【木曽駒ケ岳】頂上山荘でゆったりテント泊

2021年08月30日(月) ~ 2021年08月31日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 3.6km
• 登り: 427m
• 下り: 419m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:50

10:40 千畳敷駅
12:10 乗越浄土
12:20 12:40 宝剣山荘
13:10 中岳
13:30 木曽駒ヶ岳 頂上山荘

2日目

• 山行: 3:15
• 休憩: 2:05
• 合計: 5:20

8:00 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
8:30 8:45 木曽駒ヶ岳
9:00 10:30 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:00 中岳
11:30 11:50 宝剣山荘
12:00 乗越浄土
13:20 千畳敷駅

※片足負傷の為、下りは特に遅いです・・

天候

1日目：霧→晴れ(満点の星空)　強風
2日目：晴れ→霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車：菅の台バスセンター。800円/日なり。9時頃の時点で3〜4割程度空いてました。
■バス：補助席を出す程の満席。一部道が脆くバスが通れない箇所があり乗り換えが必要。乗り換え時の徒歩は50m程度ですが、大きな荷物での乗り降りは神経と体力が削られます。あと山岳道路なので酔います。
■ロープウェイ：こちらもぎゅうぎゅう。荷物は足元へ。

コース状況／危険箇所等

とても整備された道でした。
結構急登で岩も少し滑りやすいので注意。高度感有り。
道幅が狭いので、すれ違いや追い越しは譲り合いの精神で。混んでいると自分のペースで歩けないだろうなあ‥。

その他周辺情報

帰りは『こぶしの湯』で入浴。※JAFカードで50円引き。
菅の台の隣にある駒ヶ根ファームで野菜を購入。
駒ヶ根産のトウモロコシ(ゴールドラッシュ)がめちゃくちゃ美味でした。
生で食べてもOKで甘い！茹でると更にウマし！これは是非色んな方に味わって頂きたいです。

写真

千畳敷カール到着。この日の気温は16.4℃。ちなみに駒ヶ根市の気温は31℃。夏は高所に限りますね！

カールを横切っていきます。始めはほぼ平坦ですが、ここまでの満員バス・ロープウェイの移動で既に疲労感が…。

急に始まる急登。カールの上部になるにつれてどんどん急斜面になります。

高度感たっぷり。赤いホテルが景色とすごくマッチしてますよね〜。

登っている途中どんどん霧が濃くなり、夕暮れまで晴れる事はありませんでした。風も強くてさぶい…。

なんとか乗越に到着。吸い込まれるように宝剣山荘へ入り、一番最初に目に入った豚汁を頂きます。

暖まる・・。ここは天国や〜。

そして、素晴らしいスタンプの品揃え！5種類もあってデザインも凝ってて可愛い。インクもしっかり補充されていてスタンプコレクターには聖地です。

スタンプコレクション。あれ？1個押し忘れた‥泣

中岳に到着。真っ白で何も見えません。

そこそこの急な坂を下り、やっとこさ頂上山荘へ着きました。前回はテントがビッチリだったのでこの空き具合に興奮しております。場所を選べる幸せを嚙み締めます。

地面はこんな感じです。整地されている所は砂地で快適♪

設営完了！久々過ぎて手間取りました‥。広いエリアを選んだつもりが、テントの大きさが想定以上でギリギリです。

小屋でビールとワインを買っておでんを温めながらさっそく開宴！寒いのにビールの美味い事。※ゴミは持ち帰りなので、お買い物は計画的に‥。

日も落ちて晴れてきました！このテント場一番の楽しみである星空を待ちます。熱燗を温めながら…。

満点の星空が見えました！これが見たかったー。写真より肉眼の方がたくさん見えました。もちろん天の川も。

そして遠くでは雷がひっきりなしに光っています。珍しい天候に当たって幸せ。なんとも幻想的な夜でした。

おはようございます。ほぼ一睡も出来ませんでした。（寒さと強風といびきで…）

木曽駒山頂に行けばもっと綺麗だと思いますが、横着してテント場から朝日を拝みます。ここはテントの中にいながらにしてご来光が見える貴重なテント場です。

雲は多いけれども良い天気。

お湯を沸かしていたらガスが切れ、少ないお湯でなんとか朝食をとり木曽駒山頂を目指します。

頂上は360°カメラが欲しくなる程の大絶景！富士山から槍ヶ岳、御岳山など色々な百名山スターが見れました。これだけ遠くまで見れるのは珍しいとの事。

名残惜しいですがテント場に戻って片づけます。

お世話になりました！ちなみにトイレは小屋横のドアから入ります。

昨日と同じ道を戻ります。昨日は真っ白の世界だったから嬉しい。下に見えるのがテント場全景で、画面右側が日の出が見える方向です。

乗越浄土。ここから一気に下ります。下り怖い‥。

絶景！まるで日本じゃないような景色です。海外の山に行った事無いですが…。とても良い山行でした。

装備

備考

【持って行って良かったもの】
チャッカマンなど火を付けるもの。高所のせいかコンロだけでは火が付きませんでした。

感想

yamadeco

実に4年振りのテント泊に行ってきました。
木曽駒ケ岳は初めて山行テント泊をした場所でもあります。
急登ですが、コースタイムの短さ・眺望の良さ・トイレの綺麗さなどの理由から、山でのテント泊デビューには、立山の雷鳥沢と並んでGOODな場所かと思っています。

【今回失敗した事】
新品のガス缶が翌日ガス欠しました。
風が強くて火が半分しか付いていなかったのと、日本酒をお燗して無駄に消費してしまったのが敗因と分析します。。
紙カップタイプの日本酒は保温構造になっているらしく、なかなか温まりません。クッカーに出して温めれば良かったものを…。

【テント場情報　〜頂上山荘テント場〜】
■宿泊料金：1,200円/人（トイレ・水込みでした）※テン泊は予約不要
■受付売店：平日は閉まっている事もあるので要注意。小屋に宿泊者がいる時は開いてる‥？1日目は開いてましたが2日目は閉まってました。ビール・ワイン有り。購入品のゴミは持ち帰り。
■トイレ：簡易水洗の洋式！女子は3〜4部屋。使用済みペーパーは箱に入れ、ペダルで水を流します。便器の排水部分にはフタがあり、一定の重さになるとフタがパコッと開いて排水するタイプの為、匂いはそれほど無し。

＜推しポイント＞
・晴れれば満点の星空
・テント場からの景色が良い
・地面が砂地（ペグ刺しやすい）
・テント場までのコースタイムが短い
・トイレが綺麗め（簡易水洗洋式 匂いちょい有り）
・水が使える（渇水時除く）
・虫が少ない
・テント場から頂上まで近い

＜残念ポイント＞
・バスやロープウェイが一苦労（テン泊装備だと余計に）
・平日は売店が必ず開いているわけではない
・高山病になりがち
・風が強い

テント場からご来光が見えるので、頂上まで行くのが面倒という人にもぴったり😋
高所なので高山病にならないようにゆっくりと登ってください。
ゆっくり歩いても少し頭が痛くなりました。（前回の時は頭痛でお酒も飲めず）

コメント

伝右衛門

　こんばんは　yamadecoさん
　
　テント泊は　もうさぶいんですね＾＾ここの天場は行ったことはありませんが　かなりよさげなとこですね(*'ω'*)
　息子がテント買ったら　行ってみます＾＾

　行ってみたいな〜〜〜＾＾　お疲れさまでした〜(*'▽')ノ

yamadeco

denemonさんありがとうございます
そうなんです とっても良い天場なので、おニューなテントで是非行かれてみてください。
もう山は秋の気配ですね〜。
まだまだ遠征されるかと思いますがどうぞお気を付けて〜(^^)