見岳の眺めが素晴らしかった。

その後、熊ノ平小屋は樹林帯も多いけれど、開けたところからの眺めはよかった。
熊ノ平小屋は15時半ぐらいに到着。
テントは最終的に10張ぐらい。
テント場は静かで、近くの水場の音とともにゆっくりできました。

3日目:熊ノ平小屋→間ノ岳→広河原
この日も5時50分過ぎに出発。
すでに小屋にもテント場にも誰もいない。。
一番遅くになってしまったみたい。
この日は間ノ岳経由で広河原へ下山することに。

朝から間ノ岳への登りが大変。
快晴で北アルプスまで眺めることができる素晴らしい景色を堪能しつつ岩場を登る。
三峰岳は思ったより早く着いた。
ここからの眺めもすばらしい。
一休憩して間ノ岳。
農取や北岳方面もきれいだし、歩いてきた塩見からの稜線も見えるし贅沢な時間。

間ノ岳にでると一気に人が増える。
間ノ岳で一休憩後、北岳山荘へ。
休業中だけれど、水場が使えるのがありがたい。
下山は八本歯のコル経由。
山荘からいったん登ったところにある分岐までがけっこう遠い。
八本歯のコルからの下りも気力体力ともに削られる感じ。
梯子路以降は沢沿いなので、ところどころで水浴びができるのが唯一の救い。
もちろん鳳凰三山の眺めにも癒されます。

広河原12時のバスを逃すと次は14時になるので休憩もそこそこに一気に下山。
10分ぐらい前に到着し、着替えをしてからバスに乗車。
バスは14時ぐらいに甲府駅に到着。
下界の暑さの現実にへこたれそうになりながら帰路につきました。

今回は久しぶりの南アの縦走。
今年の8月は天気が不安定だったけれど、最終週になってようやく快晴続きの予報に。
予報通り3日間快晴で、最高の眺めを満喫しながらの山行となりました。

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