新穂〜西鎌〜槍〜大キレット〜北&奥穂〜岳沢〜上高地日帰り そして膝破壊(ToT)/~~~
- GPS
- 15:55
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,533m
- 下り
- 3,072m
コースタイム
-9:55北穂高岳-11:50奥穂高岳-12:50紀美子平-16:10上高地
天候 | 快晴☀、10時頃からガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・平湯バスターミナルから新穂高へバス…1時間に1本ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
・新穂高〜双六〜槍ヶ岳山荘〜大キレット〜奥穂高岳〜吊尾根〜紀美子平 よく整備された一般登山道です。鎖場、梯子等ありますが、慎重に通過 すれば大丈夫です。 ・紀美子平〜重太郎新道〜岳沢 今回、痛めた膝(右足)を引きずりながら、初めて通りました。重太郎 新道は岳沢手前まで、ずっと急傾斜です。浮石も非常に多いため、転倒 &落石には細心の注意が必要です。一般登山道ですが、今年結構事故が 多い区間です。 ・岳沢〜上高地 何度か岳沢沿いにでますが、基本穏やかな森の中を下ります。少し浮石 もありますが、のんびりとした山歩きが楽しめるはずです。自分はそん な余裕ありまんでしたが(-.-)。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 TNF マーティンウイング16
レインウェア 1 Mont-bell
ヘッドランプ 1 PETZL TIKKA XP2
ツェルト 1 HERITAGE エマージェンシー・ツェルト
デジカメ 1 Canon PowerShot S95
地図 1 山と高原地図 山域のもの
コンパス 1 SILVA
救急セット 1 万が一のときに
食料,水 1 十分に
|
---|
感想
おおっ〜、秋晴れが続いているぅ〜(^O^)。というわけで、日曜の用
事を済ませて、一日だけの休みを利用して、どこまで行けるかはわから
ないけど、とりあえず双六から西鎌尾根で槍へという予定で家を出発し
ました。
新穂高温泉の無料駐車場を日付が変わってから、出発してヘッドライ
トで左俣の登山道の標高をかせぎました。2時30分頃に鏡平通過、3時
50分に双六小屋に到着。テン場にヘッドライトの明かりが灯って、と
ても綺麗でした(゜o゜)。
そして、初めての西鎌尾根へ。樅沢岳の山頂には星空と日の出を撮影
しようとしているオジサンたちがおられました。この日は月も明るく、
稜線のシルエットがはっきりとわかり、本当に綺麗でした。ただ、雲が
まったく出ていなかったので、「朝焼けは真っ赤にならないなぁ」とオ
ジサンと話していました。
西鎌通過中に空が明るくなり始めました。日の出は槍の稜線の陰にな
ってしまい見ることができませんでしたが、歩いてきた西鎌尾根の稜線
と笠、鷲羽、水晶方面を振り返ると山並みがモルゲンロートで赤く染ま
っていたのが美しかったです。
で、千丈沢からの登りをこなして、槍ヶ岳山荘に到着したのが6時50
分でした。着いて、穂先を見た瞬間に近くにいた方と
「1時間半ですかねぇ?」
「いや、2時間じゃない。」
と苦笑いをしながら話して、今日の槍山頂はあきらめました(^^)。こん
な日は大喰岳からの槍だな、と気持ちを切り替えて大キレット方面に向
かい、大喰からの展望を楽しんで、南岳小屋に着いたのが、8時15分。
南岳新道からの下山も当初の予定に入っていましたが、まだまだ早い
ので、大キレット挑戦決定。これで、下山ルートは白出沢か岳沢に。大
キレットは気を抜いていいとは思いませんが、雨の日で岩が濡れていな
ければ、整備のいき届いた一般ルートだと思います。切れ落ちた岩稜帯
のため、不注意やミスが大事故につながることは否定できませんが、特
に大きな危険はないように強く感じます。南岳と北穂高小屋直下での下
りの際の転倒による滑落と他の方が引き起こされる落石の方が自分は怖
いと思います。連休中に団体客による大キレットなどの穂高稜線で大き
な渋滞が起きていたそうですが、この日は連休最終日のためか、それほ
ど大きな渋滞に遭遇しなくてすみました。
北穂への登りを終えて、大キレット通過が10時。北穂〜奥穂間の梯子
と鎖場などの岩のジャングルジムをこなして、穂高岳山荘到着が11時
15分でした。前穂などの稜線にガスが上がり始めていましたが、通っ
たことのない前穂から上高地への下りを経験してみたいと思い、この時
点で上高地へ下山して、新穂へバスで帰ることが決定して、山荘を出発
しました。
山荘から出発して、最初の急な梯子帯を通過したところの岩に大きな
血痕が(*_*)。登山の危険を再認識させられました。
順調にすすんでいた、今回の登山でしたが、奥穂への登りで、登りの
ための足の筋力が限界に近づいていることを確認。なかなかペースがあ
がらなくなっていました。そして、奥穂の山頂直下で小さな浮石に足を
乗せてしまい、右足を捻ってしまいました。このときは学生のころに部
活で足首を捻りなれていたので、何も心配していませんでした。実際、
このときは痛みも感じていなかったので。
奥穂到着後、吊尾根を進み始めたときに自分の足の異変に気付きまし
た。下る際に特に右足の膝に痛みが出たんです(+o+)。
「おいおい、これはマズイぞ。」
と思いましたが、ここから穂高岳山荘に戻ってから白出沢を下っても、
このまま上高地に下ってもそんなにコースタイム的に変わらないと思っ
たので、このまま上高地に下山することにしました。あとは、膝が完全
に壊れてしまわないことを祈るだけでした(^人^)。
良かったのか、悪かったのかはわかりませんが、紀美子平到着時点で
前穂高山頂はガスに包まれていました(^^ゞ。今まで、前穂は全てガス
の中での登頂だったので、晴れていたら迷ってしまうところでした。お
かげで心置きなく?、下山することが(^^)できました。
あと気になるのは、上高地の平湯行きのバスの最終時刻。連休中なの
で、臨時便が出る可能性は高かったのですが、予定では16時30分が最終
だったので、タイムリミットまで3時間30分!!!
コースタイムで歩いても間に合わない(゜o゜)。足が痛いと引きずっ
ていると上高地に取り残されてしまいます(*_*)。というわけなので、
自分は歯を食いしばって、痛いのを我慢して、できる限りのペースで下
りました。途中でおばちゃんが足を痛めてるのに気付いて、湿布とテー
ピングをしてくださいました。この場をお借りして、心から感謝をお伝
えします。ありがとうございました<(_ _)>。岳沢から上高地への道は
自分好みの落ち着いた森の中を歩くルートでしたが、この日は景色を落
ち着いて楽しむ余裕もなく、必死で歩いていました。また、次回歩いて
みたいと思います。
そんなこんなで、なんとか16時10分に上高地に下山完了。無事に下山
することができました。
膝がいつ治るかわかりませんが、これで紅葉シーズンは登りに行くこ
となく終了してしまうことになりそうです(T_T)。本当に残念ですが、
しばらくはおとなしくしていようと思います。
皆さんは、安全登山をお楽しみくださいm(_ _)m。
【追記】
どうなることかと思った右膝の痛みですが、3日後(本日は木曜)の
時点でほとんど痛みは消えてしまっています(^^)。というわけで、来
週のお天気と自分の都合次第ですが、紅葉登山には行けそうです。涸沢
、かっらさ〜わ〜(^^♪。テン場の激混が嫌なので、日帰りします。
槍行きたいなー
涸沢の紅葉見たいなー
こっちからだと北アルプス遠いよ、、、、
八ヶ岳いいなぁ〜。
甲斐駒いいなぁ〜。
こっちからは北ア以外は遠くて行けまへん(-_-)。
無いモノねだりだね(>_<)。
ただ、自分の好きな山の三つ(剱&槍穂高)が近いの
は本当に助かるわぁ(^O^)/。
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