白山 岩間道
- GPS
- 09:14
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,106m
- 下り
- 2,586m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:13
天候 | 曇り 山頂付近は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・別当出合駐車場(路肩は封鎖中) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は北部登山道管理者永田泰山さんに岩間道の現在の状況を報告するということで入山しました。また県道53号線の崩壊地は登攀具を持ち込みました。体力、技術、現場判断力が必要となってきますので安易に入山することは危険です。 ※砂防新道 ・危険個所なし ※岩間道上部 ・七倉山から2350mあたりまではアザミなど登山道を隠しているので歩行注意 ・P2415mの巻道から見返り坂、楽々新道、岩間道分岐までは刈払いされている ※岩間道 ・薬師山まではゴロゴロした苔むした岩、藪があるので滑らないように注意 ・1850mから1800m付近は九十九折になっており藪が濃いので登山道を見失いやす い ・シラビソの樹林帯あたりは藪がほとんどない ・1650mから1450mあたりまでは藪は少なく快適に歩ける ・1250mで急に登山道がなくなり崩壊地となった。そのまま行けば谷に向かうので 正規の登山道を見つけるのに一旦登り返す。登山道にクロスするところまで登り返 し、そのまま藪を漕いで登山道に合流した ・登山口付近まで藪がち ※県道53号線 ・2021年4月の崩壊地までは荒れているが通過できる ・今回の崩壊地は幅が広いので通過は不可能と判断 ・100mほど登り返すと楽々新道が通っているのでのり面の壁はロープを使用して登 り返す ・岩間温泉丸石谷林道に合流し山崎温泉に帰還 |
写真
感想
今週の水曜も天気はどこも悪い…ちょうど9月になったのでお参りで白山と決まった。しかも岩間道を行くということだった。うん?今年大規模な崩壊があったのはたしか岩間道に向かう林道だったはず…しかし写真を見て位置を確認すると楽々新道に登り返すことも可能だ。先生からは登攀具も持ってくるようにと連絡があった。
山崎温泉に1時に合流し、ジムニーをデポしヴェルファイヤーで別当に向かう。今日も閑散としている。雨はまだ降っていないのでマシだ。先生は先日の樅沢岳の疲労が残り、出だしは足が重そうだったがだんだんとペースは上がってきた。今日は黒ボコ岩あたりで防寒して室堂はスルー。ガスガスの御前峰を目指す。
山頂付近は先週と同じ状況だが、気温は先週よりも低い。天気の悪い日の服装や防寒はしっかりしないとこれからの時期は危険だ。ハイマツの陰で風を避けて休憩したらあとはズンズン進む。見返り坂を過ぎると分岐に差し掛かる。ここからは初めての道、どうなっているかワクワクドキドキだ。
コケがびっしりついた岩は慎重にこなし、藪も出てきたのでストックは仕舞い、藪を漕ぎながら進んでいく。アップダウンもあるし急斜面トラバースもあるので楽々新道から比べるとハードな道だ。藪が濃く登山道を見失いそうになることもあった。
1450mまでは藪もなくなり快適に歩けたが尾根を逸れ急斜面の九十九折になってくると藪がまた生い茂ってきた。さらに1250mで崩壊地あり急に登山道がなくなった。しばらく登山道を探したが見つからず、下に行ってみるも危険すぎる。先生の判断で登り返し登山道にぶつかるように藪を漕いで進んだところ無事登山道に合流。ホッとした。いい勉強になりました。
無事林道に降り立つもまだ核心は続く。大崩壊地は上から下まですっぱり崩れ落ちて通過は不可能だった。やはり登り返して楽々新道に合流するしかない。登攀具を使って無事登り上げるとそのまま林道に合流して帰還することが出来た。
今回はいろいろと経験を積むことが出来た。やはりその場でいきなり出来ないので地道に自宅でロープの練習などしなければいけないと思った。9月のお参りはアドベンチャーとなり楽しく、緊張した。
林道の崩壊はすぐに復旧できるレベルではないと感じたのでこのまま廃道にならないことを願うばかりだ。
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