セイウンブロライライ(乗鞍岳)
- GPS
- 05:57
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 485m
- 下り
- 480m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 6:00
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【大黒岳-肩の小屋】大黒岳に登る道は多少ガレた階段ですが、長くは続きません。上に登ってしまえば平坦です。危険箇所・迷い箇所はありませんが、足元は注意です。そこから肩の小屋までは、富士見岳を通るならひと山越える必要がありますが、私たちが今回通ったのは林道です。特に問題ありません。なお、摩利支天への道は進入禁止です。 【肩の小屋-剣ヶ峰】ガレた登りです。それほど急ではありませんが、酸素が薄いこともあり息が上がります。朝日岳は進入禁止です。特に危険箇所はないですが、ガレ道ですから足元注意です。 |
写真
感想
今回のレポタイは、一度の山行きで星空、雲海、ブロッケン現象、御来光、雷鳥を見たということです。
一昨年によしみさんと乗鞍の御来光を見て、焼ける雲海に感動しました。その後間もなくよしみさんからリピート依頼を貰っていたのですが、昨年は乗鞍スカイラインの通行止めのため未達。今年に再開通したため計画を組みました。ところが事前の天気予報がよろしくなくて、これはガスの中に突っ込むことになるかもと危惧しました。しかし、晴れ女を自負するよしみさんが「行きましょう」と言うので、それを信じてほおの木平駐車場を目指しました。
時々霧がかかる中をドライブし、到着は2時半。空には結構見事な星空が広がっていました。むしろ意外なくらい。そして、天気が思わしくないにもかかわらず、10台以上の自動車が停まっています。結果的に御来光バスは予定通り運行され、しかも臨時便が追加されました。ただこの臨時便について苦言を呈したいです。乗鞍高原に到着し、まず御来光登山口に停車。ここで運転手は乗客全員に対する明確なアナウンスをせず、運転席のすぐ後ろの乗客とだけ話して、畳平に向かいました。正直、このバスがどこに停車するか知らない乗客も多いし、夜明け前でバス停周辺の状況もわからないし、寝ていた乗客も多いところで、「御来光登山口に着いたが、全員畳平までそのまま乗っていくのか」ということは確認すべきだったのではないかと思います。
まあ、畳平まで行ったら、一旦お手洗いを使う機会が与えられたのですが、これまた暗いためよくわからず、結局バスセンターの中の有料お手洗いを使ってしまいました。これもなあ。実際には、駐車場の反対側に無料で水も出てそこそこきれいなお手洗いがありました。
さて、前回同様に大黒岳に登りました。山頂まで行った人が多かったですが、私たちは少し南から日の出を待ち受けました。残念なことに雲の量は増えていて、太陽が昇るあたりには雲がかかっていましたが、その代わりにえぐいくらいの雲海が待ち受けてくれていました。しばらく待っていると次第に雲が明るくなっていきます。少し高い位置まで昇ってから太陽がその全貌を現しましたが、しかし素晴らしい日の出でした。雲海が朝日に焼ける模様は見られなかった一方で、雲量多めの雲が様々な色合いに染まるのは素晴らしかったです。さらに、ちょうど太陽が見える場面で霧が流れ込んできたのも印象的でした。
その後、今回は富士見岳はパスして剣ヶ峰へ。途中、不消ヶ池が見えるところで、4羽の雷鳥。さらに権現池が見えるところでブロッケン現象が見られたのも予期せぬボーナス。頂上からは富士山や槍穂高はクリアではなかったものの、白山を望むことができました。
まあ、山頂近くまでバスで一気に上がってしまうので、お手軽百名山のそしりは免れませんが、しかしその眺望は素晴らしかったです。
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