【単独欲を満たす】鳳凰三山逆回り


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,135m
- 下り
- 2,133m
コースタイム
06:25 中道登山道入り口
09:20 御座石
10:30 薬師岳
11:00 観音岳
11:55 地蔵岳
12:10 オベリスク
12:40 地蔵岳山頂でお昼ごはん
13:00 下山開始
13:30 鳳凰小屋(水汲み、トイレ)
14:00 五色滝
14:30 白糸の滝
15:30 南精進の滝
16:50 青木鉱泉
天候 | すごいはれ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】青木鉱泉駐車場、1台750円。 【復路】甘利山方面から下ったら少し距離は長いものの舗装されたいい道、最後少しだけ未舗装。20号の渋滞を進み、甲府昭和IC~高井戸IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れていたおかげで視界もよく、至る所にペンキ、リボンを確認できた。 ドンドコ沢に出たところの広い河原歩きで一瞬ルート見失い堰堤に突き当たり。黄色いハシゴ段登り、森に入りルートに戻る。 青木鉱泉手前で工事箇所あり、一度対岸に渡る。 青木鉱泉までは韮崎インターから20号を左折、武田橋を渡り右折して12号沿いの原山神社から入って行くのが正解です。うちのカーナビでは表示されず、かなり遠回りしました。 下山後は武田神社近くの白山温泉、こじんまりとしたいい温泉。大人600円。 ガッツリ晩ごはんを求めて竜王の「食事処ぼんち」へ。噂どうりの大盛りカツカレーでしたが味は... |
写真
感想
「単独欲」というのが、たぶんある。
誰かと登る山は、もちろん楽しい。キツい急登もダラダラと長い下りも、誰かと話しながら進むと、知らぬ間にゴールに着いていたりする。写真も撮ってもらえるし、費用も割り勘だ。
そんなことを差し置いても、たまに無性に独りで山に入りたくなるのは、たぶんこの単独欲のせいだと思う。
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不意に取れた休日、案の定誰とも予定は合わず、2時半に自宅を出発。満天の星空に浮かぶ見事な半月を眺めながら中央高速を走り、韮崎で下車。カーナビなぞを信じて、ムダに遠回りしつつも青木鉱泉に到着。多くの人が半時計回りに回る周回を、あえて反対周りで中道登山口から入山。
予想どうり誰もいない登山道、単独欲を満たすにはもってこいだ。最近導入した電池式のスピーカーで厳選した山歩き用BGM(基本ボーカルとドラムの入っていないトラック、主に映画のサントラ等々)を流しながら秋晴れの森をゆっくりと進む。
山頂までにすれ違った人は3名、首尾は上々。稜線に乗るとそこはパラダイス、真っ白な山頂登山道から360度パノラマ、主だった山々は全て見渡せ、否応にもテンションアップ。ここからは登山者もたくさん居るかなと思いきや、山頂以外ではほとんど誰とも会わず。やはり反対周り大正解。
三山越えて、本日の目標の一つオベリスクを直登。最後のロープの強度がちょっと不安でしたが、何とか完登。下ってお昼ごはん、誰にも見てもらえなかったけど、確かにあそこに立ったんだと言う満足感をメインディッシュにおにぎりカップラーメン。
鳳凰小屋で給水&トイレ。小屋番の女性が非常に独特なコード進行で長渕剛の「乾杯」を弾き語っていた。もう一人の女性がザックに付けたアルクマ人形に反応してくれて、しばしおしゃべり。
延々と長い下りで再びBGM、賛否あるでしょうけど、クマ鈴よりはいいんじゃないかなあと。五色滝、白糸の滝、南精進滝を経て無事に下山。帰りは甘利山方面に進むと、やはりこちらが正解。そのまま近くの白山温泉に入り、大盛りで有名な竜王市の「食事処ぼんち」でチキンカツカレー、いまいち。甲府昭和から中央道に乗ると、小仏トンネルで事故渋滞との報せ。境川PAにて仮眠して日付代わった頃に再びスタート。
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ガラガラの中央道、アイスランドのバンドの大好きなアルバムを大きな音で聴きながら何も考えず走る。そうそう、これだこれだ。高井戸に着く頃には、単独欲は存分に満たされている。
誰にも気兼ねせずに、自分の好きなルートを歩けるところがいいトコですよね。
それは単独欲のいいトコロではなく、単独行のいいトコロですね。
誰にも気兼ねしない山行、いいですよねえ。
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